新生児用おむつの選び方 サイズ・吸水性・かぶれにくさなどをチェック!

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助産師の浅井貴子さんに、新生児用おむつを選ぶときのポイントを5つ教えてもらいました。
「男の子・女の子」性別で気を付けることは?
メーカーによって、おむつの種類を男の子用と女の子用に分けているところもあります。
吸収体の厚さと場所に違いがあるため、前の部分が厚くなっているのが男の子用、真ん中の部分が厚めになっているのが女の子用になります。
男の子と女の子用のを購入する際はおむつのパッケージに書かれているので、購入する前にしっかり確認しましょう。
また、いつもおしっこが漏れて困っている場合は、性別に合ったおむつを使用することで改善できるかもしれません。
性別によって柄やキャラクターのデザインが違うタイプも多いので、性別に合わせて選んであげるとおむつ替えも楽しくなりそうですね。
「吸水力の高さ」が大事
助産師
新生児赤ちゃんはうんち・おしっこの量が多いんです
新生児期は2~3時間ごとに授乳があるので、1日10回以上のおしっこ、うんちをします。立て続けにおしっこをすることもあります。
紙おむつには高分子吸収ポリマーが入っていて、おしっこやうんちの成分をゼリー状に固めます。
メーカーによっても吸水量やスピードは違うので、吸水できないと横漏れなどの原因になり、ベビー服や寝具を濡らし、洗濯ものが増えてしまいます。
2~3回分のおしっこも漏れなく吸水できるものが最適でしょう。
「漏れにくい」おむつの見分け方
助産師
新生児の動きに合わせて!足回りにフィットするもの
新生児期の赤ちゃんは寝返りはしませんが、足をバタバタしたり身体を横に動かしたりと身体全体でよく動くものです。
おしっこやうんちの回数も多いので、隙間から漏れてしまったり、ゆるゆるうんちがおならと一緒に勢いよく出ると背中から漏れることもしばしばあります。
そこで、足の付け根から漏れないようしっかりと股ぐりのギャザーの高さがあること、背中漏れ予防のギャザーもあるものだと安心です。
パンツタイプのおむつは、広い範囲をカバーするので背中漏れにも対応できますよ。
「かぶれにくい」おむつで新生児の肌を守って
助産師
かぶれる場合はオーガニックコットンなども試して
新生児期の肌は大人の約半分の薄さです。ちょっとしたこすれなどの摩擦やうんちやおしっこの成分で赤くなるなど、皮膚トラブルになりやすいもの。
一度おむつかぶれになるとなかなかなおりにくいのが、新生児期の肌の特徴です。
メーカーごとに肌ざわりも若干違うので、赤ちゃんの肌との相性を見きわめて。
とくに短い新生児期だからこそ、オーガニックコットンを使っている高級ラインなども試しに使ってみるとよいでしょう。
おむつの価格は「1枚あたりの単価」で比較
助産師
高級オムツは1枚25円~、定番は16円~が目安
高級ラインのおむつとして出ているのは『パンパースのはじめての肌への一番』、『ナチュラルムーニーテープ 無添加オーガニックコットン』、『グ~ン はじめての肌着 マシュマロ仕立て』の3種があります。
定番ラインのおむつは種類も多く、メリーズ、パンパース、ムーニー、グ~ンのほかプライベートブランドなども入れると10社以上になります。
高級ラインは1枚あたりの単価が約25円~28円になりますが、定番ラインは20円以下の約16円~19円で推移しています。
こまめにおむつを替えたい方やコスト重視の方は、まず定番ラインを使ってみて「かぶれ」や「漏れ」がなければそのまま継続して使用してもよいと思います。
紙おむつの購入はネットや宅配を利用する人が多いので、枚数や価格なども比べてみるといいでしょう。
また、新生児は成長が早いので一度にたくさん購入するとサイズアウトしてしまうことも。おむつの使用量は何枚か、必要枚数を計算して買いすぎない工夫をしましょう。
赤ちゃんとの相性を試そう
助産師
最初はいろいろな種類の紙おむつを試してみて
新生児期の肌やうんちの回数には個体差があり、生まれた体重や太ももの太さによっても紙おむつの相性があります。
少ない枚数のものやサンプルなどで各種製品を試してみて、自分のお子さんに合う紙おむつを決めましょう。
日本のメーカーならば標準でも高品質なので、どれを選んでも大きな失敗がないのがうれしいところです。
海外に旅行に行くときも多くのパパママたちは日本製の慣れた紙おむつを持参することが多いようです。
新生児のオムツ交換方法・タイミングとは? オムツの変え時はいつ?臭いとき?
おむつ替えのタイミング
おむつ替えのタイミングは、おむつのおしっこサインの色が変わっていたらすぐに替えましょう。
赤ちゃんのおしっこやうんちを放置しておくと、尿や便の刺激で肌がかぶれてしまいます。赤ちゃんは自分で言葉で伝えることができないので、こまめにチェックして気をつけてあげましょう。
チェックのタイミングは、授乳の前後やお昼寝から起きたときです。特に月齢が低い時期はおしっこの回数も多くなっています。
また、おしっこの前後に泣かないこともあって、気づかないことも多いのでなるべくこまめにチェックしてあげましょう。
おむつ替えの回数・頻度
おむつは赤ちゃんにとっては肌着のようなものです。少しでも汚れていたら取り替えましょう。
また、赤ちゃんの体調や機嫌が悪い時はおむつのサインの有無にかかわらずいつもよりこまめにチェックしてあげましょう。
新生児では1日10~12回、Sサイズおむつの赤ちゃんは1日8~10回のおむつ替えが目安になります。
また、お出かけの際にスムーズにおむつ替えでできるようにおむつポーチなど、外出時に持ち歩けるオムツ交換アイテムも用意しておくといいですよ。
何歳までおむつは必要?
赤ちゃんから幼児へと成長していく中で、おむつを卒業するために多くの方がトイレトレーニングを開始するでしょう。
一般的にはいつ頃までおむつを使用し、いつ頃からトレーニングを始めるのか気になりますよね。
多くの方がおむつを卒業する時期は、2歳半~3歳頃といわれています。
しかし、赤ちゃんや子どもによって成長が異なり、発達や体格、体重など個人差が大きいため、あくまでも目安として参考にましょう。
早いからいいのではなく、おねしょやおもらしをしなくなり自分でトイレにいけるようになることが重要なポイントです。
トレーニング用のパンツや携帯補助便座など便利なアイテムがたくさんあるので、上手く活用し、赤ちゃんや子どものペースに合わせて見守ってあげましょう。
「新生児用おむつ」おすすめランキング8選 助産師と先輩ママの評価から厳選!

