「充電式カイロ」のおすすめ商品の比較一覧表
充電式カイロのメリットとデメリット
充電式カイロを使う上で、メリットとデメリットがあるので事前に把握しておきましょう。
充電式カイロのメリット:火傷しにくい、速暖性が高い
充電式カイロは速暖性が高く、すぐに使えるのが最大のメリット。
使い捨てカイロは同じ場所にずっと貼っておくと低温火傷の危険性があります。しかし、充電式カイロの内部には、サーモスタッドが搭載されており、一定の温度になるよう過度な温度の上昇を防いでくれるため、安心して使うことが可能です。
充電式カイロのデメリット:持続時間が短い
充電式カイロのデメリットには、持続時間が短い点になります。使い捨てカイロは製品、張るタイプ・貼らないタイプかで持続時間が異なりますが、平均18時間ほどあたたかいので、朝家を出てから帰宅するまであたたかさが持続可能。
一方、充電式カイロは3時間程度しか使えない製品もあり、朝の通勤時に使ったら会社や学校で充電する必要があります。また、モバイルバッテリーを搭載した製品はそれなりに重量があり、持ち運びが面倒と感じる場合も。そんな時には単機能タイプの製品を選びましょう。
充電式カイロの選び方
冬場にとても重宝するけれど、種類がたくさんあって迷ってしまう充電式カイロ。本来のカイロとしての機能やデザイン性、充電方法や持続時間など、充電式カイロ特有のチェックポイントを知れば、好みや使い方に合った商品に出会えることでしょう。
ぜひ、比較検討の際の参考にしてください。
寒さが厳しい雪国では、パワーがあり表面温度が高いものを
充電式カイロの表面温度は、どうしても周囲の温度に左右されてしまうため、外気温が低い場合は40度まで温まる性能でも、その温度まで上がらない場合も。そのため、寒さが厳しい雪国などの地域では、より温めパワーが高く、高い温度まで上がる充電式カイロを選んだ方が安心です。
また、カイロで気になるのはやはり温かさです。カイロの表面温度は、50度以上しっかり温まるものから、40度程度に抑え低温やけどに配慮したものまで、さまざまな温度帯の商品があります。そこそこ寒い状態での使用は、より温めパワーの高いものを選びましょう。
使いやすさの基本は持続時間と充電時間
持続時間については、2時間ぐらいしかもたないものもあれば、7時間以上も連続使用ができるものまで、商品によりさまざまです。ちょっとした散歩のときに使うのか、長い時間を屋外で過ごすときに使うのかで、選ぶべきタイプが異なるので、使いたいシチュエーションにあわせて選びましょう。
また、充電時間がどのくらいかは、使用電池や充電方式によって変わってきます。
充電方法で選ぶ
充電式カイロの充電方法は大別して2種類。USBケーブルで充電する形式のものと、ACアダプタで充電する形式のものです。
USBケーブルはパソコンにつないで充電するか、USB対応の充電器が必要。ACアダプタで充電するタイプはコンセントがある場所ならどこでも充電ができ、汎用性は高いので、自身にあった充電形式を選びましょう。
モバイルバッテリーやLEDライトを搭載した商品も
外出前にスマホの充電を忘れ、いつ電池が切れるかビクビクしながら、使いたいのに電池の節約を下、という経験をしたことがある方は多いはず。そんな時に便利なのがモバイルバッテリーですが、充電式カイロにはモバイルバッテリー機能を備えた商品があり、万が一充電を忘れてしまっても安心です。
また、停電の際に役立つLEDライトを搭載した充電式カイロもあるので、寒い時期以外にも有効活用をすることができます。
低温と高温のモード切替ができると、使用時間も長持ち IT・家電ジャーナリストがアドバイス
IT・家電ジャーナリスト
充電式カイロは内蔵バッテリーを使って発熱するため、バッテリー容量が大きいほど長時間使用できて安心です。ただし大きくて重くなりがちなので、バランスのいいサイズと重さを選ぶのをおすすめします。
低温と高温など、モードを変えて使用できる方が、寒さや衣服の状況に合わせて使い分けられるので使いやすいでしょう。
充電式カイロおすすめ8選 カイロ・充電器・ライトの1台3役、手のひらサイズなど
ここからは、選び方をもとにした充電式のおすすめ商品をご紹介していきます。買ってしまってから後悔することがないように、特徴を目的と照らし合わせて、お気に入りになりそうな充電式カイロを探しましょう!
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 充電式カイロの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの充電式カイロの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
充電式カイロに関するQ&A よくある質問
充電式カイロの危険性・安全性は?

充電式カイロは使い捨てカイロよりも低温で温度調節もできるため、比較的安全と言えます。あわせて肌に直接ふれないなどの工夫をすれば、より安全性が高まるでしょう。ただし、充電式である以上、落下による発火の危険性があるのと、水場での使用もじゅうぶん注意が必要です。
充電式カイロは機内に持ち込める?

「160Wh以下」であれば持ち込むことが可能です。ただし、オイル式カイロは機内持ち込みも預入もできませんので、注意が必要です。
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表面温度や付加機能をじっくり吟味
1) 充電式カイロの充電方法は2種類。充電方式で選ぶ
2) 使いやすさの基本は持続時間と充電時間。使いやすさで選ぶ
3) カイロの本質は温かさ。加えて付加機能も確認したい。表面温度や付加機能を確認して選ぶ
充電式カイロの選び方の特徴に詳しい解説と、おすすめ充電式カイロ10選を紹介しました。個々の商品の特徴にフォーカスすることで、少しは選びやすくなったのではないでしょうか。
ここでの情報も参考にしながら、気に入って長く使えるステキな充電式カイロを購入しましょう。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
一般財団法人 家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout オーディオプレーヤー、スピーカーなどのガイドを務める。 日経BP社『日経ネットナビ』『日経ネットブレーン』『デジタルARENA』『日経トレンディネット』などを経てフリーに。 デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。 KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」に出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの構成などにも携わっている。