カラオケマイクの選び方 おうちカラオケで盛り上がろう!
最近では自宅にいる時間が増えました。「読書やゲーム、映画鑑賞はちょっと飽きてきたなあ……」という方におすすめなのがカラオケマイクです! 自宅でいつでもカラオケタイムを楽しめて、歌うことでストレス発散にもなりますよ。
まずは、カラオケマイクの選び方についてご紹介します。
防音機能があるかチェック
マイクを使う環境によっては、騒音が気になる場合も。自分の声や音楽が周りに聴こえにくくなっているマイクを選びましょう。
音楽を外に流したくないなら「イヤホン対応マイク」
自分の部屋にこもって歌いたいときや、家族に聞かれたくない場合などには、音源を周囲に流さないイヤホンやヘッドホン対応のものがおすすめ。自分だけの世界に入り込めるので、歌の練習にぴったりです。
歌声を外に漏らしたくないなら「防音カバー付き」
自宅で歌うとなると、近所迷惑にならないか心配という方もいるでしょう。そういった場合は、「防音カバー付き」のカラオケマイクを選んでください。
カラオケマイクのまわりに防音性にすぐれたカバーが付いているので、大きな声で思い切り歌っても、周囲への音漏れを軽減してくれます。カバーが洗えるものだと、衛生的に使えます。
曲の追加方法で選ぶ
カラオケマイクは、「連動タイプ」「カートリッジタイプ」「内臓タイプ」の3つに分けられます。それぞれ曲の追加方法が異なるので、自分に合うものを選びましょう。
パソコンやスマホに接続できる「連動タイプ」
音楽/DTM/PCオーディオ 専門ライター
PCやスマホに接続してアプリで曲を再生する「連動タイプ」は、もっとも幅広い曲を歌えるので、大勢で楽しむのに向いています。大手カラオケチェーンが提供するものをはじめ、さまざまなアプリを使うことができ、最新の曲もすぐに歌うことができますが、アプリの月額料金がかかることがある点に注意してください。
「連動タイプ」はBluetoothでスマホやPCと接続し、オンラインで配信されている曲をダウンロードできます。最新曲から昔の曲までラインナップが多く、ワイヤレスという手軽さもあって、3タイプのなかではもっとも主流といえます。
ただし、操作が複雑だったり、接続不良が生じたりするケースもあります。購入前には口コミをチェックしておくといいでしょう。
手軽にカラオケを楽しめる「内蔵タイプ」
音楽/DTM/PCオーディオ 専門ライター
マイク本体に楽曲が内蔵されているタイプは、歌いたい曲が入っているならもっとも手軽に使えます。本体内蔵の曲は数が限られますが、曲の追加ができる場合もあります。どんな曲が追加できるかも確認しておきましょう。
「内臓タイプ」はカラオケの音源自体がマイクに内蔵されています。歌謡曲や童謡も収録されており、テレビに接続して映像を見ながら、家族や親戚とカラオケを楽しめます。家での練習用としてもおすすめ。
収録曲数は商品によって異なりますが、多いものでは数百曲が収録されたものもあります。メジャーどころが多い反面、マイナーな曲が少ないため、一人用として購入するには物足りないかもしれません。
パーティーが盛り上がる「 カートリッジタイプ」
音楽/DTM/PCオーディオ 専門ライター
曲を収録したカートリッジを取りつけるタイプは、カートリッジを取り換えれば色々な曲を歌えるのが便利です。
「カートリッジタイプ」は映像付きで曲を楽しむことができるので、大人数でのパーティーにおすすめです。また、J-POPやヒットソングなど大多数の人が知っている曲が多いので、みんなで盛り上がれるでしょう。しかし、違う曲を歌う場合は、都度カートリッジを交換しなければならないので、少し手間がかかります。
ワイヤレスは連続稼働時間をチェック
カラオケで楽しく盛りあがっているときに、いきなりバッテリーが切れてしまってはせっかくの楽しい時間がだいなしになってしまいます。ワイヤレスのカラオケマイクを選ぶときには、電源タイプをチェックするのはもちろん、連続稼働時間についてもチェックするようにしましょう。
充電するタイプであれば、使用前に充電することも忘れずに。
電源やその他の機能も確認
音楽/DTM/PCオーディオ 専門ライター
また、エコーやボイスチェンジャーといったエフェクトがあればいっそう盛り上がります。大勢で楽しみたいなら、これらの機能があるかどうかも確認しておきましょう。
録音機能・採点機能で歌声を上達させよう
カラオケや歌の練習でもっと上達させたいという方には、「録音機能」や「採点機能」がある商品がおすすめです。「録音機能」は、自分の歌声を客観的に聴くことができます。「採点機能」は点数で示されるので、練習のモチベーションにもつながりますよ。
エコー・LEDライトつきで雰囲気のある演出を
家族や友達とワイワイ楽しむなら、複数人で楽しめる機能が付いたカラオケマイクがいいでしょう。たとえば「エコー機能」が付いていれば、リアルなカラオケの臨場感を楽しめます。
「LEDライト付き」は、カラオケマイク自体にLEDが付いており、カラフルに光ります。また「デュエット機能」が付いていると2人同時に歌えるので、おうちカラオケがさらに盛り上がりますよ。
「大人数用」か「一人用」で選ぶ
大人数用
音楽/DTM/PCオーディオ 専門ライター
パーティーなどでも活躍するのがカラオケマイク。
LED照明が光るものなどは、大勢でのカラオケをさらに盛り上げてくれるでしょう。テレビに接続できるタイプなら、大画面で映像や歌詞を見ながらみんなで歌えますね。
一人用
音楽/DTM/PCオーディオ 専門ライター
一方、ひとりでじっくり歌いたい、歌の練習をしたい、という人には防音機能がついたものがおすすめです。口の周りをおおうカバーが音もれを防いでくれるので、ある程度大きな声で歌っても大丈夫。
また、練習の目的に向いているのが録音機能つきのタイプは、自分の歌を客観的に聴けるので、歌の上達に役立ちます。
電源タイプをチェック
カラオケマイクの使い勝手を左右するのが電源方式。ワイヤレスなら「乾電池式」か「充電式」、有線なら「ACアダプター」になります。使う場所や持ち運びするかどうかがポイント。
充電式・乾電池式
音楽/DTM/PCオーディオ 専門ライター
充電式なら電池交換の必要はありませんが、途中で充電が切れては困るので、連続駆動時間もチェックしておきましょう。
乾電池式は、交換用電池のランニングコストがかかりますが、万一の電池切れでもすぐに交換できます。すでにほかの機器でも充電池を使っている人なら、乾電池式が便利でしょう。
ACアダプター
音楽/DTM/PCオーディオ 専門ライター
ACアダプターなら使用時間の制限がないので、自宅でたっぷり歌いたい方におすすめです。一方、アウトドアなど外に持ち出すことはできません。外で使うなら充電式か乾電池式を選びましょう。
カラオケマイクのおすすめ10選
ここからは選び方のポイントをふまえて、音楽ライターの田澤 仁さんと編集部で選んだおすすめ商品を紹介します!

