電池式センサーライトってどんなもの? 玄関や非常灯にぴったり!
電池式センサーライトとは、人や物などに反応し、自動的に明かりがつく電池式ライトのこと。人感センサーライトとも呼ばれ、玄関灯やナイトライト、非常灯などさまざまな用途で使われています。
防塵防水機能が優れているタイプであれば、屋外で防犯灯として使用することも可能。ソーラー式充電タイプなら、ランニングコストを抑えられますよ。
電池式センサーライトの選び方 屋外・屋内に設置したい!
まず、屋外・屋内のどちらで使うのかをはっきりさせましょう。防犯のために使用するなら、防犯対策がとられている商品を選ぶことが重要。
屋内での使用がメインなら、持ち運べるものや、明るさを変えられるもの、懐中電灯としても使える商品も。目的をはっきりさせて選ぶと、自分にぴったりの商品を見つけられるでしょう。
長く使うためにも人感センサーは必須
電池式センサーライトで気になるのは、やはり消費電力! 消費電力が大きく電池交換の頻度が高いと手間がかかるばかりか、電池コストもかかってしまいます。
人感センサーがついていれば、検知しないときは消灯しているため、無駄に電力を使うこともありません。
電池の種類をチェック! ソーラー型・電池型・充電型
電池式センサーライトは大まかに分けると、ソーラー型(太陽光電池)、電池型(乾電池)、充電型(充電式電池)の3種類。
屋外用なら、太陽光で充電ができるソーラー型が便利。しかし、日陰などではじゅうぶんに充電できないために点灯しなかったり、光が弱くなってしまうことも。設置場所によっては、乾電池式の方が向いているでしょう。
屋内用なら、電池式か充電式。充電式であれば、電池交換の手間とコストがかからないので、ランニングコストを気にする人にぴったり。電池式のなかでも、単三電池を使っているタイプなら、電池が手に入りやすいので使い勝手がいいですよ。
屋外で使うなら防塵防水対応がされているかを確認
屋外で使用できるタイプは、ライトの役割だけではなく、防犯にも有効です。屋外での使用は、雨や湿気など水にまつわるトラブルが多いもの。
屋外用を選ぶときは、防塵・防水対策がされているものを選ぶといいでしょう。
電気に水は禁物! 電気ショートしにくいタイプを選ぶ
防水対策が施されていないと、内部に水が入り込み、基盤にまで水が到達してしまい、電気ショートを起こして二度と使えなくなってしまう可能性も。
屋外用は、どの程度の防水能力があるのか「防水規格」を確認することも大切です。
タイプと機能を確認
センサーライトに必要な条件は、使う場所や使い方によって違うもの。自分に必要な機能は何か、どこで使うのかを考えて選ぶことが大切です。
それぞれのタイプや使用するメリットを解説します。自分に必要な機能は何か確認してください。
使用場所によってタイプを使い分けよう
電池式センサーライトには、固定して使うタイプと持ち運びが可能なタイプがあります。
それぞれにメリットが違いますので、使用場所や用途別に選ぶのがいいでしょう。
スタンドタイプ:屋内の廊下や階段に置くだけでかんたん
スタンドタイプは、置くだけなので設置がかんたん。光の強さを調節できるタイプなら、少し暗めにして夜間の常夜灯として使ってもいいですね。
停電時には、懐中電灯代わりに使うことも可能。デザインの種類もいろいろとあるので、インテリアに合わせて選んでもいいでしょう。
壁・天井取り付けタイプ:接地面とのフィット感で効果に差が出る
壁・天井取り付けタイプは、取り付け場所の確認が必要。付属の粘着テープでは限りがあります。凹凸のある場所に取り付けたいなら、確実に固定できるネジ止め式を選びましょう。
屋外の場合はナイロンバンドで結んで固定したり、ものによっては支柱に固定する専用金具が販売されていたりします。
センサーの反応速度や範囲も用途に合わせて使い分け
センサーライトを選ぶときには、センサーの反応速度や感知範囲も確認してください。屋外使用で防犯目的もかねて使うなら、感知する範囲が広くて点灯までの反応も早いものが良いでしょう。
一方、屋内使用に感知範囲が広いものを選ぶと、誰かが動くたびに感知して煩わしくなることも。センサーの能力が設置場所や用途に見合っているかを考慮して選びましょう。
センサーの死角と弱点
屋外センサーライトに多いトラブルといえば、死角と呼ばれるセンサーが反応しにくい角度や位置があること。犯罪者などはそのようなセンサーの弱点を狙って忍び寄る可能性も!
