Steam過去5年間売上TOP45 【2018~2022年】
まずは、Steamの年間売上過去5年間(2018~2022年)TOP45タイトルからご紹介します。タイトル選びの参考にしてみてください。
※ランキングはSteamの上位タイトル年間売上ランクと年間売上登場回数をもとに集計したランキングです。
1位:Dota 2(-) |
1位:PUBG: BATTLEGROUNDS(-) |
4位:PUBG: BATTLEGROUNDS(↓) |
6位:Warframe(-) |
7位:The Elder Scrolls Online(-) |
8位:Monster Hunter: World(↑) |
9位:Dead by Daylight(↑) |
11位:Destiny 2(↑) |
12位:ARK: Survival Evolved(↓) |
12位:FINAL FANTASY XIV Online(↑) |
12位:Path of Exile(↑) |
12位:Path of Exile(↑) |
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16位:Red Dead Redemption 2(↑) |
17位:Cities: Skylines(-) |
17位:Rust(-) |
17位:Team Fortress 2(-) |
17位:The Witcher 3: Wild Hunt(↓) |
21位:Euro Truck Simulator 2(↓) |
22位:Cyberpunk 2077(↑) |
22位:Raft(↑) |
24位:Total War: WARHAMMER II(↓) |
25位:The Forest(↑) |
26位:Apex Legends(初) |
26位:Assassin’s Creed Odyssey(-) |
28位:Arma 3(↓) |
28位:Hunt: Showdown(↑) |
28位:No Man’s Sky(↑) |
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28位:RimWorld(↑) |
33位:Sea of Thieves(初) |
34位:Hearts of Iron IV(↓) |
34位:SMITE(↓) |
34位:Stardew Valley(↓) |
34位:Terraria(↓) |
34位:theHunter: Call of the Wild(↓) |
34位:World of Warships(↑) |
41位:Planet Zoo(初) |
42位:Phasmophobia(初) |
44位:NARAKA: BLADEPOINT(初) |
44位:Dying Light(↓) |
45位:Fallout 4(↓) |
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PCゲームランキング・ベスト48 507人に調査!
ここからは、507人にアンケート調査したPC人気ゲームランキングを発表します。
※「あなたが考える一番面白いゲームを教えてください」という質問に対する回答数を集計したランキングです。クチコミは、「一番面白かったと思う点を教えて下さい」という質問に対する回答からの抜粋です。
※ほとんどのゲームはPlayStation(プレイステーション) 4などの家庭用ゲーム機でもプレイできますが、一部、PCのみでしかプレイできないゲームも含まれます。
※紹介している商品には中古品も含まれています。
▼【総合:1位〜10位】はこちら
世界でもトップレベルの会員人数がいるMMO
2000年代のゲーム業界を席巻したMMORPGというジャンルですが、先日、『メイプルストーリー2』がわずか1年ほどでサービス終了するなど、時代的には逆風状態です。しかし、そんな中でも圧倒的な人気を誇るのがこのファイナルファンタジーシリーズ。
この作品は同シリーズの『ファイナルファンタジー11』に続くMMORPGで、オンラインでつながる世界中の仲間たちとともにダンジョンを攻略し、敵を倒していくゲームです。昔ながらのチャット文化も健在で、仲間と触れ合いながら一緒にプレイを楽しめます。ダウンロード不要のパッケージ版には、読む「初心者の館」が同梱されますので、初めての方にはこちらもおすすめです。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・世界観が壮大でストーリー性が昔からとても高いから。まさに神ゲー(31歳 男性)
・自由に探索できるので好きです(38歳 男性)
・世界観が迫力があって大好きなので。やり込みゲームとしての要素が有り、長い期間遊べることが楽しいので(39歳 男性)
・FFの世界観がすきでシリーズはほぼプレイしています!(46歳 女性)
・躍動感を感じられた。絵がきれいだと 思った(51歳 女性)
※ゲームライターの辻村美奈さんもご紹介されています。
いつでもどこでも楽しめるドラゴンクエスト
MMORPGとして2013年のリリースから7年間もの間ファンに愛され続けている『ドラゴンクエスト10』。発売当初のハードがWiiやWiiUであったことからもその歴史が伺えます。人気は現在も健在です。
従来のドラゴンクエストシリーズとして楽しめることはもちろんですが、この作品の特筆すべき点は、その手軽さにあります。プラットフォームを選ばないユーティリティ性を持ち、2020年2月25日からはブラウザ版も登場しました。親しみのあるドラクエの世界に、いつでもどこでもプレイして没入できるDQファン垂涎のオンラインゲームです。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・毎回、キャラクターも内容も音楽もさらに面白くなって楽しみだから(44歳 男性)
・グラフィックが綺麗(46歳 男性)
・仲間たちとの冒険が楽しいと思う(49歳 男性)
・絵が好き。やっぱりこれかな(50歳 男性)
・シリーズのほとんどをプレイしているので馴染みやすく、毎回新しい要素が加わるので遊んでいて飽きが来ない(58歳 男性)
※ゲームライターの辻村美奈さんもご紹介されています。
03位:スクウェア・エニックス『NieR:Automata』
人類とエイリアンの代理戦争!大満足のシナリオ
人類の作ったアンドロイドとエイリアンの作った機械生命体が、地球を舞台に戦いを繰り広げるアクションRPGです。主人公は人類の作ったアンドロイドで、基本的には感情を持ちません。しかし、その後、明らかになっていく新たな事実に、敵味方が入り乱れ「感情」を求めて戦うことになります。
このシリーズの特徴として、基本は3Dアクションですが、マップよって3Dシューティング、縦スクロール、横スクロールとフレキシブルにゲーム形態を変えていくという革新的なゲームシステム。また、ストーリーはスクエアエニクス作品屈指のクオリティで、クリア後の満足度は抜群です!
