衣類圧縮袋の選び方
洋服の収納スペース確保に便利なアイテム「衣類圧縮袋」。旅行時の洋服入れとしても重宝します。そして、ひと口に衣類圧縮袋といっても、商品ごとに特徴があります。そこでここからは、衣類圧縮袋の選び方のポイントを解説していきます。ポイントは下記のとおりです。
【1】圧縮方法
【2】サイズ
【3】ファスナーの作り
【4】消臭・抗菌効果
【5】便利な機能
【6】トラベルポーチタイプ
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。チェックしていきましょう。
【1】圧縮方法で選ぶ
圧縮方法によって使い勝手や圧縮力が異なるため、特徴をチェックしましょう。
旅行に便利なコンパクトサイズの「手押しタイプ」
圧縮バッグをクルクルと丸めながら手押しで空気を抜くタイプは、掃除機を使わずに圧縮できるため、旅行など、外出先に持ち運んで使えるのが大きなメリットです。
ただし、圧縮力は次にご紹介するバルブタイプよりやや弱いので、旅行用の衣類をスーツケースに収納するなど、短時間パッキングする使い方が適しています。
衣替えや引っ越し時の圧縮なら「バルブタイプ」
バルブつきの衣類圧縮袋は、掃除機や付属ポンプを使って、本体に設けられたバルブから空気を抜いていきます。手押しタイプよりもしっかりと圧縮できるのが特徴で、厚手タイプの衣類圧縮袋が主流。
ニット・セーターなどの冬物衣類や、布団などのかさばるものを長期間保管するときに適しています。専用のポンプが付属している商品であれば、掃除機を準備する手間が省けて、より手軽に利用できます。
布団の収納は場所をとるし、かさばりますよね。そんな布団圧縮袋をお探しの方は下の記事もチェックしてみてください!
【2】サイズで選ぶ
収納したい衣類の量に合わせて、必要なサイズの圧縮袋を選ぶことが大切です。季節もののニットやコートを入れるなら大きいサイズを、夏場や下着だけなど少量の衣類を持ち運ぶときは小さめのサイズを選ぶといいでしょう。
サイズ選びに迷ったら、複数のサイズがセットで入っているタイプもあります。これなら旅行から衣替えまで色々な用途で使用できておすすめです。
商品パッケージに、なかに入る量の目安が書いてあるので参考にしてみてください。
【3】ファスナー部分の作りで選ぶ
チャックにスライダーのついた圧縮バッグは、開け閉めがかんたんで便利です。スライダーがないタイプだと、手でチャックを閉めるのに時間がかかるうえ、空気を入れずに閉めるのが難しくなります。
とくに、サイズが大きめの衣類圧縮袋の場合には、スライダーがついているものを選んでください。また、ファスナーが色つきのものなら、閉め忘れ防止になります。封を閉めた部分の色が変わるので、きちんと閉まっていない場所を確認でき、より密封性を高められます。
【4】消臭・抗菌効果があるものが安心
特に夏場など、気温が高くジメジメしている時期には、雑菌が繫殖してしてニオイが発生しやすいです。旅行帰りには、汗をかいた服や着終わった下着を入れることになるはず。スーツケースの中に嫌なニオイがこもるのを防ぐには、消臭・抗菌効果のある衣類圧縮袋を選ぶのもひとつの手です。
【5】保管時に便利な機能があるものがおすすめ
圧縮後にも保管しやすい機能で選んでおくととても便利です。そのポイントをチェックしてみましょう!
適度な厚みがある丈夫な素材
衣類圧縮袋は、しっかりとした厚みがあり、丈夫な素材を使っているものを選ぶようにしましょう。厚手のものは、何回も繰り返し使えますが、1度破れてしまうとそれ以上は使えません。
旅行用に持っていったときに破けて、カバンに荷物が入らなくなってしまうなどのトラブルも考えられます。そのため、素材の耐久性はしっかりと確認しましょう。
逆止弁つきのもの
逆止弁つきの衣類圧縮袋は、空気の押し出しをやめても空気が袋のなかに逆流することがなく、圧縮された状態をたもってくれます。
逆止弁なしだと、最後にどうしても空気が戻ってしまって、サイズが大きくなりがちです。衣類をなるべくコンパクトにしたい人や、ニットやセーターなどのかさばる冬物をしっかり圧縮したいときは、逆止弁つきの圧縮袋を選びましょう。
【6】トラベルポーチタイプもおすすめ
衣類圧縮袋の中には、表と裏に二つの収納スペースがあって、着た服とこれから着る服を分けて収納できるトラベルポーチタイプもあります。道具を使ったり体重をかけたりせずに、ファスナーを閉めることで圧縮できます。
ポリエステルなどの素材でできており、丸洗いできるものがあるのもポイントです。
衣類圧縮袋のおすすめ8選
ここからは、衣類圧縮袋のおすすめ商品をご紹介します。さまざまな商品の特徴をまとめているので、販売サイトでの口コミなどもあわせて、ぜひ参考にしてください。
▼手押しタイプ
旅行で嬉しい消臭機能付き
圧縮袋の内側に消臭剤が練りこまれており、消臭効果が期待できます。カバンやスーツケース内でほかの荷物へのにおい移りを抑えられるので、旅行はもちろん、部活動の合宿などで便利に使えるでしょう。
