GoProとは
「GoPro」とは、もともと探検などに使用するヘルメットカメラを販売していたGoPro社がリリースしているデジタルカメラブランド。
人気のアクションカメラのひとつで、マリンスポーツ、スノーボード、クライミングやバイクなど、激しいスポーツやアクティビティでの撮影によく用いられます。テレビ番組のロケシーンや動画コンテンツなどで使用場面をよく見かけるので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
GoProの大きな特徴として、以下の2つがあげられます。
・サイズが小さい
・すぐれた防水防塵性能(耐久性)を備えている
GoProは手の平サイズでコンパクト。超軽量で持ち運びしやすく、ヘルメットや体などに取り付けて使うこともできるウェアラブルカメラです。
本体は小さいですが、広範囲の撮影に強い広角レンズを採用。サーフボードやドローンなどに取り付けて、臨場感あるシーンを撮ることもできます。
本来、カメラは精密機器のため耐衝撃性や水滴などに弱い構造をしています。しかし、GoProは防水防塵性能を備えているので、陸海空、使う場所を問わずに動きのあるシーンを撮影できます。
【動画】GoPro HERO7 VS. 中華製カメラの性能比較 実際の画質・手ぶれ補正・フレームレート・音声をチェック!
下の動画では、『GoPro Hero 7』と中華製カメラ(2,700円相当)の性能を比較しました。さすがのGoProに対して中華製カメラも侮れない結果となりました。高性能で選ぶかコスパで選ぶか、選ぶときの参考にしてみてください。
GoProの選び方
ここからはGoProを選ぶときのポイントを紹介します。どのGoProにしようか迷っている方はぜひ参考にしてください。ポイントは下記の5点です。
【1】シリーズ
【2】手ぶれ補正機能
【3】防水機能搭載モデル
【4】フレームレート
【5】その他の機能
【1】シリーズをチェック
GoProの現機種は、年々進化を遂げているHEROシリーズと、360度撮影を可能にしているGoProMAXの系統に分けられます。
常に進化を続けるGoPro HERO
出典:マイナビおすすめナビ
出典:マイナビおすすめナビ
GoProの主力シリーズで、HERO8・HERO9・HERO10・HERO11のモデルがあり、新機種が出るごとに性能やスペックがアップ。最新機種はGoPro HERO11です(2023年7月時点)。
HERO8以前のモデルで、HERO7、HERO6、HERO Sessionなど、中古品も含めて買えるネットショップもあります。
360°撮影ができるGoProMAX
HEROシリーズの基本的な機能に加え、360°撮影、コンテンツ作成を可能にしているのがしているのがGoProMAX。パノラマ撮影や個性的・独創的な映像を撮りたい人向け。スマホアプリでの編集もできます。
MAX以前の型落ち機種で360°撮影ができるFusionシリーズがあり、中古品を含めて買えるネットショップもあります。
【2】手ブレ補正機能をチェック
スポーツや旅行シーンで用いる人が多いアクションカメラですが、手で持って撮影するうえで必要となってくるのが映像の揺れを抑える手ブレ補正機能。
HERO7で「HyperSmooth」という手ブレ機構が搭載され、上下左右のブレがかなり軽減されました。モデルによってバージョンが異なり、最新のHERO11ではHyperSmooth 5.0となっています。HERO10では4.0、HERO9では3.0、MAXではMAX HyperSmoothです。高性能を求めるなら、最新式をチェックしてみてください。
【3】防水機能をチェック
ゴープロは本体自体に防水性能があり、詳細は下記のとおり。なお、ゴープロのオリジナルのハウジングを装着することで、さらに防水性を高めることができます。カッコ内はその値です。
▼HERO11:防水10m(60m)
▼HERO10:防水10m(60m)
▼HERO9:防水10m(60m)
▼MAX:防水5m(-)
▼HERO8:防水10m(60m)
▼HERO7:防水10m(60m)
▼HERO6:防水10m(60m)
▼HERO Session:防水10m(-)
▼Fusion:防水5m(-)
【4】フレームレートをチェック
フレームレートとは、1秒間のコマ数のこと。高画質を求めるなら、フレームレートに注目しましょう。4K動画も手軽に撮影できるフレームレート60fpsに対応している機種を選ぶのがよいでしょう。
常に高画質にしておくとデータが重くなり、編集が大変になります。データを重くせず滑らかな映像を残すには、フレームレートの設定がポイントになります。
【5】そのほかの機能をチェック
