ゴム製まな板のメリット
ゴム製まな板には、木製やプラスチック製とはちがってどのようなメリットがあるのでしょうか。
ひとつめは、お手入れがらくだということが挙げられます。木製まな板は使用後ちゃんと乾燥させないとカビや雑菌の原因へとつながります。ゴムは水を吸わないので、洗ったら立てかけておくだけでよく、しかも早く乾いてくれます。
ふたつめは、弾力性のあるエラストマーという素材を使っているため、包丁の衝撃を吸収してくれます。刃あたりがソフトなので、長時間作業をしても刃こぼれしにくいでしょう。
ゴム製まな板の選び方
つぎに、ゴム製まな板の選び方をチェックしていきましょう。管理栄養士・相田すみ子さんのアドバイスもご紹介しています。自分の使い方にぴったりのゴム製まな板を選ぶために参考にしてみてくださいね。
ポイントは下記の通り。
【1】自分に合ったサイズを選ぶ
【2】耐熱130℃なら熱湯消毒ができる
【3】清潔にこだわるなら機能を確認して
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】自分に合ったサイズを選ぶ
ゴム製まな板も、普通のまな板とおなじようにさまざまなサイズを取り扱っています。使いやすいサイズを選べるはずです。ただしゴム製だと、重量が1kgを超えるものもあるため、人によっては重いと感じることもあるようです。
まな板は毎日使うものですので、重すぎるとかえって使いにくいことも。自分に合ったサイズを見つけましょう。
【2】耐熱130℃なら熱湯消毒ができる
ゴム製まな板の耐熱温度は130℃と高いので、作り立ての料理をそのまままな板に乗せることができます。また、熱湯消毒も可能なため、より清潔なまな板を使いたいという方はゴム製まな板を選びましょう。
ただし、ゴム製まな板のなかには耐熱温度が100℃未満の商品もあります。選ぶときは、必ず表示を確認してください。
【3】清潔にこだわるなら機能を確認して
ゴム製まな板は、商品によってさまざまな機能がついているものがあります。
たとえば、吊り下げるための穴があいているまな板であれば、立てかけるよりもしっかりと乾燥させることが可能です。素材に抗菌剤が練り込まれているものなら、包丁によるこまかいキズがついても菌の増殖を防いでくれるでしょう。
それ以外にも、食洗機で使えるものなどいろいろとありますので、自分にあったものを見つけてください。
管理栄養士からのアドバイス
切り心地がよく衛生管理がらくなゴム製まな板
ゴム製まな板は、木製とプラスチック製のいいとこどりをしています。プラスチック製よりも刃あたりが柔らかく、木製よりも衛生管理がらくです。
ただし、唯一の欠点がほかの素材のまな板より重いところ。あまり重すぎるとまな板ごと食材を鍋に移したり、洗ったりするときがたいへんかもしれません。毎日使うものなので、なるべく1kg以下のものを選んだほうが使い勝手がよいでしょう。
ゴム製まな板おすすめ8選 管理栄養士・相田すみ子さんと編集部が選んだ
ここからは、管理栄養士・相田すみ子と編集部が選んだゴム製まな板おすすめ9選を紹介します。ぜひ、自分に合ったものを見つけてみてください。
まな板の衛生を気にするなら、株式会社テクノ月星『抗菌ゴム製まな板 キッチンタイム』がおすすめです。耐熱温度が130℃と高いので、熱湯や熱風消毒にも耐えられます。

衛生的で使いやすいゴム製まな板
まな板を長く使い続けていると、包丁の刃で表面が削れてしまいます。そこから雑菌が入り込むと、とても不衛生です。
キッチンタイムなら、抗菌剤が練り込まれているゴム製まな板ですので、清潔にまな板を使い続けられます。耐熱温度も130℃で熱湯消毒もできて、さらに食洗機も使えるので衛生面が気になる人はぜひ使ってみてください。
サイズ | 18×24×1.0cm |
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耐熱温度 | -30℃~130℃ |
重量 | 500g |
サイズ | 18×24×1.0cm |
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耐熱温度 | -30℃~130℃ |
重量 | 500g |
家庭でもアウトドアでも利用したいなら、パール金属『備長炭入り シートまな板 大中セット(CC-8503)』はいかがでしょうか。

備長炭で衛生的に使えるゴム製まな板
備長炭入りのゴム製まな板は、衛生的に使えるシート状のゴム製まな板です。大・中の2枚セットなので、用途に応じてつかいわけができます。
シンプルかつ実用的なデザインは、ひとり暮らしをしている方が持っていてもオシャレです。シート状なので、アウトドアでも使いやすくいろいろなシーンで使うことができるゴム製まな板です。
サイズ | 大(約)39×26×0.2cm/中(約)32.5×21×0.2cm |
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耐熱温度 | 130℃ |
重量 | - |
サイズ | 大(約)39×26×0.2cm/中(約)32.5×21×0.2cm |
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耐熱温度 | 130℃ |
重量 | - |
アイメディア株式会社『食洗機対応 丸いまな板 耐熱エラストマー』なら、狭い調理台でもスペースを有効活用できます。

