ヨガマットとは 目的を明確に

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お気に入りのデザインのヨガマットを使うと、モチベーションもさらにアップ!
在宅勤務、リモートワークが推奨されてから、おうち時間が急増したことで自宅でトレーニングをする人が増えたのではないでしょうか。なかでも、ヨガは自宅で簡単に取り組めるトレーニングです。
ヨガは、静的なヨガと動的なヨガにわけられます。静的なヨガは、リラックスできて、厚みのあるマットがおすすめです。一方で、動的ヨガは、アクティブな動きにも耐えられる滑りにくいマットが向いています。
それぞれのヨガに合わせたマット選びが重要なポイントです。
おしゃれなヨガマットの選び方 見た目も心もヨガを楽しむ
ヨガインストラクターのRiEさんに、おしゃれなヨガマットを選ぶときのポイントを教えてもらいました。
ヨガマットのサイズで選ぶ
一般的なヨガマットのサイズは、約170cm×60cm程度。多くの場合は、このサイズで問題ありません。
ただし、身長の高い方、パワーヨガなど激しい動きのあるヨガを行う方、ヨガ以外のトレーニングなどにもヨガマットを使いたいは、大きめサイズのヨガマットを選ぶことをおすすめします。
最近は、大きめサイズのヨガマットも入手しやすくなっています。ただし、どうしても見つからない場合は、2枚のマットを並べて使うという方法もあります。
自宅用? 携帯用? 持ち運びのしやすさで選ぶ
携帯用はおしゃれなアクセサリーにも注目を!
おしゃれなヨガマットをお探しの方のなかには、はじめてマットを購入する方もいれば、2枚目のマットとしてお探しの方もいると思います。
また、持ち運び用として探しているのか、自宅での練習用として探しているのかで、厚みや重さが違ってきますのでポイントとするとよいでしょう。
携帯用ポーチなど付属アクセサリーにも注目!
ヨガマットには1~2mmの薄手のものから7mmを超える厚手のものまであります。コンパクトに折りたためる1~2mmのトラベルマットは、薄手のため安定性とクッション性に欠けますが、軽く持ち運びに便利なので、旅行先や出先にヨガマットを持っていくことができます。
おしゃれなストラップがついていたり、コンパクトに畳めてポーチに入るものもあるので、付属のアクセサリーにも注目してみてください。
ヨガマットの厚さで選ぶ
外練習用3~6mmと自宅用7mm以上で使い分ける
標準的な厚さの3~6mmのマットは、適度な安定性とクッション性があるのでヨガの流派を問わず、初心者から上級者まですべてのレベルの方におすすめ。丸めて持ち運びもかんたんなので、スタジオでの練習用に1枚あると重宝します。
7mm以上のマットは、しっかりした厚みがあり、安定性とクッション性にすぐれています。膝立ちや仰向けのポーズなどの際に身体に負担をかけずに行なうことができるので、初心者の方やリラクゼーション系のレッスンにおすすめです。
素材によっては重量があるので、持ち運びにはあまり向かないため、自宅での練習用にお探しの方におすすめです。
おしゃれなヨガマットは素材にもこだわる
●PVC(ポリ塩化ビニル)素材
色やデザインが豊富で、安いのが特徴。クッション性にすぐれ、凸凹させることによってグリップを高めています。初心者向けのベーシッククラスや、リラックス系のヨガにおすすめです。
●ゴム素材
耐久性で選ぶなら、ゴム素材を使ったものがおすすめ。PVCより重量があって高価ですが、破れにくく滑りにくいのが魅力です。「アシュタンガヨガ」や「ヴィンヤサフローヨガ」など、ヴィンヤサというダイナミックな動きのヨガに向いています。
●TPE(熱可塑性エラストマー)
プラスチックとゴムの特性をあわせもった、環境に配慮した新素材。ヨギー・ヨギーニの注目を集めています。PVCのように軽く、耐水性もあるので水洗い可能。
安定感・クッション性・グリップ力で選ぶ
PVCと呼ばれるポリ塩化ビニール製のものは色やデザインが豊富で、比較的にリーズナブルな価格でお財布に優しいのですが、滑りやすいので安定感とグリップ力に欠ける場合も。
また、水洗いができないので、汗をたくさんかくレッスンではお手入れがしにくく感じるかもしれません。
そこで、ヨガに慣れてきた方や長く続けたい方には、サーモ・プラスチック・エラストマー(TPE)という素材がおすすめです。
価格は高めですが、安定性・クッション性・グリップ力にすぐれていて、環境への配慮がされている地球に優しい素材です。
そのほかにも、天然ゴムやい草を使用したもの、マイクロファイバーを使用したものなどデザインだけでなく素材にこだわったおしゃれなヨガマットもありますので、素材で選んでみるのもおすすめです。
お気に入りのカラー・デザインのものを
モチベーションの上がるお気に入りのデザインを選ぶ
ヨガマットのカラーやデザインは、ヨガをするときの気分に影響を及ぼします。お気に入りのヨガウェアを着てヨガをすると気分がよくなるのと同じように、お気に入りのヨガマットを使用するとモチベーションがアップして、より快適にリラックスしてポーズをとることができます。集中力も向上して、いつもの練習がより充実した時間となるでしょう。
ヨガウェアとカラーを合わせるのもいいですし、ウェアはシンプルなので、マットはデザイン性のあるものにするなどしてお気に入りの1枚を見つけてみてください。
おしゃれなヨガマット|6mm以上のおすすめ6選 機能性抜群、中・上級者向けなど
ここまで紹介したヨガマットの選び方のポイントをふまえて、ヨガインストラクターのRiEさんと編集部が選んだおすすめ商品を厚み別に紹介します。まずは6mm以上の厚めヨガマットから!

