家庭用製氷機の選び方 ポイントをご紹介!
製氷機と聞くと業務用の大きなものをイメージするほうが多いですよね。気になってはいるけれど、なかなか購入に踏み切れない方に一般家庭でも導入しやすい商品の選び方をご紹介します。ポイントは以下のとおり。
【1】氷ができる速さ
【2】一度に氷の作れる量
【3】保冷機能
【4】動作音
【5】色やデザイン
【6】そのほかの機能性
上記のポイントをおさえることで、あなたに合った商品を見つけることができます。ぜひ参考にしてみてください。
【1】氷ができる速さで選ぶ
「氷ができる早さ」は選び方の重要なポイントです。一度にたくさんの氷が急に必要になったとき、短時間でつくることができると非常に便利です。
なかには、わずか10分以内で製氷できる製品も。製氷時間が短いと、ホームパーティーや急な来客時にとても重宝します。
【2】一度に氷の作れる量を確認しよう
短い時間で製氷できるモデルのなかには、一度につくれる氷の数が少ないものもあります。一方、急速ではないですが、一度に24個の透明な氷が製氷可能なものも。
製氷量は使いやすさに直結するポイントなので、製氷時間と製氷数のバランスを考えて選びましょう。
【3】保冷機能があるかチェック!
保冷機能があると出来上がった氷をそのままにしておいても溶ける心配がありません。逆に、急速製氷など、製氷機能を重視したものだと保冷機能がないものもあるので注意が必要です。
「せっかく氷を作っておいたのに、溶けてしまった」ということが無いよう、できれば保冷機能付きのものを選ぶといいでしょう。
【4】動作音がうるさくないかも重要
製品の特性上、製氷が完了して氷がバスケットに落ちるときなど、どうしても音がしてしまいます。寝室など音が気になる場所に設置を考えている場合には、静音設計の製氷機がおすすめです。ベッドの近くや書斎のデスクの脇や棚でもストレスなく使用できます。
【5】色やデザインは自分好みのおしゃれなものを
優先順位は下がりますが、インテリアにこだわりのある方は、ダイニングの雰囲気やほかの家電製品とマッチする色やデザインをチェックしてみてください。シンプルなモノトーンカラーから、かわいいパステルカラーなど、デザインもいろいろあります。
【6】そのほかの機能性もチェック
製氷機のなかには、便利な機能を備えたモデルがあります。氷の大きさをSサイズ、Lサイズと選べるものや、一目で氷の量がわかるようにガラス窓がついているものなどさまざまです。オフィスやキャンプなど複数の人が氷を取り出す場合は、引き出し型や専用スコップがついていると使いやすく衛生的ですね。
また、日々のお手入れのしやすさも重要になるので、覚えておきましょう。
氷の大きさや種類をチェック!
氷のサイズを段階的に選べる機種もあります。また、短時間で氷をつくることに特化した商品でつくった氷は、比較的溶けやすいという短所があります。お酒用など、硬くて溶けにくい氷を好まれる場合は、じっくり凍らせるタイプのモデルもあるので用途に合わせて選びましょう。
持ち運びしやすさも重要!
持ち運びができるのかも重要です。重さももちろんですが、手でかかえられる幅と高さかどうかもポイントです。なかには持ち運びに便利な専用キャリングケースがある場合もあるので、キャンプ場やスポーツクラブに持っていきたい場合はとても便利です。
お手入れのしやすさをチェック!
製氷機を使っているとどうしても水垢がついてしまったり、雑菌が繁殖してしまいます。掃除を怠ってしまうと、水垢や雑菌が固まった衛生的にもよくない氷が製氷されてしまうので、こまめな掃除を行うようにしましょう。
製氷タンクのモデルのなかには、出来上がった氷を補完するバスケットが着脱可能なタイプも。このタイプを選べばお手入れはぐんとしやすくなるでしょう。
家庭用製氷機おすすめ9選 大量の氷や複数サイズがつくれるものから小型、急速タイプまで
これまでの選び方をふまえて、プロの家電販売員たろっささんと編集部で選んだおすすめの商品を紹介します。

13段階で氷の仕上がりや速さを調整できる!
透明度の高いロックアイスを最短14分で作れる高速製氷機。料理に、ドリンクに、すぐに氷が欲しいときに重宝します。
硬くて溶けにくい氷から、早く出来上がる緩い氷まで、13段階で製氷モードを切り替え可能。
小型ながらコンパクトなのも嬉しいポイント。家族でも、友人が集まったときにも活躍すること間違いなしです。
超高速、最短6分台で氷ができます
友人との家飲みや、家族勢ぞろいでの食事などに活躍してくれる高速タイプの製氷機です。せっかくの楽しい時間を、氷の心配なく、冷たい飲み物で楽しく過ごせます。
さらにすぐれているポイントとしては、中身が見える大きな窓。どのくらい氷ができているか一目でわかります。お手入れ面でも、専用の排水ホースで不要になった水をかんたんに排水でき衛生的。SとL、2サイズの氷が選べます。
たっぷり氷を入れたドリンクを楽しめる!