【クチコミ(アンケート回答より)】
・他にはない独特のダークな世界観や深みがあるゲームだと思ったから(35歳 男性)
・かっこいい(41歳 男性)
・友達の家でやったら楽しかった(42歳 男性)
・世界観がよかった(47歳 男性)
・独特の世界観が好きだから(48歳 男性)
陸海空を制圧するオープンワールドレーシング
今や世界のゲーム産業をリードするフランスのゲーム会社ユービーアイソフトによるMMOオープンワールドレーシングゲームです。ストイックにストーリーを追わなくてよいというオープンワールドの特性をいかして、のんびりアメリカ横断のドライブをするなんて楽しみ方もできます。
車だけではなく、ボートや飛行機も含め陸海空すべてがフィールドとなります。レーシングゲームの要素は強く、走行ラインに沿った正確な操縦が求められます。レースを制し、お金やパーツを得ることで新しいマシンを手に入れていきます。
特に車好きにはたまらない作品ですが、操作テクニックがそれほど必要ないという点において賛否あり、インターネット上ではマシン性能に依存しすぎて不満だという意見も散見されます。人気だった前作が2014年リリースと比較的最近なことから、まずは前作から始めてみるのもいいかもしれません。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・車が好きなので、あきないゲームでした(46歳 女性)
・思い切り、リアルに近い感覚で走れるから(53歳 男)
学校の教材としても使われるサンドボックス型ゲーム
今では飽和するほど存在する「サンドボックス型ゲーム」(ゴールが定められておらず、プレイヤーが自由に世界を構築できるゲーム)のパイオニア的存在であり、プログラミングを勉強する上で小学校の教材にもなるほどの地位まで上り詰めたサンドボックス型のデファクトスタンダートです。
より論理的な思考が求められ、感覚やいわゆる「テキトー」が通用しないゲームです。ロジカルに物事の仕組みを理解するために能力が高められるので、これからの子どもたちには必須科目となるかもしれません。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・無限に飽きない(47歳 男性)
・ゲームの自由度が高いので(49歳 男性)
・他人のプレイ動画でも楽しめる(49歳 男性)
・アーティスティックな面白さがある(55歳 男性)
※ゲームライターの辻村美奈さんもご紹介されています。
06位:カプコン『Monster Hunter World Iceborne Master Edition』
元祖狩りゲー!モンハンシリーズの最高傑作
「狩りゲー」の金字塔、モンスターハンターシリーズの最新作です。これまでのモンスターハンターシリーズをプレイした方ならすぐに入り込めるよう、拠点を中心に非常に使いやすく改良されている点など、古参ファンにも非常に好評です。
また、今作の内容(追加ストーリー、アクション、モンスターなど)を拡張させるコンテンツである「アイスボーン」が付属しており、より難易度の高いコンテンツを楽しめます。ソロプレイはもちろんですが、オンラインで4人同時プレイも可能です。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・シリーズで好きだから(28歳 男性)
・自由感がある(41歳 男性)
・シリーズの大ファンであって、大好きな世界観だから(43歳 女性)
・巨大モンスターを倒すと達成感を感じる、PCゲームおすすめアクション(51歳 男性)
全くの人気の衰えない三國志シリーズ
歴史ゲームの老舗メーカー、コーエーテクモが送る三國志の歴史シミュレーション。現在の第14作まで続くこのシリーズは、実際の歴史上のターニングポイントとなる事柄がシナリオとして用意されており、選ぶ武将によってそのIFストーリーをプレイヤー自身が形成していきます。
三国志ファンなら必ずといっていいほど夢想する「もしも劉備が存命であったならば……」などの展開を、ゲーム上で再現していくのが醍醐味です。総勢1000名にも及ぶ武将の数だけ、あるいはプレイヤーの数だけ物語を形作る壮大なおすすめシミュレーションです。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・歴史が好きだから(43歳 女性)
・慣れてるし、進化しているのもいい(47歳 男性)
・武将が次々と現れて楽しかった(54歳 男性)
リアルさを追求したウォーゲームの大本命
FPS/TPSが盛んな昨今のシューティングゲーム業界において不動の人気を誇るエレクトロニック・アーツの作品です。同様の人気シリーズといえば「CoD(Call of Duty)」があげられますが、「Battlefield」はリアルを追求した作品である点が、CoDとは一線を界します。
実際に起った戦争をベースにしており、近未来な武器などは登場しない代わりに、世界大戦で使用された記録の残るマイナーな兵器も登場し、ミリオタ心をくすぐります。なお、本作は第二次世界大戦が舞台であり、昨今流行りのバトロワモードも搭載しています。
善悪の区別を超えて、奔放に生きる人生を味わえる
オープンワールドのゲームは数多くあれど、本作のように犯罪までも許容するゲームはそう多くはありません。もちろんレーティングはCERO最高の「Z」。実際の都市LAをモデルにした広大な世界の中で、ほとんどの面において自由が約束されたオフラインゲームです。自由度の高さで言えばトップクラスでしょう。
3人の主人公を操作して、タフな犯罪都市でワルとしてサバイブしていきます。銃撃戦になるミッションなどは緊張感がありますが、脱力するような笑える場面もたくさんあります。また、同じ世界観を受け継いだオンライン版も用意されていますので、本編を遊び終わったあとにも、まだまだ楽しめてしまいます。初心者ユーザーでも安心して「オンラインぼっち遊び」できる方法なども、ちゃんと用意されていますよ。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・好みです(29歳 女性)
・長く遊べるし、ストレス解消にもなる(37歳 男性)
・自由度が高く、街の日常生活が楽しい(44歳 男性)
・長時間楽しめる(44歳 男性)
・やっていて楽しかったから(48歳 男性)
※ゲームライターの辻村美奈さんもご紹介されています。
元祖PC版FPSゲームの続編
約20年ほど昔に、FPSを一気に人気ジャンルへと押し上げていたのが、初代Counter-Strikeでした。現在まで続くFPS人気の本流を作った作品の中の1つであり、その後のゲーム業界全体に多大な影響を与えました。
本作は、特殊部隊VSテロリストがテーマとなっており、プレイヤーはいずれかの陣営につき、他プレイヤーと対戦します。昔ながらのファンや新規のファンも数多くプレイしています。PCの必要スペックも低く、現在は無料ダウンロードが可能なため、FPSへの入りとしてはうってつけでしょう。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・楽しい(41歳 女性)
・サイバー空間の描写がリアリティーに溢れていて、思わず引き込まれるから(59歳 男性)
▼【総合:11位〜30位】はこちら
11位:ユービーアイソフト『Assassin’s Creed Odyssey』
テンプル騎士団の企てる野望を暗殺で止める
『Assassin’s Creed』は暗殺者を操作して、ミッションを達成していく潜入アクションゲームです。第1作発売当時は同じような題材のゲームが数多く発売されましたが、本シリーズは題材やストーリーの良さゆえに人気を博し、続編やスピンオフが次々と発売されました。やはり世界観や題材が重要であることの証明のようなシリーズです。アクションでは、当時まだマイナーだったパルクールを基本モデルとしており、壁やわずかな足場へと飛び移るアクションは爽快感抜群です。
スピンオフを除けばシリーズ11作目となる、本作の舞台は紀元前430年の古代ギリシャで、プレイヤーは旅をし、秘密を解き明かしながら古代ギリシャ運命を変えていきます。22位にランクインした「FARCRY」も手掛けるユービーアイソフトは、カルト的な怖さ、ノワール感ある背徳の世界を描くのが極めてうまい会社で、本作でもその実力がいかんなく発揮されています。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・面白かった(36歳 男性)
・世界観が良い(37歳 男性)
・映像がきれい(39歳 女性)
・雰囲気が良い(39歳 男性)
12位:エレクトロニック・アーツ『Apex Legends』
ゲームスピードに特化した大迫力のバトロワ
プレイヤーが数人1チームの小隊をつくり、その小隊同士でたった1枠の生き残りをかけて戦うFPS/TPS、通常「バトロワ系」に分類されるゲームです。自分がそれほどうまくなくても、上級者とマッチングすれば勝ち残りも可能だったりします。
『PUBG』、『フォートナイト』など今や押しも押されぬバトロワブームですが、本ゲームは「スピード感」に特化しています。マップ上に散らばったアイテムを回収することで装備は自動で行われ、移動スピードも速いです。ちなみに『フォートナイト』などと同様に基本プレイは無料です。なお、本作は人気作『タイタンフォール2』と世界観を共有していますが、人気巨大戦闘ロボットのタイタンは登場しません。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・爽快感がすごい(57歳 男性)