中、上級者向け! スタイリッシュなヨガマット
世界中の多くのヨガ指導者が愛用しているブラックマットは、重量3.4kgとかなり重いため、スタジオの置きマットや自宅での練習用として使用するのにおすすめです。
ほかのヨガマットよりもかなり高価ですが、クッション性・グリップ力・安定性はバツグン! デザインはシンプルですが、スタイリッシュで飽きることなく長く使うことができます。
一度ブラックマットを使ったら、その魅力にハマることでしょう。マット幅が66cmとほかのヨガマットに比べて広めなので、男性にもおすすめです。

斬新! 国産い草のヨガマット
九州産のい草を使ってデザインされた畳とPVC製のヨガマットを貼り合わせた斬新なヨガマットです。
い草の持つ天然の香りは、よりポーズの効果を引き出してリラクゼーションを味わうことができます。個性的なヨガマットになりますので、ほかの方と差をつけたい方におすすめです。
丁寧に織り込まれたデザインは、リビングに敷いたままインテリアマットとしても楽しめます。
フワフワの厚さ10mm! ヨガマットの大定番
ニトリルゴムで作られた10mmのマットは、クッション性抜群。マットの表面がちょうどよい間隔で凹凸になっているので滑りにくく、スムーズにヨガのポーズをとることができます。
愛用しているヨガインストラクターも多く、ジムなどで目にしたことがある方も多いはず。おうちでヨガマットを使う方はとくに、床の冷えが気になる方も多いと思いますが、断熱構造なので冷たさを感じにくいのも特徴です。
表裏異なる凸凹形状で、より滑りにくく!
厚さ6mmですが、独立気泡フォーム技術で厚さ以上に衝撃を吸収してくれると人気のヨガマットです。高品質TPE素材でできているので、体だけでなく環境にも優しく、表裏で異なるカラーでカラバリが豊富なのも魅力のひとつ。
また、両面滑り止めは、正面S形模様、背面波紋模様と異なる仕様で、より滑りにくい仕様になっているので、より難易度の高いポーズに挑戦したい方にもおすすめのマットです。
おしゃれなヨガマット|5mm以下おすすめ9選 おうちヨガにも!
ここからは、5mm以下のおすすめヨガマットをご紹介します。

機能性バツグン! タオルとマットのオールインワン
コミューターマットとは、タオルとヨガマットがひとつになった革新的なオールインワンのヨガマットのことです。
表面は吸収性とグリップ力にすぐれたマイクロファイバー、ベースは天然ゴムなので、汗をかいているときも滑りにくく、安心してポーズに集中できます。
ヨガデザインラボのヨガマットは、カラフルでおしゃれなデザインなので、ヨガの練習をさらに楽しい時間にしてくれます。
コンパクトに折り畳めストラップもついているので、バッグの中に入れてヨガスタジオへ練習に行ったり、通勤・通学、旅行、レジャーにもおすすめです。
「ヨガマット」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ヨガマット おしゃれの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのヨガマット おしゃれの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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自分と相性のよい気分が落ち着くものを!
ヨガマットは、ヨガを行うときの姿勢(アーサナ)の練習をより快適にサポートしてくれるもの。気分が落ち着けるものを選ぶといいですね。
ふだん使用しているウエアやバッグ、タオルなどとのコーディネートはもちろんのこと、ヨガの種類や使う場所に応じてカラーやデザインを選ぶと、ヨガのモチベーションもアップします。
各ブランド・メーカーによってさまざまなデザインのおしゃれなヨガマットが出ているので、選び方を参考に自分と相性がよいお気に入りの1枚を見つけてみてください。
これからヨガをはじめたいと思っている初心者の方や、新しくヨガマットを買い換えたいという方の参考になると幸いです。
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営業職をしていた時に、通っていたスポーツクラブでヨガに出会う。 ヨガをした後の心と身体の変化に魅了され、ヨガの魅力を伝えていく仕事がしたいと思い資格を取得。その後、ヨガ講師としてヨガインストラクター養成講座を担当、全国にインストラクターを輩出。 現在はフリーヨガインストラクターとしてスタジオレッスン、オンラインレッスンを開催。