燻製器の選び方 アウトドアで! キャンプで! バーベキューで! 家庭でも楽しめる!
野外料理のプロである大森弘恵さんへの取材をもとに、燻製器を選ぶときのポイントを解説します。
スモーク方法やチップ・ウッドで選ぶ
スモークチップとスモークウッドのちがい
スモークチップを入れて燻製器ごと加熱する? スモークウッドに着火して燻製器の中でじっくり燻す?
燻製器とは、木材を熱して出てくる煙で、食材を燻すための機器です。使う木材には、スモークチップとスモークウッドがあります。
燻製器によって、どちらかしか使えない場合、どちらも使える場合があります。まずは、このちがいを理解しましょう。
●スモークチップは「熱燻(ねつくん)」に
スモークチップは、燻煙用の木材の破片です。バーナー、ガスコンロなどで加熱して高温にし、出てくる煙で燻製にします。燃焼時間が短く、燃え尽きやすいため、高温・短時間でスモークする「熱燻(ねつくん)」というスモーク法に向いています。バーナーなどで燻製器を外から加熱し続ける必要があり、段ボール製の燻製器は燃えてしまうため、使用できません。
●スモークウッドは「温燻(おんくん)」に
スモークウッドは、燻煙用の木材の固まりです。スモークウッド自体に火をつけて、煙を出します。中温で長時間かけて燻製にする「温燻(おんくん)」に向いています。逆に、高い温度で加熱し続けると燃え上がってしまうため、「熱燻」には向いていません。また、スモークウッドそのものを燃やすため、換気が必要で、空気孔のないタイプの燻製器では使用できません。
アウトドア&旅ライター・編集者
熱燻用か、温燻用か、兼用か
スモークチップを使う「熱燻」では、燻製器をバーナーに載せて熱します。一方、スモークウッドを使う「温燻」では、火をつけたスモークウッドがじわじわと煙を出し続けるので、バーナーは不要です。
燻製器の素材や底の形状などによって、熱燻用・温燻用・兼用とわかれているので、やってみたいスモークに対応しているか確認しておきましょう。
ナッツやチーズ、卵のスモークをするのが目的なら、温燻専用スモーカーでもいいでしょう。なお、熱燻法で熱源として使えるアウトドア用バーナーは、鉄板・ダッチオーブン利用可のツーバーナーか、分離型シングルバーナーに限られることも覚えておきたいところです。
「熱燻法」は初心者の方でも作りやすいのが魅力
「熱燻法」は、80~140度の高温で燻煙をかけるスモーク方法です。温度管理がかんたんなので、燻製づくりが初心者の方でもチャレンジしやすいのがうれしいポイント。食材と燻煙スペースを確保すれば省スペースでも調理可能ですし、コンパクトサイズでもじゅうぶんに熱燻法が楽しめます。
乾燥時間が短いため保存には向きませんが、作ったらすぐにその場で食べることの多いアウトドア向きだといえます。
「温燻法」はじゅうぶん煙が循環する燻製器を選んで
「温燻法」は、30~80度ほどの温度で燻煙をかける方法です。一般的に燻製といわれるものは「温燻法」のことを指すことが多く、数時間から一日かけてじっくりと燻煙します。完成した燻製の水分量は50%と高めなので、長時間の保存には向きませんが食材の口当たりが柔らかくなるのが特徴的です。
温燻法は煙がしっかりと循環しなくてはいけないため、ある程度の大きさがある燻製器を選んでください。
「冷燻法」はアウトドア向きではない
「冷燻法」は、15~30度ほどの低温で長時間燻煙をかける方法です。温燻法よりも長い時間燻製しなくてはいけないことと、食材の下処理に時間がかかるため、基本的にアウトドアには向きません。
完成した燻製は水分が40%ほどになるので、長時間の保存が可能になります。いろいろな燻製料理にチャレンジしてみたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
サイズと形状を選ぶ
弁当箱のようにコンパクトな燻製器なら、バーベキューに気軽に持ち出して使用できる。
燻製器のサイズや形状を選びましょう。
●大型か、小型か
燻製器が小型であれば、固まり肉や丸ごとの魚など、大きな食材はスモークできません。しかし、小さな燻製器は扱いやすく、煙の量も、燻す時間も少なくて済むというメリットがあります。また、小型の燻製器は持ち運びしやすいというメリットがあります。
●深型か、浅型か(縦置きか、横置きか)
一般に、大型の燻製器は深型で、縦に長い(背の高い)構造になっています。大型の食材を吊るしてスモークすることができます。一方、浅型のものは一般にコンパクトで、構造もシンプル。大型の食材はスモークできないものの、扱いやすいことが多いです。鍋のように丸い形のもの、お弁当のように四角い形のものがあります。
初心者がはじめて燻製器を買う場合は、小型の浅型のものから気軽に始めてみるのがいいでしょう。大型・深型の燻製器を選ぶなら、庭に設置しっぱなしにできるなど持ち運ぶ必要がない場合を除き、折りたたみタイプや組み立てタイプで、小さく収納できるものを選びましょう。
アウトドア&旅ライター・編集者
アウトドアで使うなら、持ち運びやすい収納サイズを
