ガメイ種ワインおすすめ5選|ボジョレー、ロゼなど!辛口、甘口評価も!

ガメイ種ワインおすすめ5選|ボジョレー、ロゼなど!辛口、甘口評価も!

日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートの石関華子さんにガメイ種のワインおすすめ5選と選び方を教えてもらいました。ガメイ種とは赤ワイン用のブドウ品種のひとつで、フルーティーで軽めの赤ワインを生み出します。この記事では、そのガメイ種を使ったワインのなかから厳選した商品をご紹介します。ぜひお気に入りの一本を見つけてください。


目次

この記事を担当するエキスパート

日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート
石関 華子
埼玉県出身、高知県在住。一児の母。慶應義塾大学文学部仏文科卒。三越日本橋本店の洋酒担当を経てワインやビール、ウィスキーなどの洋酒全般の知識を培い、2016年、J.S.Aワインエキスパートの資格を取得。 現在はOffice Le Lionの代表として、高知県内のワイナリーのアドバイザーやワイン検定の講師を務める一方、ワインに関連する記事やコラム等の執筆も多数手がけています。2019年、日本ソムリエ協会高知支部副支部長に就任。

マイナビおすすめナビ編集部

担当:食品、ドリンク・お酒、スポーツ・自転車
沼田 裕貴

主に「食品」「ドリンク・お酒」「スポーツ・自転車」を担当する40代編集者。好奇心旺盛で「何事にもまずは試してみる」をモットーにしてる。最近は格闘技好きが高じて、ボクシングや柔術を習っている。休日はスーパーでお買い得品を探すのも趣味。新商品には目がないので、ついつい買いすぎてしまうのが悩み。

◆本記事の公開は、2020年01月28日です。記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆価格、送料、納期やその他の詳細については、商品のサイズや色等によって異なる場合があります。◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆広告は「PR」と表記し明確に区別しています。

ガメイ種ワインの特徴とは?

 
日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート:石関 華子

日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート

「ボジョレー・ヌーヴォー」に代表されるガメイですが、年間を通して楽しめるおいしいものがたくさんあります。また、ガメイのワインは渋みが穏やかで軽やかなため、赤ワイン入門や、赤ワインの苦手な方にもピッタリなワインといえます。

やはりフランスのボジョレー地区なので、まずはボジョレー地区のものから試し、そこからロワール地方やスイスなど、産地を広げていくのがおすすめです。そうすれば、より一層ガメイの魅力や奥深さに気づくことができるでしょう。

ガメイ種のワインの選び方

日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートの石関華子さんに、ガメイ種のワインを選ぶときのポイントを教えてもらいました。

産地ごとの特徴で選ぶ

ボジョレーのブドウ園
Pixabayのロゴ
ボジョレーのブドウ園
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毎年11月の第3木曜日に解禁される「ボジョレー・ヌーヴォー」。ガメイの生産量が高いのはブルゴーニュ地方南端のボジョレー地区、ついでロワール地方トゥーレーヌ地区です。

フランス国境に近いスイス・ヴァレー州などでも栽培されています。ここではガメイ種ワインの、産地での選び方を解説します。

「ボジョレー・ヌーボー」スタイルを好むならボジョレー産を選ぶ

ガメイの代表的な産地と言えば、やはりフランスのブルゴーニュ地方のボジョレー地区です。

そのため、はじめてガメイのワインに挑戦する方や、典型的なガメイのワインが味わってみたいという方は、まずはボジョレー地区のものを選ぶといいでしょう。

ガメイ種のブレンドワインならボジョレー以外の地域も試そう

 

ボジョレー地区のガメイのワインをすでに飲んだことがあるという方や、ちょっと変わったガメイのワインが飲んでみたいという方は、ロワール地方やスイスなど、ボジョレー地区以外の産地のガメイのワインに挑戦してみるのもおすすめです。

ガメイのみでつくられたワインは、トゥーレーヌ・ガメイ。しかしロワール地方では、ほかの品種とブレンドされたガメイ種ワインがほとんどです。スパークリングワインもガメイ種からつくられています。