GoProには、音声起動やタッチディスプレイでの操作、アプリを使ったモバイル端末での操作など、さまざまなプラスアルファ機能を使えるモデルがあります。
スマホへの自動取り込みなどの便利な機能があるものや、GoPro専用のドローン対応機種もあります。アタッチメントやアクセサリーもいろいろあるので、自分の使い方に合うものを選びましょう。
GoProおすすめ11選
GoProの選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品をいくつかご紹介します。欲しいと思う機能や形の商品があれば、ぜひ参考にしてみてください。
高い画質と大幅に向上したバッテリー駆動時間
SDカードが付属したHERO12です。バッテリー駆動時間が大幅に向上した本製品は電源管理機能の改良により、5.3K60ビデオの録画時間が70分になっている点が特徴!高度なビデオブレ補正と高い画質を備えているこのカメラは、実際の色を忠実に再現した活き活きとした映像を撮ることができる優れものだということができるでしょう。水深10mまでの防水に対応しているため、海や川などでも幅広く利用ができる点も嬉しいポイントです。
シリーズ | HERO |
---|---|
画質 | 5.3K60 |
ビデオ安定化(ブレ補正) | あり |
防水性能 | 10m |
ボイスコントロール | - |
重量 | ‐ |
シリーズ | HERO |
---|---|
画質 | 5.3K60 |
ビデオ安定化(ブレ補正) | あり |
防水性能 | 10m |
ボイスコントロール | - |
重量 | ‐ |
豊富な機能をそろえたクリエーションツール
HERO12のクリエイターエディションです。プロレベルの5.3Kビデオが楽しめる本製品は、ハイダイナミックレンジビデオが5.3Kと4K60で利用可能!ビデオから写真を24.7MPで切り出したり、2.7Kで8倍スローモーションを撮影できる点にもご注目ください。過酷な環境にも耐えられるこのカメラで、様々なタイプのコンテンツを撮影してみてはいかがでしょうか。
シリーズ | HERO |
---|---|
画質 | 5.3K60 |
ビデオ安定化(ブレ補正) | HyperSmooth6.0 |
防水性能 | 10m |
ボイスコントロール | - |
重量 | 1.22kg |
シリーズ | HERO |
---|---|
画質 | 5.3K60 |
ビデオ安定化(ブレ補正) | HyperSmooth6.0 |
防水性能 | 10m |
ボイスコントロール | - |
重量 | 1.22kg |
手ブレ補正ほか機能がアップデートした新モデル
見た目やサイズは「HERO10」と同様ながら、スペックで大きな進化を遂げています。大型のイメージセンサーを搭載し、アスペクト比8:7にも設定が可能なほか、手ブレ補正も「HyperSmooth 5.0」にバージョンアップ。水平ロック機能は本体が360度回転しても水平画面を維持してくれます。
また、新しいナイトエフェクトとして、星空の軌道を撮影できる「スタートレイル」、光のブラシが書ける「ライトペインティング」、光跡が撮影できる「ライトトレイル」が加えられています。
シリーズ | HERO11 |
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画質 | 5.3K |
ビデオ安定化(ブレ補正) | HyperSmooth5.0 |
防水性能 | 10m |
ボイスコントロール | あり |
重量 | 154g |
シリーズ | HERO11 |
---|---|
画質 | 5.3K |
ビデオ安定化(ブレ補正) | HyperSmooth5.0 |
防水性能 | 10m |
ボイスコントロール | あり |
重量 | 154g |
小型&軽量! 機動性の高さが魅力
HERO11の基本的な機能はそのままに、小型&軽量化したアクションカメラ。ほかにHERO11と大きく異なるのは、写真撮影ができない点と液晶モニターがない点です。外部マイクを接続することもできません。
デメリットが多いように感じるかもしれませんが、手のひらサイズでポケットに入れても邪魔にならないので、気軽にパッと取り出して撮影したいという用途には最高です。
シリーズ | HERO11 |
---|---|
画質 | 5.3K |
ビデオ安定化(ブレ補正) | HyperSmooth 5.0 |
防水性能 | 10m |
ボイスコントロール | あり |
重量 | 133g |
シリーズ | HERO11 |
---|---|
画質 | 5.3K |
ビデオ安定化(ブレ補正) | HyperSmooth 5.0 |
防水性能 | 10m |
ボイスコントロール | あり |
重量 | 133g |
HERO11に付属品がセット!
