電気ひざ掛けとは? 屋外や災害時にも重宝する!
電気ひざ掛けとは、ひざ掛けに電熱線が入ったアイテムです。普通のひざ掛けに比べ、温まる時間が早く冷え性の人にもおすすめですよ!
それに電気代がほかの暖房器具に比べてリーズナブルなのもポイント。消費電力が10~70W程度のものが多く、1時間使ったとしても1円前後です。空間全体を暖める必要がないシーンなどにはぴったりのアイテムですね。
また、USBで給電するコードレスタイプであれば、屋外でも利用できます。キャンプやスポーツ観戦、車中泊といったシーンでも重宝するでしょう。災害時にもモバイルバッテリーがあれば温かく過ごせるので、1つあるといざというときに安心です!
電気ひざ掛けの選び方 電源タイプ、サイズ、素材、電気代、機能をみる
IT・家電ライターの河原塚 英信さんが電気ひざ掛けの選び方について解説します。電気ひざ掛けと一言でいっても、さまざまなメーカーから発売され、種類も多く、大きさや機能も多岐に渡ります。使ったことがない人からすれば、どんなものを選べばいいか迷う場合も。
使用頻度にあわせた電源やタイプやサイズなど、電気ひざ掛けを選ぶときにおさえたいポイントを整理してみましょう。ポイントは以下。
【1】使用場所に合わせた電源タイプ
【2】サイズ
【3】素材
【4】使用目的に合った機能が備わっているか
【5】デザイン性
【6】利用時の消費電力と電気代の目安
上記のポイントを押さえることで、あなたに合った商品を見つけることができます。ぜひ参考にしてみてください。
【1】使用場所に合わせた電源タイプを選ぶ コンセントタイプ、USBタイプの違い
電気ひざ掛けの電源タイプはおもに、コンセントタイプ、USB給電タイプの2種類があります。それぞれの特徴を理解して、使いやすいものを選びましょう。もちろん、どちらのタイプも電源をつけずに、ひざ掛けとして利用できますよ。
コンセントタイプ:しっかりと温かさを確保したい人向け。直接電源をとるのでパワーは高い。
USB給電タイプ:オフィスや外出先での使用が多い人向け。モバイルバッテリーから充電をとることでコードレス利用も可能。スポーツ観戦などでも活躍。コンセントタイプに比べてパワーは弱くなりやすい。
【2】サイズを選ぶ コンパクトタイプか、しっかり包み込む大きいタイプか
大きさによって、温かさはもちろんのこと消費電力も違うので、忘れずにチェックしましょう。大きいサイズであれば布団としても利用でき、利便性は広がりますよ。
とにかく温かさを重視したいのであれば、下半身をすっぽりと覆ったものや、肩から羽織って包まれるような大きなものがおすすめ。1人だけでなく、2人でも使用できるので便利です。大きさの目安は140cm×80cm以上。
外出先やオフィスでの使用が多いのであれば、コンパクトなサイズのほうが持ち運びがしやすく、消費電力が少ないので、無駄な電力がかからず省エネにもなります。目安は80cm×50cm以上。
【3】素材による違い ポリエステル、アクリル混紡、綿素材など
使われている素材によっても違いがあります。主な素材の特徴をみてみましょう。
ポリエステル:薄手でも保温性が高く、広く使われている素材。フランネル調やファーに近い肌触りのものもあります。フリースもポリエステル素材の合成繊維の一種です。
ポリエステル+アクリル混紡:ポリエステルだけの素材よりも保温性や丈夫さで優位性があります。毛玉ができやすいのが難点です。
綿素材:ポリエステルやアクリルといった化学繊維に比べ、天然由来の綿素材は吸湿性に優れています。洗濯時の縮みやシワが起こりやすいというのがデメリット。
【4】使用目的に合った機能が備わっているか 丸洗い可能、ダニ対策、タイマー、温度調節機能など
電気ひざ掛けを選ぶ際のポイントとして、どんな機能を搭載しているのかもチェックしましょう。
毎日使うのであれば、洗濯機で洗えたり、ダニ対策ができる機能を搭載したものがいいでしょう。丸洗いできない場合は除菌スプレーなどでお手入れする必要があります。
子どもやペットが使う場合などは、安全のために切り忘れタイマーが搭載されていると、切り忘れてしまっても電源が自動で切れるので、安全に使うことが可能です。
また、人によって感じる温かさも変わるので温度調節が備わっているものを選べば、好みの温かさを選ぶことができて便利です。
【5】デザイン性も選ぶポイントに おしゃれなものを使いたい
オフィスやアウトドアなどで使用する場面では、周囲の人に見られることも多いため、デザインやカラーなども気にしたいポイントです。いくつも買うものではないからこそ、お気に入りのデザインを選ぶことが大切です。