キャンプ場などに持っていって使うなら、収納サイズの確認は重要です。大型スモーカーであれば、大きなブロック肉や大型の魚をスモークできますが、いくらぺたんこに収納できても、大型であれば持ち運びに場所をとってしまいます。
また、使用後にキャンプ場で水洗いできればいいのですが、自宅で洗うこともあるでしょう。その場合、車内にそのまま入れると燻製独特の酸味のあるにおいがシートや衣服につくので、ビニール袋や専用ケースはほしいところです。
組み立て式や折りたたみ式で、コンパクトに収納できる燻製器なら、持ち運びやすい。
しっかりと食材を煙に当てることが大切
燻製はしっかりと食材に煙が当たらなければいけないため、煙が漏れにくいつくりの燻製器を選びましょう。煙がたくさん出ても、密封度が高くなければ意味がありません。煙が燻製器の横から漏れずに、しっかりと立ちのぼるように抜けるものがいいでしょう。
燻製器の密封度がどれくらいなのかは、商品紹介を見るだけではわかりにくいため、製品を選ぶときは口コミもしっかりとチェックしましょう。
使いやすさをチェック
片手でかんたんに開閉できるか、フルオープンにして食材の出し入れがしやすかなどをチェック。
アウトドア&旅ライター・編集者
ふたの開閉がラクで、網をしっかり支えるものを
ふたを大きく開けられると、食材を置いたり、スモーク具合を確認したりということがラクにできます。スモークチップやスモークウッドの確認・追加もかんたんです。
しかし、ふたの開閉に手間取るようなものだとせっかく安定していた温度が下がり、煙も逃げてしまいます。ふたの開閉を素早くおこなえることも、重要なポイントです。
また、使っているうちに熱によってゆがみ、網が落ちやすくなるモノが稀にあります。網を支える台やフックが、しっかりしていることも大切です。
メンテナンスしやすさ、後片付けのことまで考えて
組み立て式・ステンレス製の燻製器なら、バラして洗うことができる。
アウトドア&旅ライター・編集者
汚れる部分は取り外して洗えるものがおすすめ
燻製器を選ぶときには、使いやすさだけでなく後片付けのことまで考えることが大切です。
スモーク後の食品はいい風味がついていますが、使用後のスモーカーにはタールや脂分がべったり付着しています。これがイヤなニオイの原因となるのです。そのため、細部までしっかり水洗いできる燻製器であれば、ニオイが残りにくくなるでしょう。
とくに、深型スモーカーは手が届きにくいので、壁面をバラバラにして水洗いできるもので、なおかつ組み立てがラクなものがベストです。
求める燻製のレベルに合わせて選ぶ 初心者向けに手軽に始めるのか、本格的にこだわりたいのか
初心者向けの、家庭で手軽に楽しめる簡易スモーカーも
皿に食材をのせ、ガラスのフタをして、固形燃料に火をつけるだけ。初心者でも卓上で手軽に楽しめるスモーカー。ガラス越しに中が見えるのはうれしいポイント。
アウトドアでなくても、家庭のキッチンや、卓上ヒーターでも燻製が楽しめるモデルが増えています。家庭のガスコンロや電気コンロ、IHヒーターに対応したマルチ熱源対応のモデル、百均で買える固形燃料や単3電池を使って手軽に使えるモデルも登場しています。
家庭用の燻製器は一般に浅型コンパクトなもの、鍋型のものが多いのが特徴。また、燻製以外にもいろいろな料理が楽しめる汎用タイプも多くなっています。
本格的な燻製はできないけれど、短時間で簡単に煙の風味をつけることができる、安くて手軽な簡易スモーカーも登場しています。初心者さんは、こうしたモデルから始めるのもいいですね。ただ、燻製による保存性は望めないため、そのままでも食べられる食材を選び、作成後はなるべく早く食べきるようにしましょう。また、屋内で使えるモデルでもある程度の煙やニオイは出てしまうので、換気をしっかりしながら使ってください。
本格派は、温度管理しやすいものを選んで
本格的に燻製にこだわりたいと思ったら、重要なのは燻製器内の温度管理です。
燻製器を屋外で使用する場合、風などで温度が左右されやすくなります。最適な温度をキープできなければ、燻製時間が長くなったり水分がじゅうぶんに抜けきらなかったりして、えぐみが強くなってしまうのです。厳密に温度管理するためには、温度計の付いているタイプか、温度計を後付けできるタイプがいいでしょう。
逆に、温度が高くなりすぎると、食材が焦げてしまうということも。コンパクトな燻製器では、熱源と食材の距離が近いため、とくに焦げつきやすくなります。これを防ぐためには、ある程度深さのある燻製器を選ぶ必要があります。
高さ調節や吊り下げフックがあれば燻製の幅が広がる
燻製器は、ひとつでいろいろな食材を燻製できるものを選びましょう。網棚の枚数が多く、高さ調節ができれば燻製する食材の量を増やすことができます。また、吊り下げフックが付属されていれば、魚やお肉などの大きい食材の燻製も可能です。
川辺でキャンプをしているときに、釣った魚を吊り下げフックに吊るして燻製にすれば盛り上がること間違いなしです。
燻製器のおすすめ11選【野外料理のプロが厳選】 アウトドア・キャンプ・バーベキューにおすすめ! 家庭で使えるものも!
ここまで紹介した燻製器の選び方のポイントをふまえて、野外料理のプロである大森弘恵さんと編集部が選んだおすすめの商品をご紹介します。