屋外用のセンサーライトを選ぶ際は、なるべく検知範囲が広いタイプを選び、設置するときに死角ができないようにするといいでしょう。
点灯時間を調節できるタイプ
点灯時間は短すぎても長すぎても使い勝手が悪いですよね。必要な点灯時間は使用場所によって異なるもの。特に屋外で使うなら、点灯時間が短いと急に真っ暗になってしまい、けがの原因にもなりかねません。
調節できるタイプなら、じゅうぶんな時間を設定することも、必要以上に電力を消耗してしまうことも防ぐことが可能です。
明暗センサーもあると便利
明るいときにライトがついても、電力の無駄遣いですよね。人感センサーに明暗センサーが付いたタイプなら、本当に必要なときだけライトが点灯し、必要最小限の電力消費に抑えてくれます。
ちょっと薄暗いときにも点灯してくれるタイプがあるのでチェックしてください。
光の明るさも調節可能!
そのときの気分や状況によって光の明るさが変わるといいなと思ったことありませんか? 調光機能付きの電池式センサーライトなら、光の強さを自由自在に調節可能です。
夜間の常夜灯には、最小限の光量でもじゅうぶん。明るさを調節できるタイプなら、普段は光量を抑え、懐中電灯代わりに使うときだけ明るくできます。
目に眩しくない調光の基準
一般的に、明るさの単位で100ルクス程度が、目に負担のない明るさと言われています。
ただ、明るさは距離に大きく関係してきます。目安とされているものは室内の一般的な天井高を基準とされていることが多く、2m以上の高さに設置する際は、記載のルクスよりも強めのものを選んでもいいでしょう。
防犯にはフラッシュや警報機能
最近では犯罪手口も巧妙になってきているので、玄関灯や明かりだけでは不安ですよね。
明かりが点滅するフラッシュ機能や、玄関に一定時間動かずにいるのを感知したらブザーが鳴る機能など、防犯強化のセンサーライトも。賢くセンサーライトを利用すれば、泥棒から家と家族を守れますよ。
センサー以外の機能も付いて不審者を寄せ付けない!
防犯目的の電池式センサーライトのなかには、まるで防犯カメラのような見た目の商品も。
スマホにセンサーライト周辺の画像が送られてくる機能など、防犯対策をメインにしたライトもあるので、チェックしてみてください。
防災用・非常時用には懐中電灯兼用型
普段はセンサーライトとして使い、地震や停電などの緊急時に懐中電灯として使えたらいいですよね。1台2役タイプのものがひとつあると便利。
停電のときにランタン代わりに使えるタイプなら、より重宝するでしょう。
緊急時に役立つメリット
緊急時はとにかく素早い行動が何よりも大切。普段からセンサーライトやナイトライトとして使用していれば、たとえ暗くてもどこにあるのかがわかっているので、すぐに見つけることができます。
緊急時は懐中電灯代わりになる電池式センサーライトを部屋に置くと、災害への備えもばっちりです。
特徴をよく理解して! 建築家からのアドバイス
建築家
電池式やソーラー式など、さまざまな商品が出ていますが、使い方や取り付け方、明るさなどそれぞれの特徴をよく理解したうえで選ぶようにしましょう。
電池式センサーライトのおすすめ16選 建築家と編集部が厳選!屋内・屋外に
ここからは、数ある電池式センサーライトのなかから厳選した16商品をご紹介。
高輝度なもの、ライトが点滅して高い防犯効果が期待できるもの、懐中電灯としても活用できるものなどさまざまなライトを紹介していきます。ぜひ、お気に入りの商品を見つけてみてくださいね。
建築家
MUSASHI『ライテックス 4.5W ワイド フリーアーム式 LED乾電池センサーライト』は、クランプ取付タイプなので、両目テープのように経年劣化も少なく、屋外でも長く使用が可能です。明るさは60w相当のため、屋外では少し暗いですが足元確認程度には充分な明るさです。
ソーラータイプは、固定をしっかりできればメンテナンス不要でとてもいい製品です。Arbily『146LED ソーラーライト』は、発光面にレンズやフードが付いていない拡散型のため、設置はあまり高いと明かりが広がりすぎて暗く感じてしまいます。取り付けの際に明るさを確認しながら設置するといいでしょう。
ELPA『LEDセンサーライト』は、電池の交換が面倒な点や、切れたときに点灯しなくなってしまうという欠点はありますが、天気に左右されず防犯に威力を発揮します。ソーラー式のように曇りや雨天が続いてしまうと、朝方まで電池が持たなくなり、肝心なときに点灯しないということは避けられます。

