万年カレンダーとは? マンスリーや日めくりとは違う?
通常よく見かける、紙面に月日が印刷されたカレンダーと異なり、万年カレンダーは、キューブやチップの表面に印刷された数字を暦どおりに並べ替えることで、壊れるまではいつまでも使うことができるカレンダーです。
毎日数字を変えながら使うものや、マンスリーになっているもの、置き型タイプと壁掛タイプ、などカレンダーとしてだけではなく、インテリアとしても楽しめます。
万年カレンダーの選び方 おしゃれでインテリアにも最適!
まずは万年カレンダーの選び方をチェックしていきましょう。スケジュール管理術の専門家・森 雅樹さんのアドバイスもご紹介しています。自分の使い方にぴったりの万年カレンダーを選ぶために参考にしてみてくださいね。
デザインで選ぶ
万年カレンダーは、インテリアオブジェとしても使えるほど、デザインがバラエティーに富んでいます。ナチュラルな木製キューブの印刷された数字を組み合わせたり、カレンダーについているつまみを回して日付を合わせるものがあったりと、遊び心が満載です。
なかには磁力を使って月日を示すものもあり、カレンダーとしてだけではなく、サイエンスアイテムとして子どもたちの科学への興味を刺激してくれそうです。
サイズで選ぶ
せっかく設置しても日付が見えなければカレンダーとしての役割は果たせません。また逆に、狭いスペースで使用するのに、カレンダー本体が場所をとるほど大きくても邪魔になりかねません。
どのような場所で使うのか、どれくらいの大きさなら日付も見やすく、場所も取らないかを考えてから、カレンダーを選びましょう。
タイプで選ぶ
デイリー型の万年カレンダーは、木製キューブを積み木感覚で組み合わせたり、パネルを張り替えたりしてその日付を表すものがありますが、「毎日変えている余裕がない」という人にはスライド式のマンスリーカレンダーを選んでみてはいかがでしょうか。あらかじめ数字が並んだ本体に、穴の開いたブリキ板や木枠をスライドさせて、日付を表せるので、手間がかかりません。
スケジュール管理術の専門家からの購入アドバイス
耐久性も考慮して選びましょう
「どうやって選べばいいのだろう?」とお悩みのあなた。万年カレンダーの選び方は、デザイン、機能性、耐久性が選択基準。おしゃれ感がないものを部屋のインテリアとして使いたくありませんし、操作性が悪ければ日付設定の作業がおっくうになります。そして5年で壊れるような耐久性では論外ですね。
ポイントをしっかり押さえれば、あなたにあった万年カレンダーを見つけられることでしょう。
▼万年カレンダーのおすすめ【木製】 ナチュラルな風合いがおしゃれ!サイコロデザインも!
素朴で、ぬくもりを感じられる木製の万年カレンダーを厳選しました。長く使えば使うほど、味わいが出てくる自然素材は万年カレンダーにピッタリです。
美しい木目もカレンダーデザインの一部
チェリーやウォールナットの厚板を使用した重厚さを感じるカレンダーです。天然木の木目の美しさを背景に、数字が書かれたアクリル板を合わせてあり、間に白板を挟むことにより、月のカレンダーを示します。
曜日のみが書かれた白板は、底の部分に突起があり、台座のくぼみとはめることにより、ずれることもありません。
スライドするだけで使えるカレンダー
本体部分が木製、屋根の部分が本革でできた万年カレンダーです。木製のプレートをスライドするだけで前後の月に使用できるので、曜日や日付を都度組み替える必要がありません。一般的なマンスリーカレンダーのように気軽に使えます。
屋根のうえのスタンドには、その月を立てられるマンスリースタンドも付属しています。

かわいいが第一印象のKikkrland(キッカーランド)『カレンダーボックス』 女性から高い支持を受けそうなデザインですが、お子さんへの誕生日プレゼントにもおすすめ。後に隠れた収納ボックスも秀逸。
かわいいつまみを回して合わせるカレンダー
木製のパネルに取り付けられたカラフルなつまみを回してカレンダーをセットします。子ども部屋にもぴったりのかわいらしいデザイン。「日付」や「曜日」を意識するための知育玩具としても活躍します。
また表面のパネルをスライドさせると、秘密のスペースが現われます。たいせつな宝物をこっそり隠す場所としても使えますよ。
▼万年カレンダーのおすすめ【スタイリッシュ】 スケジュール管理術の専門家と編集部が選んだ
カレンダーとしてもしっかりと機能しつつ、スタイリッシュでおしゃれなたたずまいの万年カレンダーを厳選しました。オフィスやショップでのインテリアとしても注目を集めそうです。
場所を取らないスタイリッシュなカレンダー
透明のアクリル板に日付が書かれており、裏から金属の板を合わせることで、1月分のカレンダーを表示させます。月が替わっても金属板をスライドさせるだけと、操作もシンプルです。
カレンダーの余白部分に付箋を貼って、スケジュール管理をするなどオリジナルのアレンジも自在にできます。
1960年代から続くロングセラー商品
1967年にイタリアの工業デザイナーEnzo Mariによってつくられた万年カレンダー。鉄道標識からインスピレーションを受けて作られたこの商品は、当時からインテリア小物として広く知られています。
月・日・曜日のパネルを回転させて日付を表示させるシンプルな仕組みが、発売から半世紀以上たった現在でも多くのユーザーに愛されてる理由かもしれません。
▼万年カレンダーのおすすめ【アンティーク調】 レトロでおしゃれ!