赤ちゃんが心地よく過ごせるおむつ、ママ・パパにとって扱いやすいおむつのおすすめを紹介します!
上で紹介した新生児用おむつの選び方のポイントをふまえて、助産師・浅井貴子さんに選んでもらったおすすめ商品4選を含む新生児用おむつの人気商品を、アンケート調査をもとにランキング形式で紹介します。
プロの目線で選ばれた商品へ浅井貴子さんのコメントだけでなく、アンケートで収集したユーザーのクチコミも掲載しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
※各商品のランキングの順位は、次のアンケート項目への結果をランキング化したものです。
Q.お子さまが新生児期に一番多く使用したおむつはどれですか?
※回答数:182名
※各商品の【クチコミ】は、次のアンケート項目への回答を抜粋したものです。
Q.お子さまが新生児期に一番多く使用したおむつについて、一番多く使用した理由をお答えください(自由回答)
※回答数:182名
※アンケートの詳細は後述の「◆アンケート情報」をご参照ください。
2020年10月時点のAmazonなどの通販サイトの最安値をもとに記載しております。価格は変化しますので、あくまで参考としてご参照ください。

【第8位】王子ネピア『Whito(ホワイト) 3時間タイプ』

出典:Yahoo!ショッピング
タイプ | 紙(テープ) |
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サイズ | 誕生〜5kg |
1パックの内容量 | 74枚 |
コスパ比較 一枚単価 | 18.95円 |

【第7位】大王製紙/エリエール『グ~ン はじめての肌着 マシュマロ仕立て』

出典:Yahoo!ショッピング
タイプ | 紙(テープ) |
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サイズ | 誕生~5kg |
1パックの内容量 | 84枚 |
コスパ比較 一枚単価 | 19.01円 |

