「高枝切りバサミ」のおすすめ商品の比較一覧表
高枝切りバサミの選び方
ここからは、高枝切りバサミを選ぶときのポイントをご紹介します。
用途に合わせて手動か電動かで選ぶ
高枝切りバサミは手動タイプと電動タイプがあります。高枝切りバサミを使う頻度や枝の種類、大きさや量に合わせてどちらかを選びましょう。
手軽に使いやすい手動タイプ
手動の高枝切りバサミは、軽量タイプが多く女性や高齢者の方でも取り扱いしやすいのが特徴です。伸びてきた細い枝を切りたいときなど、使いたいときにさっと出せて活用できます。
にぎって使うグリップ式のほか、はさみ状になっているハサミ式、ロープを引くと切れるロープ式があります。軽量性重視ならグリップ式、太い枝やかたい枝を切るときはハサミ式かロープ式を選びましょう。
使用頻度が高い、切る枝が多いなら電動機能
少ない力で太い枝を切ることができるのが電動タイプ。スイッチひとつのかんたん操作で、太い枝もらくに剪定することができます。充電式のコードレスタイプもあります。
そのいっぽうで、価格は高めで重量が重くなりがちです。なのでちょっとした枝の剪定なら手動タイプ、使用頻度が高い場合に電動タイプなど、使用シーンに応じて選んでください。
重量は1〜2kgまでが目安
高枝切りバサミは両手で持って高枝に向かってハサミを伸ばすので、軽さは選ぶ際の重要なポイントになります。
金属のなかでも比較的軽いアルミ製や、軽くて強いカーボン製などがあるので、使用するシーンに合わせて商品を選んでください。
本体重量の目安ですが、女性や高齢者なら1kgまで、男性なら2kgまでです。2kg以上の商品もありますが、男性でも使用時に重く感じます。
切りたい木に合うものを選ぼう
高枝切りバサミは商品によって届く範囲やハサミの形状が異なります。実際に切りたい木に合ったものを選びましょう。
切りたい木の高さを確認
高枝切りバサミは長ければ長いほどよいというわけではありません。長く伸びれば高いところまで切ることができますが、そのぶん重さが増えて使用しづらくなってしまいます。
また、高枝切りバサミを使うときは、上を向きながらの作業となるためバランスが取りづらい体勢となります。長すぎても短すぎてもうまく切れず危険ですので、切りたい木の高さにあった長さの高枝切りバサミを選びましょう。
どれくらいの太さの枝が切れるか確認
高枝切りバサミは、一般的に直径10〜40mmの枝を切ることができます。「生木切断能力」などの表記で記載されている数値を目安に選んでください。左右で形状の違う刃を組み合わせている剪定タイプのハサミは、切れ味がよくとても使いやすいです。
さらに太い枝を切る場合には、先端にのこぎりを取りつけられるタイプもあります。脚立を使うと足場が安定せず危険な場所でも、のこぎりつきのものなら安全に作業ができます。
その他の便利な機能もチェック
高枝切りバサミには、ハサミで枝を切る以外にもいろいろな機能があります。剪定や作業がより便利におこなえる機能もチェックしてみましょう。
枝が落ちない、果樹にも使えるキャッチ機能
キャッチ機能つきの高枝切りバサミは、ハサミの側面に切った枝を掴めるすべりどめつきの金具がついているので、枝を下に落とすことなくその場でキャッチできます。道路に面した木などを剪定するとき、高いところに実った果物などを収穫するときに安心して使うことができます。
枝を落としても問題ないときとそうでないときで使い分けしたい場合は、キャッチ用の金具を取り外しできる商品が便利です。
スプレー缶を取りつけられる機能
高枝切りバサミのなかには、柄の部分にスプレー缶を取りつけられるものがあります。害虫駆除用のスプレーを取りつければ、枝の剪定をしながら木の上の害虫対策を行なうことができます。
また、スプレータイプの塗料を取りつければ、屋根や壁の上部など、高所の塗装作業にも使うことができて便利ですね。
切り残しも減る首振り機能
枝の少ない木や、細い木なら固定式のハサミでもじゅうぶんですが、枝がたくさんある木や切りづらい場所にある枝を剪定する場合などは、先端のハサミが回転する首振り機能つきが便利です。
ハサミの角度を変えながら枝を切れるので、固定式では切り残してしまう部分もしっかり剪定することができます。
刃の仕様も確認
高枝切りバサミは切れることはもちろんですが、切れ味が持続することも大切です。また、替刃が購入できるかも確認してください。
安価な商品は、刃の素材が悪かったり、焼きがあまい場合があります。刃が悪いとすぐに切りにくくなります。
フッ素樹脂加工した刃はヤニがつきにくいですが、ヤニがついたら専用クリーナーを使ってクリーニングしてください。
収納時の場所とサイズも考えましょう
高枝切りバサミを購入するとき、ついつい長めの商品を選びがちです。収納する場所を考えて長さを決めましょう。伸縮式のものなら、最大サイズはもちろん最小サイズも確認のこと。
また、先端にノコギリを装着できるタイプなら、装着時の全長も確認するようにしてください。
なお、伸縮がスムーズにおこなえるかどうかも大切なポイントです。忘れずにチェックしてください。
高枝切りバサミおすすめ20選 高い場所でも楽にカット
ここまでに紹介した、高枝切りバサミの選び方のポイントをふまえて、高枝切りバサミ20選をご紹介していきます。ぜひ参考にしてみて下さい。

