蒸し器の魅力
蒸し器は、蒸気によって食べ物を調理する器具です。蒸し器を使うことで、食材のうまみや栄養が流出することがありません。まんべんなく水蒸気が食材に充満するので、むらなく加熱できます。
かたくなりがちな肉や魚などの食材もふっくらジューシーに仕上がります。油を使わずに調理できるのでダイエット中の人にぴったりです。
蒸し器の選び方
蒸し器の選び方について紹介します。ポイントは下記のとおり。
【1】蒸し器のタイプは2種類
【2】蒸し器の素材
【3】蒸し器のサイズ
【4】IH対応可能かどうか
【5】レンジ蒸し器や電気蒸し器は時短で便利!
上記のポイントをおさえることで、より具体的に自分に合う蒸し器を選ぶことができます。一つひとつ解説していきます。
蒸し器は、ヘルシーかつ、素材のうまみを逃がさない、おいしい料理がつくれる道具です。ぜひ、こちらの選び方を、ご自身の蒸し器選びに役立ててください。
【1】蒸し器のタイプは2種類
蒸し器にはさまざまなタイプのものがあります。おもな2つのタイプについてくわしく説明していきます。
▼初心者にも使いやすい「プレートタイプ」
蒸し器にはじめてトライするなら、プレートタイプがよいでしょう。すでに家庭にあるお鍋に設置するだけで手軽に使えて、コンパクトなので収納場所に困りません。鍋タイプと比べると使えるお湯の量が限られるので、大量の食材を蒸すのには向いていません。
点心など、少量の食材を蒸す機会の多い家庭であれば重宝するでしょう。
▼本格調理なら「鍋タイプ」
たくさんの食材を一度に蒸したい場合や家族の人数が多いなら、鍋タイプの蒸し器を選ぶとよいでしょう。食材をたくさん並べられるだけでなく、お湯をたっぷり入れられるので長時間の調理にもぴったり。2段になっているタイプが多く、上段をはずせば普通の鍋として使うことができます。
ひとつあれば料理のレパートリーがぐっと広がるアイテムです。頻繁に蒸し料理をする人なら鍋タイプの蒸し器を検討してみてください。
【2】蒸し器の素材で選ぶ
蒸し器に使用されている素材もさまざまなものがあります。つくる料理に合った素材を選ぶとよいでしょう。
▼においが気になるならステンレスやガラス製
ステンレスやガラスでできている鍋タイプの蒸し器は、においがうつりにくい特徴があります。油や調味料が食材からあふれ出ても、蒸し器にしみこんでしまうこともありません。丸洗いできてお手入れしやすいので、いろんな調理に使いたい人にぴったり。
そのままコンロにかけられたり、冷蔵庫に入れられたりする商品もあります。購入前に確認してみてください。
▼蒸し野菜や点心には木製せいろ
木製の蒸し器はステンレス製の鍋タイプなどより、熱の伝わり方がやさしいのが特徴です。ほどよい蒸気のこもり方なので、蒸しあがったあとも自然と水分調節がされて食材に水分が戻りにくいメリットがあります。点心や蒸し野菜などがふっくらおいしく仕上がりますが、ほかの素材よりお手入れに手間がかかることがデメリットとしてあげられます。
見た目がインパクトがあっておしゃれなので、そのまま食卓に出せるのも木製蒸し器の魅力でしょう。
▼シリコン製やホーロー製も!
