おしゃれなカメラバッグの選び方
ここからは、フォトグラファーの瀬川陣市さんにお話をうかがい、おしゃれなカメラバッグの選び方をご紹介します。ポイントは下記3点!
【1】撮影スタイルに合った種類を選ぶ
【2】素材で選ぶ
【3】デザイン性と機能性を兼ね備えた商品が理想的
それぞれ解説しているので、ぜひ、チェックしてみてください。
【1】撮影スタイルに合った種類を選ぶ ショルダー・リュック・メッセンジャー・ウエストバッグ・キャリー・ハードケース
カメラバッグはどのような持ち運びをするのかで選ぶタイプが変わります。
たとえば、山ならリュックタイプ、観光地などでふらっとスナップ撮影を楽しみたいなら、かさばらないハンドバッグやたすき掛けタイプ。一眼レフでシャッターチャンスを逃したくないなら、取り出しやすいトートバッグタイプがおすすめです。
ここからは、ショルダー・リュック・メッセンジャー・ウエストバッグ・キャリー・ハードケースなどカメラバッグの種類についてご紹介していきます。自分の撮影スタイルに合ったものを見つけてみてください。
ショルダータイプ
ショルダータイプは、肩にバッグを引っかけて運ぶタイプ。手の届く範囲にバッグがあるため、カメラやレンズが取り出しやすく、旅行などの外出時に使用するのにピッタリです。バッグの大きさは、カメラとレンズが数台入るサイズから、カメラ1台しか入らないコンパクトなものまで幅広くあります。機能性もありつつ、デザインも幅広いため、自分好みのバッグを見つけられます。
バックパック(リュックタイプ)
リュックタイプはその名の通り、背中に背負うタイプのバッグ。両手が空き、自由に両手を動かせるだけでなく、背中と両肩で背負うため、重さによる負担も軽減されます。カメラ数台だけでなく、三脚やその他のアクセサリが入るなど、比較的大きめのサイズが多いです。サイドポケットやファスナー式ポケットも多くあり、収納性・機能性があるのが特徴です。
メッセンジャータイプ
メッセンジャータイプは、肩に斜めに引っかけ、背中に背負うタイプのバッグ。もともとは郵便配達員が自転車で配達する際に使用するために開発され、身体にくっつくため、身体の動きを邪魔することがありません。大きさはショルダータイプとリュックタイプの間くらいで、1台のカメラとアクセサリを持ち歩くには十分です。
ウエストバッグタイプ
ウエストバッグタイプは、腰に巻き付けるようにするタイプのバッグ。近年では、一般のファッションシーンでもよく見られ、ショルダーや斜め掛けも可能です。外出シーンなどでの機能性が魅力で、写真を撮りたいときにすぐに取り出せます。しかし、サイズはカメラ1台が入るスペースほどですので、アクセサリなどなく、身軽に写真を撮りたい方にピッタリです。
キャリータイプ
キャリータイプは、スーツケースのように引っ張って持つタイプのバッグ。車輪がついており、荷物の量が多いときの移動時は特に便利。長距離の移動の際にピッタリです。しかし、地面からの振動が直でバッグに響くので、カメラやアクセサリの保護は怠らないようにしましょう。おすすめは4輪タイプ。電車移動の際、縦向きにすることで改札口も通りやすくなります。
トートタイプ
トートタイプは、持ち手が二つあり手でもったり肩にかけられるタイプのバッグです。大きさや形に明確な定義はありませんが、ファッションアイテムとしても人気なので、カメラだけでなく財布やポーチなどを入れて普段使いのバッグとしても使えるのでおすすめです。
ハードケースタイプ
車に積んで移動するようなケースであれば、ハードケースタイプがおすすめです。ハードケースタイプは外部からの衝撃に強く、防水防塵のものが多いのが特徴です。また、そのまま機材を保管しておくこともできます。
【2】素材で選ぶ
カメラバックで使われている素材は、ナイロンやポリエステルが多いです。
しかし、おしゃれなカメラバッグを選ぶなら素材から探してみるのもいい方法です。ブランドバッグのような高級感を醸(かも)し出しているタイプや、布地を使った柔らかみがあり、可愛らしさを感じさせるバッグもあります。素材を選ぶ段階で雰囲気の方向性も決まってくるはずです。バッグの素材から自分のセンスに合ったものを選んでみるとよいでしょう。