【第6位】ユニ・チャーム『ナチュラルムーニー テープタイプ』

出典:Amazon
タイプ | 紙(テープ) |
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サイズ | 誕生~3kg、誕生~5kg |
1パックの内容量 | (誕生~3kg)30枚、(誕生~5kg)66枚 |
コスパ比較 一枚単価 | (誕生~5kg)20.31円 |
オーガニック素材配合のコットンシートは日本初
日本初(※日本国内の主要ベビー紙おむつの表面シートにおいて2016年3月 ユニ・チャーム調べ)のオーガニックコットンが使用されている表面シートは、やわらかい肌ざわりでデリケート肌の赤ちゃんにも安心です。
また弱酸性・石油由来油剤無添加で赤ちゃんの肌質をよく研究した製品。弱酸性のものを使うと、おしっこやうんちによる肌への刺激を防ぎやすくなるというデータに基づきつくられた製品です。
「ゆるうんち吸水ゾーン」という軟便のゆるうんちを広げにくいシートはまるでワッフル織のような四角になっていて吸水スピードも早め。
誕生~3kg、誕生~5kgとあるので小さく生まれた赤ちゃんにも対応できるのが特徴です。また、ムーニーは背中に細かいギャザーがあるので多くの方から支持を得ています。

【第5位】大王製紙/エリエール『グーン まっさらさら通気』


















出典:Amazon
タイプ | 紙(テープ) |
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サイズ | 誕生~5kg |
1パックの内容量 | 90枚、114枚、116枚 |
コスパ比較 一枚単価 | (誕生~5kg)12.10円 |

【第4位】ユニ・チャーム『ムーニー エアフィット』
















出典:Amazon
タイプ | 紙(テープ) |
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サイズ | 誕生~3kg、誕生~5kg |
1パックの内容量 | (誕生~3kg)30枚/64枚、(誕生~5kg)90枚/111枚 |
コスパ比較 一枚単価 | (誕生~5kg)14.81円 |

【第3位】花王『メリーズ さらさらエアスルー 新生児用』






























出典:Amazon
タイプ | 紙(テープ) |
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サイズ | 誕生~3kg、誕生~5kg |
1パックの内容量 | (誕生~3kg)38枚、(誕生~5kg)60枚/90枚 |
コスパ比較 一枚単価 | (誕生~5kg)14.2円 |

【第2位】P&G『パンパースのはじめての肌へのいちばん』
























出典:Amazon
タイプ | 紙(テープ) |
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サイズ | 誕生~3kg、誕生~5kg |
1パックの内容量 | (誕生~3kg)24枚、(誕生~5kg)66枚、84枚 |
コスパ比較 一枚単価 | (誕生~5kg)20.7円 |
太ももが動きやすい!関節負担が少なく産院でも使用
多くの病産院で使用されている商品です。入院中に使用していた人には使い心地がわかっているので、退院してもそのまま継続して使用できるので安心ですね。
今までのパンパースの商品のなかでもとても柔らかく、薄手の羽毛布団のような肌ざわり。
「3D穴あきメッシュ機能」があり、ゆるゆるうんちも水分だけ下に行くので、赤ちゃんの肌にはりつきにくいのが特徴です。
両サイドのテープも伸縮性があり、太ももが動きやすく股関節にもやさしいつくりになっています。
また、おしっこを分散させて吸収するので、最長12時間サラサラが続きます。高級ラインのなかでもコスパが秀逸。
【クチコミ(アンケート回答より)】
・肌の弱い上の子も使っていて問題がなかったから(34歳)
・産後NICUにいたのですが、そこで使っていたので品質は間違いないと思いましたし、実際に肌触りもよく、モレもないので今も使い続けています(33歳)
・産院で使っていたものなので、赤ちゃんのお肌によいものなのかと思いそのまま自宅でもそれを選びました(38歳)
・3人子供いますがみんな、パンパース派です! ほかのメーカーはうんちやおしっこがもれてしまい、ダメだったし、赤ちゃんの肌に1番やさしそうだから(33歳)
・うんち漏れがなかったから(39歳)
・産院が使っていて、出産前に調べていた口コミもよく、子供の肌もかぶれなかったため。薄手でゴワゴワせず、長時間つけていても、さらさらでよかった! 他のおむつよりも一回り・サイズが大きく、肉付きのよい息子にはよかった!(31歳)
・色々な種類のオムツを試したのですが、厚みが1番薄いのに、吸収率にすぐれていました。フィット力も高くよく動く赤ちゃんでも漏れる心配がなかったです(34歳)

