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それでは、選び方やおすすめ商品を解説していきます。
窓用の断熱フィルムを選ぶ前に
夏、外からの暑さを遮断し、冬は室内の温度が逃げるのを防いでくれる断熱フィルム(シート)。手軽に設置することができ、室内を快適な温度にしたり、エアコンの冷暖房の節電にもなる便利なアイテム。
しかし、窓用の断熱フィルムを選ぶ前に、おさえておきたい知識もあります。その知識をおさえることで、夏は涼しく、冬は暖かいといった、今までよりエアコンの効果に大きな差が出てくるはずです。
●暑さ対策としての機能性を見る
断熱フィルムのメリットはいくつかありますが、まず思い浮かぶのが暑さ対策。このところの夏の気温の上昇は、なんとかしたいと思うほど過酷なものになってきています。
夏の強い日差しを防ぐにはカーテンやブラインドといったものがありますが、それらは窓を通して入って来る光を遮(さえぎ)るもので、お部屋に取り込んでしまった熱はエアコンで冷やすことになり、電気代もかかります。
部屋に熱が入りこむ前に窓に貼ったフィルムで熱をカットすれば、効率もよくエアコン代の節約になりお財布にもやさしいエコな暮らしに役立つことに。そしてもちろん、暑いときだけでなく、寒いときも暖房の熱を外に逃がしにくくなり効果的です。夏は涼しく、冬は暖かくしてくれます。
●窓を取り換えなくてもできる断熱対策
窓際で熱をカットする手段には、ペアガラスやLow-eガラス(熱線吸収ガラス)の窓にすることや、内窓の取りつけ、外ブラインドやシャッターの取りつけなどがありますが、いずれも工事費がかさんで大掛かりになりちょっとたいへんですね。
断熱フィルムは今ある窓のガラスに貼るだけで断熱効果が得られ、窓を取り換えるより費用も抑えられる手軽で便利な対処グッズです。
窓用断熱フィルムの種類をおさえておこう
断熱フィルム(シート)には季節にあわせて3つの種類があります。ひとつ目は「夏用の断熱フィルム」、ふたつ目は「冬用の断熱フィルム」、そして最後は「オールシーズン用の断熱フィルム」です。
【夏用の断熱フィルム】
夏用の断熱フィルムは、主にエアコンの冷気を外に逃がさないようにする効果があります。その他に、日差しによる熱や紫外線が室内に入ってこないようにするための機能がついています。
【冬用の断熱フィルム】
冬用の断熱フィルムも、主にエアコンの温かい空気を外に逃がさないようにする効果があります。また、結露防止としての機能も果たすものも多く、冬の窓の悩みを解決してくれます。
【オールシーズン用の断熱フィルム】
オールシーズン用の断熱フィルムは、まさに夏と冬の両方の機能を兼ね備えたもの。機能面に関しては、夏・冬の製品に劣るものの、一度つければ年間使えるので、一番手間のかからない断熱フィルムです。
(★)ポイント:断熱フィルムが貼れないガラスに注意!
断熱フィルムを貼る際、注意しなければいけないのが、窓ガラスには断熱フィルムが貼れないものが存在します。
●熱反射ガラス・熱吸収ガラス
高層ビルなどに使われていることが多いガラス。「熱反射ガラス」は、表面の加工により室内へ入る日差しを調節します。「熱吸収ガラス」は、ガラス自体の加工により熱をガラス内に吸収し、温度を調整します。
●網入りガラス
ホテルや飲食店などに多く見られるガラス。ガラス内部にワイヤーが入っており、割れたときの飛散防止用によく利用されます。
●真空二重ガラス
二枚のガラスを重ねあわせた、断熱効果や結露防止効果が高いガラス。
これらは、ガラス自体に特殊な加工がされ、ガラスに熱が溜まったり、温度が変化することにより窓ガラスが割れてしまう可能性があります。自宅の窓がどのタイプなのか、断熱フィルムを貼る前に必ず確認しましょう。
窓用の断熱フィルムの選び方
それでは、窓用の断熱フィルムの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】フィルムの種類やタイプで選ぶ
【2】結露対策ができるかどうか
【3】飛散防止効果などの機能をみる
上記の3つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】フィルムの種類やタイプで選ぶ
カーテンやブラインドは視界も遮ってしまい、外の光を感じたり、景色を見たりすることがほとんどできなくなってしまいます。断熱フィルムのメリットは透過性があることですが、フィルムの種類によってはミラーガラスタイプやすりガラスのようになるものも。
強い日差しを防ぎながらも、曇った感じになるのを避けたいときは、視界が確保できるものを選びましょう。
【2】結露対策ができるかどうか
結露対策になる断熱フィルムもあります。結露は室外と室内の気温差で生じますが、水滴が窓ガラスを伝って窓の枠や床を濡らし、湿気となります。毎日のお掃除もたいへんですが、この湿気がカビなどの原因になり、健康を害する要因にもなりかねません。
今回ご紹介する商品のなかには、フィルムが複数の層でできていて断熱効果と結露防止効果を同時にかなえてくれる商品もあり、お部屋の湿気や水滴の被害から守ってくれます。とくに寒冷地にお住まいの方は、こういう商品を選ぶとよいでしょう。
【3】飛散防止効果などの機能をみる