バンダイ『カラオケランキンパーティ』














出典:Amazon
タイプ | カートリッジタイプ |
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曲数 | 内蔵曲なし(カートリッジ使用) |
連続稼働時間 | - |
電源 | 単4×4(別売) |
その他機能 | テレビ出力、外部オーディオ入力、エコー、ボイスエフェクトなど |

DCT『カラオケ道場 DCT-300』














出典:Amazon
タイプ | 内蔵タイプ |
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曲数 | 300曲収録(追加可) |
連続稼働時間 | - |
電源 | ACアダプタ(付属) |
その他機能 | テレビ出力、マイク入力、録音・再生機能、採点機能、エコー調節機能、テンポ調節機能、音程調節機能 |
300の昭和・平成の名曲を歌いまくろう
昭和・平成の名曲を歌いまくりたい大人向けのカラオケマイクです。電源をつないでテレビに接続するだけで、イメージ映像と歌詞を見ながらカラオケを楽しむことができます。
内蔵の収録曲は300曲。演歌や歌謡曲、ニューミュージック、民謡、童謡まで幅広いジャンルの名曲が集められていて、さらに2万以上もの曲が追加用に用意されています。前奏や間奏をスキップする機能もあるので、待たずにどんどん歌いたい人に最適です。
また、指定した範囲を繰り返す機能や採点機能、音程チェック機能、録音機能もあるので、練習も効率よく行なえます。デュエット用の別売りマイクも用意されています。

Lulu LAB『i-karaマイク3』




















出典:Amazon
タイプ | スマホ・PC接続タイプ |
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曲数 | 収録曲なし(追加不可) |
連続稼働時間 | 連続5~8時間 |
電源 | 内蔵バッテリー |
その他機能 | Bluetooth接続、録音機能 |
スピーカー内蔵、スマホとつないで即カラオケ
カラオケアプリを使用する、手軽に使えるカラオケマイク。本体にスピーカーが2つ内蔵されているので、Bluetoothでスマホとワイヤレス接続するだけで、いつでもどこでも手軽にカラオケを楽しむことができます。
内蔵スピーカーでエコー効果をつけられるのもうれしいところ。また、歌声をmicroSDカードに録音する機能も搭載するので、練習にも役立ちます。
内蔵の充電池は連続で5時間以上使えるので、パーティやアウトドアなどさまざまな場所で活躍してくれます。スマホだけでなく、タブレットやPCでもBluetooth接続のオーディオ機器として幅広く使えますよ。

