巻きすの選び方 ポイントをチェック!
巻きすを選ぶときのポイントをおさえておきましょう! ポイントは下記の通り。
【1】巻きすの素材
【2】サイズ
【3】巻くものに合わせて選ぶ
【4】価格や使い勝手の良さ
【5】細巻きには細巻き専用タイプを
【6】巻きす以外のおすしグッズ
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】巻きすの素材で選ぶ
巻きすには、巻きすの素材によってそれぞれのメリット・デメリットがあります。どんな特徴があるのかみていきましょう。
竹製|適度な弾力と手ごたえで綺麗な仕上がりに
竹製の巻きすには、適度な弾力と手ごたえがあり、きれいに巻きずしが巻けるという大きなメリットがあります。
竹製の巻きすは、自然素材である竹材をこまかく割ってつくられた竹ひごを、1本1本ていねいに糸で結び合わせています。1枚の薄い板のようにつながっているわけではなく、引っ張れば伸び、押すと縮む構造。
また、竹ひごの間隔が狭いもののほうが、曲がりやすく扱いやすいといえます。しかし、竹製の巻きすには、1本1本の竹ひごのあいだのすきまに詰まった食材をきれいに洗い流す必要があるため手入れは面倒かもしれません。
プラスチック製|しっかり押さえてきつく巻ける
プラスチック製の巻きすは、竹製の巻きすのように柔軟に伸びたり縮んだりしないので、食材をしっかり押さえてきっちりと巻くことができます。
また、大きなメリットとして、洗浄のしやすさがあります。メンテナンスに時短を求めたいなら、洗いやすい素材を選ぶのもひとつの方法です。
シリコン製|巻きずし以外にも使える
シリコン製は、耐熱性が高いのがひとつの特徴。オーブンや電子レンジにも対応しており、巻きずし以外にもいろいろな使い方ができます。そしてシリコン製はとてもやわらかく、縦にも横にも柔軟性があるのも特徴です。
【2】サイズで選ぶ
巻きすのサイズは24cmと27cm、30cmがよく使われます。シンプルなのり巻をつくるのか、具材がたくさんののり巻を作りたいかで、サイズを選ぶようにしましょう。のり巻の太さによっては、巻きすの長さが足りなくなります。使い勝手の良さを気にするなら、27cm、30cmのサイズを購入するようにしましょう。幅広い巻きものに対応できるタイプです。
【3】巻くものに合わせて選ぶ
お菓子作りでロールケーキなどのやわらかい素材を巻きたいときは、シリコン製ならよりきれいに巻けます。さまざまな用途で使用したいならプラスチック製やシリコン製がよいでしょう。
竹製の巻きすは海苔の面を巻くために設計されているため、酢飯が外側になっている裏巻きには向いていません。竹製の巻きすで裏巻きをつくりたいなら、ラップやクッキングシートを使って、巻きすに酢飯がくっつかないようにしましょう。
【4】価格や使い勝手の良さで選ぶ
100円ショップなどで竹製の巻きすが売られていることもありますが、仕上がりには差があります。
よい品質の巻きすなら、すばらしい弾力と手ごたえを感じられて、美しく巻けますが、品質の悪い巻きすではそうはいきません。
竹製の巻きすは、糸がていねいに結ばれているかや、竹の間隔が均等であるかどうかを確認すると、よい巻きすかどうかがわかります。巻きすは何個も備えておくものではありませんから、選ぶときには、安さよりも品質のよさを重視することをおすすめします。
【5】細巻きが作りたいなら細巻き専用タイプを
一般的に巻きすは太巻きをつくるためにデザインされていますが、細巻きをつくれないということはありません。しかし、サイズが異なるため、太巻きサイズの巻きすで細巻きをつくるには、慣れと工夫が必要になります。
できれば、細巻きをつくるのに適したコンパクトサイズの巻きすを別で用意するとよいでしょう。より見栄えのよい細巻きを巻けるようになります。
【6】巻きす以外のおすしグッズにも注目
ご家庭でおすしを楽しむために必要なキッチングッズは巻きすだけではありません。いろいろな便利なグッズで、おうちでもおすしパーティーをよりかんたんでありながらより華やかなものとすることが可能です。握りずしや押しずしをかんたんにつくれるグッズなどがあります。
巻きずしだけでなく、握りずしや押しずしなどのいろんなバリエーションのおすしを用意できるようになるために、巻きす以外のグッズも選んでおきましょう。
巻きすのおすすめ商品 素材別!
それでは、おすすめの巻きすをご紹介します。
▼巻きすのおすすめ4選【竹製】
竹製の巻きすをご紹介します。

