人感センサー付きLED電球の選び方 口金の種類や斜め取り付けタイプ、電気代などに注目

Photo by Rajan Shrestha on Unsplash
暗闇のなかで電気のスイッチを探すのは大変ですよね。
人感センサー付きLEDを見ても、どの基準で選んだらいいのかわからないですよね。ここからは、選ぶときの基準を6つお伝えします。
【1】口金サイズ
【2】電球のタイプ
【3】電気が消える時間
【4】センサーの反応範囲
【5】省エネ対応か
【6】保証期間
上記の6つのポイントを参考にしていただければ、商品を絞りやすくすることが可能です。自分の家庭に合った人感センサー付きLED電球を選びましょう。
E17、E26など口金サイズを把握する
電球の口金とは、ソケットに回しながら差し込む金具部分のことを言います。
LED電球にかかわらず、日本で広く利用されている電球の口金は、E10、E11、E12、E17、E26、E39がありますが、一般家庭用で使用されている照明器具のほとんどは、「E17」と「E26」の2つのサイズになります。それぞれ、17mm、26mmという具合になっています。
そのため、購入したい電球の口金サイズがこの2つのサイズのどちらかなのかは、必ずチェックするようにしましょう。
電球のタイプを選ぶ
電球のタイプを2種類から選択します。ここで選ぶのは、垂直取り付けタイプと斜め取り付けタイプです。
間違えて購入するとはめることができません。結局使うことができずに捨てなければならなくなってしまうので、間違えて購入しないように注意が必要です。
オーソドックスに使えるのは「垂直取り付けタイプ」
垂直に取りつけるタイプの人感センサー付きLED電球です。玄関やリビングなど、電球の差し込み口が真上に伸びている場所に向いています。
垂直に差し込める人感付きLED電球の場合は、電球の真上にセンサーが付いていることがほとんどです。電気器具などでセンサーを覆ってしまわないように注意しましょう。
斜めに差し込み口があるときは「斜め取り付けタイプ」
斜めに差し込み口が付いている場合には、斜め取り付けタイプを使用しましょう。このタイプは一定のスペースを照らす効果があります。なので、家によっては玄関の一部のライトや廊下の足元を照らす目的で使われていることが多いです。
センサーの位置は回転させて自由に変えられる商品が多くなってきています。設置するときは周囲のものに干渉しないようにしましょう。
電気が消えるまでの時間で選ぶ
電気が消えるまでの時間も選ぶときの参考にしてみてください。だいたいの人感センサー付きLED電球は1〜3分ほどで消灯します。設置する場所によってちょうどいい点灯時間のものを見つけましょう。
一般的には、室内はすぐに消えてしまうとストレスになるので、消灯するまでの時間が長めのものを。外は通るだけの場合が多いので、早めに電気が消えるもので大丈夫です。
センサーが反応する範囲で選ぶ
センサーが反応する範囲をチェックおくことが大切です。外に設置する場合、遠くから歩いてきた人を素早く感知できるように、センサー感知範囲は広いものを選びましょう。
逆に室内の場合は、感知範囲が広いものを選ぶと、遠くの動きでも反応してしまいます。使わないのに明かりがつくことがあるため、電気代が無駄にならないように注意が必要です。吹き抜けがある場所に使う場合は、高さも考慮しましょう。
電気代も考慮し省エネに対応しているかで選ぶ
省エネに対応しているかどうかもしっかり確認しましょう。待機電力を見ることによって対応しているかが分かります。
メーカーによっては、数値でどのくらい省エネに対応するかを示しているところもあります。消費電力を極力減らした商品を希望する方はそこも基準にしてみましょう。
保証期間は長めのものを選ぶ
精密な人感センサー。LED電球の寿命が切れる前に壊れてしまったり、感度が鈍ってしまったりするのは困りますよね。
保証期間内であれば、メーカーに問い合わせることで交換や修理などの対応をしてもらえます。できるだけ保証期間が長い商品を選んでおくと、いざ壊れたときでも安心できます。
人感センサー付きLED電球の選び方|重要ポイント プロの家電販売員からのアドバイス
プロの家電販売員 兼 家電・ITライター
もちろんセンサーが反応する範囲も大事なのは間違いありませんが、センサーの感度というのも非常に重要なポイントになります。
センサーの感度が悪いと、ほとんど同じ動きをしても反応するときとしないときがあるということに繋がり、結果的に満足できないということになりかねません。それなりにいいものを選ぶか、センサーが反応しすぎて逆に困るということを防ぐためにもセンサー感度調節機能がついているものがおすすめです。
人感センサー付きLED電球おすすめ9選 屋外やトイレ、玄関などに! 人気のアイリスオーヤマやパナソニックも
ここからは、人感センサー付きLED電球のなかから厳選した10商品を紹介します。選び方の基準に沿った商品をそろえました。
選び方を読んでもうまく商品を選びきれない方は、ぜひ以下の商品から探してみてください。
プロの家電販売員 兼 家電・ITライター
Selectec『LED電球 センサーライト(LE102)』は、点灯部が大きな口径になっているため、電球に比べて直線的なLEDの光を広範囲に拡散してくれる工夫がなされた製品です。明かりとセンサー範囲が広いため、しょっちゅう人が通る室内より屋外のほうが向いてます。形状が少し特徴的な形になっているので、自身のつけたい場所の器具にはまるかどうか確認しておきましょう。
Merisny『LED電球人感センサー(DEP02)』は、光センサーがかなり敏感なため、ほかに光源のない場所での使用が望ましいです。E17口金変換アダプターが付属してくるため、つけられる器具を選ばないのもうれしいポイント。
LUX-LED『人感センサー電球(LUX0544-7W-CWx2)』は、点灯部を斜め方向に限定することにより、小型でもかなりの明度を確保している製品です。従来E17口金の電球というものは薄暗く、どうしても明かりとして心もとないものでしたが、こちらであれば器具の周りをしっかりと照らしてくれます。点灯部の角度が調節できるため、上に向けて疑似間接照明にするのもおもしろいです。


「人感センサー付きLED電球」のおすすめ商品の比較一覧表
人感センサー付きLED電球設置時に気を付けるポイント カバーやカーテン、温度差にも注意が必要
人感センサー付きLED電球は、温度差の影響によって誤作動を起こすことがあります。そのため直射日光が当たる場所や、暖房器具などの風に直接触れる場所は避けたほうが無難だと言えます。
また、ガラスやプラスチック製のカバーで覆うのもセンサーを妨げる要因。カーテンの揺れなどでセンサーが動いてしまう可能性があることも知っておきましょう。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 人感センサー付きLED電球の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの人感センサー付きLED電球の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
人感センサー付きLED電球に関連するほかの商品情報はこちら 【関連記事】
家庭の用途にあった商品を
人感センサー付きLED電球のおすすめ商品をご紹介しました。
電球を選ぶときには、差し込み口やセンサーの範囲、消灯までの時間を見ましょう。自分の家庭の用途にあった商品を探してみてください。
あなたが欲しい人感センサー付きLED電球を選んでみてくださいね。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
家電量販店、家電情報ブログ「家電損をしない買い方をプロの販売員が教えます」を運営するプロの現役家電販売員。 学生時代から家電に対する並々ならぬ興味を持ち、アルバイトを経てそのまま家電量販店の道へと進んで15年弱。 個人で年間2億円を売り上げ、数々の法人内コンテスト等で表彰された経験を持っています。 家電アドバイザーの資格を有し、家電と名の付く物全てに精通しています。家電で分からないことはありません。 現在は家電ライターの業務も通して「全ての人が平等に良い家電に巡り会える機会の提供」に尽力しています。