また、逆止弁が付いているので、圧縮中に空気が戻りません。チャックを閉めて手で押すだけで、だれでもカンタンに圧縮ができますよ。

片面は中身が見えにくい柄でプライバシーを守れる
片面が中身が見えにくいストライプ、反対側が透明となっており、収納時に中身を隠せる圧縮袋です。下着など、ふとした時に人目に付くとイヤなものも安心して入れておけます。また、片側が透明で中身の確認しやすいのはうれしいですね。
旅行に便利な手で巻くだけで圧縮できる方式を採用。スライダーもついており、手軽かつ確実に荷物のサイズを減らせます。
8枚も入ったコスパの高い衣類圧縮袋
コストパフォーマンスが高いAmazonベーシックブランドの衣類圧縮袋です。M、Lサイズが4枚ずつセットになっており、たくさんの衣類圧縮袋が必要な方におすすめです。
チャックは二重チャックでスライダーも付いており、しっかりと密閉状態を保持できます。逆止弁つきの袋をジッパー側から巻くだけで簡単に圧縮。旅行先でも衣替えでも活躍します。
付属の特許スライダーで圧縮袋をかんたんに密閉
手巻き圧縮でなかの空気は圧搾によって排出。真空状態で収納されてるので、湿気や埃、ダニやカビなどの侵入を防ぎ、清潔に保管されます。
高品質で丈夫なPA+PE複合材料の厚く丈夫なビニールなので、破れにくく耐久性の高い製品です。
旅行用にぴったりの圧縮バッグ
手で丸めて空気を抜くタイプの圧縮バッグです。片面が透明、片面は色つきになっているため、なかに入れた衣類が見えにくいのが特徴。
また、チャック部分にはスライダーがついており、しっかりと空気を抜きやすくなっています。1枚にTシャツなら2~3枚、セーターやトレーナーは1~2枚入るため、旅行用や出張用の携帯衣類圧縮袋として適しているでしょう。
安心の消臭・抗菌タイプ
汗をかいた服や下着を入れたい方にも嬉しい、消臭・抗菌機能付き圧縮袋。表は中身が見えにくいホワイト、裏面は中身が見えるクリアカラーで、収納時は中身を隠せるのに、取り出すときはどこに何があるかが一目でわかります。
セーターやトレーナーが3~5枚入るLLサイズで、冬の旅行や長期旅行でも安心。逆止弁付きで、空気を綺麗に抜けます。
▼バルブタイプ
ハンガーにそのままつるせる衣類圧縮袋
ロングサイズの圧縮袋が2枚セットになっています。上部にはフックがついており、クローゼットなどのハンガーに掛けた状態で、掃除機を使って圧縮できるため、スムーズに作業が進みます。
冬物のジャケットやベンチコートなどが2~3着入るサイズ。コンパクトに丸めてスーツケースに入れられるので、季節の違う海外への旅行時に役立ちます。
▼トラベルポーチタイプ

収納力ばっちりのバッグ型衣類圧縮袋
バッグ型になった、衣類圧縮袋です。内部には区切りが2つ設けられており、着ていないきれいな衣類と、汚れた衣類をわけて収納できるのが便利。
バッグ外側の素材は撥水タイプになっているため、ジムや海、温泉など、外出先にも気軽に持ち運んで使えます。セーターなどの冬物も収納できる大容量で、50%ボリュームダウンできる圧縮力が魅力です。
「衣類圧縮袋」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 衣類圧縮袋の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での衣類圧縮袋の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
シワをつけずに衣類圧縮袋に入れる方法
衣類圧縮袋を使えば、収納スペースが少なくても上手に収納できるのがメリットですが、圧縮バッグで衣服を収納する際に気になるのがシワです。そこで、シワにならないためのヒントを2つご紹介します。
1.ひとつの衣類圧縮袋に詰め込み過ぎない
2.中身が平になるようにたたむ
万が一、シワがついてしまったとしても、霧吹きを使って衣類のシワに水を吹きかけて、その部分をドライヤーで乾かせばかんたんにシワを直せるので、試してみてください。
また、持ち運びできる衣類スチーマーがあると、旅行先でも衣類のシワ伸ばしができます。
そのほかの便利な旅行グッズはこちら!
衣類圧縮袋で衣替えもスッキリ
本記事では、衣類圧縮袋をご紹介しました。いかがでしたか?
衣類圧縮袋は、用途に合ったサイズを選ぶことが重要です。また、スライダーや逆止弁など、圧縮しやすくなる機能が付いたものを選ぶと、使いやすいでしょう。
ダイソーなどの100均やホームセンターなどでも衣類圧縮袋は購入できます。よりたくさんの商品を比較検討したい方は、通販を利用するのがおすすめです。ご紹介した情報を参考に、あなたに合った衣類圧縮袋を選んでみてくださいね。
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「生活雑貨」「キッチン用品」「ギフト・プレゼント」カテゴリー担当。妻と娘が二人で料理をしているのをほほえましく眺めながら、息子と食べる担当になっている30代編集者。あると便利な日用品を買っても使わず、怒られているのは内緒。