フックレンチおすすめ12選|滑り止め防止やサイズ調整など、機能充実の商品も紹介

KITACO(キタコ)『アジャスタブルフックレンチ(674-0500880)』
出典:Amazon
KITACO(キタコ)『アジャスタブルフックレンチ(674-0500880)』
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自転車やオートバイなどの車高調整に便利なフックレンチ。フックレンチには「調整式」や「丸ピン」など、さまざまな種類があるのでいざ必要になったときになにを選べばいいのか迷ってしまうかもしれません。

本記事では、フックレンチの選び方とおすすめ商品をご紹介。さらに記事の最後には、amazonなど通販サイトの最新人気ランキングのリンクがあるので、売れ筋や口コミも確認してみてくださいね。


この記事を担当するエキスパート

空間デザイン・DIYクリエイター
網田 真希
「インテリア空間デザイン」「スタイリング」「写真」「テレビ撮影」「監修」「執筆」などフリースタイルにて幅広く活動中。 予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション、古材、流木などを使った家具作りが話題となり、様々なメディアにて取り上げられている。 幼少期から物作りが好きで、何でもまず作ってみる、やってみる精神、そんな好きが高じて、趣味から現在のお仕事に発展。

マイナビおすすめナビ編集部

担当:ファッション、住まい・DIY、家具・インテリア
横尾 忠徳

「家具・インテリア」「住まい・DIY」「本・音楽・映画」「ファッション」カテゴリーを担当。リプロダクト家具や秀逸なデザインのアイテムが好み。本はkindle、音楽はSpotify、映像はNetflixを愛用、劇場にも通う。服とスニーカー好きの50代編集者。

◆本記事の公開は、2020年04月07日です。記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆価格、送料、納期やその他の詳細については、商品のサイズや色等によって異なる場合があります。◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆広告は「PR」と表記し明確に区別しています。

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それでは、選び方やおすすめ商品を解説していきます。

フックレンチとは?

 

フックレンチとは、先端にフックが付いているアーチ状のレンチのことです。

自動車などに用いられる、ステムナットやスロッテッドナットと呼ばれるナットを回す際に使用します。ひっかけスパナやリングスパナと呼ばれることもあります。

■商品名についての注意点

フックレンチでバイクの高さを調整中
Pixabayのロゴ
フックレンチでバイクの高さを調整中
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フックレンチはさまざまな名称があるので、購入する際に混乱してしまうことがあるかもしれませんね。

「引っ掛けスパナ」や「ピンスパナ」という呼び方もありますが、それらはフックレンチの別称なのでフックレンチとして購入して問題ありません。

ロックリング回しやS形ヘッドまわしという名称もあります。この名称が付いたものは、フックレンチとは少々形状が異なるものの、サイズさえ合っていれば使用することが可能です。

フックレンチの選び方

フックレンチは商品によって形状やサイズが異なります。用途に合わせて選ぶことで、作業を効率的におこなえるようになりますよ。ここではフックレンチの選び方を解説していきます。ポイントは下記の4つ。

【1】目的に合った形状
【2】サイズ
【3】爪の形状
【4】厚み


上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

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【1】目的に合った形状を選ぶ

フックレンチは大きく分けて2種類に分けられます。「ノーマルタイプのフックレンチ」と「調整式フックレンチ」です。あなたの目的に合った形状のフックレンチを選んでくださいね。それぞれのフックレンチの特徴を見ていきましょう。

▼ノーマルフックレンチ

 

一般的なフックレンチは、先端がアーチ型になっています。Y字型のタイプや、めがねレンチのように両端にフックが付いたタイプもあり、形状もさまざまです。

シンプルな構造になっているので耐久力が高く、価格もお手ごろ。サイズが固定なので、ナットのサイズに合わせた商品選びが必要になってきます。

▼調整式フックレンチ

 

調整式フックレンチは、ナットのサイズに合わせてフックや丸ピンの位置を調整することができます。そのため、1本あればさまざまなサイズのナットに対応することが可能です。調整の種類はスライド式やアジャスター、フレキシブルなどがあります。

調整式フックレンチは、自在フックレンチや可動式フックレンチとも呼ばれています。

【2】溝より少し小さめのサイズを選ぶ

 