13位:ロックスター・ゲームス『Red Dead Redemption 2』
まるで映画のように美しい「生きた自然」
『グランド・セフト・オート』シリーズでも有名なアメリカのロックスターゲームスが手掛けるオープンワールド型アクションアドベンチャーです。時代は1899年の西部開拓時代。基本的には馬とともに行動します。馬にもステータスがあり、無闇な渡河や銃撃戦は禁物です。
連邦捜査官や賞金稼ぎに追われながらの「お尋ね者」としてではありますが、ロックスターの得意技であるこだわりの世界観の中で、広大な自然を満喫しながら旅を楽しむことができます。その自然美クオリティはまるで生きている世界のようで、数多あるゲームの中でもトップクラス。「遊べる映画」とも言うべき作品です。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・ワクワクが止まらなかった(36歳 男性)
・リアルな世界観とストーリー(52歳 男性)
戦国時代のIFストーリーを作り上げ、天下統一
コーエーテクモ歴代プロデューサー「シブサワコウ」が送る戦国歴史シミュレーションです。プレイヤーは戦国武将を操り、国を奪い天下統一を目指します。「信長の野望」というタイトルではありますが、どの武将からでもスタートでき、歴史上のターニングポイントを自分の操作次第で変えていくことができます。
シリーズを通して歴史映画とのタイアップや、NHK大河ドラマで話題になった武将のアップデートなども盛んで、今使いたい武将を存分に楽しめるのが魅力です。また、プレイを通じて武将や城、またそれらの背景などを自然と学べるので、歴史の勉強にも非常に役立つ作品でもあります。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・毎年のようにバージョンアップされている仕様に感心しているから(36歳 男性)
・やりがいがあって、最後に満足感が得られる(43歳 男性)
・誰でも知っている歴史上の人物が登場し、興味深い世界観があるから(52歳 女性)
天下のValve社が作る痛快FPS
『Counter-Strike』や『Left 4 Dead』でもお馴染みのValveが手掛ける無料FPSゲーム。コミカルなアニメーションとキャッチーなキャラ設定が魅力的で、気軽なプレイが楽しめます。
開発元のValveはPCゲーム最大のプラットフォームであるSteamの運営会社でもあります。無料オンラインゲームをあまりプレイされない方にとっては馴染みがないと思いますが、このジャンルにおいて運営母体の信用度というのは極めて重要です。
プレイヤーの不満が制作に届かなかったり、或いは逆に制作の意図がプレイヤーに届かなかったりすると一気に不満が募り、そのゲームは破滅へと向かってしまいます。本作は運営体制も万全なので、ゲーム初心者の方でも安心してプレイできます。その点でも、このゲームは優良作品といえます。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・楽しい!(45歳 女性)
・思いのほか画面がキレイ(52歳 男性)
・バトルするゲームが好きだから(58歳 男性)
見た目はゴッドイーターの初心者向けダークソウル
フロムソフトウェアが制作した『ダークソウル』を彷彿とさせるゲームです。見た目としては同じバンナムの『ゴッドイーター』に近いですが、内容は初心者向け『ダークソウル』という感じ。
しかし制作陣は『ダークソウル』への意識は全く隠さず、その上で、数多あるダークソウルライクな他ゲームとの違いを訴えています。これはむしろ『ダークソウル』のすごさがわかるエピソードですね。
ゲームの話からは逸れますが、資本金100億円以上のホビー業界古参の大企業が、海外から一目置かれる存在とはいえ資本金3億円弱のソフト会社へのリスペクト表明し、自社のゲームに昇華しようとしたことになります。センスとガッツがあれば、ある程度の企業規模の大小を問わず勝負できるのもPCゲームのいいところです。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・映像がきれい(37歳 男性)
・ハマると止まらなくなる(49歳 男性)
海外からも高評価を受ける「死にゲー」の草分け
墓場から蘇った主人公が、他者のソウルを吸収しながらその世界の王を倒すというダークファンタジーです。海外産ゲームがひしめき合う昨今において、いわゆる和ゲー(日本産ゲーム)でありながら、海外からも一目置かれる、日本のゲーム会社フロムソフトウェアの代表作です。
手練のゲーマーをうならせる中毒性のある高い難易度と、一度クリアした程度では理解できない世界観やシナリオが特徴的。また、「何度も死んでは振り出しに戻る」を繰り返すことでしかクリアできないゲームバランスとなっており、「死にゲー」と呼ばれるゲームの代表格でもあります。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・映像も良いし、詳細に描かれている世界観の中での戦いもリアル。飛び込んでくる感じで相当のめり込めるゲームなので(48歳 男性)
・世界観とビジュアルが好き(59歳 男性)
MODの楽しみを味わえるゲーム
PCゲームの中には、MOD(modificationの略)と呼ばれる、プレイヤーがゲームのシステムに介入できる追加プログラムを公式でサポートしているゲームが数多く存在します。
本作は、作品自体も日本ゲーム大賞2012の「年間作品部門」で「優秀賞」を受賞するだけのハイクオリティでありながら、同時にMODを用いることで、各プレイヤーにとって「都合の良いゲーム感」を可能にしています。
流通しているMODの内容は多岐に渡っており、単純にキャラを強くするものや見た目を変えるもの、或いは自然環境をより美しくするものなどさまざま。他プラットフォームでもある程度は味わえますが、PC版はその量が段違いです。PC版でこそ本当に楽しめるゲームです。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・世界観と広大なマップ、自由度が高いというか高すぎる点がまるでゲームの住人になった気分にさせてくれるので(33歳 男性)
・改造できる(35歳 男性)
・自由度が高い(41歳 男性)
世界最大規模の無料配布オンラインゲーム
『フォートナイト』は累計プレイヤー数、3億5千万人という世界最大規模のプレイヤー人口でバトルロイヤル対戦できる無料オンラインFPS/TPSゲームです。
プラットフォームもPCからコンソール、さらにはスマートフォンまで対応し、過激な表現が少ないことから年齢制限も15歳以上と比較的緩めです。まさに「いつでも、どこでも、だれとでも」と「みんなでわいわい」を地で行く現代ゲームの象徴的な作品です。
当初はプレイヤー同士が協力して拠点を守ったり、建築したりするゲームとして、PC版の早期アクセスでスタートしましたが、バトルロイヤルモードを取り入れ、爆発的ヒット。今日に至るまでその人気は全く衰えていません。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・戦いが最高に面白い(45歳 男性)
・登場キャラが魅力的(55歳 男性)
日本の誇るゲームメーカーが魅せた真骨頂
日本の誇るキラーコンテンツ『ダークソウル』を生み出したフロムソフトウェアが2019年に発売した新シリーズ。これまで同社が発売したソウルズシリーズはいずれも中世ヨーロッパがモデルと思われるダークファンタシーでしたが、この作品の舞台は日本の戦国時代。
「葦名」(あしな)と呼ばれる架空の国(南東北の雄『蘆名氏』とは無関係)で、主人公は姫を守る隻腕の忍者です。ソウルズシリーズと同じく、非常に凝った世界観と描写が特徴的で、ゲーム難易度もさすがはフロム産といった高さです。
ファンによるシナリオ考察も盛んで、ゲームとしての完成度の高さと、「行間を読まないと理解できない」という、ある意味では日本人らしいストーリー展開にハマること間違いなしです。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・とにかく壮大な世界観に圧倒されますね(37歳 女性)
・難易度が高く、やりごたえがあった(39歳 男性)
21位:Bohemia Interactive『ARMA 3』

自由度も完成度も高いミリタリーサンドボックス
Boheimia Interactive Studioが制作するミリタリーサンドボックス(ゴールが定められておらず、プレイヤーが自由に世界を構築できるゲーム)です。舞台は2030年の近未来、地中海の架空の島へのイラン軍の侵攻で始まります。サンドボックス型だけあってやれることが多く、多彩なMOD(プレイヤーが作ることを公式に許可された追加データ)も存在します。
