小魚の魅力とは?
「おやつ」と言えばチョコやクッキー、ポテトチップスなどを思い浮かべることが多いかもしれませんが、小魚を原料にしたおやつも種類がたくさんあって人気があります。小魚にはカルシウム、鉄分、DHA、EPA、ビタミンDなどの栄養素が豊富に含まれています。
小魚だと頭からシッポまで食べられるので、栄養分も丸ごと摂取できます。ふだんの食事だけでは摂ることが難しい栄養素を、おやつで手軽に補えるのはうれしいポイント!
なお、小魚はよく噛まないと食べられないので、噛むことで少量でも満足感が得られます。どうせ食べるなら、体にいいおやつを選びたいという方には小魚のスナックをおすすめします。
小魚の選び方
ひと口に小魚のおやつと言っても、煮干しタイプのものからアーモンドフィッシュのようなものまで、いろいろな種類があります。小魚スナックの選び方のポイントをまとめたのでご覧ください。
ポイントは下記。
【1】小魚の種類で選ぶ
【2】小魚のサイズで選ぶ
【3】小魚以外に入っている素材で選ぶ
【4】塩分や糖分の添加量も確認
上記のポイントを押さえることで、より自分好みの商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】小魚の種類で選ぶ
小魚に使われている魚の種類も商品によって違います。まずは小魚の種類で選んでみましょう。
お手ごろ価格な「カタクチイワシ」
お手ごろ価格でお財布にやさしいのが「カタクチイワシ」です。「イリコ」や「煮干し」として流通しているものは、カタクチイワシがほとんど。カタクチイワシは栄養満点で味が濃く、噛むたびに口のなかにジュワーっと魚のエキスが広がっていきます。
日本でも水揚げ量の多い魚なので購入しやすく、カリカリとした食感がやみつきになりますよ。
味を変えて食べたい方は「アジ」「キビナゴ」など
「いつもの小魚は飽きたな」と味に変化を求める方は、「アジ」や「キビナゴ」などがおすすめ。カタクチイワシとはまた違った味わいが楽しめます。香ばしい風味とさっぱりとした良好な味わいがポイントです。
小魚にもさまざまな魚が使われているので、その日の気分に合わせて味を変えてみるのもおすすめ。
【2】小魚のサイズで選ぶ
おやつ用の小魚といえば2〜3cmほどの小ぶりなものをイメージしますよね。しかし、小魚のなかには5cm以上の大きなものもあります。
魚の内臓が苦手な方は小さなタイプを
もともと魚があまり食べられない方や、苦味のある内臓が苦手な方は小さなタイプを選ぶとよいでしょう。ひと口でパクっと食べられるので、あまり内臓の苦味を感じることはありません。
小さいサイズであれば子どもでも食べやすいので、一緒におやつタイムに食べるのにもおすすめ。
魚の内臓のほろ苦さを味わいたいなら大きなタイプ
魚が好きな方や魚の内臓のほろ苦さを楽しみたい方は、大きなタイプを選ぶとよいでしょう。煮干し用に加工されるものは比較的大きなサイズなので、魚の食感をしっかり楽しむことができます。噛むたびに魚ならではのエキスが口のなかに広がり、お酒のおつまみにもぴったり!