本体はHERO11と一緒ですが、撮影に便利な付属品がセットになった製品です。付属内容は、ハンドグリップ、マウントオプション、ライト、マイクなどでいろんなシーンに対応するので、あとからいろいろ買い揃えるのが面倒という人にぴったり!
ハンドグリップにはバッテリーを搭載しているので、約4時間ほど撮影し続けることにも対応します。
シリーズ | HERO11 |
---|---|
画質 | 5.3K |
ビデオ安定化(ブレ補正) | HyperSmooth5.0 |
防水性能 | 10m |
ボイスコントロール | あり |
重量 | 153 g(本体重量) |
シリーズ | HERO11 |
---|---|
画質 | 5.3K |
ビデオ安定化(ブレ補正) | HyperSmooth5.0 |
防水性能 | 10m |
ボイスコントロール | あり |
重量 | 153 g(本体重量) |
新しいプロセッサーを搭載する上位機種
プロセッサー「GP2」を搭載する「HERO10」は、従来の2倍のフレームレートでの5.3Kでのビデオ撮影、23MPの写真撮影ができるハイスペックモデル
です。
手振れ性能がさらにアップした「HyperSmooth 4.0」、10mまで対応可能な防水性能、大容量1720mAhの長時間駆動バッテリーなど、速さと使いやすさを両立した進化をとげています。
クラウド接続にも対応しており、コンテンツを自動的にクラウドストレージにアップロードできる点もポイントです。
シリーズ | HERO10 |
---|---|
画質 | 5.3K/4K/2.7K |
ビデオ安定化(ブレ補正) | あり |
防水性能 | 10m |
ボイスコントロール | あり |
重量 | 153g |
シリーズ | HERO10 |
---|---|
画質 | 5.3K/4K/2.7K |
ビデオ安定化(ブレ補正) | あり |
防水性能 | 10m |
ボイスコントロール | あり |
重量 | 153g |
耐久性・防水性能・遊び心満載の機能を搭載
「HERO9」は、最大5Kの画質でズームインを鮮明に映すことができます。写真は「SuperPhoto」を使うことで、画像処理を自動的に行い、美しく最適な写真に仕上げてくれます。
バッテリーは1720mAhと大容量。HERO8と比べて最大30%向上しています。手振れ補正は「HyperSmooth3.0」、「Time Warp」も「Time Warp3.0」に進化。撮影中にハーフスピードにしたり音声を入れたりすることができ、魅力的な映像を撮ることが可能です。
シリーズ | HERO9 |
---|---|
画質 | 5K/4K/2.7K |
ビデオ安定化(ブレ補正) | あり |
防水性能 | 10m |
ボイスコントロール | あり |
重量 | 158g |
シリーズ | HERO9 |
---|---|
画質 | 5K/4K/2.7K |
ビデオ安定化(ブレ補正) | あり |
防水性能 | 10m |
ボイスコントロール | あり |
重量 | 158g |
手軽に持ち運べるコンパクトサイズ!