本作のMODでは興味深いエピソードがあり、前作『ARMA2』は当初それほど人気のゲームではありませんでしたが、「DayZ」というゾンビが登場するMODがプレイヤーによってアップロードされると、突如、プラットフォームのSteamで7週連続1位を獲得しました。その結果、ただのMODだったはずの「DayZ」がスタンドアローンのゲームとして同社からリリースされるという珍事が発生しました。MODというカルチャーがPCゲームにおいていかに重要かがわかります。『DayZ』もいいゲームですが、こちらがいわば元祖です。このランキング上では辛うじて同社の『DayZ』に勝っていることに安心しました。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・ものすごくリアルに出来ていて、ついついハマってしまうおもしろさ!(47歳 男性)
・グラフィックが良い(47歳 男性)
異様なカルト教団を壊滅させることは是か非か
狂信的な集団に巻き込まれる怖さを演出させたらトップクラスのユービーアイソフトが発売しているシリーズです。5作目となる本作では、アメリカ、モンタナ州の架空の地域ホープカウンティが舞台となっています。
本作のボスキャラクターでもあるジョセフ・シードは架空のカルト教団の教祖。主人公は保安官としてこの教祖を拘束するところからはじまります。どこへ行っても信者だらけの中で、少ない味方とともに教団を制圧していきます。
このゲームの怖さは、教祖ジョセフとその子どもたちが極めて魅力的に描かれていることです。最後まで彼らは自分の正義を貫き、ゲーム内の住人たちも彼らを支持し、この地域から逃げようとはしません。最後は教団の是非をプレイヤーの手に委ねられ、どの終わり方をしてもエンディングを迎えます。
23位:3goo『Dead by Daylight』
他では味わえない緊張感に思わず声が出る
一時期世界中のストリーマー(ゲーム実況をする人)を虜にした新感覚の「狩りゲー」、それがDead by Daylightです。
「非対称型対戦サバイバルホラーゲーム」という聞き慣れないゲームジャンルを確立し、新しいゲームのあり方を示しました。ゲームはオンラインで、1人のプレイヤーが殺人鬼となり、残りのプレイヤーが生存者となります。
殺人鬼には「死」がありません。生存者側はさまざまな道具を駆使しながらとにかく逃げ切る必要があり、その緊張感と達成感は他のサバイバルゲームとは比較ならないほど高いのが特徴です。そのゲーム性から、プレイ実況を第3者を観ると、まるでホラー映画をリアルタイムで見るような面白さがあり、ストリーマーたちの間で大変流行しました。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・世界観が面白く、ドキドキ感が好き(37歳 男性)
・今やってるから(40歳 男性)
軍ではなく個、出世を目指す戦国シミュレーション
このゲームはコーエーテクモがリリースする『信長の野望』シリーズとの戦国二代看板の1つです。『信長の野望』がストラテジーと呼ばれる戦略ゲームジャンルであるならば、この作品は1人の武将をフィーチャーした純粋なシミュレーションゲームです。
元々は豊臣秀吉の出世をコンセプトにしているためこのタイトルですが、武士や忍者、或いは商人や医者、茶人にいたるまでプレイすることが可能です。豊富な歴史データベースを持つコーエーテクモならではの史実に沿ったイベントが多く、『信長の野望』同様、非常に勉強にもなる作品です。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・この会社の歴史ゲームが好きだから、続編が出てほしい(41歳 男性)
・歴史物が好きだから、ストーリー展開がたまらなく面白かった(50歳 男性)
25位:Starbreeze Publishing AB『PAYDAY 2』
緊張感ある銀行強盗の気分になれるFPS
この作品は協力型の銀行強盗FPS、PAYDAYシリーズの2作目です。プレイヤーは「銀行強盗をする側」ですので、間違えないように気をつけてください。プレイヤーは他プレイヤーと協力しながら金庫を破り、迫りくる警官隊と銃撃戦を繰り広げます。
時間に追われるゲームデザインとなっており、せっかく金庫を開けてもタイムオーバーという状況が頻発します。チームメイトとの連携が肝であり、役割を明確にしたり、無理そうなら逃げるという選択が重要で、シンプルなFPSとは戦い方が全く異なります。慎重さと同時に大胆さも必用で、高い緊張感を味わうことができます。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・おもしろい(38歳 女性)
兵器に特化した戦争ゲームだから迫力満点
ロシア最大のゲーム会社Gaijin Entertainmentが開発し、日本ではDMM GAMESで配信される第二次世界大戦における無料MMOコンバットゲームです。戦争ゲームといっても、人ではなく兵器に特化し、航空機や戦車、艦艇などを操作して敵プレイヤー側を制圧するマルチプレイがメインとなります。
複数の試合形式とマップがいずれもランダムで選択されるのが特徴の1つで、ほかの戦争ゲームと比べてかなり迫力があり、大型兵器における戦闘の醍醐味を味わえます。
ちなみに社名の「Gaijin」は日本語の「外人」に由来します。もともとコンソール型ゲームを多く発表していた会社で、ハイクオリティであるのに閉鎖的な日本のゲームを世界に残したいという思いから名付けたそうです。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・画面の迫力が良い(39歳 男性)
・派手にバトルできそう(46歳 男性)
競馬好きでなくてもハマるシミュレーション
コーエーテクモといえば『信長の野望』を筆頭とした歴史シミュレーションですが、もう1つのキラーコンテンツがこの競馬シミュレーションのウィニングポストです。
歴代の名馬から最新のアーモンドアイまで、収録されている史実馬は膨大で、攻略サイトなどを参考にしないと競馬ファンでも把握しきれません。例えばディープインパクトを手に入れたい場合、母のウインドインハーヘアを2000年までに購入し、翌年サンデーサイレンスを種付けしなくてはいけません。
高い計画性と牧場経営能力が求められる育成ゲームです。もちろん史実馬だけでなく、オリジナルの配合から生まれた馬で、それら名馬を倒すのも楽しみの1つです。ゲーム自体の動作は非常に軽く、低スペックPCでも遊べるのが魅力です。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・安定しているシリーズだから(43歳 男性)
リアルすぎるトラックシミュレーター
チェコのSCSが開発するドライビングシミュレーターゲームです。舞台はヨーロッパ全土に渡り、実在するメーカーのトラックが多数収録されています。荷物をきちんと目的地まで届ける必用があり、それによって得た賃金でトラックを購入したり経営に回したりします。
運転自体は単調で、ルートや車線はナビが案内してくれます。道路の状況により急遽ルートを変える場合などもありますが、ナビが別ルートを検索してくれます。基本的に交通規則を守らないといけないので、無茶な運転はできません。長距離運転となるので、ドライビング時間も長く、まさに本当にトラックを運転しているような気分になります。
「毎日デスクワークしてるけど、本当はでっかいトラックでヨーロッパを巡りたかったんだ!」という方にうってつけのシミレーションゲームです。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・世界観など、いろいろと魅力がある(42歳 女性)
小説を読み、舞台を見ているかのような演出
ポーランドのキレッキレのゲーム会社、CD Projekt REDがリリースするウィッチャーシリーズ3部作における最後の物語です。魔物退治の専門家を主人公にしたアクションRPGで、原作がポーランドの小説というだけあってメインストーリーは見応え十分。特に演出の面が突出して良いと感じました。
最後の最後までかっこいい演出がされるので非常に気分良く終われる作品です。ちなみに現在発売延期となっておりますが、この会社で制作された『サイバーパンク2077』は今年のゲーム業界においてトップクラスに期待されているRPGなので、こちらも是非チェックしてもらいたいです。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・世界観の作り込み。鮮烈に美しい風景が時折登場する(54歳 男性)
個人を管理する監視社会システムの怖さを味わう
TPS視点のオープンワールド型アクションゲームです。舞台は前作のシカゴからサンフランシスコへと移りますが、登場人物は前回からのメンバーも何人かいます。
コンピュータで完全に管理される都市において、その中にある個人データをシステム管理する企業が「犯罪者」と改ざんすることで無実の主人公は追われることになります。ハッカーチームを味方につけ、このシステムから都市を開放することを目指します。
息を殺して行動するスニーキングが基本であり、細かく手順が定められたクエストはストーリーをより楽しめる内容となっています。ちなみに映画化の話も出ています。Netflixと共同で製作中とのことですが、完成が楽しみですね。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・意外と爽快感がすごかった(40歳 男性)
▼【総合:31位〜48位】はこちら
バグは多いが面白い、世界観は全ゲームトップクラス