【3】デザイン性と機能性を兼ね備えた商品が理想的
おしゃれさをカメラバッグに求めても、やはり撮影しながら使うバッグなので機能性も重視したいところです。
バッグを携帯しながら、撮りたいときにすぐカメラを取り出せる作りになっているか、ポケットなどは携行品を便利に収納できるか、収納容量がじゅうぶんかなどのポイントもチェックしておきたい点です。お気に入りのデザインやカラーリングに、機能性も兼ね備えていれば合格点です。
カメラをしっかり守れるかチェック
デザインを一番に考えていても、やはり「カメラをしっかり守ってくれるか」は必ず確認しましょう。カメラやレンズは精密機器です。水・ホコリ・ゴミ・衝撃など、様々な外的要因が故障の原因になりますので、可能であれば、耐衝撃性・防水・防塵などの機能があると、より安心してバッグを使い込むことができるでしょう。
カメラバッグおすすめ10選 安い最強コスパ品からカメラ女子に人気のかわいいバッグも!
ここまでご紹介したおしゃれなカメラバッグの選び方のポイントをふまえて、フォトグラファーの瀬川陣市さんと編集部が厳選したおすすめ商品をご紹介します。
サイドポケットが充実している2wayバッグ
ウエストポーチとしても使用可能な2wayタイプのカメラバッグです。メイン収納部のクッションは厚さが15mm。収納したカメラやレンズをしっかり保護。間仕切りは自由に取り外せるので、バッグとしての自由度が高いです。
中身が落下しにくいファスナーポケットやサイドポケットも充実し、スマホやカードケースといった日常のアイテムをサッと取り出せます。
オフィスからレジャーまで使えるトートタイプ
グレー、パプリカ、ペッパー、ホワイトの4色から選べるこのバッグは420g。キャンバス地のしっかりとした造りで、コーデやシーンを選ばずに使えます。
付属ショルダーを付ければ持ちやすさがアップ。底鋲付きでレジャーでも汚れにくい点も見逃せません。仕切りも取り外し可能なので、普段使いから休日の撮影まで幅広く使えるバッグです。
おしゃれなコーデにも合わせられるカメラバッグ
素材はコットンとPUレザーを使っているので肌なじみがよく、バッグのデザインはダブルジップで大きく開くので機材の出し入れがスムーズ。取り外し可能な間の仕切り付きなので、機材に合わせて自由に調節できます。
カラーも男女問わず使え、ファッションにも合わせやすく長時間のおでかけも楽しめる太めのショルダータイプのバッグです。
身軽に撮影に行きたい方にぴったりなサイズ
重量が650gでカメラのほかにタブレットや小物、13インチノートPCも収納可能な大きさです。
オリジナルの構造でワンアクションで長さの調節が可能なストラップ付き。キャプチャーを取り付けられる側面のスリットなど、細部までこだわったデザイン。ショルダータイプで持ち運びも手軽に出来るのでちょっとした旅行にも最適です。
超軽量スポーツシーンにも使えるワンショルダー型
アウトドアブランドのコールマンとカメラ用品メーカーのエツミのコラボレーションカメラバックです。サイドのジッパーで収納スペースの拡張も可能。メッシュポケットには350mlのペットボトルも入ります。
クッションパッドは3Dメッシュなので、柔らかく通気性が良いため長距離の移動にも使えます。アクティブな撮影をされる方におすすめのバックです。
カスタマイズ可能な仕切り付き
Mサイズはメッセンジャータイプよりやや厚みがあり、重量にして442g、M・Lの2サイズ展開のルックス。ショルダータイプですが、メッセンジャーバッグのように斜め掛けにして持ち運ぶこともできそうなサイズ感です。内部はカスタマイズ可能な仕切りが付いているため、持ち運ぶ機材に応じて、調節することができます。また、Lサイズは、三デジタル一眼レフの本体と最大3個のレンズを収納可能。
M・Lサイズいずれも三脚を取り付けて運ぶためのストラップも備えており、内側部分には、iPad miniやKindleといったタブレットを収納できるポケットも装備しています。

