豊富な栄養価! 食用ひまわりの種とは?
日本でも注目されはじめている食用ひまわりの種。海外では以前から朝食やおやつなどに食べられているポピュラーな食品です。しかもその栄養素はほかのナッツ類と同じくらい高く、ミネラル・ビタミンE・葉酸など美容や健康、臓器の働きによいとされているものをたくさん含んでいるんです。
カロリーが高いため食べすぎには注意が必要ですが、毎日の食事に適量を取り入れることで健康維持をサポートできますよ。
食用ひまわりの種の選び方 料理研究家に聞く
ひまわりの種には収穫したままの殻つきのものと、殻をむいてあるものがあります。どちらのタイプも味にあまり差はありませんが、食べ方が異なってきます。まずはその違いを解説していきましょう。
殻つき・殻なし(剝き身)で選ぶ
殻つきのものはペット用としてよく見かけますが、食用としても販売されています。
殻のむき方にコツがいるので、殻をむくのが苦手な方は殻なしのものを選ぶといいでしょう。なお、殻つきのものは、むくのに時間がかかるので食べすぎ防止にはおすすめです。
食感や風味に差が出る加工方法もポイント
食用ひまわりの種は、生のものやローストされたものなど加工方法が異なる商品が販売されています。加工方法で食感や風味が異なりますので、その特徴を見ていきましょう。
かりっと香ばしい「ローストタイプ」
ローストされたひまわりの種は香ばしい風味が特徴。カリッとした食感もいいのでそのままおつまみにしたり、パンや焼き菓子にトッピングされたりしています。
一般的に商品として売られている食用ひまわりの種はこのタイプが多いので、お店やネットショップでも見つけやすいのではないでしょうか。
栄養素を壊さない「生タイプ」
ひまわりの種にはリノール酸という、コレステロール値を下げる必須脂肪酸が含まれています。ただ、このリノール酸は加熱することによって劣化しやすくなってしまうという性質を持っています。
ひまわりの種の効果を最大限に発揮したいなら、栄養価がそのままの状態の生タイプがおすすめです。
味のタイプは? サラダやおつまみ、おやつにも
食用ひまわりの種は味つけの種類もさまざま。塩味系か甘い系か、味つけによっておいしさのバリエーションがさらに広がるので、どんなフレーバーがあるのか見てみましょう。
いろいろ使える味つけなしタイプ
トッピングに使ったり、ヨーグルトに入れたりして食べる場合は、味つけなしがおすすめ。ひまわりの種本来の自然な甘さややわらかさを味わうことができ、ほかの食材のジャマをしないのもポイント。もちろん、そのままでもおいしく食べられます。パンやお菓子、サラダに入れてもおいしいですよ。
お酒のおつまみに! スパイシー系や塩味系
塩味やスパイシー系の味つけがされているものは、ビールなどお酒のおつまみにぴったり。スパイシー系以外にも、バーベキュー味や和風の味も近年では見かけられます。塩分が気になるという方には、薄塩タイプのものもおすすめです。
おやつやデザートには甘いフレーバータイプ
デザートとして味わう場合には、甘いフレーバーのものもおすすめ。塩味系のものと比べると種類は少なくなりますが、なかにはハチミツ味やキャラメルフレーバーのものも。またシリアルバーなど、ほかのナッツと一緒に甘くコーティングされたものもありますよ。
ミックスタイプも便利
ひまわりの種をほかのナッツ類とミックスした商品も多く販売されています。ほかのナッツと一緒に食べることで、香ばしさと風味がさらに広がるのがポイントです。
また、ナッツ類だけでなく、ドライフルーツやオーツ麦などをミックスしたものもあり、牛乳やヨーグルトを加えてシリアルとして食べると、栄養満点の朝食になります。
自分の食べ方の好みに合わせてタイプを選ぼう 料理研究家より
料理研究家&食専門ライター
スナックやおつまみとしてひまわりの種を手軽に味わいたいなら、加熱加工や味つけをした商品がおすすめ。逆に、生タイプを選べば、ローストしたり揚げたり、いろいろな味をつけたり、自分好みの風味にして楽しむこともできます。
生の殻つきひまわりの種に味をつけるには塩水にしばらく浸してから煎るといいですよ。ひまわりの種は油脂分が多いので、どのタイプの商品も開封後はなるべく早く食べ切るようにしましょう。
食用ひまわりの種おすすめ11選! 料理研究家と編集部が選んだ
それではここから、食用ひまわりの種のおすすめ商品をご紹介していきます。殻つきや殻なし、生タイプやローストされたもの、さまざまな種類のなかからお気に入りのものを見つけてくださいね!
料理研究家&食専門ライター
生タイプはごはんに炊き込んだり、パンやクッキー作ったりするのに使うのもおすすめ。アリサン『ひまわりの種(生)』は、リーズナブルな大容量パックなので、いろいろな使い方をしたい方に向いています。お友だちと分けるのもいいですね。