ロゼやスパークリングワインという選択肢もあり

 

フレッシュでフルーティーな味わいがガメイ種ワインの特徴です。カジュアルに楽しめる若いガメイの特徴を生かした、ロゼやスパークリングワインもぜひ試してみましょう。

ロゼやスパークリングワインは軽快な味わいに加え、見た目に華やぎがあるのがポイント。パーティーや特別な日にぴったりなチョイスです。パーティーシーズンのテーブルを飾るのにふさわしい1本といえるでしょう。

生産者から選ぶ

日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート:石関 華子

日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート

同じ産地のガメイのワインでも、生産者ごとにワインの個性は変わってくるので、生産者に注目して選ぶというのもいいでしょう。たとえば、この記事で紹介している「ジョルジュ・デュブッフ」は、醸造家(じょうぞうか)として比類ない才能を発揮し、「ボジョレー・ヌーヴォー」を世界に広めたことから、「ボジョレーの帝王」と呼ばれる実力者。

一方、「ポール・ボーデ」は1869年からボジョレーでワイン造りをおこなってきた、伝統のある生産者。極力、農薬を減らしてブドウを栽培する「リュット・レゾネ」にも取り組んでいます。

このように、生産者ごとに異なる特徴やヒストリーに注目しながらワインを選ぶと、ワインの奥深さを一層感じられるでしょう。

ボジョレー地区の格付けで選ぶ

 

180年以上のワイン造りの歴史がある名門生産者が手掛ける『ボジョレー・ヴィラージュ』。フルーティな味わいの奥に、しっかりとした骨格と複雑味も感じられる赤ワインです。

日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート:石関 華子

日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート

ボジョレー地区のワインには独自の格付けが存在するため、格付けから選ぶというのもおすすめです。ボジョレー地区で最も高い格付けは「クリュ・デュ・ボジョレー」。とくにすぐれたワインを生み出すボジョレー地区の10の村で生産されるワインが該当します。

その次が「ボジョレー・ヴィラージュ」。指定された約39の村で造られたワインが、これを名乗ることができます。

そのほかのボジョレー地区全域で造られたものが「ボジョレー」。格付けとしては最も下になりますが、価格も手ごろで、コストパフォーマンスが高いものもたくさんあります。

なお、贈り物には「ボジョレー・ヴィラージュ」以上の格付けのものを選ぶといいでしょう。

長期熟成可能なガメイ種ワインにも注目!

 

若いうちに飲むフルーティーなワインというイメージがボジョレーにはあります。しかし長期熟成できる「別格」と称されるほど品質の高いガメイ種ワインを生産している地域が、クリュ・デュ・ボジョレーです。

ボジョレー地区の北部に位置し、ガメイ栽培にぴったりな花崗岩を基盤とした丘陵地帯が広がっています。この地区のガメイ種ワインは、タンニンも豊富で複雑で深い味わいをうみだすのが特徴です。

ガメイ種ワインのおすすめ5選 ワインエキスパートが厳選

ここまで紹介した、ガメイ種のワインの選び方のポイントをふまえて、日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートの石関華子さんに選んでもらったおすすめ商品をご紹介します。

エキスパートのおすすめ

アルベール・ビショー『ボジョレー・ヴィラージュ』

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日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート:石関 華子

日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート

名門生産者が手掛けるボジョレー・ヴィラージュ

ガメイの個性がよくわかるワインをお探しの方におすすめの1本が、アルベール・ビショーが手掛ける「ボジョレー・ヴィラージュ」です。アルベール・ビショーは、ボジョレー地区が含まれるブルゴーニュ地方で、180年以上のワイン造りの歴史がある名門生産者。各地区の個性を表現することに重きを置いたワイン造りをおこなっている生産者です。

このワインの格付けは、ボジョレー地区で2番目に高い「ボジョレー・ヴィラージュ」。ガメイ種のフレッシュかつフルーティな特徴がよく表れており、同時にしっかりとした骨格と複雑味も感じられます。ガメイの個性を味わってみたい、という方にはうってつけの1本です。