カジュアルデザインの2wayカメラバッグ
ショルダー掛けもできる、2wayタイプのカメラバッグです。メインのバッグの前後にあたる両サイドにポケットが設けられていて、収納容量もじゅうぶんあります。また、ショルダーベルトを取り外してハンドバッグとしても使用可能。バッグのデザインは、女性も使いやすいカジュアルな雰囲気です。
一見カメラバッグには見えない、カジュアルで可愛いカメラバッグを求める方におすすめです。

明るい雰囲気のカジュアルカメラバッグ
横長タイプのショルダーカメラバッグです。カメラを収納する部分は巾着型の中袋になっていて、バッグから取り外すことも可能です。バッグのファスナーを開いた状態でも、カメラを収納している巾着部分は閉じておくことができます。
明るいカラーリングから好みのものを選択できます。ミラーレスカメラのような小型タイプの一眼などをカジュアルに持ち歩きたいときにおすすめのバッグです。

アクティブに撮影を楽しめるメッセンジャータイプ
メッセンジャーバッグタイプのカメラバッグです。メッセンジャーバッグは、自転車やバイクなどに乗りながら背負えるように作られたバッグ。自転車に乗りながら撮影を楽しみたいユーザーにはぴったりのカメラバッグと言えます。
カラーリングも明るい配色から落ち着いたカラーまで、好みに合わせて選択できます。バッグのカバー部分には小物が入るポケットがあるので、すぐに取り出したいものを入れるのに便利な作りになっています。

アウトドアでの撮影もタフにこなせる
ハードギヤな雰囲気を醸し出すリュックサックタイプのカメラバッグです。バッグの前面についた四角いハードケースが印象的で、このハードケースは内部のカメラを衝撃から守る役割もあります。
背負うときの背中にあたる部分には、15インチサイズまでのPCを収納可能。サイドには三脚を差し込むこともできるようになっていて、アウトドアで使うオールインワンタイプのカメラバッグとして使いたいユーザーに適しているタイプです。
「カメラバッグ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする カメラバッグ おしゃれの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのカメラバッグ おしゃれの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
おしゃれなカメラバッグに関するQ&A よくある質問
どのサイズを買えばいいのかわかりません。

カメラバッグにはサイズに加えてS・M・L、または~Lといった容量の表記がある場合もあります。しかし、持ち運ぶ機材が入りきるかどうかは、実際に入れてみなくてはわかりません。ネット上ではわかりにくいので、可能なら店舗で直接実物をチェックしてみることをおすすめします。
おしゃれなカメラバッグとはどういうものですか?

おしゃれなカメラバッグとは、大きさがコンパクトなもので、見た目が美しくまとまっているバッグのことだと考えます。たとえば、スタジオ撮影やロケでの撮影の場合は、どうしても機材が多くなりがちです。その場合は、機能性や容量重視で選びましょう。対して、ミラーレスカメラとレンズを2本程度持ち運ぶような気軽な撮影であれば、見た目や機動性を追求したおしゃれな製品を選ぶとよいでしょう。
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デザインだけでなく使いやすさも考えて フォトグラファーからのアドバイス
おしゃれさと機能性は一見相反するようことのように見えますが、カメラバッグにはその両方を兼ね備えたものが多くあります。撮影するスタイルとそれに合う雰囲気のカメラバッグを選ぶのがポイントと言えるでしょう。
雰囲気やカラーリングは重要ですが、自分の撮影スタイルで使い勝手がいいことも大切。使いやすいカメラバッグこそ、撮影の後押しをしてくれます。
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米国ウィスコンシン州立大学などで写真を学び、帰国後に独立。 1995年からプロカメラマンとして人物、ウェディング、料理、建築、海外取材など広い分野の撮影をする傍ら、写真講座やメディア出演、執筆などを通じて撮影テクニックやフォトライフの楽しみ方を伝えている。 さらに動画撮影、ドローン撮影にも着手。画像や動画を未来につなげる活動を提案している。2018年には、長崎県五島市アンバサダーに就任。 写真と映像で行う地域貢献や海外に向けた日本文化の映像発信にも積極的に取り組んでいる。