アイスピックを使うメリット
アイスピックは氷を削る際に使うアイテムで、自由に氷の形を作り出せるアイテムです。お酒に使用する場合には、氷の角を取り除いた丸い氷がよく使われます。
氷を丸く削ると表面積が少なくなり、四角い氷よりも溶けるスピードが遅くなるため、お酒が薄まりにくくなるメリットがあります。自宅でお酒を楽しむ際にも、ぜひアイスピックを使ってみてください。
アイスピックの選び方
それでは、アイスピックの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。
【1】タイプから選ぶ
【2】ピックが重いほど氷を割りやすい
【3】刃数が多いとこまかく削れる
【4】持ちやすさ
【5】カバー付きなど安全性が高いものを選ぼう
上記のポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】タイプから選ぶ
アイスピックは大きさなどから3つの形状に分けられます。そこで、それぞれの形の特徴から、自分が使用する際のイメージに合うアイスピックを選ぶことが大切です。
ミニタイプ|初めての方でも扱いやすい
アイスピックの使い方に慣れていない初心者の方は、刃の部分が短い「ミニタイプ」がおすすめ。持ち手と刃先の距離が短いため、ねらいを定めやすく扱いやすいのが特徴です。
また、針先をコントロールしやすいため、ねらった角度で削れてキレイな形に仕上げることもできます。はじめてアイスピックを扱う方は、まずミニタイプからはじめて、扱いに慣れてきたらノーマルタイプにシフトしましょう。
ノーマルタイプ|慣れてきた方向け
アイスピックのなかでもスタンダードなタイプが「ノーマルタイプ」です。千枚通しのような形状で、刃の部分が20cm以上のアイスピックが該当します。
スタンダードな形で重みがあるぶん、力を入れなくても氷を割りやすいのが特徴。しかし、刃が長いためバランスが取りづらく、アイスピックの扱いに慣れている人に向いています。
ピッケルタイプ|上級者向け
登山などで使用するつるはしと似た形のアイスピックが「ピッケルタイプ」。ピッケル部分は針先よりも重みがあるため、固い氷でもスムーズに割れるのが特徴です。
ただし、氷を割りやすい反面ケガをする可能性も高いので、アイスピックの扱いに慣れた上級者向けのアイテムです。
【2】ピックが重いほど氷を割りやすい
氷を削りやすいアイスピックは、ピックの部分が重いものです。力を入れて氷に当てるよりも、ピックの重みを利用してななめ上から当てるほうが力が伝わりやすくなるからです。
そのため、はじめてピックを選ぶ際にも、ピックの重さをチェックして選びましょう。ただ、重くなりすぎると扱いづらくなる場合があるため、無理をせず持てる重さを選ぶのがポイントです。
【3】刃数が多いとこまかく削れる
アイスピックは基本的に1本のピックで作られたものが多いですが、なかには3本刃タイプなど複数の刃がついたものも販売されています。刃の数が多いほど細かく氷を加工できるので、なめらかな球形を作りたいなら、複数刃タイプがおすすめです。
表面の凹凸がなくなるほど表面積が少なくなるため、お酒をロックで楽しみたい方ほど使い勝手がよくなりますよ。
【4】持ちやすさで選ぶ
アイスピックで氷を削るときには、氷を手に持って作業します。そのため、針先をコントロールできないと手に刺さってしまい、大ケガをすることもあります。
そこで、コントロールがしやすいように持ち手が太いものや、持ちやすい工夫が施されているものを選ぶのがよいでしょう。たとえば、グリップ部分に溝が入っているものや、くびれているものは握りやすく、手元が安定します。
しっかりと握れることでねらいが安定し、力を入れやすいので思いがけず手から落ちてしまうこともなく、うまく扱えるでしょう。
【5】カバー付きなど安全性が高いものも
子どもがいる家庭では、キャップが付属している商品だと安心です。万が一子どもがいたずらしても、ケガのリスクを軽減できます。
もちろん、子どもの手が届かない場所に保管しておくことが大前提ですが、もしもの事を考えるのであれば、キャップ付きの商品も候補に入れてみてください。
エキスパートのアドバイス
使いやすいものを選び、使用後の管理も心がけて