レトロな趣のある万年カレンダーなら、インテリアとしてもピッタリです。どこか懐かしい気持ちになる万年カレンダーを厳選しました。
万年カレンダーとアナログ時計のコラボ
万年カレンダーの表示は、「月+日」または「月+日+曜日」が多いなか、こちらの商品はアナログ時計がセットになっています。時計とカレンダーが連動するようになっているので、毎日、毎月カレンダーを操作する手間がありません。時計にはAM・PMを示す小窓もついているので、窓などがない部屋でも今がいつなのかをすぐに判断することができます。
壁掛けとしても置き型としても使えるので、設置するスペースを選びません。
▼万年カレンダーのおすすめ【壁掛けタイプ】 見やすさ重視ならこちら!
壁掛けタイプのカレンダーは、机や棚の場所を取らず、遠くからでも見やすいという利点があります。厳選した壁掛けタイプの万年カレンダーをご紹介します。
予定なども書き込める
万年カレンダーとホワイトボードの機能を兼ね備えたアイテムです。かんたんに月日が変えられる万年カレンダーに、予定などを自由に書き込めます。
カレンダーのほかに、ToDoリストや仮予定などを書き込めるメモスペースもあります。右下にはマーカーホルダースペースがあり、マーカーを使わないときにはフラットな状態にもできます。
ブリキの穴から覗く数字で日付を確認
こちらは、パネル一面に書かれた数字のうえに、ブリキの板をスライドさせて、その月のカレンダーを表示するタイプです。壁掛けとしても、置き型としても使える両用タイプ。
ナチュラルな白木の木枠と、なかをスライドするブリキの板が、素朴な印象を与えます。また、ブラックの木枠タイプもあり、こちらはシャープで大人っぽい印象があるカレンダーです。

毎日少しずつ形を変え続けるカレンダー
4本のバーと、中央のピボットで構成されたカレンダーです。一番うえのバーに「曜日」、2番目に「日付」、3番目に「月」が印字されており、中央にあるピボットに合わせることで本日の日付を表示します。
バーの幅が48cmあるので、日によっては、とても横長の形になりますが、日々少しずつ変化するフォルムを楽しみながら使うことで心にゆとりが生まれるかもしれません。
オフィスや店舗にも使えるデザイン
シンプルなモノトーンの万年カレンダーです。数字と曜日をかんたんに差し替えられます。数字が大きく見やすいので、すぐに曜日や日付を把握できます。モダンなデザインのため、自宅のほかにもオフィスの窓口や受付、店舗のレジ周りにも配置しやすくなっています。
卓上カレンダーとしてはもちろん、壁掛けでも使用できます。いろいろな場所に設置できるのも魅力です。
木の風合いとスタイリッシュが融合
ワイヤーのフレームに木製のプレートをひっかけて、月のカレンダーを作る万年カレンダーです。ブランド名の「PRIMITIVE」つまり「原始的な」という意味のとおり、自然のままの風合いをいかしたカレンダーになっています。
木製プレートの風合いにワイヤーがスタイリッシュで、おしゃれなインテリアとしても使えます。
「万年カレンダー」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 万年カレンダーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での万年カレンダーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
手作り万年カレンダーの作り方 子供と一緒に楽しもう!
万年カレンダーのつくりはとてもシンプルなものです。土台となる板状のものに、日付が書かれているパーツをあわせるだけで、オリジナルの万年カレンダーを作ることができます。ここでは3つの手作り万年カレンダーを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
カードスタンドを使った万年カレンダー
100均にあるスタンプと、カードホルダーで、デイリータイプの万年カレンダーを作ります。
好きなカードや、名刺サイズくらいの大きさにカットした画用紙に、1~12までの数字のスタンプを押したもの(または、月の英単語のスタンプでも可)と、1~31までの数字をスタンプしたものを用意します。あとは、クリップ式のカードホルダーにはさむだけで、オリジナル万年カレンダーのできあがり!
設置場所や好みに合わせてカードホルダーもデコレーションしてみては?
ジェンガ感覚で、木製カレンダーを作る
ホームセンターでは、商品を希望の形にカットする有料サービスを行っているお店が多くあります。好きな木材があれば、希望のサイズのパーツに切り分けてもらいましょう。
カットしてもらったあと、作業ができるところもありますので、数字のプリンティングやニス仕上げについてアドバイスを受けながら作るのも楽しいかもしれません。
小型のホワイトボードもかわいく便利に変身
最後は、デコスイーツのパーツを使った万年カレンダーのご紹介です。
100均でも売られている、マカロンやクッキーなどのデコスイーツのパーツに数字を書き込み、マグネットに貼りつけるだけで、日付パーツのできあがりです。
カレンダーのベースは、同じく100均で売られている、マグネット対応のホワイトボードを使いましょう。ホワイトボードにもチョコや、ホイップクリームなどのパーツでデコレーションすると、さらにかわいい万年カレンダーになります。
そのほかカレンダーやスケジュール帳はこちらから!
おしゃれ・機能的・エコな万年カレンダー!
ここまで、カレンダーとしても、インテリアとしても使える万年カレンダーの選び方とおすすめの商品をご紹介してきました。おしゃれで、機能的で、エコなアイテムであることも、もちろん万年カレンダーの特徴です。
しかし、日付を動かすことで、季節が進むのを感じ、ときにはイベントや大切な人の誕生日などを思い出して連絡を取ってみる、といった時間を与えてくれるのも、万年カレンダーのよさではないでしょうか。愛着をもって使える万年カレンダーを選びましょう。
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