鯉のぼりの選び方 マンションでも大丈夫!
子どもの日は、鯉のぼりを飾ってお祝いをしましょう! 鯉のぼりは屋外で風になびくものというイメージがありますが、住宅事情に合わせてマンションのベランダや室内にも飾れる商品も多く販売されています。
はじめに鯉のぼりの選び方を解説するので、商品選びに失敗したくない人はぜひチェックしてくださいね。
【1】設置場所に合わせてタイプを選ぼう
鯉のぼりは、設置したい場所により選ぶべき商品が異なります。
【屋外用】埋め込み型か、設置簡単なスタンドタイプを
庭がある場合は屋外用の鯉のぼりが設置できます。狭い庭でも設置がかんたんなのが「スタンドタイプ」。ポールを器具に差し込んで、その周囲を砂袋などで押さえるだけで設置できます。
黒鯉のサイズが5m以上になると、庭にポールを埋め込んで設置する「埋め込み型」です。庭に穴を掘って埋め込むので作業がたいへんですが、迫力ある鯉のぼりになります。
【ベランダ用】主流は柵取りつけ型、スタンドタイプ
マンションなどの集合住宅用に売られているのがベランダ用の鯉のぼりです。屋外用のように大きな鯉のぼりは飾れませんが、小ぶりでも青空でひるがえる姿を見られます。
設置方法はベランダの「柵取りつけ型」と「スタンドタイプ」の2種類。柵の形状によっては取りつけできない場合もあるので、そのときは器具にポールを差し込むスタンドタイプを選んでください。
【室内用】コンパクトに飾れるモービル、置物、貼り付けタイプ
屋外やベランダに飾れない場合でも、室内用の鯉のぼりがあります。部屋のなかに飾るのでコンパクトサイズになりますが、表情などがかわいい鯉が多く、子どもに人気です。
室内用にもいろいろなタイプがあり、天井から吊すモビールタイプ、置物タイプ、大きめのスタンドタイプなど。また大きな布タイプの鯉のぼりを壁一面に飾る「貼付けタイプ」も迫力があります。
【2】素材は耐用年数や見栄えで選ぼう
屋外用の鯉のぼりは、いつも風にはためいているので耐用年数をチェックして選ぶ必要があります。鯉のぼりの素材はおもにナイロン製とポリエステル製です。それぞれの特徴を説明しながら、見栄えについても説明します。
ナイロン製|耐用年数2~3年・リーズナブルに買える!
ナイロン製の鯉のぼりはリーズナブルなので、はじめての方でも気軽に飾ることができます。光沢があって見栄えするのですが、雨や太陽の光を浴びるため劣化が速いのが特徴です。
耐用年数は短いですが、2年から3年ごとに新しいものと買い換える楽しみが。子どもの成長とともに買い換えていくのなら、ナイロン製が向いています。
ポリエステル製|耐用年数5~6年・長く使えて高級感もある!
耐久性で選ぶのならポリエステル製の鯉のぼりです。ナイロン製よりも値段は高くなりますが、耐用年数は5年から6年と長くなるので、兄弟がいる家庭に向いています。
ポリエステル製の鯉のぼりはシワになりにくく、お手入れもかんたんなのが特徴。いろいろなデザインのものがあり、見栄えのする迫力ある鯉のぼりが多いです。
室内用なら耐用年数は気にせずOK
屋内用の鯉のぼりは外気に触れないので、耐用年数はそれほど気にする必要はありません。また素材もナイロンやポリエチレンをはじめ、プラスチック、陶器、紙などいろいろな種類があります。
室内に飾るので、デザイン性や質感などを重視して選ぶのがポイントです。部屋の広さなどを考えながら、子どもの好みも取り入れて選んでください。
【3】屋外用は近所迷惑にならないサイズかチェック
屋外用の鯉のぼりは設置する庭の広さや、隣近所のことも気にする必要があります。狭いスペースに大きな鯉のぼりを立てると、鯉のしっぽがお隣の庭に入ってしまうことも。
またマンションのベランダに設置する鯉のぼりも、サイズが大きいとお隣のベランダにひっかかってしまうことがあります。せっかくの鯉のぼりを楽しく飾るためにも、近所迷惑にならないサイズを選んでください。
鯉のぼりおすすめ5選|屋外用 設置簡単で立派に飾れる!
