家庭用わたあめメーカーの選び方
それでは、家庭用わたあめメーカーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。
【1】わたあめ作りに使える材料
【2】パワー
【3】皿の取り外しができるか
【4】収納できるサイズ感
【5】保証があるか
【6】STマーク付きかどうか
上記の6つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】わたあめ作りに使える材料をチェック
わたあめを作るときに使える材料は、機種によって異なります。代表的な材料は「ザラメ」と「飴玉」ですが、どちらも対応している機種・片方のみ対応している機種があります。材料によってわたあめの仕上がりに特徴があるので要チェックです。
▼定番の材料「ザラメ」でキレイなわたあめを作ろう
ザラメは「白ざら糖」とも呼ばれており、わたあめに昔から使われている定番の材料です。ザラメ自体はスーパーでも売られていますが、できればわたあめ用のザラメを入手しましょう。
わたあめ用のザラメは粒が大きく、わたあめがふわふわとキレイに仕上がります。加えて、わたあめメーカーの目詰まりが起こりにくくなるメリットも。最近ではカラフルな色つきのザラメも売られていて、インスタ映えのするわたあめも作れますよ!
▼「飴玉」で作れると手軽にいろいろな味が楽しめる
機種によっては、市販のあめ玉もわたあめの材料に使えます。飴玉の色と風味がそのままわたあめにあらわれるので、カラフルでさまざまなフレーバーのわたあめができあがります。スーパー・コンビニなどで豊富な種類から選べて、気軽に楽しめるのが飴玉のうれしいポイント。
フルーツ味や大人っぽいコーヒー味など、いろいろ試してみましょう。ノンシュガータイプの飴玉なら、ダイエット中の人も気になりませんね。ただ、炭酸系の飴玉ではうまくいかない場合もあるので注意してくださいね。
【2】パワーをチェック
パワー(消費電力)によって、わたあめの仕上がるスピードが異なります。ゆっくりお子さまと楽しみながら作る場合と、パーティーやイベントなどで次から次へと作る場合では、必要なスピード感が違いますよね。どんなシーンで家庭用わたあめメーカーを使いたいのかを考えて選んでみましょう。
▼300〜400Wが標準的なパワー
家庭用わたあめメーカーの場合、300〜400Wの商品がスタンダード。約10分間予熱し、電源をいったん切ってザラメ・あめ玉を投入して、再開すると3~4分でわたあめが出てくる商品が多いです。
ザラメやあめ玉を入れるのもふくめて、すべての手順をゆっくりと楽しむ場合におすすめです。お子さまとわくわくしながら作れるでしょう。出力が弱いと温度も低めでより安全です。お子さまがいる状況で使う場合は、このタイプをおすすめします。
▼早く作りたいなら400W以上の高出力タイプも
たくさんのわたあめをスピーディーに作りたいなら、400Wより消費電力が大きい「高出力タイプ」がおすすめです。出力ワット数が高いほど高温加熱・高速回転が可能で、わたあめが早く作れます。
500Wの商品には予熱が必要ないものも。パーティーやイベントのときは、早くたくさん作れるハイパワーの機種がラクですよ。次から次へとわたあめがふわふわと出てきます。
【3】皿の取り外しができるかチェック
家庭用わたあめメーカーを使ったあとはどうしても、糖分でベタベタになっていたり焦げついていたりします。汚れを洗わずに使い続けると故障の原因に。長く使うためにもお手入れは必要です。
部品を分解して丸洗いできると、お手入れがカンタンにすみます。とくに、ザラメ・あめ玉を投入する回転皿が外せるしくみになっていると洗いやすいですよ。回転皿をドライバーで外すとなると洗うたびに手間がかかってしまうので、取り外しできるか確認するといいでしょう。
【4】収納できるサイズ感をチェック
家庭用わたあめメーカーは、日常的に使うアイテムではありませんよね。イベントで使うことが多く、ふだんは収納しておく人がほとんどでしょう。そのため、家庭用わたあめメーカーが収納できる大きさかどうか確認することも大切です。
幅・奥行・高さといった寸法チェックと、どこにしまっておくかを考えてから購入することをおすすめします。
【5】保証があるかチェック
家庭用わたあめメーカーは電化製品なので、予想外の故障や、まれに不良品に出会うケースもあるかもしれません。
万が一の可能性を考え、メーカー保証つきを選んでおくと後悔しないでしょう。期間内なら無償修理サービスが受けられる1年保証つきの商品が安心です。
【6】STマーク付きかどうかチェック