【第1位】P&G『パンパース さらさらケア』
















出典:Amazon
タイプ | 紙(テープ) |
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サイズ | 誕生~5kg |
1パックの内容量 | 90枚、114枚 |
コスパ比較 一枚単価 | (誕生~5kg)14.29円 |
「新生児用おむつ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 新生児用おむつの売れ筋をチェック
Amazonでの新生児用おむつの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
「おむつの人気ブランド」ランキング8選 赤ちゃんの成長とサイズアップ
「新生児用おむつ おすすめランキング8選」では、新生児期に使用したおむつについてのアンケート結果をランキング化しました。では、新生児期を過ぎると使うおむつは変わるのでしょうか?
アンケートでは、子育て期を通じて一番よく使用したおむつブランドについても聞いてみました。
Q.子育て期間中に一番多く使っていたおむつのブランドをお選びください
※回答数:180名

子育て期間中に使っていたおむつブランドについてアンケート調査を行いました!
圧倒的に人気なのは、新生児用おむつと同じ、『パンパース』となりました!なんと、36.1%の約3人に1人が『パンパース』を一番多く使用していたことになります。
しかし、2位には新生児用はなく、Mサイズ以上からラインナップする『マミーポコ』が18.3%でランクイン。新生児期をすぎ、赤ちゃんの肌が強くなってきたら、コスパブランドに乗り換える人も多いようです。
その後、『メリーズ』14.4%、『ムーニー』12.8%、『グ~ン』10.0%が、それぞれランクインしてくるという結果になりました。
ブランドを選んだ理由、新生児期から使用するおむつのブランドを変えた人にはその理由も聞いてみました。
Q.ブランドを選んだ理由をお答えください※新生児用おむつで使用していたものから替えた場合は、その理由もお答えください
※回答数:182名
【第1位】P&G『パンパース』 「漏れない」「かぶれない」圧倒的なブランド力!
【クチコミ(アンケート回答より)】
・新生児のころから変わらず使用しているが、オムツかぶれもほとんどせず、漏れることも少ないから。近所のスーパーでよく特売をするので、コスパもいいから(35歳)
・フィット感が他より良く、漏れにくかった(40歳)
・いろいろ試した中で一番使い勝手がよかったです!(30歳)
・漏れが少なく、子どもの肌荒れもなかった(37歳)
・テープタイプはのテープが伸びがいいので使っていた(32歳)
・成長して肌が強くなったら変えるかもしれませんが、今はまだ産院から同じものを使っています(33歳)
・太もものサイズがぴったりでもれなかった(34歳)
・何よりもかさ張らない薄さが魅力的でした。他の商品より少しお高めなのですが、吸収率はダントツに良く尿量が多くなってからの夜も漏れる事が少なかったため、愛用してました(34歳)
・安心感と、うちの子どもの体型にフィットして、動いてもあまりずれることなく使用できたし、箱買いすれば、わりとコスパもよかったから(40歳)
【第2位】ユニ・チャーム『マミーポコ』 Mサイズ以上からラインナップするコスパブランド
【クチコミ(アンケート回答より)】
・パンツタイプのオムツの中では1番安いので(37歳)
・サイズが大きくなるにつれて価格重視になり、お手ごろなのがこのブランドだったため(30歳)
・様々なブランドを使ったが価格が他の製品よりリーズナブルであったため一番多く使用していた(40歳)
・パンツタイプに切り替えるタイミングで、コスパの良いに切り替えた(31歳)
・一歳を過ぎた辺りでコスパのいいものに変えた(29歳)
【第3位】花王『メリーズ』 値段と品質の絶妙なバランス!
【クチコミ(アンケート回答より)】
・病院で使っていたので(39歳)
・デザインがかわいいから(36歳)
・サイズ感がいいし、肌にあっている(39歳)
・新生児のときは値段が高めなものを使っていたが、やや安めなので試して、肌荒れもなくよかったから(38歳)
・『パンパースのはじめての肌へのいちばん』が使いやすくてよかったが、少し割高だったので、少し安いものとしてメインで使用し、夜だけの『肌へのいちばん』を使用している(27歳)
・大きめなのか、ぽっちゃりな息子達にはぴったりでした(32歳)
・通気性がよくおむつかぶれがないため。少し大きめで履かせやすい(30歳)
【第4位】ユニ・チャーム『ムーニー』 サイズやタイプが細かく選べます!
【クチコミ(アンケート回答より)】
・上の子たちの時から使っていて、デザインも好きだったため(35歳)