フックレンチのサイズは「50~55mm」のように表記されており、この場合は最大外形50~55mmのナットを回せます。

フックレンチの場合は、大きなサイズを選んでしまうとフックがかからないことがあります。そのため、少し小さめのサイズを購入するとよいです。

なお、ナットを計測する際には、溝ではなくでっぱりの外側を計るようにしてください。

【3】爪の形状で選ぶ

 

爪の形状は「フック」と「丸ピン」の2種類があります。ほとんどの場合はフック状タイプで回すことができますが、ナットの受けが丸穴の場合は丸ピンのタイプの使用が必要です。ナットの形状に合うように、爪の形状をチェックしましょう。

【4】厚みもチェック

 

安いフックレンチの場合、耐久力が低いことがあります。1回使うだけならば耐久力がなくても問題ありませんが、長く使っていくのであれば、厚みがあり、耐久力のあるものを選びましょう。

調整式フックレンチの場合、構造上厚みが出るので耐久性が高いことが多いですが、つくりが甘いものは調整しにくいなどのデメリットがあることも。価格とのバランスを考えながら選ぶと、失敗が少なくなりますよ。

エキスパートのアドバイス

空間デザイン・DIYクリエイター:網田 真希

空間デザイン・DIYクリエイター

サイズや重さを必ずチェックして

いろいろな呼び名のあるフックレンチ。私は「引っ掛けスパナ」が聞き慣れています。自動車、自転車などのステムナット、ロックリングなどを回す特殊なレンチです。

自動車整備には必需品となるでしょう。柄のサイズにより加わる力がかなり変わるので、大きさ、重さなどもよくチェックし、自分にとって使いやすいフックレンチを選びましょう。

フックレンチおすすめ12選

ここからは、おすすめのフックレンチをご紹介していきます。機能性や種類など、さまざまなポイントに着目して見ていきましょう。あなたにぴったりのフックレンチを見つけてくださいね。

旭金属工業『FK 引掛スパナ』

旭金属工業『FK引掛スパナ』 旭金属工業『FK引掛スパナ』
出典:Amazon この商品を見るview item

コスパ良好なシンプルフックレンチ

新潟の作業工具総合メーカー「旭金属工業」の引っ掛けスパナです。手ごろな価格で購入できるので、使用頻度が低いという人にもぴったりですよ。

丸ナットや軸受け用ナットのつけ外しに便利。カチオン電着塗装が施されており、さびにくく、長く使うことができます。サイズ展開が豊富なので、ナットのサイズに合わせて購入しましょう。

CUSCO(クスコ)『NEW ひっかけスパナ(はさみこみタイプ)』

2WAYタイプのひっかけスパナ

可動式のひっかけアームがしっかりとひっかかるので、力をかけたときにツメが外れにくいアイテム。はさみこみ構造により安定感がでるので、効率的かつ安全に作業できます。

ひっかけアームは折りたたむことができるので、通常のひっかけスパナとしても使用可能。2WAYで使えるシーンが多く、はじめて使う方にもおすすめです。

HOZAN(ホーザン)『S形ヘッドまわし』

HOZAN(ホーザン)『S形ヘッドまわし』 HOZAN(ホーザン)『S形ヘッドまわし』 HOZAN(ホーザン)『S形ヘッドまわし』 HOZAN(ホーザン)『S形ヘッドまわし』
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ロックリングのサイズに合わせて使える

国内工具メーカー「ホーザン」のフックレンチです。自転車のロックリングを回すときに使えます。

大きさの異なるフックがついているので、ナットのサイズに合わせて使用できます。全長265mmと長さがあるので、力を込めやすくなっています。固いロックリングでもスムーズに回しやすいです。

三木ネツレン『引掛スパナ』

三木ネツレン『引掛スパナ』 三木ネツレン『引掛スパナ』 三木ネツレン『引掛スパナ』
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頑丈でも価格が手ごろな引掛スパナ

低価格ながらもしっかりとしたつくりで重さがあるため、ラクに作業をおこなうことができます。急に必要になったときにも手軽に購入できる、コストパフォーマンスのよさも魅力ですね。