透き通った三日月型の氷を作れる製氷機。濃いめに抽出したコーヒーやぬるくなったドリンクに、たっぷりの氷を入れて飲みたいときに重宝するサイズ感です。
常にグラス約30杯分の氷をためておけるので、暑い時期は特に大活躍。来客時や大人数のホームパーティなどでも役立つでしょう。
幅約32cmと大容量の割にはコンパクトなサイズ。省スペースで設置することができますよ。
最小クラスのコンパクトさを実現
コンパクトで場所をとらないのが魅力。卓上やテーブルの脇にスッと収まり、持ち運びもらくらく、お庭でのBBQやアウトドアにもぴったりです。
一度にできる氷は7個と少量ですが、生成時間は最短6分と急速。氷の準備を忘れていたときや、ホームパーティーなどでたくさん必要な場合などにも役立ちます。また、静音設計なので寝室や書斎に常備しても、睡眠や作業を妨げません。
専用ケースで持ち運びもかんたん
コンパクトサイズにもかかわらず、11分で12個の氷ができます。別売りで、持ち運びに便利な専用キャリングケースが販売されています。電源が確保できる場所なら、かんたんに持ち出し可能になり、暑い日のお子さまのスポーツクラブや現場作業などでも活躍。
便利なタイマー機能で、夜寝ている間に製氷したり、指定した時間に製氷をはじめたり、必要に応じて製氷できます。手頃な価格もポイントです。
8分で急速製氷! SとLのサイズが選べる
約8分間で1回につき9個の氷をつくれます。また、本体上面の窓からは、氷のでき具合を観察することができます。
製氷バスケットが満タンになると、自動的に製氷がストップ。また、用途に合わせてSとLの2種類のサイズをつくることができます。
Vpcok Direct『製氷機』

冷蔵庫でおなじみ、ベルソスのパステルブルーのフォルムがかわいらしい製氷機『高速製氷機(VS-ICE03)』。110Wと高めの出力で一気に氷を製造、ボタンの数も少ないため迷うことなく誰でも操作ができるのも大きな魅力になっています。
「家庭用製氷機」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 家庭用製氷機の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの家庭用製氷機の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
家庭用製氷機の使い方 氷不足の解消に
氷ができるまでの時間が短く、使い方も簡単な家庭用製氷機の使い方をご紹介します。
・家庭用製氷機に水を入れる
・本体に圧スイッチを押す
・製品にもよりますが、10分程度で氷が完成
家庭用製氷機の注意点
水道水なら問題ありませんが、ミネラルウォーターや浄水器の水、一度沸騰させた水などは塩素消毒されていないため、浴びや雑菌が繁殖しやすくなってしまうので、使わないようにしましょう。
そのほかの氷関連商品の記事はこちら 【関連記事】
使う場面や頻度、場所に合わせて選ぶことが大切 家電販売員からのアドバイス
使う場面と場所に合わせて選ぶのが重要です。ウィスキーのロックやジュースに使用する氷など、冷蔵庫の製氷機では到底まかないきれない量の氷を常日頃から使用するご家庭であれば、大容量のものがいいでしょう。
しかしながら、夏休みに子どもや孫と一緒にシーズンだけ出してかき氷をつくるなどであれば、そこまで大きいものは必要ありません。また、外で使用することが多い場合は、出力が大きいものでないと氷を作成するまでに時間がかかってしまう場合もありますので、そちらも確認するようにしましょう。
速さや質、サイズなど好みの条件で探そう! さらに大量にという場合は業務用という選択も
今回は、家庭用製氷機のおすすめ商品をご紹介しました。気になる商品は見つかりましたか?
製氷の速さ、氷の質、氷のサイズなど、用途によって選び方も違ってきます。また、専用のアイススコップや持ち運びのしやすさといったプラスαの点にも注目すると、より便利な商品が見つかるでしょう。
ぜひこの記事を参考に、あなたにぴったりの家庭用製氷機を見つけてくださいね。
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家電量販店、家電情報ブログ「家電損をしない買い方をプロの販売員が教えます」を運営するプロの現役家電販売員。 学生時代から家電に対する並々ならぬ興味を持ち、アルバイトを経てそのまま家電量販店の道へと進んで15年弱。 個人で年間2億円を売り上げ、数々の法人内コンテスト等で表彰された経験を持っています。 家電アドバイザーの資格を有し、家電と名の付く物全てに精通しています。家電で分からないことはありません。 現在は家電ライターの業務も通して「全ての人が平等に良い家電に巡り会える機会の提供」に尽力しています。