家庭用わたあめメーカーには、一般的な調理器具タイプのほか「玩具」(おもちゃ)タイプの商品もあります。お子さんとわたあめ作りを楽しみたいなら、STマークつきの玩具タイプの家庭用わたあめメーカーがおすすめです。
STマークとは「Safety Toy」の略で、(社)日本玩具協会の厳しい検査基準を満たした安心・安全な玩具だけにつけられます。なお、購入の際は、対象年齢も確認しておくといっそう安心です。
子供が使うなら安全面に配慮されたものを フードコーディネーターからのアドバイス
家庭用わたあめメーカーを購入する際は、誰が使うのかを考えてから購入しましょう。家庭用わたあめメーカーによっては対象年齢を設定しているものもあります。お子さまが使う場合は、安全面にも配慮されたものを選ぶといいですね。
操作方法がわかりやすいかどうかをチェックしておくと、お子さまでもスムーズに使いこなすことができますよ。使用電力によってわたあめができるスピードが異なるので、作る人に合ったものを選びましょう。
家庭用わたあめメーカーおすすめ7選
家庭用わたあめメーカーのおすすめ商品をご紹介します。おもちゃのようなかわいらしいタイプから本格的なタイプまで、幅広いラインナップをそろえました。ぜひ、商品選びの参考にしてくださいね。
『わたあめ工房』は市販のあめを使って、いろんな色や味のわたあめを作ることができます。見た目をかわいく作ることができるので、写真映えするわたあめを作りたい人にぴったり。
さまざまなフレーバーを楽しめるのがうれしいポイントです。
市販のあめ玉を使えるからカンタンに作れる!
30分連続で使用できるので、わたあめパーティーが開催できます。複数人でつぎつぎとわたあめ作りを楽しめるので、子どもたちが多く集まるホームパーティーにもぴったりです。
市販のあめ玉をそのまま入れることができ、さまざまな色・フレーバーのわたあめを作れます。スーパーでいろいろなあめを買って試してみましょう。ノンシュガーのあめなら、健康に気をつかう人も楽しめますよ。
コンパクトサイズだから保管もカンタン!
小さめサイズで収納場所に困りません。パーティーなどで使う際も、セッティングをすませたテーブルの上で使えるコンパクトさ。主張しすぎないので、さりげなく置いておけますね。
わたあめ作り専用のスティックが2本ついてくるのがポイント。表面がざらざらしているスティックで、わたあめがからみやすくなっています。器用さに自信がない人も、このスティックを使えばふんわりわたあめがカンタンに作れますよ。
450Wのハイパワーで早く作れます!
消費電力450Wで、家庭用わたあめメーカーのなかではハイパワーの商品です。つぎつぎとわたあめを作ることができて、まさにおうちで「わたあめ屋さん」の気分が味わえます。
ザラメももちろん使えますが、あめ玉ひとつで大きいものを作れるのがうれしいですね。いろいろなあめを使って、カラフルでインスタ映えするわたあめを作ってみてください。
ステンレス仕様が丈夫で安心です!
風格のある見た目をしている、ステンレス仕様で丈夫な家庭用わたあめメーカーです。銀色のシンプルなデザインなので、大人だけのパーティーでも使えますよ。もちろん、お子さま向けイベントでも大活躍するでしょう。
ザラメだけでなく市販のあめ玉を使えるので、好きな味を楽しめるのもうれしいところ。あめ玉よりも淡い色のわたあめができあがるので、ニュアンスカラーが楽しめます。
レトロでおしゃれな家庭用わたあめメーカー
アメリカンなイメージが溢れる、レトロデザインのわたあめメーカー。置くだけでおしゃれな雰囲気が出ます。
わたあめはザラメから作ることができ、飴玉も砕くことができれば、作ることができます。価格も低価格で、収納もしやすいため、使い勝手のいい製品です。
弱めの出力で小さい子どもでも安心して使用できます
安心・安全を証明するSTマークがついていて、お子さまのいるご家庭にぴったりの家庭用わたあめメーカーです。対象年齢は8才以上。出力は弱めで、子どもでも安心して遊べますよ。
安心設計なうえに、見た目も子ども向けらしくキュートです。お子さまへプレゼントすれば、きっと目をかがやかせてわたあめ作りを楽しんでくれるでしょう。
阪和『PRISMATE(プリズメイト) コットンブロック』
阪和『PRISMATE(プリズメイト) コットンブロック』は、見た目もかわいいわたあめメーカーなので、プレゼントにもぴったりな商品。カラーは3色展開なので、相手に合わせて選ぶことができます。
レシピブックがついているので、友達と一緒に楽しむことができますよ。
かわいいピンク色だからプレゼントにも!
