M.2 SSDヒートシンクおすすめ8選|コンパクト・冷却効果のあるモデルを紹介

Silver Stone『SST-TP02-M2』
出典:Amazon

M.2(エムドットツー)は、拡張カードにおける拡張端子の規格。M.2規格を接続端子としたSSD、M.2 SSDはコンパクトで速度が速いのですが、発熱も多くなります。

温度が上がりすぎると熱暴走やシャットダウンを引き起こす危険性があり、自動的に速度を落とす「サーマルスロットリング」という保護機能が付いている製品もあります。

つまり、快適にSSDを使うためには、冷却効果の高いヒートシンクを選ぶ必要があるのです。

本記事では、M.2 SSDヒートシンクの選び方やおすすめ商品をご紹介。さらに記事後半には、通販サイトの口コミや評判、最新人気ランキングやスペック比較表もありますので、ぜひチェックしてみてください。


目次

IT&家電ライター
秋葉 けんた

編集プロダクション「マイカ」所属のIT&家電専門ライター。 スマホやパソコン、ストレージ、ネットワークなどIT全般のみならず、家電についての執筆実績が多い。書籍、雑誌、新聞、業界誌やWebコンテンツなど、様々な媒体に記事を提供している。 また、広告やカタログ、導入事例といったB2Bの営業支援ツール制作にも携わる。IT系、家電を中心にコンセントにささるいいモノをおすすめしていきます。 略歴 1973年生まれ。 高等学校の教職員勤務経験を経て、マイカに勤務。雑誌や専門誌のライターとして活躍する。 その後、IT流通の専門誌の記事制作を担当し、B2BからB2Cまで幅広い専門知識を獲得。 最近では、Webメディアやオウンドメディアの編集企画制作も担当。 著書歴 ・iCloud&iTunes超使いこなしガイド 2019最新版 (三才ムック) ・今すぐ使えるかんたん はじめる&使える MacBook入門(技術評論社) ・スマホの困ったを解決する本 (三才ムック) ・iPhone超活用ガイド (三才ムックvol.988) ・今すぐ使えるかんたんEx iPhone プロ技BESTセレクション(技術評論社)

M.2 SSDヒートシンクとは

 

M.2 SSDの性能を十二分に発揮するなら、ヒートシンクの取り付けは必須と言っても過言ではありません。パソコンのパーツすべてに共通しますが、M.2 SSDも熱に弱く、一定以上の高温になると、「サーマルスロットリング」という機能が働き、性能が低下します。性能の低下を防ぐためにも、ヒートシンクの設置が必要です。

取り付けることで、一定の温度に発熱を保ち、M.2 SSDが持つ高速転送性のが十分に発揮されます。

M.2 SSDヒートシンクの選び方

それでは、M.2 SSDヒートシンクの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。

【1】手軽さか冷却性能の高さか
【2】SSD本体への取り付け方法
【3】取り付け場所


上記の3つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】手軽さか冷却性能の高さかをチェック

 

M.2 SSDの冷却方法には大きく分けて「小型ヒートシンク」タイプと「変換カード」タイプの2種類あります。

ここで紹介する小型ヒートシンクは、マザーボード上のM.2 SSD本体に金属製のヒートシンクを直接取り付けて放熱するタイプ。取り付けが簡単で、スペースも取らないため、初心者にもおすすめの方法です。ただし、大きさが小型なため冷却性能に限界があります。

一方、変換カードタイプは、PCI Express接続の変換カード上にM.2 SSDと大型ヒートシンクを装着するもの。ヒートシンクが大きいため冷却性能は高いのですが、PCI Expressスロットが空いていなければ利用できません。こちらは中〜上級者向けのヒートシンクといえるでしょう。

【2】SSD本体への取り付け方法をチェック

 

小型ヒートシンクの取り付けにはいくつか種類があります。一番手軽なのが熱伝導両面テープや耐熱絶縁テープで直接貼り付ける方法です。しっかり固定できますが、はがすときに製品ラベルが汚れる可能性があります。

パーツをいずれ売却するのでラベルを汚したくない方、あるいはパーツ交換を頻繁に行う方には、ゴムリングや金属クリップ、ブランケットなどで圧着させる方法がおすすめです。

また、小型ヒートシンクはM.2 SSD本体にヒートシンクを密着させることで熱を伝えますが、金属製同士ではどうしてもわずかな隙間が空いてしまいます。なので、間に柔らかな熱伝導パッドをはさめば密着度が上がり、熱伝導率を上げることができます。

【3】取り付け場所をチェック

 

小型ヒートシンクは高さが5〜10mm程度と厚みはそんなにありませんが、他のパーツに当たらないように気をつけなければなりません。

まず、マザーボードのどこにM.2 SSDスロットがあるのかを確認。グラフィックカードなどの陰になっている場合もありますので、隙間の高さを測ってから製品を選ぶことが大切です。あまり狭いところに無理やり設置しても、熱循環がうまくいかなければ意味がありません。そんなときは変換カードタイプの利用も検討してみましょう。

エキスパートのアドバイス

IT&家電ライター

ファン付きのヒートシンクも候補に!