「ベセスダと言えばFallout」という代名詞的な作品です。Falloutシリーズは核戦争後の荒廃した世界を描くスチームパンク系のゲームですが、このジャンルにおいては他の追随を許さない圧倒的な存在です。
本作はスピンオフを除けば旧作『Fallout4』に続くもので、これまでのFalloutとは違いオンラインプレイが重視されています。しかしこれには賛否あり、現時点で『Fallout4』ほどの評価を得ているほどではありませんので、もし最初にプレイするなら、まずは旧作からの方がいいかもしれません。
また、このベセスダというアメリカの会社が作る作品は、しばしばゲーム進行に関わる致命的なバグを放置してしまいますが、「まあベセスダだからな」と税金のように受け入れるのがもはや名物となっているので、そこは予めご了承のほどを。ただし世界観の魅力という点においては、Falloutシリーズは全PCゲームの中でもトップクラスといえるほどの魅力が詰まっています。
ドキドキから解放させてくれないゾンビゲーム
ハラハラドキドキでお馴染みゾンビゲームといえば、カプコンの「バイオハザード」シリーズか、このValveの「Left 4 Dead」シリーズでしょう。リリースから10年以上経っておりますが、かつては一世を風靡し、今なお愛されるゲームでもあります。
オンライン協力プレイが楽しめるFPSゲームで、対戦モードやスカベンジモード(生存者 VS 感染者)などオンライン要素が多彩です。しかし、これといったオリジナル要素がなかったのも事実。それでもこれだけ人気を博し今も愛されるのは、ゲームデザインの完成度の高さだと感じます。
よく練られたマップやそのマップ毎のゾンビの挙動など、協力プレイであるが故に混乱を及ぼすであろう工夫が随所に見られます。続編も望まれる中、未プレイの方には是非プレイしてほしいゲームです。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・かなりやりがいがある(25歳 男性)
・迫力を感じる(52歳 女性)
33位:11bit studios『Moonlighter』
さくっと遊べる素朴な2DアクションRPG
「ゼルダの伝説」のようにボックス型のマップを移動し、2Dアクションで攻略していくアクションRPGです。ダンジョンで手に入れた素材やアイテムを経営するお店で販売していきます。
素朴なゲームなので、このランキングにある他にゲームに比べるとやり込み要素は少ないですが、その分本体価格も安いので、ちょっと遊びたい人向けです。重厚な作品にちょっと疲れたときに、プレイしてみるといいかもしれません。
このゲームはスペインのインディーズスタジオ「Digital Sun」で制作され、ポーランドの「11 bit studio」で配信されています。今やマイナーゲームもどんどん発掘されていく時代とあって、メジャー作品と肩を並べてオンラインで販売されるのがメインとなりました。
PCゲームではもはやメジャーもインディーズもあまり関係なく、最近では『KENSHI』に代表されるようなインディペンデント系の自主制作ゲームも脚光を浴びるようになりました。Steamなどのプラットフォームには、この作品のような安価だけど充実した内容のゲームも数多くあるので、自分で探してみるのも楽しみの1つです。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・世界観が良い(33歳 女性)
超本格的な農業シミュレーター
日本のゲームにありがちな家庭菜園のようなシミュレーションを思い浮かべた方も多いと思います。しかしこのゲームは非常に現実的な欧米の大規模農業を忠実に再現したゲームです。
プレイヤーはまず多彩なメニュー画面を理解する必用があります。中途半端なゲーム設計になっていないため、シリーズ未プレイの方は慣れるまで苦戦するかもしれません。車両は実際のメーカーごとに分かれており、農機は300種以上あります。マニアックなアタッチメントも多数登場し、その動きを見るだけでも楽めます。
車両パーツも多彩で、さらにMODと呼ばれる、プレイヤーがゲームのシステムに介入できる追加プログラムに対応しているため、楽しみ方はほとんど無限です。本来なら味わえない仕事の醍醐味を疑似体験できるのが、PCゲームのいいところ。「朝もやの中、トラクターで大型の畑を耕すのが夢だった」みたいな方はぜひ。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・世界観が良い(40歳 女性)
・好きな内容である(50歳 男性)
35位:ユービーアイソフト『Tom Clancy's Rainbow Six Siege』
うまさではなくチームとして戦うことが重要なFPS
このゲームは5対5で行われるPvP(Player VS Player)型FPSです。チームでの勝利をあげるため、どのゲームでもプレイヤーは担当する攻撃に徹する必要があります。
例えば敵の居場所を探り出す索敵を行うプレイヤーはそれに徹し、そこで得た敵の位置情報をもって林の中なら暗殺系のジョブを持ったプレイヤーが、開けた場所ならスナイパー、建物の中なら突撃兵など、完全に役割を分けて敵チームを攻略します。このため「チームの連帯感」が生まれプレイしていて気持ちのいいゲームです。
タイトルに「Tom Clancy's」とありますが、Tom Clancy(トム・クランシー)は80年代から2000年代にかけてアメリカでの軍事や諜報を扱った小説家で、本品は同名の小説をもとに作られたゲームです。同様に、ユービーアイソフトの人気作で「Tom Clancy's」シリーズである『ゴーストリコン』や『ディビジョン』も小隊で戦うPvPがメインで、大規模なバトロワ系とは全く異なる独自のファン層がついています。
※ゲームライターの辻村美奈さんもご紹介されています。
36位:グランゼーラ『絶体絶命都市4Plus』
大地震後の世界で、生き延びろ
このゲームは大地震で破壊された街で、周りの人々と協力しながら生き抜くアクション・アドベンチャーです。全体として大きな混乱やパニックが起きるわけではなく、そこにいる人々の描写やリアクションが非常にリアルです。
人々を通して多くの選択肢が登場し、それらを進めていくとストーリーが進むのですが、同時に選択によって主人公の人間性も変わっていきます。このシリーズは前作まで割と好評を博しており、期待された新シリーズだったのですが、特に終盤にかけて「え?」という展開が多く、ストーリー的にはやや残念な内容だったと言えます。
しかし震災から復興、防災の心得、そして義援金の着服などの社会的な問題の描写についてはとてもリアルなつくりになっています。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・ドラクエと迷ったが、友達に勧められてやってみたら思いの外はまってしまったので(47歳 男性)
37位:エレクトロニック・アーツ『The Sims 4』
かわいい子供にメロメロになるシミュレーション
かつてエレクトロニックアーツの『シムシティ』のスピンオフ的な立ち位置として人気を博したのがこのゲームです。シムシティが街づくりに特化したゲームだったのに対し、シムズはその街に住む人々をフィーチャーした作品。家を作り、家族を作り、豊富なダウンロードコンテンツでより充実した人生を設計していきます。
今では本体だったはずの『シムシティ』が伸び悩み、『シムズ』だけが生き残るという奇妙な状態ですが、それも納得してしまうほどゲームとしては完成度が高いです。
このゲームをプレイする上で特に感じるのは、「子供のかわいさ」です。生まれてきた子供の愛くるしさや、少しずつ成長していく様を見るのは、操作せずにただ時間経過を見守っているだけでもほのぼのとし、可愛すぎて思わず頬が緩みます。比較的自由度も高く、長く遊べるゲームです。
38位:Maximum Family Games『Hunting Simulator』
純粋なハンティングシミュレーター
Steamで有料ゲームながら安価で買える「ちょっと遊べる」というタイプのシミュレーションゲームです。FPS/TPS視点で動物を狩る純粋なシミュレーションですので、大きなやりこみ要素があるわけではありません。
銃を撃ったときの弾道を描いた描写がすごく見ごたえがあるのですが、そのあとで動物が置物のようにパタッと倒れるのは少し笑ってしまいました。良くも悪くもシンプルで、のめり込む程ではないですが、値段も考えると十分楽しめるゲームです。
39位:テイクツー・インタラクティブ・ジャパン『Borderlands 3』
センスがよく誰でもハマれる良ゲー
ハクスラ系と呼ばれる繰り返し多くの敵を殲滅していくタイプのシューティングRPGです。感覚としては敵に自動で照準を合わせてくれるオートエイムが強めなので、マウスでの細かい動きが苦手な人でも十分楽しめます。
また、ストーリーはアメリカ的でクレイジー、ビジュアルは最近のアメコミ風といった感じで、音楽や効果音もかっこいいです。全体的に洗練されたセンスの良さがあります。
今作はストーリーも比較的長く、難易度も易しめでゲームバランスも非常に良いです。この順位ではもったいないほど。ぜひプレイしてもらいたい作品です。
とことんリアルな中世の世界を味わえる
チェコのWarhorse Studiosが制作したオープンワールドアクション・アドベンチャーです。舞台は15世紀初頭のボヘミア地方で、全体的に非常にリアルな描写が多く、ストーリーもかなり濃い内容となっています。