ここからは、おすすめの鯉のぼりを紹介! まずは屋外用の鯉のぼりをピックアップ。簡単に設置できる「スタンド型」と、地面に穴を掘って設置する「埋込み型」があります。

子どもの節句には、立派なものを飾り成長をお祝いしたいという方におすすめです。アルミ製のスタンドがついているため、庭、玄関先、ベランダとさまざまな設置場所に柔軟に対応できます。
江戸鯉のぼり職人が手がけている
スタンドタイプの鯉のぼりですが、軽くてさびないアルミ製のスタンドがついており、省スペースでも設置できます。庭が狭くても玄関先に設置できますし、2階のベランダにも設置可能です。
東京で唯一の江戸鯉のぼり職人・川尻金龍師の筆による金昇龍の吹流しのデザインが素晴らしく、見事な鯉のぼりになっています。
黒、赤、青の鯉をはじめ矢車、スタンド、ポールなどがワンセットになった商品です。
軽いナイロン製でよく泳ぐ
吹流しが5mあるので、庭に穴を掘って設置する埋め込みタイプの鯉のぼり。穴に杭を設置してポールを差し込む方式です。1度杭を設置してしまえば何年も使えます。
ポールは付属していないので別売を使用しますが、黒鯉(5m)の倍の10mの長さが必要です。
吹流しと鯉の素材はナイロン生地なので、水に強く、軽いので空によく泳ぎます。別料金で家紋と名前を入れることができます。
砂袋でかんたんに設置できる
アルミ合金製のポールと矢車付きのスタンドタイプの鯉のぼりです。砂袋が3枚ついており、袋あたり15kgの砂やジャリをいれてスタンドの重しに使います。砂袋を乗せるだけなので、鯉のぼりの設置がかんたんです。
鯉は黒、赤、青の3種類で、ポリエステル立体交差織生地を使用。特殊加工によって太陽の光を浴びると白銀色に輝きます。吹流しには別料金で家紋や名前入れが可能です。
5種類の鯉が大空に映える
黒、赤、青、緑、紫と5種類の鯉が空に泳ぐ大型セットの鯉のぼりです。日本画家の徳永春穂筆によって描かれており、錦鯉の色合いを独特の技法で染め上げています。
うろこ全体にアルミ金箔を配して、一匹ずつの鯉を異なった模様に仕上げた労作です。新素材のポリエステル立体交差織生地を使用しているので、太陽光を受けて白銀色に輝くのが特徴。
ポールは別売りで、吹流しには別料金で家紋や名前が入ります。
天泳ぐ華やかな鯉のぼり
鮮やかな発色と和の風合いが特徴のポリエステルちりめん生地を使用しており、高級呉服に使用されるハイグレード耐久撥水加工(パールトーン加工)を施しています。
スタンドをおもりで固定するので場所を選ぶことなく、コンクリートなどで杭が打込めない場所に設置できます。
鯉のぼりおすすめ5選|ベランダ用 マンションやアパートでも飾れる!