調理台を有効活用できる「かまぼこ型」
まな板といえば長方形が一般的ですが、このまな板はかまぼこ型形状なので長方形よりも奥行きがあります。弾性のあるポリウレタン系樹脂素材なので、食材が滑りにくく安定して使いやすいです。
長方形だと作業スペースが狭くなって調理しにくいという方や、ちょっとめずらしいまな板がほしいという方は、かまぼこ型のまな板を購入しましょう。
サイズ | 約35×29×0.5cm |
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耐熱温度 | -30℃~130℃ |
重量 | 約530g |
サイズ | 約35×29×0.5cm |
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耐熱温度 | -30℃~130℃ |
重量 | 約530g |
多くの人に愛用されているゴム製まな板
パーカーアサヒは、日本ではじめて合成まな板を開発した会社です。1965年に発売してから多くの人に愛用されているアサヒクッキンカットは、木の質感に近い刃あたりで食材を切れます。
キッチン用の漂白剤を使ってまな板を洗うこともできますので、つねに清潔なまな板を使いたい方はアサヒクッキンカットを使ってみてください。
サイズ | 38×21×1.3cm |
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耐熱温度 | -30℃~100℃ |
重量 | 1,100g |
サイズ | 38×21×1.3cm |
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耐熱温度 | -30℃~100℃ |
重量 | 1,100g |
特殊な抗菌剤を練りこんでいるゴム製まな板
半永久的に続く抗菌力があるビタクラフトの抗菌まな板。大腸菌やサルモネラ菌などがまな板に付着しても、菌の増殖をおさえてくれます。
水切れがよいので、使ったあとは軽くふくだけでよいですし、熱湯消毒も可能です。
料理は毎日するものなので、雑菌には気を付けたいところ。ビタクラフトのまな板なら、いつも清潔に使えるでしょう。
サイズ | 37×24×0.6cm |
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耐熱温度 | 130℃ |
重量 | 580g |
サイズ | 37×24×0.6cm |
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耐熱温度 | 130℃ |
重量 | 580g |
リバーシブル仕様の抗菌ゴム製まな板
ベストコの抗菌カッティングボードは、まな板の両端部分に特殊ゴムを使っているので、食材を切るときに滑りません。また、まな板には溝がついており、食材を切ったときに出る果汁や肉汁で汚れるのをふせげます。
銀イオンの抗菌作用により、細菌の増殖を防いでくれるゴム製まな板なので、毎日衛生的に使用できるでしょう。
サイズ | 45×29.8×0.9cm |
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耐熱温度 | -20℃~120℃ |
重量 | 1,080g |
サイズ | 45×29.8×0.9cm |
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耐熱温度 | -20℃~120℃ |
重量 | 1,080g |
上級者向けまな板の家庭版!
長谷川化学工業の上級者向けまな板から、家庭版の『抗菌ラバーラかるがる』が発売されました。木芯いり構造になっているので、従来のゴム製まな板よりも軽くて洗いやすいという特徴があります。
ゴムの弾力性で包丁の刃あたりがよく、切れ味も長持ちするでしょう。ただし、食洗機や熱湯を使った消毒は可能ですが、煮沸消毒ができないので気を付けてください。
サイズ | 41×23×2cm |
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耐熱温度 | - |
重量 | 1,310g |
サイズ | 41×23×2cm |
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耐熱温度 | - |
重量 | 1,310g |
目盛り付きでわかりやすいゴム製まな板
食材の大きさをそろえたいときに、まな板に目盛りがついていればとても便利だと思いませんか。貝印のやわらかまな板は、まな板の上部分に目盛りがついているので、料理が苦手だという人でも食材を切るときに困りません。
重さが120gと軽量なので、食材を鍋などにうつすときも腕の負担を軽減してくれます。ブラック以外にも、ホワイトやピンク、イエローなどさまざまな色がありますので、自分のお気に入りの1枚を見つけてみてください!
サイズ | 30×22×0.2cm |
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耐熱温度 | 100℃ |
重量 | 126g |
サイズ | 30×22×0.2cm |
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耐熱温度 | 100℃ |
重量 | 126g |
「ゴム製まな板」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする まな板の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのまな板の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ほかの素材のまな板もあわせてチェックしてみよう 【関連記事】
お手入れしやすいゴム製まな板は衛生的につかえる!
管理栄養士・相田すみ子さんと編集部が選んだ、ゴム製まな板おすすめ商品を9選紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
ゴム製まな板は、木製まな板よりも乾きやすいのでお手入れしやすく、カビが繁殖しにくいという特徴があります。また、抗菌まな板であれば、雑菌の繁殖も防いでくれるので、より衛生的につかえるでしょう。
今回紹介した、ゴム製まな板をぜひチェックして、自分に合ったゴム製まな板を見つけてみてください。
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