Photo by Marcus Cramer on Unsplash
最近の天候の変化では、強風に見舞われることもあり、思わぬ突風でものがガラスにあたることも起こりかねません。ガラスだけではものがあたって割れるとバラバラになりますが、フィルムが貼ってあれば割れたときも粉々になるのを軽減してくれます。
フィルムではガラスが割れること自体は防げませんが、広い範囲に飛び散ったガラスの破片でケガをするなどの二次被害を軽減。地震などでガラスが割れたときも飛散することによる被害の軽減に役立ちます。
窓用断熱フィルムおすすめ7選
上記で紹介した選び方のポイントをふまえ、インテリアデザイナーの網村眞弓さんと編集部が選んだ断熱フィルムのおすすめ商品をご紹介します。ぜひこちらを参考にしてくださいね!
3層シートと空気層の強力省エネ効果
3層シートと約7mmの分厚い空気の層のダブル断熱効果により、窓ガラスの表面温度の低下を抑制し、強力な断熱効果と結露防止効果を発揮します。貼るだけで簡単にお部屋を暖かく保つことができます。
また、目隠し効果もあるためプライバシー保護にも役立ちます。粘着剤不使用の水貼りタイプなので、剥がすときにものり残りがなく簡単きれいに剥がすことができるのもポイントです。
夏は涼しく冬は暖かい
3層構造の空気の層が窓ガラスの断熱効果をアップさせるため、冬は暖かさを保って快適に、夏も涼しく過ごすことができます。また、冬期は窓ガラスの表面温度の低下を抑制し、結露発生を防止します。
飛散防止にも役立つため、台風対策としてもおすすめです。また、はさみで簡単にカットできるため、サイズを合わせて使用することができます。柄はガーデンやレース調ネコ、ステンドガラスなどがあります。

目隠し効果もある断熱フィルム
外からの見え方はどうしても気になってしまうもの。かといって、カーテンを閉めっぱなしでは室内に光が取り込めません。
日光を取り入れながら外からの視線を遮ぎり、人目を気にせずにプライバシーが保てるようにするにはこのようなフィルムが効果的。日光を取り入れつつも、紫外線は97%カットしてくれるすぐれものです。
キッチンの小さな窓やお風呂場の窓など、水掛かりがある場所にも、水に濡れても大丈夫な防水加工が施されていて対応します。湿度の高い場所やカビが発生しやすい脱衣所、洗面室などでの使用も可能です。貼りなおしが可能で扱いやすい断熱フィルムです。
豊富なサイズのラインナップ
幅0.3m×2mから幅1.2m×4mまで、用途に応じてさまざまなサイズが選べるガラスフィルムです。すりガラス風になっているため、高い目隠し効果で外からの視線を遮りながら日光を室内へ取り込むことができます。
また、水だけで簡単に貼ることができ、貼って剥がせるので繰り返し利用できます。すぐに使用できる施工用のステンレスカッター、ステンレス定規、クリーニングクロス入り。
マジックミラー効果のある窓ガラスフィルム
マジックミラー効果があるため、外からの十分な日光を取り込みながらも外からの視線を遮ることができます。カラーはシルバー、ブラウンシルバー、ブラックシルバー、ブルーシルバーの4色があり、それぞれ高い紫外線カット効果を持ちます。
遮熱フィルムが赤外線を85%反射吸収するため、夏場は涼しい室温をしっかり保ちます。また、断熱フィルムは冬場の室内の暖房を外に逃がさず、冷気の侵入を抑制するため省エネ効果も期待できます。

貼りなおしができ比較的手軽
比較的貼りやすいうえ、水を使ってかんたんに何度も貼りなおせる遮熱フィルムです。半透明タイプなので視界も確保しながら、窓ガラスに水で貼りつけるだけで紫外線を99%以上カット。また、室内を見えにくくし、採光しながら目隠し効果も期待できます。
フィルムを貼るときは内側に空気が残ると仕上がりに影響しますが、専用のへらもついていてしっかり貼れます。一般の掃き出し窓へご家庭で貼るのに手軽です。

隠蔽性があり冷房時の遮熱効果が向上します
オフィスなど、窓が多く面積も広い空間には、高い遮熱効果があり、暖房時の断熱効果も発揮するものが向いています。事務所などでは、外の景色をじゅうぶんに楽しむというより、空間の快適性や作業性の向上を求めることも重要です。
室外の熱の侵入を防ぐ高い遮熱性と、室内の暖房をキープするといった断熱性をあわせ持ち、年間を通じて窓際の快適性を保ち省エネ対策に貢献します。
おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る 窓用断熱フィルムの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの窓用断熱フィルムの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
窓の断熱フィルムを張る方コツ
夏や冬の冷暖房効率を上げてくれる、窓の断熱フィルムの張り方のコツは、窓の汚れを拭き取る、貼る際にたっぷりリ水を霧吹きなどで吹き付けるです!
・ガラス表面に付着しているホコリや水分、油分などをぞうきんで拭き取る
・断熱シートを張る窓に合わせてカット
・ガラス表面に霧吹きなどでたっぷり(垂れるくらい)吹きかける
・断熱シートを窓につける面を確認し、上部の角を合わせて手のひらで軽く押しながら貼る
・貼り終わったら乾くまで待つ
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最後に|エキスパートのアドバイス
断熱フィルムの種類により特性があります
断熱効果を重視するのか。外の景色を楽しみたいのか。外から見られることなく効果を得たいのか。断熱効果以外にも、遮蔽効果や遮熱効果、寒暖の差による結露を防ぐ効果など、それぞれ付与されている効果や機能があります。
ご家庭では外観の調和もあり、ミラータイプではちょっとハードなこともあるでしょう。そのようなときは空気層で効果を上げている断熱フィルムなら、自然なガラスの風合いを保ち、採光も得られながら、断熱効果を上げることができます。予算や貼る手間も考えて、用途に合うタイプのものを選ぶとよいでしょう。
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