手のひらサイズのコンパクトな大きさで軽量なので、持ち運びに便利なのが特徴です。
最大画素数は800万画素で、毎秒60フレームでの撮影が可能。ハウジングなしで、水深10mまで防水対応しています。
価格も控えめで小型ボディが魅力なので、とにかく手軽に持ち運びたいという方向けの機種でしょう。
シリーズ | HERO Session |
---|---|
画質 | 1440p30/1080p60 |
ビデオ安定化(ブレ補正) | - |
防水性能 | 10m |
ボイスコントロール | あり |
重量 | 74g |
シリーズ | HERO Session |
---|---|
画質 | 1440p30/1080p60 |
ビデオ安定化(ブレ補正) | - |
防水性能 | 10m |
ボイスコントロール | あり |
重量 | 74g |
手ブレ補正機能を強化し、迫力満点の映像を記録
手ブレ補正機能が強化されており、アクションショット撮影などで迫力のある映像を記録できます。前面マイクで、自撮り撮影時もキレイに録音できます。
撮影の前後1.5秒を静止画で記録、ショットとしてか、4Kビデオクリップとしてシェアできます。14種類の温泉コマンドで操作が可能です。また、スーパーフォト機能とHDR撮影性能でより鮮やかな静止画の撮影が可能です。
シリーズ | HERO8 |
---|---|
画質 | 4K60/1080p240 |
ビデオ安定化(ブレ補正) | HyperSmooth 2.0 |
防水性能 | 10m |
ボイスコントロール | あり |
重量 | 126g |
シリーズ | HERO8 |
---|---|
画質 | 4K60/1080p240 |
ビデオ安定化(ブレ補正) | HyperSmooth 2.0 |
防水性能 | 10m |
ボイスコントロール | あり |
重量 | 126g |
臨場感あふれる6Kの360°映像が撮影できる
3つのカメラで臨場感あふれる6Kの360°映像撮影ができます。しかも、切り替え可能なデジタルレンズで大切な瞬間のショットを逃しません。
再生・編集・シェアも、スマホ操作ができます。360°モードやHEROモードを活用すれば、なめらかなタイムラプス映像を録画できます。
シリーズ | MAX |
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画質 | 5.6K30/1440p60&1080p60 |
ビデオ安定化(ブレ補正) | Max HyperSmooth |
防水性能 | 5m |
ボイスコントロール | あり |
重量 | 154g |
シリーズ | MAX |
---|---|
画質 | 5.6K30/1440p60&1080p60 |
ビデオ安定化(ブレ補正) | Max HyperSmooth |
防水性能 | 5m |
ボイスコントロール | あり |
重量 | 154g |
360°の撮影に対応
360°の撮影に対応したアクションビデオカメラ。水深5mまでの防水に対応しているため、海や川などでも幅広く利用ができます。
360°で撮影した映像を従来型のビデオや写真に変換が可能です。360°で撮影する動画は、他のアクションカメラでは体験できない臨場感を味わうことができます。
ちょっと変わった動画を撮りたい、という人におすすめしたいGoProです。
シリーズ | Fusion |
---|---|
画質 | 5.2K30 |
ビデオ安定化(ブレ補正) | - |
防水性能 | 5m |
ボイスコントロール | あり |
重量 | ‐ |
シリーズ | Fusion |
---|---|
画質 | 5.2K30 |
ビデオ安定化(ブレ補正) | - |
防水性能 | 5m |
ボイスコントロール | あり |
重量 | ‐ |
「GoPro」のおすすめ商品の比較一覧表
【ランキング】通販サイトの最新人気! GoProの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのGoProの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【関連記事】GoProに関するその他のおすすめ記事
【まとめ】エキスパートのアドバイス
過酷な場所での撮影はバッテリーへの負担も大きい
アクションカムは過酷な場所で撮影することが多くなります。直射日光の当たる場所や、極寒な場所など、温度差の激しいシーンでは、バッテリーへの負荷が高くなります。
途中で、バッテリー切れになったときに備えて、予備バッテリーは用意しましょう。
◆Amazonや楽天を始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しており、当記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されます。◆記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆アンケートや外部サイトから提供を受けるコメントは、一部内容を編集して掲載しています。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。