さまざまなタイプのヨガバッグ
ヨガバッグとは、ヨガスタジオに行くときなどに利用するグッズです。ヨガマットやウェア、水筒などを、まとめて収納して持ち運べるようにデザインされています。
トートバッグ以外にも、バックパックなど種類がいろいろあるので、用途に応じて選べるでしょう。また、素材やサイズにもバリエーションがあるので、選び方を参考にしてぴったりのものをみつけてください。
ヨガバッグの選び方
ヨガインストラクターの吉田巴瑛さんへの取材をもとに、ヨガバッグを選ぶときのポイントを5つご紹介します。
【1】大きさ
【2】形状
【3】デザイン
【4】機能性
【5】素材
上記ポイントを押さえることで、より具体的に欲しい商品を探すことができます。一つひとつ解説していきます。
ヨガマットが入る大きさのバッグを
ヨガマットのサイズを把握しておく
ヨガの行き帰りに持ち歩く、ヨガバッグ。貸し出し用のヨガマットがあるスタジオなどであれば、ヨガマットを持ち歩く必要はありませんが、衛生面が気になる方、パークヨガなど、レンタルマットがない場所でもヨガをする場合があれば、ヨガマットが入る大きさのバッグを選ぶことをおすすめします。
ヨガマットをすでにお持ちの場合は、ヨガマットのサイズをしっかり測ってから、ヨガバッグを購入しましょう。また、ヨガマットだけが入るバッグにするのか、着替えやお飲み物まで入る大容量のバッグにするのかも選ぶ際のポイントになります。
ヨガバッグの形状とタイプで選ぶ
ヨガバッグは、大きくリュックタイプ、トートバッグタイプ、斜めがけの3つのタイプに分けられます。
「リュック」「トートバッグ」「斜めがけ」それぞれのタイプについて、ヨガインストラクターの吉田巴瑛さんに解説していただきました。
ふだん使いもしやすい「トートバッグタイプ」
リュックタイプと比べてカジュアルな印象になりやすく、普段着にも合わせやすい利点があります。しかし、ヨガマットを入れるとなると少しかさばってしまう印象です。
ヨガマットだけを入れたいときに「斜めがけタイプ」
一番シンプルでコンパクトですが、マット以外の物を入れるのが少し難しいというデメリットがあります。
スポーティーな印象の「リュックタイプ」
両手も塞がらず、移動やパークヨガなどにも便利。しかし、折りたためないタイプのヨガマットが収納できるリュックのため、大きめのものが多く、スポーティーな印象になりやすいです。
色合いやデザインで選ぶ
持ち歩くシチュエーションにあわせて選びたい
ヨガ専用のバッグとして使用するのであれば、ヨガマットとの色合いを合わせたり、持ち歩く際にヨガのモチベーションが上がるような色やデザインがおすすめです。
もし、会社帰りにヨガへ行くなど、ヨガ以外の用途でも使用する場合は、あまり派手な色やデザインは避けたほうがよいかもしれません。海外などで販売されているバッグですと、カバンの生地によっては雨が降った際に色移りしてしまう場合もありますので気をつけましょう。
ヨガバッグの機能性をチェック
使用後の収納性やポケットの数などを確認
ヨガスタジオやスポーツジム用に使うなら、ポケットが多いと会員証などをスムーズに取り出せて便利です。また、そこまで頻繁に使わないのであれば折りたたむことが可能な形や軽量のものを選べば、ご自宅の収納時にも困りません。
スタジオではロッカーに入れることがほとんどだと思いますので、スタジオのロッカーのサイズによっては大き過ぎて入れにくい、もしくは入らない……なんてこともあるので注意しましょう!
