M.2接続タイプSSDおすすめ6選|大容量でハイパフォーマンスなものも紹介

M.2接続タイプSSDおすすめ6選|大容量でハイパフォーマンスなものも紹介

パソコンのストレージは、ハードディスクが主流でしたが、ノートパソコンを中心にSSDに代わりつつあります。

SSDのメリットは、速度が非常に速く、省スペースになるところ。そのSSDの中でも「M.2 SSD」は速度が速くなっています。商品により処理速度やサイズに違いがあるので自分にぴったりのものを選んでください。PC起動後の高速処理による発熱など、注意点も紹介しています。

本記事では、M.2接続タイプSSD(ソリッドステートドライブ)の選び方、そして、おすすめ商品をご紹介。さらに記事後半には、通販サイトの最新人気ランキングへのリンクもあるので、ぜひ確認してください。


この記事を担当するエキスパート

モバイル情報ブロガー
伊藤 浩一

モバイル関連情報を紹介するブログ「伊藤浩一のモバイルライフ応援団」を主宰するブロガー。 日本初のWindows Mobileスマートフォン「W-ZERO3」への思い入れが強い。 「Androidスゴ技BOOK」(共著、ソフトバンククリエイティブ)などの著書も持つ。

マイナビおすすめナビ編集部

担当:家電・AV機器、PC・スマホ・カメラ
天野 駿太郎

「家電・AV機器」「PC・スマホ・カメラ」カテゴリーを担当する30代編集者。モノを極力持ちたくないミニマリストで、趣味は断捨離。とはいえ、最新ガジェットには興味津々で、多機能な家電に目がない。

◆本記事の公開は、2019年08月30日です。記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆価格、送料、納期やその他の詳細については、商品のサイズや色等によって異なる場合があります。◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆広告は「PR」と表記し明確に区別しています。

M.2 SSDとは?

 

内蔵しているメモリーチップにデータの読み書きをするSSDのなかでも、転送速度が速く、より快適にするのが「M.2 SSD」。これからさらに進化・高速化していく可能性を秘めています。

小型PC用に開発された規格の一つで、PCのマザーボードのスロットに直接差し込むように設計されており、ボードの種類に応じて3つの種類があります。

M.2接続タイプSSDの選び方

ここからは、M.2接続タイプSSDの選び方をご紹介します。

ポイントは下記。

【1】速度を重視するなら、M.2 SSDを選択しよう
【2】M.2 SSDの種類は、接続規格、サイズで確認しよう
【3】M.2 SSDの発熱に注意する
【4】容量で選ぶ


上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】速度を重視するなら、M.2 SSDを選択しよう

M.2接続タイプのSSDを右手で持つ女性
ペイレスイメージズのロゴ

SSD(ソリッドステートドライブ)には「2.5インチ」「M.2」「mSATA」といったいくつかの種類があります。

スタンダードで種類が多く安価なのが「2.5インチSSD」で、省スペースなのが「mSATA」となりますが、処理速度を重視する場合は「M.2 SSD」を選択したいところです。

とくに、高性能なノートパソコンを利用するうえでは、ストレージの書き込み速度が重視されますので「M.2 SSD」をおすすめします。

【2】M.2 SSDの種類は、接続規格、サイズで確認しよう

 

「M.2 SSD」にも種類があります。接続方法で、処理速度の速い「PCIe3.0×NVMe」接続、「mSATA」と処理速度が変わらない「SATA3.0」があり、コストは高くなりますが、速度重視であれば「PCIe3.0×NVMe」接続にしたいところです。

また、サイズ(大きさ)には、Type 2242、Type 2260、Type 2280とあり、一般的なサイズはType 2280です。ちなみに、2280とは「幅22mm、長さ80mm」を表しています。ふつうより小さなマザーボードの場合、Type 2280だと大きすぎて入らない場合があるので、購入の際には注意してくださいね。

【3】M.2 SSDの発熱に注意する

 

「M.2 SSD」は高速で処理できる分、発熱が大きくなります。十分な冷却環境のあるなかでの利用をおすすめします。

ノートパソコンであれば、パソコンに内蔵されているファンによる冷却で、SSDの発熱も抑えられるかどうか確認しましょう。また、SSDの温度状態を表示するアプリを併用し、SSDの発熱状態を確認しながら使用する方法もあります。

【4】容量で選ぶ

 

OS用なら「~256GB」、OS+データ保存のメインストレージなら「500GB~」、ゲームや動画ファイル用なら「1TB~」など、搭載するPCや用途に合わせて容量を選びましょう。

容量とコスパ重視の方は、価格や性能、容量のバランスにすぐれている2TBのエントリーモデルがおすすめです。

M.2接続タイプSSDのおすすめ6選

M.2接続タイプSSDの選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品をご紹介します。わずかなスペースでも取り付けられる小型デバイス向けのものや、読込速度、書込速度が速いうえにコスパのいい商品などもあります。

エキスパートのおすすめ

シーエフデー『Crucial P1 シリーズ M.2 SSD』

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モバイル情報ブロガー:伊藤 浩一

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安価でありながらハイパフォーマンス

「Crucial P1」シリーズは、500GB/1TBモデルをラインアップしています。2280型で、処理速度の速い「PCIe3.0×NVMe」接続を採用し、高速なデータ読み込みと書き込みに対応。コストパフォーマンスが高い製品になっています。

