レフ板の選び方
プロの写真家であり、フォトララ写真未来研究所代表の瀬川陣市さんに、レフ板を選ぶときのポイントを4つ教えてもらいました。どのような写真を撮りたいか考えながら、必要なレフ板をイメージしてみましょう。
レフ板のサイズは被写体に合わせる
フォトグラファー、フォトララ写真未来研究所代表
レフ板のサイズは、被写体(撮影したい人物や物)の大きさに合わせて選びます。被写体の倍くらいの大きさのものが理想的です。
被写体より小さいサイズのレフ板だと、反射できる光の量が限られてしまいます。そのため光の量が不十分となり、被写体全体を照らせなくなってしまいます。撮影する被写体の大きさを想定して、レフ板のサイズを選びましょう。
レフ板の折りたたみ時のサイズを確認する
フォトグラファー、フォトララ写真未来研究所代表
レフ板の多くは、外枠にワイヤーが入っています。そのワイヤーをひねることで、折りたたんで収納できるようになっています。
レフ板を携帯する場合、折りたたんだ状態で持ち歩くことが多いでしょう。このときのレフ板のサイズを確認しておくと、携帯するときの使いやすさの目安になります。
レフ板を選ぶ際は使用時のサイズに加えて、折りたたんだ状態でのサイズも確認しましょう。
レフ板の形を丸型か縦長型から選ぶ
フォトグラファー、フォトララ写真未来研究所代表
レフ板の形状を大別すると、丸型と縦長型に分けられます。それぞれ撮影時に使いやすいほうを選択すればよいでしょう。
【 丸型の場合 】
丸型はレフ板を手持ちで支えて使うときなどに使いやすいです。
【 縦長型の場合 】
縦長型はレフ板をたてかけて設置しやすいので、支えなどを使って自立させて使うときに便利です。
状況に応じて、使いやすい形状のレフ板にしましょう。
反射させる明るさに応じて反射面を選択する
フォトグラファー、フォトララ写真未来研究所代表
レフ板には、白色のものと銀色などのものがあります。反射させる明るさに応じて、反射面を選択します。
白よりも銀色のほうが反射率が高く明るくなります。レフ板には単色のものと裏表で反射色を選択できるものがあるので、使いやすいタイプを選ぶとよいでしょう。
きれいに撮れるレフ板おすすめ4選|プロの写真家が厳選
上で紹介したレフ板の選び方をふまえて、プロの写真家であり、フォトララ写真未来研究所代表の瀬川陣市さんに選んでもらったおすすめ商品をご紹介します。
サイズも形状も色も異なるので、これまでレフ板選びが難しいと感じていた方も違いが分かりやすい5商品です。

TARION『折りたたみ式撮影用丸レフ板直径80cm』










出典:Amazon
使用時サイズ | 直径約80cm |
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UNPLUGGED STUDIO『四角レフ Mサイズ』










出典:Amazon
使用時サイズ | 幅70cm×高さ110cm |
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Roke『穴あきレフ板 JM-077』
















出典:Amazon
使用時サイズ | 直径約46cm |
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Selens『5-IN-1 三角レフ板 80cm』














出典:Amazon
使用時サイズ | 高さ約80cm |
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おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする レフ板の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのレフ板の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【最後に】フォトグラファーのアドバイス
フォトグラファー、フォトララ写真未来研究所代表
レフ板選びは反射面の色とサイズが重要
レフ板は、被写体に光を反射させて使うものです。レフ板を選ぶときは、使用する反射面の色とサイズがポイントになります。この2つが撮影状況にぴったり合うものが、最も使いやすいレフ板になるはずです。
反射させる明るさに応じて、反射面の色を選択してください。白よりも銀色のほうが反射率が高く明るくなります。
また外へ撮影に行くときには、折りたたんだ後のレフ板の大きさも確認しておきましょう。自分の撮影に使いやすいレフ板の色とサイズと形状を見極めて選ぶことが重要になります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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※2021/01/20 リンク修正のため、記事を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 加藤佑一)
米国ウィスコンシン州立大学などで写真を学び、帰国後に独立。 1995年からプロカメラマンとして人物、ウェディング、料理、建築、海外取材など広い分野の撮影をする傍ら、写真講座やメディア出演、執筆などを通じて撮影テクニックやフォトライフの楽しみ方を伝えている。 さらに動画撮影、ドローン撮影にも着手。画像や動画を未来につなげる活動を提案している。2018年には、長崎県五島市アンバサダーに就任。 写真と映像で行う地域貢献や海外に向けた日本文化の映像発信にも積極的に取り組んでいる。