ヨガバッグの素材もチェック
ヨガバッグに採用されている素材はポリエステル、ネオプレン、ナイロン、コットンなどさまざまなものがあります。素材によって機能性が異なるので、まずは「自分がヨガバッグにどのような機能を求めるか?」で選ぶのがよいでしょう。ヨガバッグに使われている素材の特徴を紹介していきます。
通気性のよい「速乾タイプ」
夏で気温が高いときやヨガを行なったあとは、汗が止まらないことも。ヨガバッグを持っているときに背中などの蒸れが気になる方は、ポリエステルやナイロンなどの、通気性のよい速乾タイプのヨガバッグを選びましょう。
ナイロンやポリエステルは素材自体も軽く、丈夫で洗濯も可能なバッグも多くなっています。洗って干してもすぐに乾くため、お手入れのしやすいヨガバッグを求めている方にも向いています。
雨でもヨガマットを濡らさない「防水タイプ」
屋外でヨガバッグを使う場面が多いなら、急な雨でもヨガマットなどのバッグの中身を濡らさない防水タイプの商品が選択肢に入ります。
ウェットスーツなどにも使われている合成ゴム素材のネオプレンは、防水タイプのヨガバッグ素材として代表的です。また、前述のナイロンやポリエステルもほぼ水を吸わず撥水性が高いため、多少の雨なら防ぐことができます。
ファッション性の高い「コットンタイプ」
衣料品にも多く使われているコットン(綿)。さらっとした肌触りのよさや、水分を吸収、発散しやすいため肌着の素材としてもポピュラーです。
コットンを採用したヨガバッグは、ファッション性が高いのが特徴。ヨガスタジオやジムなど、屋内でヨガバッグを使う機会が多く、機能よりもファッション性で選びたい方、さまざまな服装にマッチするヨガバッグを求める方のニーズに合っています。
ヨガバッグ|リュックタイプおすすめ2選 人気のスリアなど
ここからは、リュックタイプのヨガバッグのおすすめ商品をご紹介します。

スマートにヨガマットを収納できる機能派デイパック
大容量のヨガマットデイパック。何かと荷物が多いホットヨガだけでなく、パークヨガなどの外ヨガの際も重宝するリュックタイプのバッグになります。ポケットの数がとても多いので、使いやすさもgood。
ヨガマットを縦に差し込んで収納できるため、コンパクトではあるものの、ヨガマット全体が丸見えになってしまうので、スポーティーな印象になりやすいです。着脱式のポーチを外すと、シンプルなデザインになりますので、普段使いもできて便利。
自転車移動も楽々!リュック式ヨガバッグ
自転車移動にも快適、全米で大人気のリュック式ヨガバッグです。ヨガレッスンの際に必要なヨガマット、ウェアなど、たくさんある荷物をひとまとめにして収納できます。リュックの側面には飲み物の収納ポケットが2つ。正面のポケットには、最大3.6kgまでの厚さのヨガマットを入れられます。ヨガマットをバッグ中央に固定すると、リュックが偏らずバランスよく背負えます。
ノートパソコンを収納できる専用ポケットなど収納ポケットもたくさんあるので、 バッグの中を整理するのに便利です。
ヨガバッグ|トートバッグおすすめ3選 普段使いにも便利!
ここからは、トートバッグタイプのヨガバッグのおすすめ商品をご紹介します。

スタイリッシュで普段使いもできるヨガバッグ
オーストラリア発祥のハンドメイドブランド、ステイト オブ エスケープのバッグはとにかくスタイリッシュで、普段使い用に抜群のバッグ。ヨガブランドの商品ではありませんが、ウェットスーツの素材でできているため、水にも強くとにかく軽いのが特徴です。
ヨガウェア、タオル、水筒などもたっぷり入ります。なお、ヨガマットはバッグに差し込んで持ち歩くことも可能です。
ヨガバッグとしても、ふだん使いにも!
コットン地に、ブランドロゴがプリントされたトートバッグ。カジュアルでおしゃれなシンプルデザインが魅力。ヨガバッグやふだん使いにも幅広く使い回しができます。
A4サイズもすっぽり入る大きめサイズで、会社帰りにそのままヨガスタジオに行く時にもぴったり。どんなコーディネートにも合わせやすいのもうれしいポイントです。
とにかく大容量!ヨガウェアもマットも全部入る
荷物が多くなってしまう人、荷物を一つにまとめたい人におすすめのヨガバッグです。4つの便利な機能的収納ポケット付きなので、荷物がスッキリ収納できます。大容量でとにかくたくさん入り、ヨガウェアもマットも一つにまとまります。
外側側面は、パスケースなどの出し入れに便利な大きめのポケット。内側には、大きなタブレット端末も入るファスナー付きポケットがあり、財布などを入れるのに重宝するでしょう。また、ファスナーポケットの対面に、小物ポケットが2つ付いていて便利です。ヨガバッグとしてだけではなく、買い物バッグなどとして、日常使いもできます。
ヨガバッグ|斜めがけタイプおすすめ5選 スタイリッシュに持ち運ぼう
ここからは、斜めがけタイプのヨガバッグのおすすめ商品をご紹介します。

カラフルで個性的なデザインのヨガバッグ
ヨガデザインラボのマットバッグはカラフルでかわいいデザインが多く、外ポケットが2つ、容量もたっぷりサイズです。
デザイン、色ともにほかのバッグと比べて、少し派手なものが多いため、普段持ち歩く際に、洋服とのコーディネートやTPOに合わせるのが難しい印象です。
仕事帰りに使用するのではなく、外ヨガやイベントレッスンなど、アスレジャーファッション(アスレジャーとは、アスレチック=運動とレジャー=余暇を組み合わせた造語)で出歩くことが多い方には、コーディネートのアクセントにもなっていいと思います!