・うんちの背中もれが少ない(34歳)
・値段もあまり高くなく、材質もよかったから(30歳)
・サイズが大きくなり、コスパがよいものに替えた(39歳)
・価格がリーズナブルで、吸水力があり、子どもの体型にフィットしたから(39歳)
・タッチ用とハイハイ用に分かれていてとても使い勝手がよかったので(33歳)
【第5位】エリエール『グ~ン』 枚数多い&安いコスパ型!吸収力も◎
【クチコミ(アンケート回答より)】
・コスパがいいし品質も高い(37歳)
・オシッコとうんちが漏れないので(39歳)
・枚数が多いパックがあったから(29歳)
・ゆったり目に作られており、太ももが太めの我が子も楽に履くことが出来る。肌触りが良い(38歳)
・枚数が大きく肌荒れなどを起こしにくいかったから(32歳)
・近くのドラッグストアで安く売っていること。お得パックが売っていること。オムツのフィット感が好みで今のところ、かぶれることがないため(32歳)
【第6位】ネピア『Whito(ホワイト)』 肌にやさしいふんわり仕上げ
【クチコミ(アンケート回答より)】
・肌にやさしいと思って購入しました(25歳)
・肌にあっていていまでも愛用しています(32歳)
【第7位】『ネピア Genki!』 パンツタイプのみをラインナップ!
【クチコミ(アンケート回答より)】
・ハイハイ、タッチして歩き回るようになってから横漏れが増え、体形に合ったものに変えました。前は肌にやさしいものじゃないとかぶれたけど1歳ごろから大体大丈夫になったので、その時々で安売りしていて惜しみなく交換できるものを選んでいます(40歳)
【第8位】Mama Bear パンツタイプのみのAmazonブランド
・機能が一番いいと思っています(32歳)
「布おむつ」という選択肢もあり!? 特徴・おすすめ商品・使った人の感想は?
布おむつの特徴と違い
おむつには紙おむつと布おむつの2種類があります。新生児のおむつ交換は1日10回以上。
毎日大量のおむつを洗濯するのはたいへんです。紙おむつは1回で使い捨てできるので衛生的に使えます。
ただし、おむつ交換の回数が多いからといって大量にまとめ買いしてしまうと、1カ月程度ですぐにサイズアウトしてしまうので、購入の際は注意が必要です。
布おむつは肌にやさしいのが特徴。また、輪おむつと成形の二種類あります。
輪おむつは、一枚布から輪のように縫い合わせて、二枚重なった長方形の布地の状態をつくり、それを折りたたんで吸収帯にしたもの。成形おむつは赤ちゃんの股に当てやすいように、すでに形ができた吸収帯の布地です。
洗濯して繰り返し使えるので経済的で、ゴミも出ませんが、紙おむつに比べて吸水性が低いのでおむつの交換回数が多く、手間がかかります。
赤ちゃんの体質や、お世話をする人の好み、ライフスタイルに合わせておむつを選びましょう。
「布おむつ」について詳しくはこちら!
布おむつは、布おむつカバーとセットで使う布でできたおむつで、洗って何度でも使うことができるのが特徴です。助産師として育児アドバイスや妊婦さん向けのセミナー講師などを務める浅井貴子さんへの取材をもとに、おすすめの布おむつを紹介します。
繰り返し使えるおすすめ布おむつ2選
イサム商会『ドビー織おむつ』
赤ちゃんの肌にやさしい昔ながらの輪おむつ
布おむつには輪おむつと成形おむつの2種類があります。イサム商会のドビー織仕立て上り布おむつは、1枚の布を輪っか状に縫い合わせた輪おむつ。折りたたんだおむつをカバーに敷いて使います。洗濯して繰り返し使えるので環境によく経済的です。
ドビー織とは布の織り方の一種で、高い吸水性と通気性が特徴です。綿100%なので肌が弱い赤ちゃんでも安心。折りたたみ方を変えれば、新生児からおむつを卒業するまで長く使えます。
エンゼルプラス『ラッキーオムツ(4枚入り)』
驚きの吸水性! 3枚重ねの成形おむつ
エンゼルプラス社の『ラッキーオムツ』は成形タイプの布おむつ。輪おむつに比べてコンパクトなので持ち運びに便利です。また、折りたたむ手間がないので急いでいるときにも素早くおむつ交換ができます。
成形おむつは吸水性が低いのがデメリットですが、ラッキーオムツは不織布を綿ウェーブではさんだ3枚重ねにすることで、輪おむつ以上の吸水性を実現しています。かさばらないので、おしっこの量が多くなっても枚数を増やしての使用が可能です。
子育ての先輩は布おむつを使ってみてどう感じた?
アンケート回答者のうち、布おむつを使ったことがある58名の方に、布おむつのいいところや悪いところを教えていただきました。こちらもぜひ参考にしてください!
Q.布おむつを使ってよかったと思うことを教えてください/布おむつを使って悪かった・不満だったことを教えてください(自由回答)
※回答数:「Q.布おむつを使用したことはありますか?」に「はい」と答えた58名