ステンレスやガラス製、木製以外には、シリコン製やホーロー製の蒸し器があります。シリコン製は、電子レンジの調理に対応していて、比較的安い価格で手に入るのも魅力。軽量でコンパクトに折りたたみもできるので、一人暮らしの人でも手軽に蒸し料理を楽しめます。
ホーロー製は、高級感がありおしゃれなデザインが多いです。来客時などにもそのまま食卓に出すことができます。汚れやニオイ移りがしにくいのも特徴です。
【3】蒸し器のサイズで選ぶ
蒸し器といってもいろいろな種類がありますが、使う頻度や調理する量などを考慮したうえでサイズを選ぶようにしましょう。
●ひとり暮らし分・・・シリコンタイプやせいろなど
●夫婦やカップル分・・・二人分作れる鍋やプレートなど
●家族3人から4人分・・・二段式鍋ならたくさん蒸し料理がつくれる
あまりにも大きすぎると収納にも不便なので、ひとり暮らしの方やカップルの方であれば、1~2名分の調理ができる大きさで充分です。
部屋が狭く収納スペースがない場合、鍋タイプの蒸し器を購入すると、置き場所に困る可能性があります。その場合は、すでに家にある鍋に設置するタイプの蒸し器や、せいろのようなひとり暮らしでも使えるコンパクトサイズを選ぶといいでしょう。
【4】IH対応可能かどうかで選ぶ
自宅のコンロに合わせて、蒸し器がIH対応かどうかを確かめておくといいでしょう。近年は、オール電化住宅の普及などから、自宅でIH調理器を使っている方も多いのではないでしょうか。
蒸し器は、素材や構造によってIH調理器では使えないものがあります。製造元のHPや大手通販サイトでは、蒸し器の仕様がわかるので、購入したい蒸し器がIHに対応しているか、事前にチェックしてみてください。
【5】レンジ蒸し器や電気蒸し器は時短で便利!
コンロがひとつしかない場合は、卓上で調理できる電動蒸し器を選ぶという方法もあります。
電気代はかかりますが、コンロを占有することなく同時進行で調理を進められるため、料理そのものの時短にもつながります。
>>> 専門家からのワンポイントアドバイス
ステンレス製のタイプはお手入れがかんたんなので、デイリーユースで使いやすいです。洗浄しやすいタイプの蒸し器なら、衛生面でも安心できますね。
ふだんのお料理で作る量を考え、毎日のように出し入れしても負担にならないサイズや重さで、使いやすいものを選ぶことをおすすめします。
蒸し器のおすすめ商品
ここからは、蒸し器のおすすめ商品をタイプ毎にご紹介します。
▼おすすめ蒸し器【プレートタイプ】
▼おすすめ蒸し器【鍋タイプ】
▼おすすめ蒸し器【せいろタイプ】
▼おすすめ蒸し器【シリコンタイプ】
▼おすすめ蒸し器【電気式タイプ】
各商品がすぐに見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼蒸し器のおすすめ5選【プレートタイプ】
まずは、プレートタイプの蒸し器をご紹介します。自宅にある両手鍋はもちろん、土鍋、フライパンなども活かすことが可能です。コンパクトに収納もできますよ。
ドーム型の蓋つきで便利!手持ちの鍋に重ねられる。
ドーム型の蓋つきで、高さのある蒸し料理もできる便利なプレート型の蒸し器です。乗せられる鍋は内径20~22cmと狭めですが、もうひとまわり小さいサイズ(18~20cm用)や、フライパン向け(24~26cm用)の合計3サイズを展開しているので用途に合わせて大きさを選べます。
食洗機には対応していませんが、お手入れしやすく、におい移りもしにくいステンレス製です。
お手持ちのル・クルーゼ鍋に追加して使える
ル・クルーゼのお鍋にセットできる専用の蒸し器です。この商品を追加するだけでお手持ちのル・クルーゼ鍋が蒸し器に変身! ステンレス製でお手入れしやすく、かさばらないので、収納もしやすそうですね。
セットできるル・クルーゼ製品は、シグニチャー・ココット・ロンド、シグニチャー・ココット・ジャポネーズです。ご自身の使っている鍋が対象かどうかを確認してから購入しましょう。
鍋にフィットするステンレス製蒸し器