アルスコーポレーション『超軽量3本伸縮式高枝鋏 ライトチョキダブルズームコンパクト 150ZZ-2.8-6D』












出典:Amazon

藤原産業『千吉 伸縮式太枝切鋏 SGLP-8』

出典:Amazon

アルスコーポレーション『超軽量プロ用高枝鋏 カーボンチョキ 剪定タイプ 180PCC-1.8D』

出典:Amazon

ムサシ『太枝スイスイ 335』

出典:Amazon

ムサシ『すご腕プッシュカット 3段式 アンビル刃 531』
































出典:Amazon
藤原産業『E-Value 伸縮式高枝切鋏(鋸つき) EGLP-1』














出典:Amazon
アルスコーポレーション『超軽量高枝鋏 ライトチョキ 150S-1.8D』








出典:Amazon
ムサシ『スウィングジュニア 377』














出典:Amazon
藤原産業『千吉 軽量伸縮高枝切鋏2段 SGLP-13』












出典:Amazon
藤原産業『E-Value 高枝切鋏グラスファイバー EG-1530』














出典:Amazon
ニシガキ工業『のびのび枝切り 3.0M N-128』

出典:Amazon
DAISHIN『超軽量高枝切鋏 ミニフィット』














出典:Amazon
高儀『アースマン 電動高枝切鋏 GSS-144SLiA』














出典:Amazon
ユーエム工業『シルキー ハヤテ4段 372-42』

出典:Amazon
ニシガキ工業『高枝切鋏 ロング剪定鋏 1.0M N-110-1.0』












出典:Amazon
ホシノ『高枝切りはさみ(鋸刃・スプレー缶取りつけ付)』










出典:Amazon
Aeon hum『伸縮式高枝鋏』
















出典:Amazon
ガルデナ『高枝切りばさみ』






















出典:Amazon
ガーデンヘルパー『高枝切りバサミ』

出典:Amazon
ガルデナ『スリムカット』


















出典:Amazon
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 高枝切りバサミの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの高枝切りバサミの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
軽さと操作性で選ぶのがおすすめ ガーデニング研究家からのアドバイス
ガーデニング研究家
高枝切りバサミは、日常とは違った姿勢で使用します。また、本体を伸ばして長い状態で使うので、「軽さ」と「操作性」を優先させてください。
安価な商品もありますが、刃が脆かったり、本体にぐらつきが出てくるものもありますので、極端に安い価格のものは避けたほうが無難でしょう。
長さも大切ですが、刃の仕様や替刃が購入できるかも確認しておくと安心。ご自宅の収納場所に適した商品を選んで、安全快適で長期使用が可能な高枝切りバサミを見つけてください。
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用途に合った最適な一本を
ガーデニング研究家であるはたあきひろさんへの取材をもとに、高枝切りバサミの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。
高枝切りバサミは、脚立を使わず地上から枝の手入れができる便利なツールです。ご自身の用途に合った高枝切りバサミには、どんな性能や機能が必要なのかを知ることがスタートです。
長さや重さは当たり前ですが、キャッチ機能、首振り機能、ハサミの種類、ノコギリの有無などなど。安全かつかんたんに庭木の剪定ができる最適な1台を見つけてください。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
1967年生。兵庫県西宮市出身。1991年に大手住宅メーカーに入社し、研究所(造園研究室)、マンション事業、本社設計部などを経験。現在は独立し、人と人、人と自然の繋がりを大切にし、毎日丁寧に暮らすことを提案する『庭暮らし研究所』を設立。 奈良市で草屋根の家に暮らしながら、家族5人分のお米と野菜をつくり、自給生活を送る。NHK総合テレビ「ぐるっと関西おひるまえ」では、野菜づくり講師として10年間毎月出演。NHK出版WEBサイト「みんなの趣味の園芸」でブログ担当。YouTubeチャンネル「園芸研究家はたさんの野菜づくりチャンネル」を発信。