とくに、内臓のほろ苦さは焼酎や日本酒との相性が抜群です。
【3】小魚以外に入っている素材で選ぶ
「小魚だけでは物足りない」という方におすすめなのがミックスタイプ。たとえば、アーモンドやゴマなどが入ったものもあります。
小魚と相性がよく給食にも出る「アーモンド」
小魚とアーモンドが一緒に入っているタイプで、給食にも採用されており、一般的には「アーモンドフィッシュ」と呼ばれています。アーモンドにはビタミンEやミネラル類がたっぷり含まれており小魚との相性も抜群です。
ただし、アーモンドには油脂類も多く含まれているので食べすぎには注意。おいしくてつい食べすぎになりがちですが、小袋タイプなどで食べる量をうまく調節しましょう。
香ばしい風味の「ゴマ」
香ばしい風味が特徴のゴマと小魚をミックスしたものもあります。
ゴマに含まれるゴマリグナンは抗酸化物質ともいわれ、アンチエイジングの面で注目されています。また、ゴマの香りが魚の味や香りをカバーしてくれるので、魚が苦手な方でも食べやすいです。
酸味で食欲をそそる「梅干し」
ほどよい酸味で食欲をそそる梅干しには、クエン酸が含まれています。単独では食べにくいという方も、小魚と一緒のおやつタイプなら手軽に摂取できるのではないでしょうか。食欲が落ちる夏場にもぴったりですよ。
イソフラボンを摂取できる「大豆」
イソフラボンを豊富に含む大豆と一緒に加工されているものもおすすめ。大豆のやさしい風味や味は小魚との相性も抜群です。
【4】塩分や糖分の添加量も確認
小魚には味つきのものがあり、それらには塩や醤油、砂糖などが加えられています。健康を気にするなら、できるだけ塩や醤油、砂糖などが加えられていない、小魚本来の味が楽しめるものを選ぶとよいでしょう。メーカーの公式サイトやパッケージの原材料表記を確認することも大切です。
パッケージで選ぶ
パッケージで選ぶのも重要なポイントです。
おやつタイムに食べるなら小分けタイプがおすすめですし、子どもと一緒に食べるならチャックつきで食べかけを保存しておけるタイプがおすすめです。料理に使うのであれば大容量タイプのものでもよいでしょう。
毎日でも食べたい小魚、産地にこだわるのもよし
フードコーディネーターからのアドバイス
小魚は毎日食べたい食品ですね。アーモンドフィッシュは味や食感もよく、カルシウムといっしょにビタミンEも取ることができます。なるべく調味料を控えたものを選び、塩分などを取りすぎないようにしましょう。
カタクチイワシの産地にこだわるのもよいですね。香川の伊吹島は水揚げから加工までの時間が短く、鮮度のよい良質な煮干しが作られています。瀬戸内産や長崎産など、漁場近くで加工されたおいしい小魚を、ぜひ味わってみてくださいね。
小魚のおすすめ11選
ここからは、フードコーディネーターの加治佐由香里さんと編集部が選んだ、小魚のおすすめ商品を紹介します。用途に合った小魚を選ぶときの参考にしてください。
香ばしい香りを引き出す丸粒アーモンドがたまらない
小魚たっぷりで、贅沢仕様に仕上げたアーモンド小魚です。瀬戸内海産の良質なカタクチイワシを贅沢に取り入れ、独自の配合にこだわっています。
アーモンドにも工夫がしてあり、香りを引き出す丸粒も加わっています。ローストされたアーモンドが風味をより豊かにし、小魚とあわせて食べるとよりおいしいですよ。容量は250gのほか、家族で食べるのにぴったりな600gのものもあります。
小腹がすいたときにぴったりの4g! 5連タイプ
日本近海で水揚げされたカタクチイワシを釜ゆでにして加工した小魚です。食べやすいように小分けタイプになっているので、子どものおやつタイムにもぴったり。
小分けになっているから食べ過ぎる心配もありませんし、外出するときにも気軽に持ち運びができるのは便利ですね。小腹がすいたときでも食べやすく、ダイエット中のおやつにもぴったりです。
※Amazonは5連袋×10個、楽天市場、Yahoo!ショッピングは5連袋×15個です。
お酒のおともに! 甘辛い味つけ
風味豊かなごまと一緒に加工された小魚です。瀬戸内海で水揚げされたカタクチイワシを使っており、甘辛い味つけがついついクセになってしまうでしょう。シンプルな味つけながらも懐かしさを感じられるので、子どもだけではなく大人にも向いています。
1kgと大容量でコスパが高く、賞味期限が4カ月と長いので、おやつやおつまみとして楽しむのにおすすめです。
クセになるチーズとリッチなバターの香り
カタクチイワシとアーモンドを独自で配合した一品です。保存料や着色料は一切入っていないので、小さなお子さんも高齢の方も安心して食べられます。クセになるモッツァレラチーズとまぶしたバターのリッチな香りが特徴の商品です。
いつもとは違う上品な味わいは、お酒のおつまみにもぴったり。チャックつきなので保存も便利です。
季節によってふたつの産地の小魚が楽しめる