ゲーミングPCなどで冷却性能をさらに高めたい場合は、ファン付きのヒートシンクも候補に入れてみましょう。ヒートシンク本体の上に装備された冷却ファンによって、強制的に冷却できます。ただし、ファンのぶんだけ厚みが増すので、使用できるマザーボードが限られます。ファンの電源も必要になるため、中上級者向けです。

一方、変換カードタイプには空冷のほか、冷却性能がさらに高い水冷式の製品もありますが、取り付けもかなり難しくなります。

また、変わったところではLEDライトやアクセスランプを搭載したモデルがあります。内部のパーツも見せたい方は使ってみたら面白いでしょう。

おすすめ商品の比較一覧表

画像
AINEX(アイネックス)『HM-21』
長尾製作所『SS-M2S-HS01』
Silver Stone『SST-TP02-M2』
長尾製作所『SS-M2S-HS02』
monofive『MF-RADI-A1B』
AINEX(アイネックス)『CB-7010M2』
AINEX(アイネックス)『AIF-08』
アクアコンピュータ『kryoM.2 evo』
商品名 AINEX(アイネックス)『HM-21』 長尾製作所『SS-M2S-HS01』 Silver Stone『SST-TP02-M2』 長尾製作所『SS-M2S-HS02』 monofive『MF-RADI-A1B』 AINEX(アイネックス)『CB-7010M2』 AINEX(アイネックス)『AIF-08』 アクアコンピュータ『kryoM.2 evo』
商品情報
特徴 初心者にも扱いやすいシンプルなヒートシンク 信頼性も高い日本製高性能ヒートシンク 独特の二重層構造のヒートシンクで効率アップ サイドフレームの取り外しも可能な薄型ヒートシンク 2つのシリコンゴムリングによる固定 ファン付きのM.2シートシンク M.2 SSDの厚さに合わせてパッド変更可能 取り付けはネジ止めするだけのシンプルタイプ
サイズ W22×D66.5×H5.1mm 20×70×0.5mm 70mm (W) x 10mm (H) x 20mm (D) 20×70×0.5mm 70mm×21mm×6mm W22×D70×H10mm 25 x 120 x 120 mm 12.8 x 8.6 x 1.9 cm
材質 アルミニウム アルミニウム アルミニウム合金 アルミニウム アルミニウム アルミニウム - -
熱伝導率 - 5.2W/m・k 1.5W/m.k 5.2W/m・k - 5.2W/m・K - -
カラー シルバー ブラック ブラック シルバー 放熱板(黒) ブラック - -
付属品 熱伝導両面テープ 固定用絶縁テープ2枚 パッド2枚 放熱シリコーンパッド1枚・固定用絶縁テープ2枚 - シリコーンゴム2個入り フルハイト用ブラケット、ロープロファイル用ブラケット、ブラケット固定用ネジ×3 -
商品リンク

※各社通販サイトの 2022年2月9日時点 での税込価格

※各社通販サイトの 2022年2月9日時点 での税込価格

※各社通販サイトの 2022年2月9日時点 での税込価格

※各社通販サイトの 2022年2月9日時点 での税込価格

※各社通販サイトの 2022年2月9日時点 での税込価格

※各社通販サイトの 2022年2月9日時点 での税込価格

※各社通販サイトの 2022年2月9日時点 での税込価格

※各社通販サイトの 2022年2月9日時点 での税込価格

M.2 SSDヒートシンクおすすめ8選

上記で紹介したM.2 SSDヒートシンクの選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品を紹介します。シールやテープなどで貼り付けたり、バンドで固定したりと、使い方が異なります。ぜひぴったりなものを見つけてください。

AINEX(アイネックス)『HM-21』

アイネックスAINEXM.2SSD用ヒートシンクHM-21 アイネックスAINEXM.2SSD用ヒートシンクHM-21 アイネックスAINEXM.2SSD用ヒートシンクHM-21