45‐52のほかにもサイズ展開しているので、事前にナットのサイズを測ってから購入するようにしましょう。充分な長さがあるので力も加えやすく、力に自信のない方でも使いやすいですよ。

DAYTONA(デイトナ)『スライド式リングスパナ(70409)』

ほとんどの車種に使用できる万能スパナ

調整しやすいスライド式で、幅広いサイズのナットに対応できます。ムダを省いたデザインで使い方もシンプルです。

このフックレンチの特徴は、ヘッドのスリムさにあります。先端の厚みが4.5mmと薄いので、ほとんどの車種に使用可能です。せまい部分の作業もやりやすいので、作業効率をアップさせることができますね。

KITACO(キタコ)『アジャスタブルフックレンチ(674-0500880)』

KITACO(キタコ)『アジャスタブルフックレンチ(674-0500880)』 KITACO(キタコ)『アジャスタブルフックレンチ(674-0500880)』
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ハンドル部分のグリップで使いやすい

外径35~75mmと幅広いサイズのナットにフレキシブルに対応できるフックレンチ。3点支持構造となっているため、安定的な作業が可能です。

グリップ部分にはスベリ防止のコーティングが施されているので、作業中の手への負担が軽減されます。バイクのリヤショックの調整や、ステムのネジの締め外しなどに使えます。

SUPERTOOL(スーパーツール)『フックスパナ(HW105)』

SUPERTOOL(スーパーツール)『フックスパナ(HW105)』 SUPERTOOL(スーパーツール)『フックスパナ(HW105)』
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さまざまなサイズに対応可能な調整式タイプ

アジャスタータイプなので、幅広いサイズのナットに対応できます。形状はスタンダード型と丸ピン型の2種類あるので、用途に合う方を選びましょう。

スタンダード型はくわえられるナット径が、35~105mmと95~165mmの2サイズの展開となっているので、事前にナットのサイズを確認しておくことがおすすめです。

ESCO(エスコ)『フックレンチ(ピン型)(EA613XH-6)』

ESCO(エスコ)『フックレンチ(ピン型)(EA613XH-6)』 ESCO(エスコ)『フックレンチ(ピン型)(EA613XH-6)』
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ピン型のシンプルフックレンチ

日本のメーカーであるエスコのフックレンチ。こちらはピン型の受けに対応しているタイプです。21種類のサイズ展開の広さが魅力。それぞれピンの直径が異なるので、購入前にチェックしておきましょう。

素材には耐久性のある特殊鋼を使用。本体の長さが充分にあるので、力が加えやすく、作業もしやすいアイテムをお探しの方におすすめです。

KITACO(キタコ)『ピンスパナ(674-0500801)』

KITACO(キタコ)『ピンスパナ(674-0500801)』 KITACO(キタコ)『ピンスパナ(674-0500801)』 KITACO(キタコ)『ピンスパナ(674-0500801)』
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滑り防止コーティングで握りやすい

こちらのフックレンチはサイズフリーのフレキシブルタイプです。コストパフォーマンスが高く、たまに使うだけという方にぴったりです。

グリップ部分にコーティングが施されており、握ったときに滑りにくくなっています。そのため、力を加えやすく、作業していても疲れにくいです。コンパクトサイズなので、シート下のスペースにも収納できます。

STRAIGHT(ストレート)『フックレンチ 35~75(mm)(11-105)』

STRAIGHT(ストレート)『フックレンチ35~75(mm)(11-105)』 STRAIGHT(ストレート)『フックレンチ35~75(mm)(11-105)』
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バイクに使いやすいフックレンチ

価格が高くなりがちな調整式タイプですが、こちらの商品は比較的お手ごろな価格で購入できます。調整式を試してみたいという方におすすめです。

厚さ4mmなので、プリロード調整をしやすいです。3点支持構造だから滑りにくく、効率的に作業を進めることができます。コンパクトサイズなので、狭いバイクの隙間にも使いやすいですよ。