瀬戸内海産もしくは九州産のカタクチイワシを使用。小魚はゴマつきで香ばしく炊き上げられています。アーモンドは2種類のタイプがあり、カットタイプか素焼き粒タイプから選べます。
320gと大容量サイズになっており、コスパも抜群。少し甘めの醤油風味は、クセになって思わず手が止まらなくなってしまいそうです。
コスパが高く地球にもやさしいエコなパッケージ
小魚が黒豆とミックスされた商品。味つけをしていない煎ったままの黒豆ならではのシンプルな味わいと、ゴマつき小魚の香ばしさは相性抜群! 小魚のカルシウムとあわせて、黒豆にも栄養がたっぷり含まれているので、お子さんのおやつにもぴったりですね。
また、パッケージはプラスチックの使用量が少ないので、地球にもやさしいエコな商品でもあります。
塩分を気にしている方にぴったりの塩無添加
瀬戸内海で水揚げされたカタクチイワシを釜ゆでにし、煮干しに仕上げられた一品です。釜ゆでにするときにも塩は一切添加されていないので塩分の過剰摂取の心配もありません。魚質がやわらかく、魚本来の味や風味が楽しめます。
魚が好きな方やお酒が好きな方にもぴったり。いろいろな用途で使い分けできるのもポイントです。
※楽天市場、Yahoo!ショッピングは3袋セット、Amazonは4袋セットです。
ほどよい酸っぱさと梅の香りがたまらない
ほどよい酸っぱさがアクセントの、紀州梅塩仕立てのアーモンドフィッシュです。梅の香りがたまらないので梅好きの方にぴったりの商品です。また、梅に含まれるマグネシウムはカルシウムの吸収をサポートしてくれます。
チャックつきのパッケージは、食べたいときに食べたい分だけ食べられて持ち運びにも便利ですよね。お子さんのおやつにもぴったりです。
保存に便利なチャックつき! 独特なニオイを軽減
カタクチイワシを加工した小魚で、アーモンド入りです。砂糖や水飴、塩で甘辛く炊き上げられています。日本国内の工場で鮮度の高いうちに加工することで、魚の内臓から出る苦味やニオイを抑えています。たっぷり入った大容量サイズはおつまみにするもよし、料理に使うのもよしです。
便利なチャックつきで、品質を落とすことなく保存しておけるのはうれしいポイント。大きめの小魚が使用されているので、魚ならではの風味を楽しみたい方にぴったりです。
サクサク、ホクホクの食感が楽しい
カタクチイワシなどの煮干しと、黒大豆をあわせた小魚スナック。岡山県産の作州黒大豆はホクホクで、瀬戸内海産の小魚の煮干しはサクサクの食感。
味付けは小魚の塩分のみで、製造工程では食塩を添加していないそう。素材の自然な味わいが楽しめます。
一度見たら忘れないおばちゃんのパッケージ
一度見たら忘れられないような、おばちゃんのパッケージが特徴の小魚です。瀬戸内海産の良質なカタクチイワシを使用し、魚ならではの風味を残しながらていねいに作られました。気づいたら手を伸ばしてしまうほどのクセになる味わいがたまりません。
60gと食べ切るのにちょうどよい容量で、チャックつきなので余っても質のよい状態のまま保存しておけます。
「小魚」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 小魚の売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでの小魚の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
体にいいおやつのおすすめはこちら
小魚にちょっと手を加えておいしさをアップ
味のついていない小魚はちょっと手を加えれば自分好みの味つけにできます。
たとえば、醤油や砂糖、みりんで佃煮にしてもよいですし、酢につければマリネに変身。フライパンでアーモンドなどとあぶれば自家製のアーモンドフィッシュに早変わり。自分なりの味を見つけるのも楽しいでしょう。
お好みの小魚をみつけておやつにとりいれてみよう!
小魚の選び方のポイントとおすすめの商品を紹介してきました。小魚は手軽に食べられて栄養豊富!
小魚スナックには、小魚のみのシンプルなものから、アーモンドやクルミなどがミックスされているもの、味付けがされているものまであります。この記事を参考に、ぜひ自分好みの小魚を見つけてくださいね。
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日本フードコーディネーター協会常任理事。 2000年よりフードコーディネーターとしての仕事をスタート。 商品開発、レシピ開発、スタイリング・撮影、食イベントの企画運営、講演会講師、料理教室講師など、食に関する業務に広く携わり、「食の楽しさと大切さ」を伝えています。 新しいもの、便利なものを取り入れながら、古き良きもの、伝統的な食文化も重んじるのが私のスタイル。 ここでは、豊かなフードライフスタイルの実現に役立つ提案を行っていきたいと思っています。