続いてベランダに飾りやすいサイズ感の鯉のぼりを紹介します。ベランダ用の鯉のぼりは、マンションやアパートなどの集合住宅だけでなく、一般住宅の2階ベランダにも設置できますよ。

コスパ重視のご家庭におすすめです。手に入れやすい価格でありながら、鮮やかな色合いが青空に映えます。マンションのベランダに取り付けやすいサイズがうれしいです。
かんたんに設置できるナイロン製
ナイロン製で防水材質のベランダ用鯉のぼり。日本画をもとにした写実的なデザインで、ナイロン生地の光沢と深みのある色合いが鮮やかです。
ナイロン製は軽いので風によく泳ぎ、太陽の光を反射して美しく映えます。鯉の取りつけがとてもかんたんで、箱から出してすぐにベランダに設置が可能。
初節句のお祝いに喜ばれる商品です。
ベランダのスペースに合わせて自由に置ける
ベランダ用ですが、柵に取りつけるのではなく水袋を重しにするスタンドタイプの鯉のぼりです。設置がかんたんで、ベランダのスペースに合わせて置く場所を自由に変えられます。
吹流し、黒、赤、青の3匹の鯉、矢車、ポール、ロープなどがセットになっているので、はじめての方にも楽しめる商品です。ナイロン製の鯉のぼりなので軽くて青空によく泳ぎます。
色の鮮やかな友禅染め
コンパクトのミニサイズながら、3色の鯉のぼりは発色のすぐれた友禅染めです。色落ちやかすれがなく、鮮やかな鯉のぼり。
ベランダ設置用金具がついているフルセットなので、部品を買い足す必要がなくすぐに設置できます。省スペース仕様なので狭いベランダでも楽しめます。
吹流しには伝説の「飛龍光」が描かれ、勇ましい鯉のぼりです。
ベランダ、スタンド型兼用
ベランダ用の金具も付属されているので、ご家庭の環境に合わせて選択できるのもポイントです。デザインは誰もが知っているディズニーなので親しみやすいです。
また、組み立てにドライバーが不要なので、女性でも簡単に設置が可能となります。
万能型スタンドで設置がかんたん
5Lの水袋が2個ついた万能型スタンドのベランダ用鯉のぼりセットです。水袋を重しにするだけなので、場所を選ばずにかんたんに設置できます。設置に必要な面積は51×51cmなので、ベランダ以外にも設置可能。
吹流しと鯉はナイロン生地を使用しているので、軽やかに青空を泳ぎます。矢車とポール、ロープなどすべての部品がそろっているので、はじめての方でも飾り付けがらくです。
鯉のぼりおすすめ6選|室内用 おしゃれで設置や片付けも簡単!
最後に室内用鯉のぼりを紹介します。どこにでも設置できて、収納の手間もかからないので近年人気が高まっています! インテリアとして楽しむこともできるおしゃれな商品も。ぜひチェックしてくださいね。

住宅事情で屋外に鯉のぼりを設置できないご家庭におすすめです。室内用でありながら1m以上あり迫力があります。雨の日でも室内で、鯉のぼりを楽しめるためインテリアとしても◎。
表情が愛らしい鯉のぼり
木製のスタンドに飾りつけるちりめん素材の室内用鯉のぼりです。室内用ですが高さが1m以上あるので、意外と大ぶり。部屋に飾れば立派なインテリアにもなります。
てっぺんに矢車、その下に黒鯉、赤鯉、青鯉と3匹の表情がとても愛らしく、ほのぼのとした気分に。初孫やお知り合いへの贈りものに喜ばれるスタンドセットです。
手作りの温もりが伝わってくる
室内用鯉のぼりの特徴のひとつは、かわいらしい鯉の表情を楽しめることです。この置物の鯉のぼりも表情がおもしろく、子どもの日にふさわしいデザインです。
3本の木に合計8匹の鯉が泳いでおり、にぎやかな感じがわんぱく小僧を連想させて楽しめます。手作りの温もりが伝わってくる室内用の鯉のぼりは、子どものいる家庭にふさわしい商品です。
室内でも泳ぐ鯉のぼり
室内用といってもスタンド型のように置くタイプではなく、天井から吊すタイプでモビールのように動きます。室内でも鯉が泳ぐ姿をながめることができる楽しい商品です。
とても軽くできているので、エアコンや窓からの外気などでユラユラと動く鯉のぼりにお子さんも喜ぶことでしょう。鯉のぼりにはフィルム風船を使用しているので立体感があります。
ポップなデザインの貼りつけタイプ