実際に布おむつを使っていた方の感想や意見も参考にしてくださいね。
上記以外にも、布おむつについての様々なコメントをいただいています!
・買い足し、ゴミ出しがなかった。ただ、2人目からは手間に感じた(38歳)
・肌がかぶれにくいと思いますが、洗うのがめんどくさい(30歳)
・おしっこが出たかこまめにチェックするので、おしっこの周期をつかみやすい。一人目の子のおむつはずれが早かったと思う。デメリットは、毎日洗って干して畳むのがたいへん。漏れやすい(36歳)
・スキンシップが増えます。でも、匂いはします(29歳)
・肌にやさしそう。それにエコです。しかし、取り替えが大変。また、漏れやすいので外出には向かない(37歳)
・知り合いからもらったものを使ってみた。おむつ代がかからずコスパがいい。おむつカバーが可愛い。でも、洗濯物が増える。紙おむつよりは漏れることが多い(30歳)
・サイズアウトすると、初期費用がかかる(39歳)
・ゴミが出なくてよかったですが、布おむつをつけ置きしても汚れが落ちていないときなどがめんどくさかった(32歳)
【アンケート結果】おむつについて、育児の先輩に聞いてみた!
おむつを選ぶときに重要視するポイントは?
今回のアンケートでは、25~40歳の、お子さまがいる女性182名を対象に、おむつについて質問しました。
アンケート結果の一部は上ですでには紹介しましたが、ほかのアンケート項目についても発表していきましょう!
Q.新生児用おむつを購入する際に重視するとよいと思うポイントを3つまでお答えください(複数回答)
※回答数:182名