出典:Amazon

IT&家電ライター

初心者にも扱いやすいシンプルなヒートシンク

Ainexは自作PC用パーツやPC周辺機器の開発製造を手がける日本のメーカー。冷却パーツの中でも、M.2 SSD用ヒートシンクとして人気が高いのがHM-21です。本体の材質はアルミニウムで、色はシルバー。10本のラインによって放熱効率を高めつつ、5.1mmと扱いやすい厚さになっています。

SSDへの固定は付属の熱伝導両面テープを使用。チップに貼り付けるだけなので、手順はとても簡単です。製品価格も安いので、初心者におすすめのモデルです。

M.2 SSD以外にも長方形の発熱体に貼り付けて使用可能です。

長尾製作所『SS-M2S-HS01』

長尾製作所M.2SSD用ヒートシンクSS-M2S-HS01 長尾製作所M.2SSD用ヒートシンクSS-M2S-HS01 長尾製作所M.2SSD用ヒートシンクSS-M2S-HS01

出典:Amazon

IT&家電ライター

信頼性も高い日本製高性能ヒートシンク

精密加工とPCパーツ製造の長尾製作所で、一貫生産されたM.2 SSD専用のヒートシンク。両端が独特の形状をしたヒートシンクは放熱性が高いアルミニウムを使用し、厚さ1.5mm。黒アルマイト処理(アルミニウム専用のメッキ加工処理で黒の染料を用いるもの)されています。

日本製の超低硬度放熱シリコーンパッドは熱伝導率が極めて高いだけでなく、柔らかく粘着性があるため表面に密着して、優れた熱伝導効果を発揮します。

SSDへの取り付け用に耐熱絶縁ポリイミドテープ(15mm×50mm)を2枚付属。微粘着なので貼り直しができ、製品ラベルなどを傷付けることがありません。初心者から上級者までおすすめのモデルです。

Silver Stone『SST-TP02-M2』

SilverStone(シルバーストーン)M.2対応ヒートシンクTP02アルミニウム合金熱伝導パッド付属SST-TP02-M2【日本正規代理店品】 SilverStone(シルバーストーン)M.2対応ヒートシンクTP02アルミニウム合金熱伝導パッド付属SST-TP02-M2【日本正規代理店品】 SilverStone(シルバーストーン)M.2対応ヒートシンクTP02アルミニウム合金熱伝導パッド付属SST-TP02-M2【日本正規代理店品】 SilverStone(シルバーストーン)M.2対応ヒートシンクTP02アルミニウム合金熱伝導パッド付属SST-TP02-M2【日本正規代理店品】 SilverStone(シルバーストーン)M.2対応ヒートシンクTP02アルミニウム合金熱伝導パッド付属SST-TP02-M2【日本正規代理店品】 SilverStone(シルバーストーン)M.2対応ヒートシンクTP02アルミニウム合金熱伝導パッド付属SST-TP02-M2【日本正規代理店品】

出典:Amazon

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独特の二重層構造のヒートシンクで効率アップ

シルバーストーンは台湾のPCケース/アクセサリーメーカー。高品質アルミニウム合金製のヒートシンクは、複雑な形の放熱プレートによって放熱表面積を増やした二重層構造で、ブラック塗装とヘアライン加工がシャープな印象を与えています。機能面だけでなく、デザイン性を重視する方におすすめ。

高効率熱伝導パッドは厚さ1.0mmと1.5mmの2枚を同梱。薄い片面実装のM.2 SSDには1.5mm厚パッド、両面実装なら1mm厚パッドを使用します。

SSDへは平たいシリコンバンド2本で固定。柔らかいゴム製なので簡単に装着でき、SSD本体を傷つけることがありません。

長尾製作所『SS-M2S-HS02』

長尾製作所M.2SSD用ヒートシンクカバーSS-M2S-HS02 長尾製作所M.2SSD用ヒートシンクカバーSS-M2S-HS02 長尾製作所M.2SSD用ヒートシンクカバーSS-M2S-HS02 長尾製作所M.2SSD用ヒートシンクカバーSS-M2S-HS02 長尾製作所M.2SSD用ヒートシンクカバーSS-M2S-HS02 長尾製作所M.2SSD用ヒートシンクカバーSS-M2S-HS02

出典:Amazon

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サイドフレームの取り外しも可能な薄型ヒートシンク

自社一貫生産されたM.2 SSD専用ヒートシンク。本体の冷却プレートはアルミニウム製で、2mm厚の本体に0.6mm厚のサイドフレームをビスでとめるW構造。表面は白アルマイト処理が施されています。品質重視のユーザーにおすすめできる商品です。