アリサン『ひまわりの種(生)』

出典:Amazon
殻 | 殻なし |
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加工 | 生 |
味つけ | なし |
ミックス | なし |
内容量 | 1000g |
料理研究家&食専門ライター
創健社『ナチュラルナッツ ひまわりの種』は、味をつけずにほどよくローストしてあり、ひまわりの種そのものの風味をしっかり味わえます。そのまま食べるだけでなく、料理や菓子に加えるなど、楽しみ方もいろいろ。食用ひまわりの種入門編としてもおすすめの商品です。

創健社『ナチュラルナッツ ひまわりの種』

出典:Yahoo!ショッピング
殻 | 殻なし |
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加工 | ロースト |
味つけ | なし |
ミックス | なし |
内容量 | 110g |
料理研究家&食専門ライター
スペインでおなじみのサリソル『ひまわりの種』の缶が日本でも買えます! 賞味期限が製造後4年と長いので、購入後に食べるのを忘れていてもまず大丈夫。フライタイプで高カロリー、塩も利いていますが、手が止まらなくなる魔性の味? です。

サリソル『ひまわりの種』

出典:楽天市場
殻 | 殻なし |
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加工 | フライ |
味つけ | 塩味 |
ミックス | なし |
内容量 | 55g |
オージーコム『ローストひまわりの種』






出典:楽天市場
殻 | 殻なし |
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加工 | ロースト |
味つけ | なし |
ミックス | なし |
内容量 | 900g |
ネオファーム『サラダにおいしいナッツ』

出典:Amazon
殻 | 殻なし |
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加工 | 生 |
味つけ | なし |
ミックス | ひまわりの種、カボチャの種、アーモンド、クルミ |
内容量 | 70g |
前田家『ミックスシード』


















出典:Amazon
殻 | 殻なし |
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加工 | ロースト |
味つけ | なし |
ミックス | ひまわりの種、カボチャの種、クコの実 |
内容量 | 150g |
洽洽食品『山核桃味瓜子』








出典:Amazon
殻 | 殻つき |
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加工 | - |
味つけ | クルミ味 |
ミックス | なし |
内容量 | 160g |
サプリマルシェ『4あわせミックスシード』






出典:楽天市場
殻 | 殻なし |
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加工 | ロースト |
味つけ | なし |
ミックス | ひまわりの種、カボチャの種、クコの実、松の実 |
内容量 | 380g×3袋 |
デイリーナッツアンドフルーツ『スーパーフードミックス』














出典:Amazon
殻 | 殻なし |
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加工 | ロースト |
味つけ | なし |
ミックス | ひまわりの種、アーモンド、クルミ、レーズン、クランベリー |
内容量 | (20g×10袋)×3個 |
秀信『ナッツ&フルーツ 徳用チャック袋』














出典:Amazon
殻 | 殻なし |
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加工 | - |
味つけ | - |
ミックス | ひまわりの種、レーズン、カボチャの種、バナナチップ、カシューナッツ、アーモンド、クコの実、スイカの種 |
内容量 | 1000g |
デイビッド『バッファロースタイル ランチ ジャンボ』






















出典:Amazon
殻 | 殻つき |
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加工 | ロースト |
味つけ | バッファロースタイルランチ |
ミックス | なし |
内容量 | 149g |
「食用ひまわりの種」のおすすめ商品の比較一覧表
殻つきのひまわりの種は殻割りも楽しもう
殻つきの場合は、自分で殻を割って実を取り出す必要があります。味つきの場合は殻についた味を楽しむために歯で割って食べる練習をしましょう。慣れると何粒かをまとめて食べられるようになります。
味つけなしの場合は手や爪で割ることになりますが、爪をけがしないようにして両サイドから押しつぶして割る方法を練習しましょう。
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まとめ
食用ひまわりの種のおすすめ11選をご紹介しました。
最後に選び方のポイントをおさらいです。殻つき、殻なし(むき身)、加工方法、味のタイプを確認しましょう。ほかのナッツなどとのミックスタイプも便利です。お気に入りのひまわりの種を見つけてくださいね!
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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紙媒体およびwebで食関連記事を執筆するほか、食物学専攻の学生時代から継続している料理研究および多くの料理人や飲食店、生産現場を取材してきた経験を生かして食品メーカーや飲食店などにレシピ提供・メニューアドバイスを行っている。 また、毎日のように取り寄せる食品・調理関連品の中から厳選した「価値あるお取り寄せ情報」を限定読者に発信していたが、近くブログとして公開予定。