充電式カイロのメリットとデメリット
充電式カイロを使う上で、メリットとデメリットがあるので事前に把握しておきましょう。
▼充電式カイロのメリット:火傷しにくい、速暖性が高い
充電式カイロは速暖性が高く、すぐに使えるのが最大のメリット。
使い捨てカイロは同じ場所にずっと貼っておくと低温火傷の危険性があります。しかし、充電式カイロの内部にはサーモスタッドが搭載されており、一定の温度になるよう過度な温度の上昇を防いでくれるため、安心して使うことができます。
▼充電式カイロのデメリット:持続時間が短い
充電式カイロのデメリットは、持続時間が短い点。使い捨てカイロは製品によって異なりますが平均18時間ほど温かいので、朝方、家を出てから帰宅するまで温かさは持続します。
一方、充電式カイロは3時間程度しか使えない製品もあります。朝の通勤通学に使ったら、帰宅時には会社や学校で充電しなくてはならなくなるので注意しましょう。
充電式カイロの選び方
冬場にとても重宝するけれど、種類がたくさんあって迷ってしまう充電式カイロ。ここからは選び方を解説していきます。ポイントは下記。
【1】表面温度
【2】持続時間と充電時間
【3】充電方法
【4】プラスαの機能
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品を見つけることができます。一つずつ解説していきます。
【1】寒さが厳しい雪国では、パワーがあり表面温度が高いものを
充電式カイロの表面温度は、どうしても周囲の温度に左右されてしまうため、外気温が低い場合は40度まで温まる性能でも、その温度まで上がらない場合も。
そのため、寒さが厳しい雪国などの地域では、50℃以上になるものなど、高い温度まで上がる充電式カイロを選んだ方が安心です。
【2】使いやすさの基本は持続時間と充電時間
持続時間については、2時間ほどしか持たないものがあれば、7時間以上も連続使用できるものもあり、商品によりさまざまです。ちょっとした散歩のときに使うのか、長い時間を屋外で過ごすときに使うのかで、選ぶべきタイプが異なるので、使いたいシチュエーションに合わせて選びましょう。
また、充電時間がどのくらいかは、使用電池や充電方式によって変わってきます。
【3】充電方法で選ぶ
充電式カイロの充電方法は2種類あります。ベーシックなタイプは、USBケーブルで充電する形式で、もう一つにはACアダプタで充電する形式もあります。
おすすめはUSBで、スマホ充電のついでに行うことができます。仕事中パソコンにつないで充電することもできて便利ですよ。
【4】プラスαの機能で選ぶ
充電式カイロにはモバイルバッテリー機能を備えた商品があり、万が一、スマホを充電し忘れてしまっても安心です。
また、停電の際に役立つLEDライトを搭載した充電式カイロもあるので、寒い時期以外にも有効活用できますね。
▼IT・家電ジャーナリストがアドバイス
充電式カイロは内蔵バッテリーを使って発熱するため、バッテリー容量が大きいほど長時間使用できて安心です。ただし大きくて重くなりがちなので、バランスのいいサイズと重さを選ぶのをおすすめします。
低温と高温など、モードを変えて使用できるほうが、寒さや衣服の状況に合わせて使い分けられるので使いやすいでしょう。
充電式カイロおすすめ4選 カイロ・充電器・ライトの1台3役、手のひらサイズなど
ここからは、選び方をもとにした充電式のおすすめ商品をご紹介していきます。買ってしまってから後悔することがないように、特徴を目的と照らし合わせて、お気に入りになりそうな充電式カイロを探しましょう!