キャメロンズプロダクツ『ミニストーブトップスモーカー』




















出典:Amazon
重量 | 約1.2kg |
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サイズ | 幅175×奥行425×高さ70mm |
材質 | ステンレス |
対応スモーク法 | 熱燻法 |

新富士バーナー『SOTO(ソト) 燻家(スモークハウス)ST-114』








出典:Amazon
重量 | - |
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サイズ | 幅230×奥行230×高さ520mm |
材質 | 段ボール、アルミ |
対応スモーク法 | 温燻法 |

新富士バーナー『SOTO(ソト) たくみ香房』










出典:Amazon
重量 | 約2.4kg |
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サイズ | 使用時:幅230×奥行230×高さ405mm、収納時:幅400×奥行230×高さ65mm |
材質 | アルミニウム |
対応スモーク法 | 熱燻法・温燻法(兼用) |

アペルカ『テーブルトップスモーカー APS7000』


















出典:Amazon
重量 | 約830g |
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サイズ | 幅220×奥行180×高さ230mm |
材質 | 鋼板(シリコン樹脂塗装)、ステンレス鋼、ウォールナット(天然オイル塗り) |
対応スモーク法 | 熱燻法・温燻法(兼用) |

新越ワークス『ユニフレーム インスタントスモーカー』

出典:Amazon
重量 | 約1.7kg |
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サイズ | 幅250×奥行250×高さ280mm |
材質 | ガルバリウム鋼板 |
対応スモーク法 | 熱燻法・温燻法(兼用) |

新越ワークス『ユニフレーム フォールディングスモーカー』

出典:Amazon
重量 | 約8.5kg |
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サイズ | 幅260×奥行250×高さ600mm |
材質 | ステンレス鋼 |
対応スモーク法 | 熱燻法・温燻法(兼用) |
キャプテンスタッグ『ブランロングスモーカーセット円筒型(M-6509)』








出典:Amazon
重量 | 約1.9kg |
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サイズ | 直径255×高さ430mm |
材質 | 鉄 |
対応スモーク法 | 熱燻法・温燻法・冷燻法(兼用) |
尾上製作所『燻製器』






出典:楽天市場
重量 | 約1.3kg |
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サイズ | 直径235×高さ335mm |
材質 | ガルバスター |
対応スモーク法 | 熱燻法 |
ツヴィリング『ツヴィリングプラス スモーカーセット28cm』




