このゲームは、「ゲームなので簡略化しています」という点が少ないのが特徴です。食事(空腹も過食もNG)や睡眠などをきちんと取らなければいけません。食べ物は放っておけば腐りますし、服もそのままでは汚れます。初期の状態ではキャラクターは文字が読めないですし、剣術もできません。常にステータスに気を使いながら進める必要があるわけです。
また、ストーリー面では会話だけで海外ドラマ60話分あるらしいのですが、キャラの行動や仕草が「映画の中の中世」を見ているようで、思わず見入ってしまうムービーが多いです。とにかくどこまでもリアルを追求したコアな作品です。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・世界観がすごい(37歳 男性)
FPSの祖であり、ゲームの転換期となったシリーズ
初代DOOMは1993年にリリースされたPCゲームで、FPSの元祖的な存在として知られた作品です。その作品を2016年にベセスダがリブートして『DOOM』をリリース。本作は、その続編です。
まだ日本にFPSという言葉がなかった時代から存在し、後にFPSというジャンルで世界を変えたと言われるNintendo64の『ゴールデンアイ 007』もこの作品のファンらが開発者となって完成しました。
ゲーム業界全体を見ても極めて重要な作品で、現代のFPSの雄であるベセスダがそれを引き継いでいるのも感慨深いものがあります。このシリーズはもともとシンプルな内容ですが、本作ではさらに多くの要素が盛り込まれ賛否両論を巻き起こしました。シンプルにリブート版を楽しみたい方は、前作のほうが楽しいかもしれません。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・大変楽しめた(55歳 男性)
クローンの大群からヨーロッパを救う
殺人的なクローンに侵略されたヨーロッパを救うプレイヤー協力型FPSゲームです。わんさか湧いてくる敵をひたすら倒すハクスラ系のゲームですが、難易度は割と高めです。とにかく数が多いので効率よく如何にヘッドショットを取れるかが重要になってくるゲームです。
ゲーム自体はシンプルですが、それ故ユーザーも一定数いるので、マッチングできないストレスもほとんどありません。名作と呼ばれた前作のシステムをほとんどそのまま踏襲し、なおかつ的確な改良が行われているため、新作ゲームである今作から入っても全く問題ありません。
Modが独立してヒット作となった稀有な例
このゲームは、まずチェコのゲーム会社Bohemia Interactive Studioが開発する「ARMA」シリーズのゾンビ追加MOD(プレイヤーが作ることを公式に許可された追加データ)として登場しました。そして、その面白さから「ARMA」シリーズが人気となり、さらにこのMODが「ARMA」シリーズから独立してスタンドアローンのゲームとして発売されることになり、誕生しています。
内容はシンプルなサバイバルなのですが、生き延びるために必用なステータス(体温・水分・血液・空腹)をシビアな設定にしていることで、命がけの物資調達をしなければいけないという制約が見事にハマっています。
余談ですがチェコには他にもSCSなど良質なゲーム会社があったりします。そのほかブルガリア、ポーランド、スウェーデンを筆頭とした北欧各国など、ゲームをしない人にとっては意外であろう国々が現在はゲーム先進国となっています。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・おもしろい(38歳 男性)
ストラテジーの大定番であり最終形態
あらかじめ決めた順番で、対戦相手とプレイヤーが行動するターン制のストラテジーゲームとして高い人気を誇るCivilizationシリーズの最新作です。単純なボードゲーム調のレトロゲームとしての作品として歴史も古く、1982年に1作目が発売されました。コーエーの『信長の野望』が1983年なので、ほぼ同じ時期ということになります。
プレイヤーはまず世界中の様々な文明のいずれかを選択します。それぞれが領土を広げていくにつれ、次第に別プレーヤーとの国境ができ、またそれを侵略し、手中に収めていくという戦略がものをいうゲームです。やはり『信長の野望』同様、ゲームとしての安定感が高く、「このシリーズはダメだった」という話をほとんど聞きません。PCゲームという立ち位置ながらシリーズ累計3500万本を記録したモンスターコンテンツです。
45位:Maximum Family Games『theHunter: Call of the Wild』
ハンティングゲームの最高峰
動物たちの足跡を追いハンティングしていく、シミュレーションというか非常に作り込まれた対動物FPSゲームです。きれいな自然に美しい動物たち、アイテムも豊富で、全体的に穏やかな雰囲気があるため、時間を忘れてプレイしてしまいます。
このランキングでも登場するMaximum Family Gamesの『Hunting Simulator』とは比べるのもおこがましいほど良くできており、ハンティングゲーム全体を見ても評価の高さはトップクラスです。
ストーリーは意外と長く、インディーズゲームらしくバグも多かったりするのですが、それでも面白いと思えるゲームバランスの良さに感動すら覚えます。動物ごとに狩り方も異なり、じっくり楽しめる最高のハンティングゲームです。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・画面がとても美しい(43歳 女性)
恐竜のゲームとしてやりたいことはほぼ全部できる
オープンワールド型恐竜アクションアドベンチャーサバイバルゲームです。ジャンル名が非常に長いですが、実は本来ならさらにクラフト、RPGなどと追加したいぐらいのゲームで、恐竜およびその時代において、やれたら面白そうなことがほぼできてしまうゲームです。
さらにMOD(プレイヤーが作ることを公式に許可された追加データ)まで使えます。これも道具を追加するようなただのMODではありません。マップそのものを追加するような大規模MODも可能です。
恐竜は倒すだけでなく、仲間にもできますし、卵を拾ってきて羽化させることもできます。もう自由度が高すぎてプレイの幅も本当に無限にあるのではないかと思わせるほどボリュームのあるゲームであり、それでいて高い人気を誇るという、バランス感覚に長けた内容となっています。
47位:コロッサル・オーダー『Cities:Skylines』
シムシティの死で完成した最高の街づくりゲーム
エレクトロニックアーツの『シムシティ』が低迷した今、街づくりゲームファンの受け皿となったのがこのフィンランド発ゲーム『Cities:Skyline』です。
『シムシティ』シリーズは4までは最高のゲームでしたが、その後、個人でコツコツ作っていくのが醍醐味であったところにオンライン要素を取り込んだり、電気や水を引くなどインフラ面の一見面倒だがやりがいのある作業を省略したりと、ユーザーの求めることを認識できず失敗しました。
この『Cities:Skyline』はその失敗を見てかどうかはわかりませんが、1人でコツコツ作っていけるゲームデザインも、やりがいのある面倒もきちんと盛り込んであります。さらに非常に細かい単位で道路を敷設できるのも嬉しい限りです。皮肉にも、元祖街づくりゲーム『シムシティ』の失敗により完成した箱庭ゲームとも言えます。
氷河期を生き抜く高難易度のRTS
ポーランドの11bit studiosが開発し、発売前からかなり話題を読んでいたリアルタイムストラテジーゲーム(RTS)。氷河期を迎えた世界において、生きるためにロンドンから脱出した一団のリーダーが主人公です。蒸気ジェネレーターを拠点とし、そのジェネレーターの周りにいろいろ建築して目標となる日数生き残ることが目的となります。
文字通りのスチームパンクです。常に住民の不満やトラブルに見舞われ、建築や法整備にも追われ、少し気を抜くと一気に温度が下がることもあり、全体的に難易度は高めです。ただし、これはRTS全般に言えることですが、慣れてしまえば難易度はそれほど気になりません。世界のゲームアワードでの受賞やノミネートも多く、極めて完成度の高いゲームです。
▼【総合一覧】PCゲームランキング 1〜49位
ジャンル別 PCゲームランキング 507人にアンケート調査
507人にアンケート調査した、PCゲームランキングの結果をまとめました。ジャンル別のベスト3などもご紹介します。各ゲームタイトル名から紹介記事にジャンプしますので、ぜひ参考にしてみてください。
▼【アクションジャンル】トップ3 ジャンル別、PCゲームランキング
01位(総合03位):スクウェア・エニックス『NieR:Automata』
02位(総合06位):カプコン『Monster Hunter World Iceborne Master Edition』
03位(総合11位):ユービーアイソフト『Assassin’s Creed Odyssey』
▼【オープンワールドジャンル】トップ3 ジャンル別、PCゲームランキング
01位(総合04位):ユービーアイソフト『THE CREW 2』
02位(総合09位):ロックスター・ゲームス『Grand Theft Auto V』
03位(総合13位):ロックスター・ゲームス『Red Dead Redemption 2』
▼【シュミレーションジャンル】トップ3 ジャンル別、PCゲームランキング