しっかりとしたつくりで、見栄えのよい巻きずしづくりをサポートしてくれます。竹の香りも感じられるので、せっかく買うなら竹のよさまで感じたい! という方にはおすすめです。
竹製品製造会社がつくった竹巻きす
業務用向けの竹製品を数多く手掛ける製造会社がつくった、竹製の巻きすです。
竹製のしっかりとしたつくりになっていて27cmの幅があり、大きな太巻きもかんたんに、見栄えよく巻けます。竹の美しい色合いがいかされており、キッチンの道具としてもとても愛着をもてるので、長く使いたくなるアイテムとなることでしょう。
巻きずしだけでなくほかの料理にも使える鬼す
鬼すは、巻きすの種類のひとつで、竹ひごが三角形の形をしています。巻きすの食材に触れるサイドに三角形の尖った方が向いているので、凸凹した輪花状の表面をした巻きずしをつくることができるタイプのアイテムです。
この特徴を使って、きれいに角が立った伊達巻や寄せ卵などの料理もつくれます。あつあつのままこのアイテムにのせて、そのまま冷蔵庫で寝かせる工程には、竹製品のよさが出ます。
焼き海苔のサイズになっている巻きす
巻きずしをつくりやすいように、焼き海苔の一般的なサイズと同じサイズになっている巻きすです。竹ひごが1本1本ていねいに糸で結ばれていて、使い心地がよく、適度な弾力を感じながら、美しく巻きずしを形づくっていけます。
弾力のあるおいしそうに巻かれた巻きずしの仕上がりを求めるなら、竹製の巻きすがおすすめです。
細巻きがきれいに巻ける巻きす
サイズが少し短めになっていて、細いタイプの巻きずしがつくりやすくなっている巻きすです。竹ひごも細めのものが使われているので、こまかい動きによく反応してくれて、ていねいに巻きずしを巻くことが可能です。
ホームパーティーなどで、細巻きを出したいシーンがあるなら、細巻き専用にこのアイテムがあってもよいかもしれません。
▼巻きすのおすすめ4選【プラスチック・シリコン製】
プラスチックやシリコンなど、安価で購入できてお手入れもラクな商品を厳選しました。

ご飯がくっつきにくく、海苔がなくても巻きずしがつくれるのがうれしい! 手軽に洗えるのもよいです。レンジやオーブンでも使用可能なので料理の幅が広がります。
シリコン製の巻きすで使い方の幅も広がる
シリコンでできた巻きすで、260度の高温にも対応しており、オーブンを使う料理にも使用可能。すぐれた耐久性を発揮してくれます。海苔ではない部分を外側にして巻く裏巻きでも、酢飯が巻きすにくっつきにくいので、カリフォルニアロールなどもかんたんにつくれます。
洗浄も竹製の巻きすよりかんたんで、衛生的に管理できます。
メンテナンスがらくらくなプラスチック製巻きす
メンテナンスがかんたんにできる、ポリプロピレンというプラスチック製の巻きす。耐熱温度は110度です。
酢飯などのご飯が巻きすにくっつきにくいように、両面にエンボス加工が施されていますから、巻きもとてもスムーズ。巻きずしの表面に海苔がないタイプの、カリフォルニアロールのような食材でも、らくらく巻けます。
花形のかわいい巻きずしで子どもたちもうれしい
巻きすが花の形になっていて、かわいい花形の巻きずしをつくれる巻きすです。素材は、110度耐熱の能力があるポリプロピレンというプラスチック。海苔を巻きすに乗せて酢飯と具材を乗せるだけでかんたんにかわいい巻きずしが巻けます。
お子さんたちのお弁当に彩りを添えるために、この巻きすを使えます。笑顔でおいしく食べてくれるシーンが思い浮かぶ商品です。
巻きすを使わずにかんたんに細巻きができるグッズ
細巻きの巻き寿司を、巻きすを使わずかんたんにつくれるグッズです。巻きすの使い方がよくわからなくておうちで巻きずしパーティーができなかったという方も、このアイテムがあれば、やってみたくなるでしょう。
プラスチックにはエンボス加工が施されていて、酢飯などのご飯がくっつきにくく、メンテナンスも容易です。
【握り寿司グッズ】おすすめ5選 番外編