熱伝導率が極めて高い超低硬度放熱シリコーンパッドは柔らかく、粘着性があるためデコボコにも密着して、優れた熱伝導効果が得られます。

SSDへの固定には絶縁テープを使用。15mm×50mmの耐熱絶縁ポリイミド製テープが2枚付属しており、微粘着なので貼り直しても製品ラベルなどを傷つけにくくなっています。

monofive『MF-RADI-A1B』

monofiveM.2(2280)SSD用ヒートシンク放熱板(黒)MF-RADI-A1B monofiveM.2(2280)SSD用ヒートシンク放熱板(黒)MF-RADI-A1B monofiveM.2(2280)SSD用ヒートシンク放熱板(黒)MF-RADI-A1B

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2つのシリコンゴムリングによる固定

高さ6mmの細長いフィンを採用しています。細長いフィンにすることで表面積を拡大し、放射性能を向上させています。

付属の2つのシリコンゴムリングで固定します。

AINEX(アイネックス)『CB-7010M2』

アイネックスM.2SSD用クーラーCB-7010M2 アイネックスM.2SSD用クーラーCB-7010M2 アイネックスM.2SSD用クーラーCB-7010M2

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ファン付きのM.2シートシンク

ファンが付いているため、エアフローが悪いところでもしっかりと冷えます。高い熱伝導性と電気絶縁性を両立させた超低硬度放熱シリコーンパット付きです。

両面テープなどではなくシリコーンパッドを使用することでSSDのラベル損傷を防ぎます。

AINEX(アイネックス)『AIF-08』

M.2 SSDの厚さに合わせてパッド変更可能

厚さの異なる熱電動パットが4枚付属しているため、M.2 SSDにあわせて貼り付けできます。熱伝導パッドがM.2 SSDとヒートシンク/PCI Expressカードに密着することでM.2 SSDの熱を効率よく伝導します。

フルハイト用とロープロファイル用の2種類のブラケットがついています。

アクアコンピュータ『kryoM.2 evo』

AquacomputerkryoM.2evoPCIe3.0x4adapterforM.2NGFFPCIeSSD,M-Keywithpassiveheatsink AquacomputerkryoM.2evoPCIe3.0x4adapterforM.2NGFFPCIeSSD,M-Keywithpassiveheatsink AquacomputerkryoM.2evoPCIe3.0x4adapterforM.2NGFFPCIeSSD,M-Keywithpassiveheatsink AquacomputerkryoM.2evoPCIe3.0x4adapterforM.2NGFFPCIeSSD,M-Keywithpassiveheatsink AquacomputerkryoM.2evoPCIe3.0x4adapterforM.2NGFFPCIeSSD,M-Keywithpassiveheatsink

出典:Amazon

取り付けはネジ止めするだけのシンプルタイプ

M.2 SSDの裏面にもシートタンクを取り付けることで表と裏の両方から冷却します。基盤のLEDが搭載され、取り囲むようにオレンジ色に光ります。

M.2/M-Key NGFF PCIe SSD 2280、2260 and 2242 に対応しています。

通販サイトの最新人気ランキングを参考にする M.2 SSDヒートシンクの売れ筋をチェック

Amazon、楽天市場でのM.2 SSDヒートシンクの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

Amazon:ヒートシンクランキング
楽天市場:ヒートシンクランキング

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

まとめ

本記事では、M.2 SSDヒートシンクの選び方、そしておすすめ商品をご紹介しましたが、いかがでしたか?商品を選ぶ際は、下記の3つのポイントを抑えておきましょう。

【1】手軽さか冷却性能の高さか
【2】SSD本体への取り付け方法
【3】取り付け場所


自作PCを使用する場合が多いですが、M.2 SSDは性能を発揮する分、熱くなりやすい部品です。部品が熱くなりすぎると、うまく処理ができなくなりますので、ヒートシンクが必要になってきます。自分にPCのM.2 SSDと相性などもありますので、ぜひ本記事を参考に、ピッタリの商品を見つけてくださいね。

【関連記事】その他のSSDをチェック

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マイナビおすすめナビ編集部

映画・アニメ鑑賞が趣味の20代編集部員。ホラー以外ならなんでも好みで、学生時代は800本以上の作品を鑑賞。知りたがりで、気になったことは何でも調べてしまう半面、興味のないことには見向きもしない性格。ちなみに、夏でも冬でも半袖Tシャツを着る根っからの暑がりで、冷暖房の気温はみんなが寒いと思うくらいがちょうどいい。担当は『家電』『アウトドア』『ホビー』など。

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