デ・ボルトリ『ラ・ボエム アクト フォー シラー ガメイ』

ガメイとシラーのブレンドを堪能できる上級なワイン

オーストラリアを代表するファミリーワイナリー「デ・ボルトリ社」が手がけたガメイ種ワイン。ビストロワインをお探しならぜひお試しあれ。冷涼な気候で知られるヤラ・ヴァレーで生まれたブドウの味わいに、土っぽさを感じさせる骨格のあるワインです。

魅力的なアルフォンス・ミュシャのラベルやヴィーガン認証を受けているのも購買意欲をそそります。

ウヴァヴァン『ガメイ ヴァン スイス』

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奥行きのあるスイス産のガメイ種を味わえる

「消費者の期待に応えられる、スイスを象徴するワイン」を目指す、生産者の共同組合が発売しているガメイ種ワイン。ガメイ種のみで醸造されているので、フランス・ボジョレーとスイスのガメイ種ワインの違いを知ることができます。

ハーブ、紅茶、シャンピニオンなどの複雑なニュアンスも堪能できるスイスワイン。フルーティーで軽快なガメイ種ワインは、辛口に仕上がっています。

マルセル・ラピエール『モルゴン』

マルセル・ラピエール『モルゴン』 マルセル・ラピエール『モルゴン』
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自然派のコストパフォーマンスにすぐれたワイン

フランス自然派ワインの礎を築いたマルセル・ラピエールは、巨匠ともいえる存在です。その村や畑固有の酵母にこだわっており、化学肥料、除草剤や殺虫剤を使わない自然な農業を実践しています。

農薬を使用せずに育てられたブドウを自然酵母で発酵させたワインは、人の心を動かすほどの味わいです。この機会に自然派ガメイ種ワインの魅力をぜひ堪能しましょう。

ロロン エ フィス『ガメイ シラー』

ロロンエフィス『ガメイシラー』 ロロンエフィス『ガメイシラー』
出典:楽天市場 この商品を見るview item

珍しいガメイとシラーのブレンド

ガメイとシラーという2種類のぶどうをブレンドして作られた、珍しいタイプの赤ワインです。

ボージョレ・ヌーボーの原料として知られ、香りや味が柔らかなガメイと、スパイシーでパワフルな風味が特徴のシラー。その2つが合わさることで、他のワインにはない味わいを楽しめます。

「ガメイ種ワイン」のおすすめ商品の比較一覧表

画像
アルベール・ビショー『ボジョレー・ヴィラージュ』
デ・ボルトリ『ラ・ボエム アクト フォー シラー ガメイ』
ウヴァヴァン『ガメイ ヴァン スイス』
マルセル・ラピエール『モルゴン』
ロロン エ フィス『ガメイ シラー』
商品名 アルベール・ビショー『ボジョレー・ヴィラージュ』 デ・ボルトリ『ラ・ボエム アクト フォー シラー ガメイ』 ウヴァヴァン『ガメイ ヴァン スイス』 マルセル・ラピエール『モルゴン』 ロロン エ フィス『ガメイ シラー』
商品情報
特徴 名門生産者が手掛けるボジョレー・ヴィラージュ ガメイとシラーのブレンドを堪能できる上級なワイン 奥行きのあるスイス産のガメイ種を味わえる 自然派のコストパフォーマンスにすぐれたワイン 珍しいガメイとシラーのブレンド
生産地 フランス/ボジョレー地区 ヤラ・ヴァレー(オーストラリア) ヴォー州(スイス) ボジョレー・モルゴン フランス
生産者 アルベール・ビショー デ・ボルトリ社 ウヴァヴァン マルセル・ラピエール ロロン エ フィス
タイプ 赤/ライトボディ 赤/ミディアムボディ 赤/ミディアムボディ 赤/ミディアムボディ
アルコール度数 12.5% 14% 13% -
内容量 750ml 750mL 750mL 750mL 750ml
商品リンク

通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ガメイ種ワインの売れ筋をチェック

楽天市場でのガメイ種ワインの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

楽天市場:ガメイ,辛口 赤ワインランキング

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

おすすめのワインをさらに紹介

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企画/制作/編集:マイナビおすすめナビ編集部

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