出典:Amazon
重量 | 約2.1kg |
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サイズ | 幅386×奥行き280×高さ75mm |
材質 | ステンレス |
対応スモーク法 | 熱燻法 |
SIS『3in1 BBQコンロ』
![アウトドア燻製スモークドラム[BBQバーベキューグリルとスチーム調理もできる万能コンロ]【3in1BBQコンロPY8501】](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/mckey/cabinet/navy8/5671rrtd181003-300.jpg)
![アウトドア燻製スモークドラム[BBQバーベキューグリルとスチーム調理もできる万能コンロ]【3in1BBQコンロPY8501】](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/mckey/cabinet/aqua2/tiobbq110608-552.jpg)
![アウトドア燻製スモークドラム[BBQバーベキューグリルとスチーム調理もできる万能コンロ]【3in1BBQコンロPY8501】](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/mckey/cabinet/aqua2/tiobbq110608-551.jpg)
![アウトドア燻製スモークドラム[BBQバーベキューグリルとスチーム調理もできる万能コンロ]【3in1BBQコンロPY8501】](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/mckey/cabinet/navy8/5671rrtd181003-300.jpg)
![アウトドア燻製スモークドラム[BBQバーベキューグリルとスチーム調理もできる万能コンロ]【3in1BBQコンロPY8501】](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/mckey/cabinet/aqua2/tiobbq110608-552.jpg)
![アウトドア燻製スモークドラム[BBQバーベキューグリルとスチーム調理もできる万能コンロ]【3in1BBQコンロPY8501】](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/mckey/cabinet/aqua2/tiobbq110608-551.jpg)
出典:楽天市場
重量 | 約5.8kg |
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サイズ | 幅420×奥行き530×高さ840mm |
材質 | カーボンスチール |
対応スモーク法 | 熱燻法・温燻法・冷燻法(兼用) |
コールマン『キャンピングオーブンスモーカー』












出典:Amazon
重量 | 約3.5kg |
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サイズ | 幅300x 奥行き350x高さ 350mm |
材質 | スチール |
対応スモーク法 | 熱燻法・温燻法(兼用) |
燻製器のおすすめ4選【コンパクト】 小型でも2段あって使いやすい!人気コールマンも
スノーピーク『コンパクトスモーカー』








出典:Amazon
重量 | 約1.5kg |
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サイズ | 幅315×奥行220×高さ165mm |
材質 | ステンレス |
対応スモーク法 | 熱燻法 |
Coleman(コールマン)『コンパクトスモーカー』




























出典:Amazon
重量 | 約0.8kg |
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サイズ | 幅235×奥行235×高さ200mm |
材質 | ステンレス |
対応スモーク法 | 熱燻法 |
ドウシシャ『Live もくもくクイックスモーカー S( LCQS-S-02)』














出典:Amazon
重量 | 0.85kg |
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サイズ | 幅15×奥行15×高さ15cm |
材質 | ステンレス鋼、鉄、耐熱ガラス(ふた)、陶器(調理皿) |
対応スモーク法 | 熱燻法 |
初心者向け! ドーム越しに燻製をLiveで!
ごく一般的な固形燃料を使用する、簡易タイプの燻製器。燻製をやってみたいけど、あまり手間をかけるのはなあ、という人におすすめです。なんといっても、ガラスのドームごしに燻製ができあがっていく様子を「Liveで」楽しめるのがいいところ。キャンプでもバーベキューでも、ホームパーティでも、なんならオンライン飲み会でも気軽に燻製をつくって味わうことができます。2000円代で手に入るお手ごろ価格も大きな魅力。
注意点としては、煙を完全に閉じ込められるわけではないので、換気しながら使ってください。また、洗いやすいとはいえませんし、本格的なスモークも難しいです。あくまで燻製エントリーモデルとして楽しんで。燻製レシピブック付き。
グリーンハウス『スモークメーカー(GH-SMKAA-SV/GH-SMKB-SV)』
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出典:Amazon
重量 | - |
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サイズ | 約φ68×H166(mm) |
材質 | - |
対応スモーク法 | 簡易的な冷燻 |
燻製器のおすすめ2選【温度計付き】 温度管理できて本格的に楽しめる
コールマン『ステンレススモーカー2』














出典:Amazon
重量 | 約2.1kg |
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サイズ | 幅250×奥行265×高さ400mm |
材質 | ステンレス ほか |
対応スモーク法 | 熱燻法・温燻法(兼用) |
ロゴス『LOGOSの森林 スモークタワー』