形も、平形のもの以外にもかわいらしい動物や、お菓子をかたどった見た目も楽しませてくれるような商品、素材もやわらかく、触り心地が抜群なものなどもあります。商品選びの際に自分の好みに合ったデザインやカラーの電気毛布を選びましょう。
【6】利用時の消費電力と電気代の目安を確認する 省エネかどうかもチェック
電気ひざ掛けの消費電力はそこまで大きくかかるものではありませんが、商品によって大体35~75Wのものが多く、金額にすると1時間あたり約0.9~1.7円になります。1日8時間使用すると、1日あたりの電気代は約7.2〜13.6円になります。
ほかの暖房器具と比べとても省エネですが、毎日使う場合は消費電力によって差が1日約6.4円ほどに。気になる人は消費電力もチェックしてから商品選びをするといいでしょう。
汎用性が高いのはUSB給電タイプ IT・家電ライターがアドバイス
まずはどこで使うかを考えれば、コンセントタイプにすべきかUSB給電タイプにすべきかが決まります。とくにUSB給電タイプは、家やオフィス、アウトドアと、汎用性が高いです。また、ボタンがついていると、羽織ったり着たりもできるのでおすすめです。
電気ひざ掛けのおすすめ12選
ここからは電気ひざ掛けのおすすめ商品をご紹介します。コンセントタイプとUSBで給電するコードレスタイプをそれぞれまとめているので、気になる方から確認してみてくださいね。
こちらからすぐチェック!
▼おすすめ6選|強パワーで温める「コンセントタイプ」
▼おすすめ6選|コードレスで使える「USB給電タイプ」
▼おすすめ6選|強パワーで温める「コンセントタイプ」 しっかり温める!
コンセントから直接給電するコンセントタイプのひざ掛けは、USB給電タイプより温めるパワーが大きいので、寒がりの人や冷え性の人はしっかり温めてくれるコンセント式を選ぶといいでしょう。
温度調節や室内センサーつきなどさまざまな機能を備えているものが多いので、用途に合った必要な機能があるかどうかもチェックしましょう。
室温センサー付きで省エネ
自動で室内の温度を感知して、温かさを快適にコントロールする「室温センサー」搭載の電気ひざ掛け。必要以上に温まることもなく、抜群の効果を発揮できる省エネタイプ。もちろん、手動での温度調節も可能です。約40〜50℃の間を無段階に調整できるので、お好みの温かさで使用することができます。
電源コネクターが取り外しでき、汚れたら洗えるので、清潔に使用できます。
8段階の温度調節が可能
肩かけやひざ掛けだけでなく、敷毛布のかわりなどにも広く利用できる使いやすいサイズ。肌触りのよいマイクロファイバー素材(ポリエステルとナイロンの合成繊維)採用で包み込みます。
温度は8段階で細かく調整できるので、使うシーンや体感温度に合わせて利用できます。
丸洗いできる!ふわふわもこもこの電気ひざ掛け毛布
表面はふんわり起毛のフランネル素材、裏面はプードルの毛のようなモコモコ生地なので、2つの肌触りを楽しめる電気ひざ掛け毛布です。
温度は手元のコントローラーで無段階で調節できるので自分に合った温度を保てます。また、コントローラーを外せば洗濯機で丸洗いできるのでお手入れもしやすく、清潔に使うことができます。
チェック柄が部屋のアクセントに!
チェック柄がかわいい大判サイズ。ダニ退治機能や温度の3段階調節機能など、基本的な性能を抑えつつ、室温センサーが付いているのが注目ポイント。部屋の温度を感知して、最適な温度を保ってくれます。
素材はアクリル100%で、洗濯機で丸洗いすることもできます。ストレスなく扱える電気ひざ掛けを使いたい人にぴったりですよ!
すぐに温まるから寒い朝も快適に
電源を入れてから約3分で温まるので、寒い朝、布団からなかなか出られないときにとても便利。160cmぐらいの身長の人が羽織ると、足元まで包んでくれる大きめのサイズです。前ボタン付きでコードも外せます。両手が自由になり、朝の準備を歩きながら行えるので、時間を無駄なく使えます。
うっかり着たまま寝てしまっても、室温センサーを搭載しているので、快適な温度をキープ。2時間ごとのオフタイマーもセットできるので、安心してリラックスできます。
おしゃれなデザインで差をつけよう
大柄のチェック柄がとてもおしゃれな電気ひざ掛け。カラーが4色展開で、年齢を問わないデザインと男性でも使用しやすいカラーが選べます。サイズも大きめなので、ソファなどに敷いたり掛けて使うのもよいでしょう。
強・中・弱の3段階の温め調節ができ、約22~40℃の温度。じんわり温まるので熱くなりすぎることもなく、お子さんやお年寄りでも安心して使用できます。
▼おすすめ6選|コードレスで使える「USB給電タイプ」 外出先やオフィスで気軽に使える!