ご家庭でお持ちの鍋の上に置いて蒸すことができる蒸し器です。材質はステンレス製で、鍋のサイズにあわせて自由に大きさが変えられることが特徴です。18~28cmの鍋に使用することができます。
真ん中の持ち手部分はかんたんに取り外すことができますので、お手入れの際便利です。一度に大容量の食材を蒸すことができるので、1つあると便利なアイテムです。
16~24cmの鍋にフィットするコンパクト蒸し器
自宅にある鍋をそのまま蒸し器に活用できる、便利な折りたたみ式の蒸し器です。味噌汁用やひとり暮らし用などの、小さめサイズのお鍋がちょうどよいでしょう。
コンパクトサイズで収納しやすく、お手入れしやすいステンレス製もうれしいポイント。
ステンレス製で調理にお手入れに便利
料理研究家の浜内千波さんが監修したプレートタイプの蒸し器です。オールステンレス製でお手入れもかんたん。衛生的で耐久性も高いです。シリコン製の脚は、設置するお鍋やフライパンの表面をキズつけません。
ワイヤーネット構造なので、天津の皮や野菜が蒸し器にくっつきにくい点もうれしいポイントです。
▼蒸し器のおすすめ9選【鍋タイプ】
続いて、両手鍋型や片手鍋型などお鍋としても活躍する鍋タイプをご紹介します。

茶わん蒸しが作れる! 深めの鍋と蒸し器の2way
両手鍋にもかかわらず、見た目以上に軽量タイプで、扱いやすいステンレス製。ガラス蓋が付いているので、蒸し加減を確認できるのがポイントです。
蒸し器としてはもちろん、蒸し板を外せば、煮物を作ったり、麺を茹でたり、いろいろな料理に活用できる万能アイテム。
3口のガスコンロなどで同時調理をしたい方におすすめです。IH対応なので、別途でIHコンロがあればお料理の幅も広がるでしょう。

蒸し加減をチェックできるガラス蓋付き
両手鍋にもかかわらず、見た目以上に軽量タイプで、扱いやすいステンレス製。ガラス蓋が付いているので、蒸し加減を確認できるのがポイントです。
蒸し器としてはもちろん、蒸し板を外せば、煮物を作ったり、麺を茹でたり、いろいろな料理に活用できる万能アイテム。
3口のガスコンロなどで同時調理をしたい方におすすめです。IH対応なので、別途でIHコンロがあればお料理の幅も広がるでしょう。

全面7層構造の本格的な蒸し器
服部先生監修のジオシリーズ。全面7層構造で、外側をステンレスで覆い、アルミニウムとアルミニウム合金を挟み込んだ構造になっています。素早く高温になるため、中華点心を手作りできるほか、スポンジケーキや蒸しパンも作れます!
耐久性にすぐれたステンレス製二段蒸し器
ステンレス製なので、さびにくく耐久性にすぐれています。二段構造で使い勝手よく、蒸すだけではなく、下鍋は単独で両手鍋として煮物料理などにも利用できます。フチ付き構造になっているので、吹きこぼれも少なく後かたづけもらくチン。
また約500mlの目安線が付いていて水を図るなどの手間いらずです。もち米、肉まんやとうもろこしなど、この蒸し器で美味しく蒸すことができます。ガスコンロでも、IHクッキングヒーターどちらも対応しています。
デザイン性にすぐれた蒸し器で食卓に彩りを
数多くのスープレシピを考案してきた料理研究家の辰巳芳子さん考案の調理器具。デザイン性の高い野田琺瑯(ほうろう)製で、鍋が二重構造になっている点が特徴です。
辰巳さんの「しいたけスープ」を作るために考案された構造ですが、すのこが二種類付いているのでさまざまな調理に使えます。琺瑯製なのでていねいに扱う必要がありますが、明るいレモンイエローで食卓を華やかに演出してくれそうですね。

シンプルデザインで小型の蒸し器
安心の日本製で、飽きのこないシンプルなデザインが特徴の蒸し器です。IHにも対応し、1~2人分の料理をするのに最適な16cm。
ステンレス製なので、お手入れもしやすく錆びにくいので長く愛用することができます。
デイリーユースで使える蒸し器を探している方におすすめです。蒸し料理のほかにも、普通の鍋として汁ものや筑前煮、大根の煮付けなど和食全般に活用できます。