日本トラストテクノロジー『うるさくないカラOK!ミュートマイク2 Plus カラオケマイク』

出典:Amazon
タイプ | スマホ・PC接続タイプ |
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曲数 | 収録曲なし(追加不可) |
連続稼働時間 | 約2時間 |
電源 | 内蔵バッテリー |
その他機能 | ミュート機能 |
ひとりで練習するのにぴったりの防音タイプ
自宅での歌の練習に最適な、防音機能つきのカラオケマイクです。口の周りをすっぽりとおおう構造のミュートカップが付属していて、内部にある静音ウレタンが音を吸収してくれるので、周囲への音もれをかなり軽減してくれます。手持ちのイヤホンを接続すれば、マイクを通した自分の歌声を聴きながら歌うことができます。
PCやスマホのイヤホン/マイク端子に接続して使うタイプで、好きなカラオケアプリを使えるほか、動画サイトの曲に合わせて歌うこともできます。
マイクは2本まで接続できるので、マイク2本セットを購入すればふたりでデュエットすることもできますよ。

KEYNICE『カラオケマイク 高音質 ヒトカラ用 』


















出典:Amazon
タイプ | スマホ・PC接続タイプ |
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曲数 | 収録曲なし(追加不可) |
連続稼働時間 | 約10時間 |
電源 | 内蔵バッテリー |
その他機能 | Bluetooth接続、録音・再生機能、LEDライト、シャッタ機能 |
モバイルサービスジャパン『スマホ用 カラオケ ミニマイク(PC-10)』

出典:Amazon
タイプ | ー |
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曲数 | ー |
連続稼働時間 | ー |
電源 | ー |
その他機能 | イヤホン対応 |
佐藤商事『パーソナルカラオケ オン・ステージ ワイヤードタイプ(PK-84)』










出典:Amazon
タイプ | ー |
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曲数 | 800曲 |
連続稼働時間 | ー |
電源 | AC電源 |
その他機能 | レッスン機能 |
レボリューション『カラオケ一番 パーソナルカラオケマイク(YK-3009)』

出典:Yahoo!ショッピング
タイプ | ー |
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曲数 | 600曲 |
連続稼働時間 | ー |
電源 | AC電源 |
その他機能 | 採点・キー・テンポ・エコー・録音 |
佐藤商事『パーソナルカラオケ オン・ステージ お手軽タイプ(PK-FA01)』
















出典:Amazon
タイプ | ー |
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曲数 | 800曲 |
連続稼働時間 | ー |
電源 | AC電源 |
その他機能 | お手本ボーカル、歌詞スキップ機能、採点機能、音程バー表示機能、音程レッスン機能など |
KOKO『Bluetooth カラオケマイク』










出典:Amazon
タイプ | ー |
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曲数 | ー |
連続稼働時間 | 2〜3時間 |
電源 | ー |
その他機能 | エコー |
HIRO『カラオケマイク 』














出典:Amazon
タイプ | スマホ・PC接続タイプ |
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曲数 | なし |
連続稼働時間 | 約5時間 |
電源 | 内蔵バッテリー |
その他機能 | Bluetooth接続、ボーカル音源カット機能、エコー調節機能、LEDイルミネーション など |
Kmoveon『カラオケマイク』












出典:Amazon
タイプ | スマホ・PC接続タイプ |
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曲数 | なし |
連続稼働時間 | 8時間 |
電源 | 内蔵バッテリー |
その他機能 | LEDライト、イヤホンジャック、ボーカルレス機能、エコー、録音機能 など |
「カラオケマイク」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする カラオケマイクの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのカラオケマイクの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
周囲の迷惑にならないように 音楽ライターのアドバイス
音楽/DTM/PCオーディオ 専門ライター
カラオケでとくに意識しておきたいのが、周囲への迷惑にならないよう注意しておくことです。
いくら歌がうまくても、他人にとっては騒音に感じられることがあります。家庭はもちろん、キャンプなどアウトドアで楽しむ場合でも同様で、とくに大勢で楽しむ場合には歌声やカラオケの音量のほか、拍手や合いの手の大きさなどにも意識を払う必要があります。
また、ひとりでのカラオケの場合はイヤホンを使うことが多いので、自分で思っているより歌声が大きくなってしまいます。防音機能のあるマイクを使った場合でも、歌声はもれることがあるので、場所や時間帯、周囲の状況を考慮して楽しんでください。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2020/12/02 コンテンツ追加・修正のため記事を更新しました(マイナビおすすめナビ編集部 下田結賀子)
90年代にプロドラマーとして活動、その後、音楽ライターとして書籍、雑誌などの執筆を行なっている。 DTM、PCオーディオ関連の著書、DTMソフト、シンセサイザーの日本語マニュアル制作など多数。 Webでは2007年~2009年までサイトAll Aboutで「ロック」のガイドを務めたほか、音楽情報サイトBARKSでは国内外の数多くの有名アーティストのインタビュー、ライブ取材などを行なっている。 得意分野はAOR、ハードロック、フュージョン、80年代。