持ち運びに便利な「USB式」の電気ひざ掛けは、コンセント式のものに比べると温かさが少し弱めです。しかし、その分軽くてコンパクトなものが多く、モバイルバッテリーからの給電もできるため、オフィスや旅行先、車の中やスポーツ観戦などの室外で使用する際にはとても便利です。
スナップボタン付きでノンストレス!
すぐ温まるヒーターを内蔵したUSB対応のブランケット。サイズは110×60cmと使いやすいサイズ感で、ひざ掛けとしても、肩掛けとしても重宝するはずです。屋外で利用する際にも、地面に引きずりにくいサイズなので使いやすいですよ!
両サイドにはスナップボタンが備わっているので、留めて使うことができるのもメリット。洗濯や食事中に着用していてもずり落ちてくる心配がないのでノンストレスですね。
ふわふわした肌触りで心地よく使える!
ポリエステル素材でふわふわとした柔らかい肌触りのUSBに対応したアイテムです。1時間で自動的に電気がオフになるタイマーが備わっており、肌に当てたまま寝てしまっても低音やけどの心配も少ないですよ。
100×70cmと持ち運びやすいサイズなので、屋外でスポーツ観戦をする際などにも役立つでしょう。
10秒で温まるので冬の朝も快適!
ソフトな肌触りで速乾性に優れるフランネル素材を使用。薄手ながら保温力が高く、テレワークなどの屋内利用だけでなく屋外キャンプにも使えますよ。熱伝導性に優れるグラフェン繊維ヒーターを用いることで、10秒で温まるのも嬉しいポイント。
3段階の温度調整や丸洗い対応など、使い勝手の良いポイントも盛りだくさん。20,000mAhのモバイルバッテリーで使用した場合、約8時間も連続使用ができます!
最大約42℃の温熱ヒーターでしっかり温める
USB式の電気ひざ掛けは、コンセント式のものと比べると、温かさが弱く感じるものが多いですが、最大42℃の温熱ヒーターで、しっかり温めてくれます。
ふわふわの素材がとても気持ちよく、小さく折りたたむとA4サイズほどまでコンパクトにまとめることができ、持ち運びにも便利です。切り忘れ防止の60分自動電源OFF機能も付いており、無駄な電力を省くことができます。
薄くて持ち運びに便利
厚さ1mmという、驚くほどに薄くて軽い電気ひざ掛けです。肌触りもとてもやわらかく、シリコンのような感覚でくるっと巻いてどこへでも持ち運べます。発熱素材として銀ナノインクを使用した世界初のUSBスリムヒーターでもあります。
電磁波を出さずに47℃まで温める、人に優しい安心設計。素材もエコ素材を使用していて地球にも優しいです。12時間が経過すると自動で電源がオフになるので、スイッチを切り忘れても安心です。
Hillnup『電気ひざ掛け毛布』
掛ける&着るで使い方いろいろ!全身を包み込む
ひざ掛けや肩掛けはもちろん、敷くことができたり、ボタンがついてるのでベストのように着用できる電気ひざ掛け毛布です。モバイルバッテリーで給電できるUSB式なので自宅、車内、冬キャンプなど場所を選ばずに温まることができます。
また、毛布はアウトドアなどで汚れても手洗いで洗濯可能なので安心して使えます。どこでも使えるので災害アイテムとしても役立ちます。
「電気ひざ掛け」のおすすめ商品の比較一覧表
【ランキング】通販サイトの最新人気! 電気ひざ掛けの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での電気ひざ掛けの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【Q&A】わからないことを解決!
屋外でも使えるコードレスタイプのおすすめ商品は?

モバイルバッテリーで給電するコードレスタイプは、場所を選ばずに使えるので重宝しますよ。無印良品などの人気メーカーの商品をラインナップしているので、下記からチェックしてみてくださいね。
>>USB給電のコードレスタイプをチェック
電気ひざ掛けの電気代はいくら?

電気ひざ掛けはほかの暖房器具に比べて、非常にリーズナブルです。多くの製品が消費電力10~70Wほどで、1時間あたりの料金がおよそ1円前後。家計に負担なく利用できますよ。
【関連記事】ほかの暖房器具の記事はこちら
【まとめ】寒がりの人や冷え性の人には必須
電源供給別に分けて電気ひざ掛けをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
電気ひざ掛けといっても、電源供給方法が違うだけで温かさが変わるうえ、機能もさまざまです。最近では、モバイルバッテリー対応のものや、インクであたためて電磁波ゼロのエコ素材のものなど、便利で使いやすい商品もたくさんあります。
使い方にあったお気に入りのものを見つけてみてはいかがでしょうか。
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