「柿渋石鹸」のおすすめ商品の比較一覧表
柿渋石鹸を選ぶポイント 配合成分や香りに注目!
コスメコンシェルジュのさくらさんのアドバイスをもとに、柿渋石鹸の選び方を紹介します。ポイントは下記の6つ。
【1】柿タンニンが豊富に含まれているものを選ぶ
【2】薬用石鹸かどうか
【3】柿タンニン以外の成分もチェック
【4】保湿成分が含まれているか
【5】「トリクロカルバン」が配合されていないものを
【6】香りをチェック
上記の6つのポイントをおさえることで、より具体的に自分に合う柿渋石鹸を選ぶことができます。一つひとつ解説していきます。
柿タンニンが豊富に含まれているものを選ぶ
柿渋石鹸を選ぶときは、柿タンニンが豊富に含まれているものを選びましょう。商品に含まれている柿タンニンの量は、成分表示の順番を参考にしてください。
成分表示は、一般的に配合されている量が多い順に記載されています。柿タンニンの含有量が多いものを選ぶときは、「柿タンニン」や「柿渋」「柿ポリフェノール」といった言葉が最初の方に記載されているものを選んでください。
柿タンニンの含有量が多いと、その分イヤなニオイに対してアプローチできます。
薬用石鹸かどうかで選ぶ
薬用石鹸かどうかも、柿渋石鹸を選ぶ大事なポイントです。パッケージに「医薬部外品」や「薬用」の表示があるものを選びましょう。
薬用石鹸は有効成分が含まれた医薬部外品。たとえば、イソプロピルメチルフェノールなどの殺菌成分が配合された「殺菌石鹸(デオドラント石鹸)」や、肌の炎症をおさえるグリチルリチン酸ジカリウムなどを配合した薬用石鹸などがあります。ニキビや吹き出物を防ぎたいときなどに選ぶのもよいでしょう。
柿タンニン以外の成分も確認しよう
柿渋石鹸を選ぶときは、その他の成分にも注目しましょう。
保湿・ニオイケアなら「茶葉エキス」
茶の葉から得られる茶葉エキスは、茶カテキンなどのフラボノイド類やタンニンが多く含まれています。気になるニオイのケアや保湿に役立つといわれていることから、肌に悩みがある人にも適しています。ビタミンCやビタミンE、アミノ酸も含まれていますよ。
ワキガや加齢臭などに悩む方も多いのではないでしょうか。そのような気になるニオイを根本から治すことはできませんが、すっきりと洗い流すことでニオイのケアをしましょう。ニオイのケアだけでなく、汚れを落としつつうるおいも守りたい人は茶葉エキスが含まれている商品を選ぶとよいでしょう。
デリケートゾーンのケアには「ミョウバン」
ワキなどのデリケートゾーンのニオイケアには、ミョウバンが含まれているものを選びましょう。ミョウバンは、硫酸アルミニウムと硫酸カリウムが合わさってできたもので、水に薄めることで強い消臭力を発揮します。
ミョウバン水は酸性なので、汗のニオイの元であるアルカリ性のアンモニアを中和してニオイをおさえてくれますよ。
保湿成分が含まれているかもチェック!
肌へのやさしさを考えるなら、保湿成分が含まれているものを選びましょう。使用する柿渋石鹸によっては、肌のトラブルを招いてしまう人も。これは、洗浄力の高い成分が多く含まれていることによって、肌に必要な皮脂まで取り除かれてしまうことが原因です。
洗いあがりの肌の乾燥が気になる人は、グリセリンやヒアルロン酸といった保湿成分が配合された柿渋石鹸を選ぶようにしましょう。
「トリクロカルバン」が配合されていないものを
トリクロカルバン(トリクロロカルバニリド)は、殺菌成分として配合されていることがある成分です。かつては日本でも広く使われていましたが、米国食品医薬品局(FDA)がその有効性・安全性が検証されていないという理由でトリクロカルバンを使った製品の販売を禁止したことを受けて、最近はあまり見かけなくなりました。
柿渋石鹸のなかにはまだトリクロカルバンを配合している石鹸もあるので、気になる人はトリクロカルバンが使われていないことを確認して商品を購入しましょう。
香りで選ぶ
柿渋石鹸を選ぶときは、ぜひ香りにもこだわってみましょう。柿渋そのものに強い香りはないので、各メーカーはハッカ油やエッセンシャルオイルなどを加えたさまざまな香りの石鹸を発売しています。
すっきりとした洗いあがりが好みなら、ハッカ油やミントのエッセンシャルオイルを使った柿渋石鹸を。少し変わった香りがよいのなら、シトラスやオレンジの精油を使った香りの柿渋石鹸を使ってみてください。
洗浄力とお肌とのバランスを考えながら選んでみよう 美容ライターがアドバイス
コスメ&メイクライター
ニオイのケアに役立つ柿渋石鹼ですが、その分洗浄力が高く肌に必要な油分まで奪ってしまう可能性も。
ご自身の肌質と洗浄力のバランスを考えながらアイテムを選んでいくと、満足のいくボディケアができますよ。
柿渋石鹸おすすめ10選! 気になるニオイのもとを洗い落とす!
ここからは、コスメコンシェルジュのさくらさんと編集部が選んだ、おすすめの柿渋石鹸を紹介します。自分に合った柿渋石鹸をみつける参考にしてみてくださいね。
コスメ&メイクライター
はじめて柿渋石鹼を使う方には、シンプル処方のまるは油脂化学『七色石鹸 柿渋 お風呂のせっけん』がおすすめ。
マックス『薬用柿渋・石けん』は、ダブル有効成分配合でニオイケアだけでなくニキビも防ぎたいという方向けのアイテムです。
サティス製薬『ミョウバン柿渋石鹸』は、その名のとおりミョウバン配合でニオイ対策はしっかりできつつも、肌にやさしいのが魅力です。



通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 柿渋の売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでの柿渋の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
柿渋石鹸で気になるニオイをカバー!
この記事では、コスメコンシェルジュのさくらさんと編集部が選んだ、おすすめの柿渋石鹸を紹介しました。柿渋石鹸を選ぶときは、配合されている成分や香りにもこだわって選ぶことが重要です。商品選びに迷ったときは、コスメコンシェルジュのさくらさんのアドバイスのほか、記事中で紹介した選び方のポイントも思い出してみてください。
毎日のスキンケアに柿渋石鹸を取り入れて、気になるニオイをケアしましょう。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
化粧品メーカーにて、化粧品に配合されるエキスの開発や薬事申請業務に従事。 退職後は美容コラムの執筆や監修、コンサルタントとして幅広く活動。 これまでに100種類以上のスキンケア化粧品を実際に試した経験をいかしておすすめのアイテムをご紹介していきます。 日本化粧品検定1級、コスメコンシェルジュ。