アストロプロダクツ『AP フックレンチ』

ショックの車高調整やプリロード調整に

工具やDIY、整備用品の専門メーカー「アストロプロダクツ」のフックレンチです。ロックナットの締緩やサスペンションの調節など、溝付きのリングナットを回すのに便利。

スチール製のフックレンチで、適用径はφ50~60mm、φ60~70mmとさまざまなサイズに対応できます。

KITACO(キタコ)『フックレンチS(674-0500851)』

幅広いサイズに使えるフレキシブルタイプ

こちらはプロ用工具としても使用されているフックレンチ。サイズフリーのフレキシブルタイプで、ピンスパナはサイズ固定式。対応ナット外径は32~75mmです。

厚みがあって頑丈なので、耐久性にすぐれています。長く使っていきたいという人にぴったりですね。フックの先端の厚みが10mmとなっているので、使用できるかどうかを事前にチェックしておきましょう。

「フックレンチ」のおすすめ商品の比較一覧表

画像
旭金属工業『FK 引掛スパナ』
CUSCO(クスコ)『NEW ひっかけスパナ(はさみこみタイプ)』
HOZAN(ホーザン)『S形ヘッドまわし』
三木ネツレン『引掛スパナ』
DAYTONA(デイトナ)『スライド式リングスパナ(70409)』
KITACO(キタコ)『アジャスタブルフックレンチ(674-0500880)』
SUPERTOOL(スーパーツール)『フックスパナ(HW105)』
ESCO(エスコ)『フックレンチ(ピン型)(EA613XH-6)』
KITACO(キタコ)『ピンスパナ(674-0500801)』
STRAIGHT(ストレート)『フックレンチ 35~75(mm)(11-105)』
アストロプロダクツ『AP フックレンチ』
KITACO(キタコ)『フックレンチS(674-0500851)』
商品名 旭金属工業『FK 引掛スパナ』 CUSCO(クスコ)『NEW ひっかけスパナ(はさみこみタイプ)』 HOZAN(ホーザン)『S形ヘッドまわし』 三木ネツレン『引掛スパナ』 DAYTONA(デイトナ)『スライド式リングスパナ(70409)』 KITACO(キタコ)『アジャスタブルフックレンチ(674-0500880)』 SUPERTOOL(スーパーツール)『フックスパナ(HW105)』 ESCO(エスコ)『フックレンチ(ピン型)(EA613XH-6)』 KITACO(キタコ)『ピンスパナ(674-0500801)』 STRAIGHT(ストレート)『フックレンチ 35~75(mm)(11-105)』 アストロプロダクツ『AP フックレンチ』 KITACO(キタコ)『フックレンチS(674-0500851)』
商品情報
特徴 コスパ良好なシンプルフックレンチ 2WAYタイプのひっかけスパナ ロックリングのサイズに合わせて使える 頑丈でも価格が手ごろな引掛スパナ ほとんどの車種に使用できる万能スパナ ハンドル部分のグリップで使いやすい さまざまなサイズに対応可能な調整式タイプ ピン型のシンプルフックレンチ 滑り防止コーティングで握りやすい バイクに使いやすいフックレンチ ショックの車高調整やプリロード調整に 幅広いサイズに使えるフレキシブルタイプ
ナット適応サイズ 34~38mm - - 45~52mm 35~75mm 35~75mm 35~105mm 34~36mm 40~60mm 35~75mm 50~60mm、60~70mm 32~75mm
長さ 160mm - 265mm 200mm - 170mm 270mm 170mm 150mm 160mm 273mm -
爪の形状 フックタイプ フックタイプ フックタイプ フックタイプ フックタイプ フックタイプ フックタイプ 丸ピンタイプ フックタイプ フックタイプ フックタイプ フックタイプ
重量 100g 354g 175g 130g 222g 186g 360g 100g 81.6g 177g - -
フックの厚み 6mm - - 7mm 4.5mm 4mm - 5mm - 4mm 4mm 10mm
商品リンク

各通販サイトのランキングを見る フックレンチの売れ筋をチェック

Amazonでのフックレンチの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

Amazon:フックレンチランキング

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

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まとめ

今回はフックレンチのおすすめ商品をご紹介しました。フックレンチには、さまざまな種類があります。

サイズ固定式や調整式、爪の形状など、ポイントを絞ってチェックしていくことで、用途にあったフックレンチが見つけやすくなりますよ。

あなたがほしいフックレンチを選んでみてくださいね。

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企画/制作/編集:マイナビおすすめナビ編集部

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