01位(総合07位):コーエーテクモゲームス『三國志14』
02位(総合14位):コーエーテクモゲームス『信長の野望・大志』
03位(総合24位):コーエーテクモゲームス『太閤立志伝』
▼【FPS/TPSジャンル】トップ3 ジャンル別、PCゲームランキング
01位(総合08位):エレクトロニック・アーツ『Battlefield V』
02位(総合10位):サイバーフロント『Counter-Strike: Global Offensive』
03位(総合12位):エレクトロニック・アーツ『Apex Legends』
▼【シングルプレイアクション】トップ3 ジャンル別、PCゲームランキング
01位(総合03位):スクウェア・エニックス『NieR:Automata』
02位(総合11位):ユービーアイソフト『Assassin’s Creed Odyssey』
03位(総合20位):フロムソフトウェア『Sekiro: Shadows Die Twice』
▼【基本プレイ無料】トップ4 ジャンル別、PCゲームランキング
01位(総合10位):サイバーフロント『Counter-Strike: Global Offensive』
02位(総合12位):エレクトロニック・アーツ『Apex Legends』
03位(総合15位):Valve Software『Team Fortress 2』
04位(総合19位):Epic Games『Fortnite』
辻村さんと編集部が選ぶ!PCゲームおすすめ16選
続いては、ゲームライターの辻村美奈さんと編集部が選んだおすすめPCゲームを紹介します。こちらもぜひ参考にしてくださいね。
1800年代のホグワーツ魔法魔術学校が舞台
『ホグワーツ・レガシー』は、映画『ハリー・ポッター』の秘密を謎を解いていく物語です。舞台は、原作の遥か昔、1800年代のホグワーツ魔法魔術学校。プレイヤーは第五学年の転入生としてプレイします。
授業を通じて魔法使いとしての能力を磨いていくワクワク感、実際に映画に登場する場所を巡るなかで、危険や問題に巻き込まれ、知恵を駆使して戦い、そして謎を解いていきます。
ソウルライクなダーク三國アクションRPG
『SEKIRO』や『ダークソウル』のような死にゲーを彷彿とさせるソウルライクなダーク三國アクションRPG。プレイヤーは名もなき義勇兵となり、「妖魔」蔓延る乱世を生き抜く後漢末期の三国志を舞台とした3Dアクションゲームです。
中国武術をベースとしたアクション要素も特徴の一つ。また、武器による剣戟に加えて仙術や神獣も扱えます。

何をするにも自由! 暴れまわれるゲーム
アメリカで大人気のオープンワールド型のクライムアクションゲーム。3人の主人公が生き残りと成功を画策(かくさく)しながらストーリーを進めていきます。主人公はミッションごとに切り替わり、それぞれの視点から楽しむことができるのもポイント。
シリーズ11作目となる『Grand Theft Auto V』は、広大なマップや、前作には登場していない軍隊が登場するなど、みどころも多数。

冒険や冒険以外でも楽しめるオンラインゲーム
Wii Uやパソコン、Nintendo Switchなど、多くの端末でプレイできるオンラインゲーム。さまざまなパーツを組み合わせ、自分だけのキャラクターを作ったら冒険がスタートします。
広大なマップと壮大なストーリーを楽しむことができる上、仲間との協力プレイも! 釣りやものづくりなど冒険以外の楽しみも豊富。ドラクエの世界にどっぷりとはまれるゲームです。無料でできることも多い体験版は、プレイしたデータをそのまま製品版に引き継ぐこともできます。

冒険者1600万超! 参加型オンラインRPG決定
2010年に発売されて以来、多くの冒険者が参加しているMMORPG(多人数同時参加型のオンラインRPG)。きれいなグラフィックやストーリーなど魅力たっぷりのPCゲームです。さまざまな難易度のコンテンツが用意されており、ビギナーや週末ゲーマーでも充分楽しめます。
冒険やバトルが苦手というユーザーなら、釣りやアイテム製作などで楽しむことも可能。無料体験プレイもできるので、まずはお試ししてみるのもあり。

子どもの学習教材としても使われるマイクラ
サバイバル生活を楽しんだり、ブロックを配置して建築を楽しんだり……。アイデア次第でいろんな遊びを体験できるサンドボックス型(※)ゲーム。
こどものプログラミング教育の教材としても使われています。オープンワールドでは何をしてもいいので、ゆったりとゲームを楽しめるのがポイントです。冒険の旅に出てもいいし、畑や家畜を育てるのもあり。何でもありなゲームとなっています。
(※)プレイヤーが自分で目的や目標を決めて遊んでいくこと

人気の対戦型オンラインシューティングゲーム
対テロ特殊部隊「レインボー」と立てこもったテロリストとが戦う対戦型オンラインシューティングゲーム。マルチプレイモードでは5人対5人の対戦を、テロハントモードでは1〜5人でAI操作の相手と戦闘を楽しむことができます。
パソコン以外にも、PS4やXbox Oneなどのゲーム機にも対応しています。ゲーム上でのプレイヤー同士の戦い(PvP)は少人数なのでフレンドと遊びたい人向けです。フレンドと現代戦のFPS(※)を楽しみたいならこのゲームがおすすめ。
(※)主人公と同じ視点で操作するスタイルのアクションシューティングゲーム
バンダイナムコオンライン『機動戦士ガンダムオンライン』

52vs52の大規模戦が楽しめる
人気アニメ「機動戦士ガンダム」をテーマにしたPC向けゲームで、ガンダムゲーム史上最大の52vs52のモビルスーツ戦が最大のポイント。強襲・重撃・支援・砲撃・狙撃の5タイプで400種類以上のモビルスーツが登場し、多彩な機体カスタムでオリジナルの機体をつくることができます。
アムロやシャアなどの人気キャラクターも多数登場し、指揮官の命令により援軍として招集されるなど原作をテーマとした名場面もイベントとして用意され、ガンダムワールドを楽しみたいファンにはたまらない作品です。
パールアビスジャパン『黒い砂漠』

無限に遊び方を広げられるMMORPG
黒い砂漠はメインのストーリーを追う冒険だけでなく、貿易、釣り、訓練、錬金、料理、採集、狩猟、ハウジングなどといった豊富なコンテンツや美しいゲームグラフィックと音楽を楽しめる自由度の高いMMORPGです。
アバターを細部まで作りこめるキャラメイクをして好きな職業(クラス)を選択し、プレイヤーがそのアバターを通じて冒険世界へと出発。戦闘だけでなく、生産や採集系のコンテンツでもキャラクターレベルが上がるため、従来のMMORPGとは一味違います。また、パーティーを組んで他プレイヤーと一緒に協力プレイも楽しめるため、あなたにピッタリなプレイスタイルが見つけられます。
A列車シリーズの集大成
鉄道会社の社長となり、会社経営を行う「A列車で行こう」の、公式ガイドブック&鉄道経営と都市開発に必要なもの全てが揃ったコンプリートパックです。シリーズ史上最多の40社もの鉄道会社の協力で、多数要望のあった車両をはじめとする280車両以上の総収録車両数を実現。30年以上もの間、多くのファンに愛され続けているロングセラーのタイトルです。
何と言っても、日本全国の実際に活躍している列車を走らせることができ、リアルな都市開発ができるのがこのゲームの楽しさ。駅・線路・列車といった鉄道施設を整えれば町が活性化して人が集まります。鉄道だけでなく、地形の生成や、株式投資で資産運用を行ったり、バスを走らせたり、商業施設を建てたりすることもできます。理想の街や世界的企業を目指して、あなただけの会社と町を作ってみてください。
「隠れた名作」とされるビジュアルノベルゲーム
現代社会で魔術を使用する魔術師が存在する、ファンタジー作品。ビジュアルノベル形式の作品の魅力を活かし、分岐や選択肢を廃止。前作の「Fate/stay night」を上回る密度と完成度で丁寧に作り上げられたシナリオです。 画面のサイズアップを図り、作画のクオリティーも大幅に向上。日常感は光と空気を感じる緻密なタッチで、魔術世界は鋭いエフェクトや力強く大胆な構図で表現されています。そこにオーケストラ系サウンドもマッチし、キャラクターに音声は付いていないものの、 ストーリーと演出だけで、魅力を存分に味わうことができます。
主人公の蒼崎青子と青子の高校に転入してきた高校生・静希草十郎、強力な魔術師・久遠寺有珠の3人が中心となってストーリーが進みます。細部までこだわりの詰まった「隠れた名作」と呼ばれているこちらの作品、是非プレイしてみてはいかがでしょうか。
miHoYo(ミホヨ)『原神』
有名声優が演じるキャラと世界の謎を解き明かす
プレイヤーは別の世界からやってきた旅人となり、奇跡と神秘に満ちた世界を探索していきます。冒険のなかでさまざまな敵が現れますが、その際はシングルプレイで1人で戦うもよし、フレンドを招待してマルチプレイで戦うもよしです。
原神のオープンワールドにはさまざまな謎が隠されており、その謎を解き明かすことがゲームクリアの鍵。冒険のなかで関わるキャラクターの声を、斎藤千和・松岡禎丞・早見沙織・小林沙苗といった有名声優が務めていることもポイントです。
人気格闘ゲームシリーズの第6弾
人気格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズの第6弾です。リュウ、春麗、ジェイミーといったおなじみのキャラクターたちももちろん登場!