リーズナブルで使い勝手抜群のヨガバッグ
ホットヨガ、アシュタンガヨガなど、汗がポタポタ落ちるくらいの、ハードなヨガを行われる方には通気性抜群のメッシュバッグがおすすめです。
そして、ヨガワークスのメッシュバッグは外側にポケットがついており、ちょっとした小物も入れることが可能です。
スタジオ内に持参しても邪魔になりにくく、レッスン後にさっと入れて持ち運べます。他のバッグと比べてもお手頃価格なので、ヨガビギナーさんにもおすすめです。
サイドメッシュつきで速乾性が高い
ヨガマット専用のバッグ。素材はポリエステル、サイドにメッシュ素材を採用しているため、速乾性の高さが魅力。ヨガマットを入れて肩にかけているときに蒸れが気になる方、バッグを洗濯して干したあとすぐに乾くものを求めている方にぴったりです。
厚さ8mm、マット幅約61cmまでのヨガマットが入る収納力の高さと、大きく開いてマットを取り出しやすい縦開きファスナーで、収納するヨガマットの種類を選ばないポイントも魅力です。
有名ヨガブランドのスタイリッシュなヨガバッグ
ヨガマットをおしゃれに持ち歩けるマットバッグです。スポーティーすぎずファッションの邪魔にならない上品なデザイン。キャンバス地素材で、外側にはイージーヨガのロゴマークと大きめポケットがあり、エスニックな風合いを漂わせています。
ヨガマットと一緒に、ヨガウェアも収納でき、ストラップの長さ調整もできる便利なアイテム。ふだんからアジアンテイストなファッションを好まれる方にはうってつけなアイテムと言えるでしょう。
革新的なデザイン!斜めがけヨガマットバッグ
リュックのように見えますが、実は幅広のショルダーストラップ1本でかつぐ斜め掛けヨガマットバッグです。ショルダーストラップを調整することで、肩掛けと斜め掛けの2wayで楽しめます。
側面のクイックリリースバックルを縮めたり緩めたりして、メッシュポケットのサイズを調節しヨガマットを入れます。防水オックスフォード生地を使っているので耐水性があり、アウトドアシーンでも使いやすいでしょう。ポケットが多いので、荷物を整理しやすいのも嬉しいですね。
ヨガバッグ|ボストンバッグおすすめ1選 荷物がたっぷり入る!
ここからは、ボストンバッグタイプのヨガバッグのおすすめ商品をご紹介します。
ファッション性と速乾性のバランスで選びたい方に
人気スポーツブランドNIKE(ナイキ)のロゴが全面にあしらわれた、トレーニングバッグ。バッグの素材にはDWR加工を施したポリエステルを採用。濡れても速乾性が高いため、ヨガグッズをいつでも乾いた状態で収納できます。撥水性もあり、少しの雨なら濡れても平気です。
スポーティーな印象のデザインで選びたい方や、ファッション性と機能性のバランスで選びたい方にも向いた商品になっています。
「ヨガバッグ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ヨガバッグの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのヨガバッグの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
バック以外のヨガ商品はこちらの記事を参考に! 【関連記事】
肩にかけて持ち運ぶヨガマットケースはこちら!
ヨガマットケースは、ヨガスタジオに通うときだけではなく、自宅などでのヨガマット保管にも役立ちます。ヨガインストラクターのRiEさんへの取材をもとに、ヨガマットケースの選び方や、おすすめの商品をご紹介しています。
ヨガに欠かせないヨガマットのおすすめ商品はこちら!
ヨガインストラクターの中村美日子さんに教えてもらったヨガマットの選び方やおすすめ商品をご紹介しています。ヨガをするときに欠かせないアイテムがヨガマットです。材質や厚み、サイズによって使い心地が異なるので、自分に合う使いやすい商品を見つけたいものですね。
汗を吸収してくれるヨガラグをお探しの方はこちら!
ヨガインストラクターのRiEさんに聞く「ヨガラグ」の選び方とおすすめ商品を紹介しています。ヨガマットよりも軽量で持ち運びしやすく、汗をかいても洗濯機で洗うことができるので、お手入れもかんたん! 本記事を参考に、自分にぴったりのヨガラグを探してみてくださいね。
ヨガバッグ選びも楽しみのひとつ! ヨガインストラクターからアドバイス
ご自身の健康や趣味のために始められたヨガだと思うので、せっかくなら、ヨガの前後で気持ちが向上したり、ハッピーになれるヨガバッグを選びたいですよね。
今回、紹介したヨガバッグは、それぞれに個性はありますが、どれも多くの方に愛される素敵なヨガバックばかりです。
ヨガは自分の内面や呼吸と向き合いながら、行なっていくことが特徴です。もし、ヨガバッグ選びに迷ったら、まずは、ご自身の生活や、自分の好みを再度振り返りながら、楽しく選んでいきましょう!
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