出典:Amazon
重量 | 約3.1kg |
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サイズ | 幅260×奥行250×高さ420mm |
材質 | ステンレス、スチール |
対応スモーク法 | 熱燻法・温燻法(兼用) |
「燻製器」のおすすめ商品の比較一覧表
ECサイトのスモーカー・燻製器ランキングを参考にする
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのスモーカー・燻製器の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各ECサイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
燻製器をキャンプでうまく使うコツ 野外料理のプロからのアドバイス
アウトドア&旅ライター・編集者
温度計を使うことでさらなる燻製の高みへ
スモークは同じ食材・味付けでも、温度変化の大きいキャンプでは味が異なるのがおもしろいところです。
温度計がなくてもそれなりにおいしいスモークを作れますが、効率よくスモークを仕上げたいなら、差し込むだけでスモーカー内部の温度を測れる温度計を用意しましょう。
ほとんどのスモーカーは別売となっていますが、兼用できるのでひとつあると重宝します。
燻製器はスモークチップで差をつけよう 種類いろいろ!
同じ材料でも使うチップで仕上がりは千差万別
同じ材料でも、燻製チップによってその仕上がりの印象は大きく変わります。
たとえば、日本でポピュラーな桜チップ。ホームセンターでも販売しているため、入手しやすいチップです。特徴としては、クセがあり香りが強めなので、野菜や白身魚だと煙のにおいが勝ちすぎてしまい、あまり相性がよくありません。そのため、青魚や牛肉、豚肉、羊肉などに使用するとよいでしょう。
ほかに、リンゴは、穏やかな色づきと甘く柔らかい香りが特徴です。そのため、白身魚やホタテをはじめとする魚介類や淡白な肉類と合わせるとよいでしょう。
定番のチップはこれ! 初心者から上級者まで
初心者向けの燻製チップとして人気があるのがナラです。クセが少なくすっきりとした香りでありながらもしっかり色がつくからです。食材にしっかりと色がつくので、燻製の仕上がりにいっそう気分が高揚するはず。
一方、上級者向けなのがメスキートです。テキサスで定番のチップで、香りがとても強く、色づきもしっかりしています。くるみの仲間であるヒッコリーは、アメリカで一般的な燻煙チップです。どんな食材にでもオールマイティに対応できるとされています。
このように、燻製したい食材に合わせてチップを選ぶことで、より燻製の完成度を高めることができます。どのチップを選べばよいのか迷ったときには、オールラウンドに使えるものを選ぶことで、失敗のリスクが軽減できます。
また、自分好みの燻製チップを見つけるために、同じ食材でいくつかの燻製チップを使って食べ比べてみるのもよいでしょう。
スモークウッドを選ぶならこちらも参考に
アウトドアカフェBASE CAMP代表A-sukeさんへの取材をもとに、おすすめのスモークウッド5選を紹介しています。
燻製の方法を知ろう 「熱燻」「温燻」「冷燻」
上でも少し説明しましたが、燻製には、燻製する温度によって「熱燻」「温燻」「冷燻」とおもに3つの方法があります。それぞれの特徴を知っておきましょう。
●熱燻法(ねつくんほう)
燻製器の中を80~120度くらいにキープし、20分~4時間ほど燻煙する方法です。
「スモークチップ」と呼ばれる木材のカケラを、バーナー、ガスコンロなどで加熱して高温にし、出てくる煙で燻製にします。短時間でできるため、アウトドアでバーベキューしながら、気軽に燻製してその場で食べる、という場合には、この燻法が手軽です。
熱燻法では、水分があまり抜けないため、ジューシーな味わいを楽しめるのがポイント。ただし、水分が残っているため、保存性はほとんど望めません。作ったらなるべく早く食べましょう。
●温燻法(おんくんほう)
燻製器の中を30~80度くらいにキープし、数時間かけて燻煙します。
「スモークウッド」と呼ばれる木材のカケラの固まりに直接火をつけ、その煙で燻製します。このため、時間はかかりますが、バーナー、ガスコンロなど熱源を別に用意する必要はありません。
温燻法は、いわゆる一般的な「燻製」に使われる方法で、食材の保存性を高めることができます。また、チーズや半熟卵など、加熱しすぎたくないものを燻製するにも向いています。ただし、熱を加えないので、慣れないうちは生のままでも食べられる食材を使い、なるべく早く食べるほうが安心です。
●冷燻法(れいくんほう)
ハムやサーモンなどを低温で長時間かけて燻製する方法で、長いものは3週間も燻煙します。冷燻法の場合、大燻製器の中を15~30度くらいに保つ必要があります。一般に、大型の本格的な設備が必要になります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2020/12/04 コンテンツ修正のため記事を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 大熊武士)
オートキャンプ雑誌、アウトドア雑誌の編集部を経て、フリーランスに。 現在はアウトドア(おもにキャンプとウインターアクティビティ、野外料理)、旅をテーマに雑誌やWEBマガジンで活動。 趣味は30年ほど前からはじめた国内外でのオフロード・ツーリング&キャンプ。最近、ハンモック泊の心地よさに感激。