コーラルピンクがかわいらしくて目をひく家庭用わたあめメーカーです。お子さまのパーティーはもちろん、自宅で女子会をするときに使っても盛り上がるでしょう。
この商品の魅力は見た目だけではありません。電源コードをスタンド内に収納でき、コードがからまったりして邪魔にならないので使いやすいです。収納せずにそのまま部屋に飾っておいても、インテリアになじむでしょう。機能性もデザイン性もいい商品です。
「家庭用わたあめメーカー」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 家庭用わたあめメーカーの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでの家庭用わたあめメーカーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
わたあめを作るコツ
家庭用わたあめメーカーに興味があるものの、うまくわたあめを作れるか心配な人はいませんか。じつはわたあめ作りにはコツがあり、ポイントさえおさえておけば誰でもカンタンにふわふわのわたあめが作れます。わたあめ作りのコツを、手順をおってお伝えしましょう。
わたあめ作りの手順
わたあめを作る前にカンタンな準備から。電源を入れてわたあめメーカーをあたためます。予熱が完了したら電源をいったん切り、ザラメもしくは飴玉をボウルにセットしましょう。もう一度スイッチオンで、わたあめを作っていきます。
3つの手順それぞれのポイントをご説明します。まるくふんわりとしたわたあめを作ってみてください。
(1)わたあめの芯を作る
まずわり箸をボウルに下むきにさしこんで、芯となるわたあめを巻き取っていきます。
数ミリの厚みができればじゅうぶん。このときにはすでに、わたあめメーカーのなかにわたあめがたくさんできているので、次のステップに進みましょう。
(2)箸を投入口の上に移動する
わたあめの芯ができあがり、わたあめメーカーからわたあめがたくさん出できたタイミングで箸を移動させましょう。
箸はザラメ・飴玉の投入口の真上にポジションを取ります。箸は横向き・水平をキープするのが大切なポイントです。
(3)箸を回転させながら巻いていく
出てくるわたあめを、指で箸をくるくると回転させながらからめ取っていきます。薄い布を巻き取るように、ゆっくりやさしく回しましょう。
そうすると、ふんわりとした大きなわたあめが完成します。ボウルに箸をつっこんで回してもふわふわのわたあめにならず、細長くなってしまうので注意してくださいね。
ザラメを使うほうがカンタンに作りやすい
わたあめは、材料を遠心力で砕いて熱風を吹きつけることによって作られます。ザラメ・飴玉のそれぞれに魅力がありますが、ザラメは融点が低いので、よりふんわりとしたわたあめを作りやすいです。焦げつきにくいので失敗も少ないでしょう。
飴玉だけでわたあめを作ると、ふんわり感が少なくパリパリとした感じが強くなります。飴玉を材料にしてわたあめを作る場合は、ザラメを少しまぜるとうまくふわふわに作れますよ。
舞い上がるわたあめの対策を
家庭用わたあめメーカーには、構造上屋根やふたがありません。どうしても、こまかいわたあめが舞い上がったり飛び散ったりしてしまいます。そのままでは天井・壁・床の掃除がたいへんですよね。
対策として、キッチンの換気扇の下で使用する・シートや新聞をしく・レンジフードなどで屋根を作るなどの方法があります。それでも気になる場合は、屋外でわたあめ作りをするのもおすすめ。お祭り気分を味わえて片づけもラクですよ。
【関連記事】そのほかの自宅で楽しめるお料理メーカーもチェック
まとめ
家庭用わたあめメーカーのおすすめ商品をご紹介しました。わたあめを作るコツもお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
わたあめ作りに使える材料・パワー・お手入れのしやすさなどのポイントをおさえて、あなたの用途にあった商品を選んでみてくださいね。
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フードコーディネーターと管理栄養士が立ち上げた料理研究家による会社、合同会社HITOOMOIのフードコーディネーターです。 大切な人のために手作りの料理を振る舞うシーンを作ることで、 生きててよかったと思える社会の実現を目指しています。 主にレシピの開発、記事執筆、栄養計算、商品開発、食・健康に関するコンサルティングを行っています。SNSで手作り料理を発信中。