下駄の形をしており、おもちゃのようで子どもたちも楽しみながらおすしがつくれますよ。イベント時に使えば盛りあがることでしょう。誕生日などにもおすすめです。
そのまま食卓に出せる下駄型握りずしキット
握りずしが自宅でかんたんにつくれるようになっているキットです。型枠の穴に酢飯を詰めてその上にすしネタを置き、型枠を押し型にはめ込むだけで、下駄の形をしたプラスチックのプレートに10個の握りずしを一度につくれます。お店のように、そのまま食卓に出せますよ。
10個のおすしが飛び出てくる様子に、子どもたちも大喜びすることでしょう。握り寿司キットで家族の団らんを楽しみませんか?
かんたんにシャリがにぎれるしゃもじ
シャリを型に詰めて「ポン」と押しだすだけで、かんたんにシャリができるシャリ製造しゃもじです。これがあるだけで、おうちで握りずしや軍艦巻きができるようになります。
内側は、ダブルエンボス加工になっているので、食材がこびりついてしまって洗いにくくなるということはありませんし、詰めたご飯が出てこないということもありません。
おうちでかんたんに握りずしをつくれるグッズ
かんたんできれいに握りずしがおうちでつくれるようになるアイテムです。酢飯などのご飯を入れて、ふたをして固めて取り出すだけで、すしネタを乗せると立派なおすしの完成です。
ご飯がこのグッズにこびりつかないように、内側がダブルエンボス加工になっていて、かんたんに洗えます。家族の団らんが楽しくなるアイテムです。
電車がおすしを乗せて運んでくれ、おうち回転ずしに
電池で走るおもちゃの電車が、おすしを乗せてくるくる走ってくれます。子どもたちがおいしくおすしを食べられるだけでなく、楽しく盛り上がれます。
一度に3枚までお皿を乗せられるのに加えて、付属するお皿が6枚もあるので、食べさせながら次のおすしを用意できるのも便利です。レールの長さが158センチもあり、電車の動きも楽しめます。
かんたんに見栄えのよい押しずしができるグッズ
ひのきの容器に具材を入れるだけで押しずしができる日本製の押しずし器です。天然の素材なので、木のぬくもりが感じられます。容器に切り込みのスリットが入っていて、切り分ける際に包丁のガイドとなってくれるので、とてもかんたんにカットできます。
バッテラずしにちょうどよいサイズですが、押しずし風のちらしずしなどもでき、いろいろ使えます。
「巻きす」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 巻きすの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での巻きすの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
巻きすの巻き方&使い方を紹介 自宅でも簡単にできる!
今回は竹製の巻きすをつかったのり巻の巻き方をご紹介します。
まずは、裏面と表面を確認します。裏面と表面に形の違いがなければ気にすることはありませんが、とがっていたりすると、表面が平らな巻物がつくれません。飾り巻きなどがしたい場合は凸凹した面を使うとよいでしょう。
巻きすに糸が付いているタイプは、巻く方向の奥側に糸が来るように巻きすを置きましょう。食材と糸を一緒に巻き込むことを防ぐためです。
のり敷いて、そのうえに気持ち少なめのご飯をのせます。ごはんは熱々よりは少し冷めた状態のご飯を使うようにしましょう。熱々のご飯だとのりがしなしなになってしまいます。次に巻きたい具材を、ご飯をのせた上の手前側にのせます。
巻くときは具材がこぼれないようにしながら、まずひと巻きしてぐっと力をこめます。2回転、3回転めもぐっぐっと力をいれながら巻くときれいなのり巻に仕上がりますよ。
巻きすに関するQ&A
Q.巻きすの代用品になるものはありますか?

巻きすの代用になるものは、サランラップ、クッキングシート、牛乳パックなどがあります。サランラップは張り付きはいいのですが、薄くて巻きにくいこともあります。厚紙などを重ねて巻きやすくする工夫が必要です。クッキングシートは、サラサラした表面でくっつきにくいので、巻きやすい代用品です。大きめにカットして使うようにしましょう。
Q.巻きすを使ったあと、ご飯粒がたくさんついてしまいます。洗い方を教えてください。

竹製の巻きすを使った場合、米粒がびっしりついてしまいます。簡単に米粒をはがすには、ぬるま湯に数分間つけましょう。無理やり米粒をゴシゴシこすってしまうと、巻きすを傷めてしまいます。米粒がふやけてきたら、柔らかいスポンジで優しくこすって落としましょう。挟まって取りにくい米粒は竹串などでとりましょう。巻きすを洗った後は、乾いた布で拭いてしっかり乾かしましょう。水分が残っているとカビが発生してしまうので、水気はしっかり取り除くことが大切です。保管する場合も、風通しのよい場所に保管しておきましょう。
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