▼蒸し器のおすすめ2選【せいろタイプ】
天然素材のせいろのおすすめ商品を紹介します! 調理にこだわりたい方や、美味しい食材をそのまま食べたい方におすすめです。
▼蒸し器のおすすめ4選【シリコンタイプ】
レンジで簡単蒸し料理ができる、シリコンタイプの蒸し器をご紹介します。
フランス生まれの洗練されたデザインの蒸し器
2~3人前の料理を作るのに最適なMサイズのシリコンスチーマーです。本体上縁にスチール芯が入っていて、とても頑丈な設計がされているので水を入れてもたわむことがありません。
電子レンジ・オーブンで蒸し器として使える(耐熱温度220度)だけでなく、冷蔵庫・冷凍庫に保管して使える(耐冷温度-20度)ため、調理器、保管器の両方の役割で使用できます。また、たたむことができる構造で、収納のときに場所を取らないというメリットもポイントです。
ヘルシーな蒸し料理がかんたんにできる蒸し器
電子レンジ専用のスチーマー。使い方は材料を入れて、料理に合わせてレンジの時間を設定するだけです。スチーマー用のレシピ付きなのでレシピどおり材料を入れましょう。あとは蓋を閉じて蒸気によって温めていくため、素材のうまみが外に出ることなく、おいしい料理ができ上がります。
シリコン素材のため、耐熱温度も高く、溶けたり焦がしたりという心配もなく利用できます(ただし直火は使用厳禁です)。
▼蒸し器のおすすめ3選【電気式タイプ】
電気式タイプのおすすめの蒸し器を紹介します。火を使わなくていいので、忙しい方におすすめの蒸し器です。

コンロ不要で調理を同時進行できる電動蒸し器
電気で蒸し料理ができる蒸し器。ガスコンロをお持ちでない方やコンロがひとつしかない場合におすすめです。
コンセントがあれば同時進行で手早く調理ができ、仕事が忙しいけど料理もこだわりたいという方にも最適。
二段蒸し器なので、下段で野菜やキノコを蒸し、上段でメインディッシュとなる肉や魚を蒸すなどの使い方もできます。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 蒸し器の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの蒸し器の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
蒸し器の使い方
蒸し器を使ってメインディッシュを作るのもいいですが、サブの調理器として使うのもおすすめです。たとえば、メインディッシュをフライパンで調理し、付け合わせの野菜を蒸し器で調理してみてはいかがでしょうか。
その場合、IH対応の蒸し器だと便利。調理時間も短縮できるうえ、栄養バランスもよくなります。同時進行で調理ができるようになると、食卓の品数も増やすことができます。
ダイエット中におすすめの蒸し器レシピ
編集部Wが教える時短蒸しレシピを紹介!
【料理名】
韓国風タレで食べる、蒸し豚バラもやし
【材料】
・もやし
・豚バラ
※コチュジャンソース
コチュジャン・・・大さじ2杯
砂糖・・・大さじ1杯
味噌(合わせ、白、赤何でもOK)・・・大さじ1杯
みりん・・・大さじ1杯
料理酒・・・大さじ1杯
【作り方】
コチュジャンソースはすべて混ぜ合わせておく。
もやしを敷いた上に豚バラを並べて蒸します。蒸し上がったら、タレをかけて食べてもよし、付けて食べてもよし。
蒸し料理に欠かせないキッチングッズ特集! 【関連記事】
蒸し器で手軽に温野菜を作ろう
蒸し器があれば、油を使うこともなく調理することができます。油をカットしたい方やヘルシーな食事をしたい方におすすめです。
旬の野菜も食べやすいサイズに切って蒸すだけで、手軽に温野菜を作ることができるので、野菜不足を解消したい方にも最適。蒸し器を使っていろいろな料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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