アイスピックは握りやすく、使いやすい長さのタイプを選ぶことが大切です。アイスピックの刃先は錆びやすいので、使用後は水分をふき取ったり、乾燥させてから収納したり、メンテナンスや管理も大切です。
一方で、手入れさえしっかりすれば、調理用ピックの代用品として幅広い用途で使用可能。パイ生地の穴をあけるのにも使えます。
アイスピックおすすめ13選
ここでは、アイスピックのおすすめのアイテムを紹介します。商品ごとの特徴を見ながら、自分にとって使いやすいアイスピックを選んでみてくださいね。
3本の刃で氷を一気に砕く
このアイスピックは刃が3本になっているタイプで、凹凸を一気に削れる手軽さが特徴。刃の長さが短いためコントロールしやすく、短い時間で丸氷を作ることができますよ。
また、手に持っている時間が短くなると、氷を加工するときに溶け出すことがありません。氷の大きさや冷たさをキープしたまま好みの丸氷を作れるアイスピックです。
重みのあるピッケルで手軽に割れる
山忠のピッケルタイプのアイスピックです。鋭い刃先と適度な重みによってかんたんに氷を割ることができます。刃先の面積があることで、何度も打ち続けなくても氷を削れて腕が疲れにくいのもポイントです。
全長は175mmと小さめサイズのため、ねらったところに振り下ろせて扱いやすさもばっちり。四角形の持ち手が金づちのように力を入れやすく、少ない力で氷を割れますよ。
初心者に扱いやすいミニタイプ
こちらは全長135mmのミニタイプ。刃先までの距離が短いため力を入れられ、刃先をコントロールしやすいのでねらいどおりに氷を割れるのが魅力です。
持ち手の太さは均一ではなくくびれが作られているため、手にフィットしやすく握りやすいのもポイント。氷の加工だけでなく、くっついてしまった氷をはがすときにも重宝するアイスピックです。
飲食店でも愛用される本格アイスピック
このアイスピックは3本の刃が特徴。しっかりと氷に力が伝わり、削ったり割ったりしやすいアイテムです。持ち手には2つのくびれがつけられており、持ち方によってフィット感が変わらないように作られています。
刃先には適度な重みがあり、軽い力で氷を加工できるのではじめて使う人も扱いやすいでしょう。
ミニサイズでしっかり握りやすい形状
こちらのミニサイズのアイスピックは、持ち手部分に2段階のくびれがつけられています。そのため小さめながら、しっかり握りやすいのが特徴です。
刃と持ち手の間が短いため、思いどおりのコントロールがしやすく扱いやすいのも魅力。握りやすくねらいやすいベーシックな形は、使い慣れていない初心者にこそ使ってもらいたいアイスピックです。
「アイスピック」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする アイスピックの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのアイスピックの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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アイスピックでおしゃれに家飲みしよう
アイスピックで加工した氷は、溶けにくくなりお酒の風味を損ないません。さらに、キレイな形の氷は雰囲気を盛り上げてくれるので、自宅でも本格的にお酒を楽しめるアイテムです。
ただ、刃先の形状や手に持って加工することから危険なアイテムでもあります。そのため、無理なく扱えるアイスピックを購入して氷を加工してくださいね。
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神戸出身。アメリカなどでパーティ料理やオーガニックを学び、2002年に「菜々食CookingClass」を主宰。卒業生による教室開設やカフェ開業実績も多数。 企業向けのオリジナルレシピ開発を行う「レシピ制作専門スタジオ」では料理部門の代表として、料理動画のメニュー監修、タイアップ企画レシピ、連載レシピコンテンツ、飲食店のメニュー開発などに従事。また、大の蕎麦好きでもあり、蕎麦に関するグループも運営中。