MUSASHI『ライテックス 4.5W ワイド フリーアーム式 LED乾電池センサーライト』
































出典:Amazon
光源 | LED |
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電源 | 乾電池 |
懐中電灯 | なし |
設置方法 | 壁面、天井 |
寸法 | 幅15.2×奥行16.5×高さ15.3cm |
重量 | 450g |

Arbily『146LED ソーラーライト』

出典:Amazon
光源 | LED |
---|---|
電源 | ソーラー |
懐中電灯 | なし |
設置方法 | 壁面 |
寸法 | 幅13.2×奥行5.3×高さ13.5cm |
重量 | - |

ELPA『LEDセンサーライト』












出典:Amazon
光源 | LED |
---|---|
電源 | 乾電池 |
懐中電灯 | なし |
設置方法 | 壁面、天井 |
寸法 | - |
重量 | 320g |
IRIS OHYAMA『電池式ガーデンセンサーライト』














出典:Amazon
光源 | LED |
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電源 | 乾電池 |
懐中電灯 | なし |
設置方法 | スタンド |
寸法 | 幅9.1×高さ21.6cm |
重量 | - |
Panasonic『LEDセンサーライト』












出典:Amazon
光源 | LED |
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電源 | 乾電池 |
懐中電灯 | なし |
設置方法 | 壁面 |
寸法 | 幅9.5×奥行12×高さ17.5cm |
重量 | 420g |
OnSQUARE『オンロード センサーポーチライト』


















出典:Amazon
光源 | LED |
---|---|
電源 | ソーラー |
懐中電灯 | なし |
設置方法 | 壁面 |
寸法 | 幅12.4×奥行15.2×高さ15.7cm |
重量 | 380g |
IRIS OHYAMA『乾電池式LEDセンサーライト ハンディタイプ』












出典:Amazon
光源 | LED |
---|---|
電源 | 乾電池 |
懐中電灯 | あり |
設置方法 | スタンド |
寸法 | 幅6.8×奥行3.4×高さ10cm |
重量 | 70g |
A-ZONE『センサーライト 屋外 ソーラーライト』














出典:Amazon
光源 | LED |
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電源 | ソーラー |
懐中電灯 | なし |
設置方法 | 壁面 |
寸法 | 幅8×奥行20×高さ12cm |
重量 | - |
ELPA『LEDセンサー付多目的灯』

出典:Amazon
光源 | LED |
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電源 | 乾電池 |
懐中電灯 | なし |
設置方法 | 壁面 |
寸法 | 幅28.8×奥行1.5×高さ1.5cm |
重量 | 43g |
ZIMO『キーホールライト』

出典:Yahoo!ショッピング
光源 | LED |
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電源 | 乾電池 |
懐中電灯 | なし |
設置方法 | 壁面 |
寸法 | 幅8.1×奥行4.6×高さ3cm |
重量 | - |
DOBERMAN SECURITY『防犯アラーム LEDセンサーライト』
















出典:Amazon
光源 | LED |
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電源 | 乾電池 |
懐中電灯 | あり |
設置方法 | 壁面 |
寸法 | 幅4.2×奥行4.9×高さ16cm(アタッチメント装着時) |
重量 | 103g |
SANWA SUPPLY『人感センサー付きLEDライト』


















出典:Amazon
光源 | LED |
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電源 | 充電 |
懐中電灯 | あり |
設置方法 | コンセント |
寸法 | 幅7×奥行4.7×高さ14.65cm |
重量 | 97g |
MUSASHI『ライテックス 懐中電灯付 LEDセンサーライト』


















出典:Amazon
光源 | LED |
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電源 | 乾電池 |
懐中電灯 | あり |
設置方法 | 壁面 |
寸法 | 幅4.5×奥行4.5×高さ19.5cm |
重量 | 130g |
AMIR『人感センサー ライト』
















出典:Amazon
光源 | LED |
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電源 | 乾電池 |
懐中電灯 | なし |
設置方法 | 壁面、天井 |
寸法 | 幅8×高さ8cm |
重量 | - |
IRIS OHYAMA『乾電池式LEDセンサーライト ウォールタイプ』














出典:Amazon
光源 | LED |
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電源 | 乾電池 |
懐中電灯 | なし |
設置方法 | 壁面 |
寸法 | 幅18.8×奥行9.8×高さ20.9cm |
重量 | 600g |
Firecore『センサーライト』
















出典:Amazon
光源 | LED |
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電源 | 乾電池 |
懐中電灯 | なし |
設置方法 | 壁面 |
寸法 | 幅25×奥行2.5×高さ3cm |
重量 | 65g |
「電池式センサーライト」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 電池式センサーライトの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでの電池式センサーライトの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかのライトはこちら 【関連記事】
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まとめ
電池式センサ―ライトのおすすめ16商品をご紹介しました。
電池式センサーライトには、給電方式、明るさ、センサーの能力、消費電力など、選定するうえで検討すべき点がたくさんあります。ご自身の使用目的や設置場所に見合った機能、能力を持った商品を選びましょう。
あなたが欲しい電池式センサーライトを選んでみてくださいね。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2021/01/08 コンテンツ修正のため記事を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 大熊武士)
新築からリノベーション、家具製作等空間にかかわる設計を行っています。 わかりやすい説明と納得のいく提案を心がけて、無料相談も行っておりますのでお気軽にご相談ください。