安価に高速なSSDを使ってみたいという方は、このシリーズを使うといいでしょう。

エキスパートのおすすめ

シリコンパワー『PCIe Gen3x4 P34A80』

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パフォーマンス重視ならこのSSDで決まり

「PCIe Gen 3x4」インターフェースで、最大3400MB/sおよび3000MB/Sという「PCIe Gen 3x2」や「SATA III」より高速の読み取りおよび書き込み速度を実現しており、ゲームPCのパフォーマンス向上に役立ちます。

容量は256GB、512GB、1TB、2TBが用意されています。

エキスパートのおすすめ

トランセンド『M.2 SSD 400S』

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モバイル情報ブロガー:伊藤 浩一

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リーズナブルで換装用に最適

サイズ制限のあるUltrabookや薄型ノートPCなどの小型デバイスで使いやすいサイズです。

「SATA3.0」の速度のため、最高速ではありませんが、リーズナブルな価格で提供されているため、容量アップや換装用として、使いやすいモデルです。

容量は32GBから512GBまで用意されています。

サムスン『980 PRO』

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最大転送速度7,000MB/s!放熱設計で快適に

PCIe4.0インターフェースをサポートするPROは、従来のPCIe 3.0に比べ2倍の転送速度を実現。最大読み込み速度7000MB/s・書き込み速度5000MB/s、負荷のかかる作業を想定して設計されているため、サクサクとゲームプレイを楽しめ、映像編集などにも大活躍です。

手軽に接続できる片面実装タイプのため、放熱設計かつ適切な温度をキープ。スピーディに作業を進めたい人におすすめの商品です。

シー・エフ・デー販売『PG4VNZ シリーズ M.2接続 SSD』

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高速データ転送を実現する機能が満載

次世代インターフェース PCIe Gen.4 x4対応の高速ドライブとなり、M.2カードフォーマットと呼ばれる標準の次世代フォームファクタに完全に準拠されています。最大容量2TBのラインアップとパワフルなパフォーマンスです。

SFD GamingはPCゲームプレイヤー向けに「高い性能・安定性」「クールなビジュアル」「手厚い保証」を提供しています。より快適なゲームプレイをサポートして、より高品質なゲーム環境で楽しめます。

ウエスタンデジタル『WD Blue SN550 NVMe SSD』

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最高レベルのSATA SSDの4倍以上の速度

14,000以上の特許を保有するWestern DigitalのSSD。応答性に優れたパフォーマンスで、はじめてM.2接続タイプのSSDを購入する方にもおすすめ。

NVMeのパワーでPCのパフォーマンスを強化し、超高速な応答性の高いパフォーマンスを実現できます。作業中や制作中、またゲームのプレイや大量のデータの処理中でも、パワフルな内蔵ドライブのスピードを活用して、さまざまな処理を高速化できます。

おすすめ商品の比較一覧表

画像
シーエフデー『Crucial P1 シリーズ M.2 SSD』
シリコンパワー『PCIe Gen3x4 P34A80』
トランセンド『M.2 SSD 400S』
サムスン『980 PRO』
シー・エフ・デー販売『PG4VNZ シリーズ M.2接続 SSD』
ウエスタンデジタル『WD Blue SN550 NVMe SSD』
商品名 シーエフデー『Crucial P1 シリーズ M.2 SSD』 シリコンパワー『PCIe Gen3x4 P34A80』 トランセンド『M.2 SSD 400S』 サムスン『980 PRO』 シー・エフ・デー販売『PG4VNZ シリーズ M.2接続 SSD』 ウエスタンデジタル『WD Blue SN550 NVMe SSD』
商品情報
特徴 安価でありながらハイパフォーマンス パフォーマンス重視ならこのSSDで決まり リーズナブルで換装用に最適 最大転送速度7,000MB/s!放熱設計で快適に 高速データ転送を実現する機能が満載 最高レベルのSATA SSDの4倍以上の速度
ファームファクター M.2 2280 M.2 2280 Type 2242/2260/2280 - M.2-2280 両面実装 -
記録容量 最大1TB 最大2TB 最大512GB 最大2TB 最大2TB -
TBW(使用寿命) 最大200TB - 最大1,100TBW 1,200 TB - 900TBW
シーケンシャル読込 最大2,000MB/s 最大3,400MB/s 最大500MB/s 最大7,000MB/s 最大7,000MB/s 最大2,600MB/s
シーケンシャル書込 最大1,700MB/s 最大3,000MB/s 最大450MB/s 最大5,100MB/s 最大6,850MB/s 最大1,950MB/s
ランダム読込 最大170,000IOPS 最大500,000IOPS 最大70,000IOPS - - -
ランダム書込 最大240,000IOPS 最大600,000IOPS 最大70,000IOPS - - -
商品リンク

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通販サイトの最新人気ランキングを参考にする M.2 SSDの売れ筋をチェック

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのM.2 SSDの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

Amazon:内蔵型SSDランキング
楽天市場:内蔵SSDランキング
Yahoo!ショッピング:内蔵型SSDランキング

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

そのほかの関連記事もチェック

まとめ

この記事では、M.2 SSDの選び方やおすすめの商品をご紹介しました。いかがでしたか?

M.2 SSDを選ぶ際は、処理速度やサイズなどをしっかり確認しましょう。また、取り付け予定のPCがPCIe非対応でないか、マザーボードを事前にチェックしておきましょう。

M.2 SSDを使えば、お使いのPCのスペックを高めることができ、ゲームのインストールや画像や動画の保存などがスピーディーにできますよ。

◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。

企画/制作/編集:マイナビおすすめナビ編集部