これまでのシリーズにはなかった、「ファイティンググラウンド」「バトルハブ」「ワールドツアー」という3つのモードが用意されており、多彩な遊び方ができます。特にワールドツアーでは、プレイヤーが操作するアバターを作成したのち、リュウや春麗などのキャラクターの弟子になって技を学ぶことができるのが魅力的です。
ライアットゲームズ『League of Legends』
140体以上のチャンピオンから相棒を選ぼう
「League of Legends」は、チームを組んで戦う戦略・戦術要素の強いゲームです。140体以上のチャンピオンのなから1体を選び、スキルを披露して敵を倒し、勝利を掴んでいきます。
各チームには本拠地があり、敵側の本拠地を破壊したチームが勝ちというルール。本拠地までの道を切り開いていくための戦略が、勝利するうえで重要なゲームです。
ベセスダ・ソフトワークス『Hi-Fi RUSH』
ビートに合わせて技を繰り出し敵を倒せ
お調子者だが憎めない性格の主人公チャイと仲間たちが、悪の巨大企業を相手にリズムに乗って戦うリズムアクションゲームです。ビートに合わせて必殺技や仲間とのコンビネーション攻撃を放ち、敵を倒していきます。
悪の巨大企業の各部署にボスがいて、主人公たちに襲いかかります。ボスそれぞれに専用の曲が用意されているので、曲手に適応してうまくリズムにのりながら必殺技を出していきましょう。
リアルな風景のなかを自由自在に飛び回れる
その名の通り、Microsoftが販売するリアルなフライトシミュレーターを楽しめるゲームです。シミュレーターの世界では、山や道路、川、動物などの景色が驚くほど緻密に描かれています。
レベルに合わせた遊び方もできるので、飛び方を覚えてスキルを磨き、レベルアップしていきましょう。夜間飛行や大気の中を飛ぶこともでき、世界中の好きなところどこへでも行けるところも魅力的です。
【比較一覧表】辻村さんと編集部が選ぶPCゲーム
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする PCゲームの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのPCゲームの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
辻村さん直伝!PCゲーム選びのコツ
ゲームライターの辻村美奈さんに、PCゲームを選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。
【1】動作環境と推奨スペック
【2】ジャンル
【3】日本語対応かどうか
それぞれ詳しくみていきましょう。
【1】まずは「動作環境」や「推奨スペック」をチェック
PCゲームを選ぶ際、もっとも重要なのは「動作環境」や「推奨スペック」。もし、ゲームをプレイするパソコンのOSやスペックが、ゲーム側の要求を満たしていない場合、満足にゲームをプレイすることができません。
万が一インストールできても、画面がカクカクとしか動かず、とてもプレイできない、というケースも……。どうしてもそのゲームをプレイしたいのであれば、パソコンのアップグレードを考える必要もあるでしょう。
【2】好きなジャンルを選ぶ
PCゲームは、パッケージのほか、Steam(スチーム)などのPCゲームプラットフォームからダウンロード販売をはじめ、さまざまな形式で販売されています。そのため、情報や買い方も多く、どれを選べばいいのか迷うことも少なくありません。
そのときの指針になるのが「ジャンル」です。FPSやRPG、シミュレーションゲームなど、自分が好きなジャンルのゲームを選び購入すれば、長く遊べるでしょう。また、動画サイトやクチコミなどをチェックし、購入時の参考にするのも手です。
【3】日本語対応かどうかを必ず確認!
FPS(※)などアクション主体のゲームであれば、操作方法が解れば英語でも充分楽しめます。そのため日本語非対応でも楽しむことができるでしょう。
しかし、RPG(ロールプレイングゲーム)などストーリーや謎解き要素があるゲームの場合、日本語対応は必須。ゲームのジャンルや内容も重要ですが、それ以前に、言語対応についてもチェックするようにしましょう。
(※)First Person Shooterの略であり、主人公と同じ視点で操作するスタイルの3Dアクションシューティングの総称
WindowsとMacどちらを選べばよい?

Windowsがおすすめです。PC用でリリースされているゲームのほとんどはWindows対応です。また、MacはWindowsのようにグラフィックボードを換装することができません。
デスクトップとノートPCならどちらを選べばよい?

必要なスペックさえ整っていれば、どちらでも問題ありません。CPUがCore i5以上(可能ならi7)、メモリ16GB以上、GPU性能は、最低GTX1050(可能ならGTX1070以上)。フレームレートは100fps以上が推奨です。ノートPCは場所を選ばず持ち運べてゲームができますが、デスクトップのようにグラフィックカードやCPUを換装することができません。
「MOBA」とは何?

MOBAは「Multiplayer Online Battle Arena」の略で、FPSやMMO同様にプレイジャンルのひとつです。3対3、5対5などのチームに分かれ、互いの拠点を攻撃し合うオンライン対戦ゲームです。
「Discord」とは?

「Discord(ディスコード)」とは、ゲーマー向けボイスチャット用ソフトウェアです。ワイヤレスイヤホンやヘッドホンなどのゲーミングヘッドセットで仲間とボイスチャットを始めたい、そんな方におすすめのアプリです。LINEのようなチャット機能・ビデオ通話のほか、ボイスチャット機能などが無料で利用できるとあって、ゲームはもちろんゲーム目的以外での利用もされているゲーマー御用達のアプリです。
ゲーミングPCでおすすめのメーカーはある?

初めての人におすすめなのが、「BTO」と呼ばれるカスタマイズできるPCを扱うメーカーです。ドスパラやマウスコンピューターがBTOブランドを扱うメーカーとして人気です。
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最後に|ゲームライターからのアドバイス
快適にプレイするならゲームに特化したPCが必須
PCゲームの中には、パソコンのスペックをかなり要求するものもあります。そういったゲームでも快適にプレイするためには、ゲームに特化したPCスペックを有するゲーミングPCを利用するというのも1つの方法です。
ゲーミングPCは、オフィスなどで使うPCよりもパフォーマンスが高く、価格も高価、というケースが一般的。そこまで投資できない、という場合でも、デスクトップPCであればパーツを購入しグレードアップさせていく、という方法もあります。セールなどを利用すれば、費用も節約できるでしょう。
◆アンケート情報
調査時期:2020年6月30日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:合計507名
調査方法:インターネットログイン式アンケート
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