日本大好きな2人のフランス人女性ユニットが製作している鯉のぼり。フランスでは室内インテリアとして評判を呼びましたが、日本でも壁に貼るタイプとして飾れます。ポールを別に用意すれば、外に飾るのも可能です。
伝統的な鯉のぼりとは異なり、カラフルでポップなデザインが新鮮。子どもが成長したあとも、額に入れて一年中飾れます。
ほかにもXS、M、Lサイズなどカラフルな鯉のぼりがそろっているので、お好みを選んでください。
端午の節句にふさわしい置物
兜と鯉のぼりがセットになっており、端午の節句にふさわしい室内飾りです。京都の歴史ある人形工房がこまかいところまでこだわり、手作りした商品。素材となったちりめんの風合いを生かしています。
高さが20cmとコンパクトなので、狭いスペースにも置くことも可能です。兜と鯉のぼりがワンセットになっているので、贈りものにも適しています。
日本製のナイロン糸を使用した丈夫な織物
鯉の取り付けがとても簡単で、箱から出してすぐに飾れます。日本製の東洋紡ナイロン糸を使用した丈夫な織物が素材です。
水に濡れても大丈夫な友禅染めで仕上げられた本格的な鯉のぼりです。手軽に遊べる鯉のぼりの小型版。お部屋の中や玄関に飾ると「こどもの日」の雰囲気を味わうことができます。
「鯉のぼり」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 鯉のぼりの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での鯉のぼりの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
鯉のぼりに関するQ&A
最後に、「いつからいつまで飾るの?」「鯉のぼりの正しいお手入れ方法や保管方法は?」など、知っておきたい鯉のぼりの基礎知識を紹介します。
鯉のぼりを飾る期間はいつからいつまで?

正式にいつから飾るか決まりはないのですが、一般的には春分の日が終わり3月20前後から飾りはじめます。お天気のいいタイミングで飾るといいでしょう。遅くても4月中旬には飾りましょう。
また、こどもの日が終わって、鯉のぼりをしまうタイミングも正式には決まっていません。地域によっても違いはありますが、目安としては5月中旬から6月中旬頃がベストタイミングでしょう。
鯉のぼりのお手入れ方法は?

鯉のぼりが汚れているときは、洗濯機でなく手洗いで洗いましょう。簡単なやり方としては、浴槽などに洗剤を入れて鯉のぼりをお湯につけてもみ洗いするのがおすすめ。
雨の日は避けて、洗い終えたらすぐに干してください。保管場所としては、湿気の少ない所にしましょう。
悪天候時に鯉のぼりはしまうべき?

屋外用やベランダ用の鯉のぼりは、天候にも気をつける必要がありますよね。天気予報をよく確認し、雨風が強い日は鯉のぼりを下げましょう。
急に強い風が吹いたりすると、鯉のぼりが飛ばされてしまうこともあります。また雨に濡れると鯉のぼりが劣化して、耐用年数までもたなくなることも。
保育士ライターからのアドバイス
住宅事情に合わせた鯉のぼりを選ぼう
男の子の、健やかな成長を願って飾る鯉のぼりですが、現代のさまざまな住宅事情もあり外での設置が難しい場合もあります。青空のもとで飾れない場合でも、室内で飾り子どもの成長をお祝いしたいですね。
毎年鯉のぼりと写真を撮って、成長具合を喜びあうのもいいでしょう。
子どもの日や初節句にはこちらもおすすめ 関連記事
鯉のぼりは住宅環境に合わせて選ぼう
鯉のぼりは屋外用、ベランダ用、室内用がありますが、そのなかにもいろいろなタイプがあります。それぞれのご家庭の環境に合わせて選ぶのがポイントです。
ベランダ用でも屋外に設置できるものもありますし、室内に飾れるものも。室内用の鯉のぼりは青空に泳ぐ姿を見ることはできませんが、愛らしい、心が和む鯉のぼりです。
ご紹介したおすすめ商品のどれを選んでも、お子さんの成長を願う気持ちは同じなので、ご家庭に適したものを選んでくださいね。
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