どら焼き型のミラー付きカイロ
コロンとした手のひらサイズに収まるフォルムがかわいい充電カイロ。ハンドウォーマーとしてだけではなく、開くと化粧鏡にもなって便利です。
低温モードと高温モードで切り替え可能。
サイズ | 88.8×38mm |
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充電方法 | USB |
表面温度 | 低温モード:45-50℃、高温モード:50-55℃ |
充電時間 | ‐ |
持続時間 | 低温モードは約8時間、 高温モードは約6.5時間 |
その他機能 | モバイルバッテリーとしても利用可 |
サイズ | 88.8×38mm |
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充電方法 | USB |
表面温度 | 低温モード:45-50℃、高温モード:50-55℃ |
充電時間 | ‐ |
持続時間 | 低温モードは約8時間、 高温モードは約6.5時間 |
その他機能 | モバイルバッテリーとしても利用可 |
一台4役と利用者に嬉しい機能満載
3段階に温度設定できるカイロ機能はもちろんのこと、外出先でも携帯機器への充電ができるモバイルバッテリー機能、停電のときにあれば役立つLEDライト、肩や腰などをじんわりもみほぐす、バイブレーションマッサージ機能を兼備。
一台で4役をこなす機能満載の充電式カイロです。液晶表示スクリーン搭載で現在の温度がひと目でわかります。
サイズ | 幅64×奥行34×高さ112mm |
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充電方法 | USB |
表面温度 | 低温モード:40℃、中温モード:50℃、高温モード:60℃ |
充電時間 | - |
持続時間 | 低温モード:18時間、中温モード:12時間、高温モード:10時間 |
その他機能 | モバイルバッテリー |
サイズ | 幅64×奥行34×高さ112mm |
---|---|
充電方法 | USB |
表面温度 | 低温モード:40℃、中温モード:50℃、高温モード:60℃ |
充電時間 | - |
持続時間 | 低温モード:18時間、中温モード:12時間、高温モード:10時間 |
その他機能 | モバイルバッテリー |
3秒で加熱・大容量バッテリーとしても使える
加熱するまでにかかる時間はわずか3秒、両面バランス加熱を採用。3段階の温度調節が可能で、操作は1つのボタンで行います。
また、10,000mAhの大容量バッテリーとしても使え、高速充電に対応しています。高温モードで使用すれば、やや熱いくらいの温かさになります。
サイズ | - |
---|---|
充電方法 | USB Type-C&Micro充電ポート |
表面温度 | 低温モード:35-42℃(約14時間)、中温モード:40-48℃(約11時間)、高温モード:48-55℃(約7時間) |
充電時間 | 約3~4時間 |
持続時間 | 最大14時間 |
その他機能 | モバイルバッテリー |
サイズ | - |
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充電方法 | USB Type-C&Micro充電ポート |
表面温度 | 低温モード:35-42℃(約14時間)、中温モード:40-48℃(約11時間)、高温モード:48-55℃(約7時間) |
充電時間 | 約3~4時間 |
持続時間 | 最大14時間 |
その他機能 | モバイルバッテリー |
バックチャームにもなるミニサイズ
6cm角のちいさめサイズの充電式カイロ。選べる5種類のデザインはどれもかわいく
、ちょっとしたプレゼントにもおすすめです。
制服やスーツのポケットに入れられるのはもちろん、ストラップ付なのでバックチャームとしてつけておくことも可能。
また、カイロ機能のほかにも14時間点灯可能なLEDライト機能も搭載。暗がりでバッグの中身を探すときや、夜道を歩くときの目印・防災グッズとして備えておくのもおすすめですよ。
サイズ | 幅60×高さ60×奥行20mm |
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充電方法 | USB |
表面温度 | 約42℃ |
充電時間 | 約3時間 |
持続時間 | 約3~4時間 |
その他機能 | LEDライト |
サイズ | 幅60×高さ60×奥行20mm |
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充電方法 | USB |
表面温度 | 約42℃ |
充電時間 | 約3時間 |
持続時間 | 約3~4時間 |
その他機能 | LEDライト |
「充電式カイロ」のおすすめ商品の比較一覧表
【ランキング】通販サイトの最新人気! 充電式カイロの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での充電式カイロの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【Q&A】疑問を解決しよう
充電式カイロの危険性・安全性は?

充電式カイロは使い捨てカイロよりも低温で温度調節もできるため、比較的安全といえます。肌に直接触れないように工夫をすれば、より安全性が高まるはずです。ただし、充電式である以上、落下による発火の危険性があるのと、水場での使用も十分注意しましょう。
充電式カイロは機内に持ち込める?

「160Wh以下」であれば持ち込むことが可能です。ただし、オイル式カイロは機内持ち込みも預入もできませんので、注意が必要です。
【関連記事】電気毛布や湯たんぽなどを紹介
【まとめ】表面温度や付加機能をじっくり吟味
充電式カイロの選び方と、おすすめ充電式カイロをご紹介しました。それぞれの商品の特徴にフォーカスすることで、少しは選びやすくなったのではないでしょうか。
本記事の情報も参考にしながら、気に入って長く使えるステキな充電式カイロを購入しましょう。
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