新生児用おむつを購入する際、先輩ママたちはどんなことに注目しているのでしょうか。
【第1位】漏れにくいもの 56.1%
【第2位】価格 55.6%
【第3位】通気性のいいもの 52.2%
【第4位】吸水性が高いもの 43.3%
【第5位】赤ちゃんが動きやすいもの 22.8%
【第6位】メーカー 20.6%
【第7位】国内産のもの 16.1%
【第8位】オーガニックコットン製など肌触りのいいもの 15.6%
【第9位】肌に直接触れないもの 9.4%
【第10位】持ち運びがしやすいもの(コンパクトなもの) 7.8%
上位は、とても僅差であるものの、第1位は「漏れにくいもの」となりました。寝返りが多い赤ちゃんは、おむつがフィットしていないと隙間からうんちが漏れてしまいます。そのため、しっかりフィットする漏れにくさは、とても重要なポイントです。
第2位は価格。おむつは一日に何度も取り換えるものなので、コスパがいいものを選びたいですよね。使い勝手がいいかどうかに合わせて、クチコミなども参考にしながら、コスパのよさを確認しましょう。
第3位は通気性のいいもの。通気性が悪く、おむつが蒸れると、赤ちゃんの肌がかぶれる可能性もあります。そのため、赤ちゃんの肌を守るためにできるだけ通気性のいいものを選んでみましょう。
その他、おしっこをしっかり吸い取ってくれる「吸水性」や「赤ちゃんが動きやすいもの」といったポイントがランクインしています。
もちろん、赤ちゃんによっておむつの機能が合う、合わないがありますので、上記のポイントを参考に「総合的に一番いいのはなにか」を考えながら、新生児用おむつを選んでくださいね。
育児の先輩からあなたへのアドバイス
アンケートの最後では、子育ての先輩として、これから子育てする人にアドバイス・メッセージをお願いしてみたところ、本当にたくさんのコメントをいただくことができました。
経験者だからこそわかる、具体的なアドバイスがいっぱいです。アンケートにご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました!!
はじめての子育てで不安がある人、悩んでいる方、ぜひご覧ください!
Q.これから赤ちゃんを育てるママ・パパに向け、今まさに悩んでいるママ・パパに、新生児用おむつに関するアドバイスをお願いします(自由回答)
※回答数:182名

育児の大変さを一番知っている先輩から、さまざまなメッセージやアドバイスをいただきました!
上記以外にも、本当にたくさんのコメントをいただきました。
・新生児の赤ちゃんは成長が早いので、まとめて買わずに小まめに買った方がよいですよ(40歳)
・肌の弱い子は、メーカーによって 合う合わないがあるので、色々と試してあげるといいかも(38歳)
・布オムツもおやこ時間があってよいですよ!(31歳)
・おむつの出費を抑えるために安いものを買うようにした方がよい(30歳)
・意外とすぐにサイズアップする。しかも、sサイズになったらテープよりもパンツタイプの方が便利。パンツタイプのサイドが破れることを最初知らなくて、脱がしにくそうと思ってた(30歳)
・吸収力が高いと肌荒れしないし、子供も泣かなくなるので重視してください。病院でくれる試供品を色々試すのもよいです(40歳)
・コンビのおむつポットを使用していますが、部屋が匂うことが全く無くてよいです!(33歳)
・おむつでゴミ箱がすぐパンパンになってしまうので、1回ごと極力小さく丸めるようにした方いいと思います(37歳)
・こどもの肌は荒れやすいので、こどもの肌に合うものや、うんちの状態でオムツを使い分けるといい(30歳)
・うんちは背中から漏れます。ウタマロ石けんは必須です(34歳)
・肌が敏感な子は頻繁にオムツ替えをしないとすぐかぶれてしまうので、もったいぶらずじゃんじゃん使いましょう(33歳)
初めての子育ては、わからないことがたくさんあるもの。新生児はすぐ大きくなってしまうので、「新生児用はそんなに使わないのに、たくさん購入しちゃった!」という声もあがっていました。いっぽう、新生児用のおむつは、日に何回も変えなければいけないので、一日あたりの使用枚数が多いことに驚いたという声も。
たくさんの方のあなたへのメッセージを読み、ぜひ、新生児用おむつを選ぶ際の参考にしてくださいね!
◆アンケート情報
調査時期:2020年4月25日~5月14日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:180名(25~40歳のお子さまがいる女性)
調査方法:インターネットログイン式アンケート
※マイナビニュース会員とは、Tポイントが貯まるアンケートやキャンペーンの参加、メールマガジンの購読などができる「マイナビニュース」の会員サービスです。(https://news.mynavi.jp/lp/2018/present/present/register_campaign/)
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おしりふき
赤ちゃんを知り尽くした助産師・浅井貴子さんのアドバイスをもとに、おしりふきを選ぶ際のポイントとおすすめの商品を紹介していきます。
おむつ替えシート
赤ちゃんのおむつ替え、なかなかスムーズにいかないことが多いですよね。よく動く赤ちゃんの場合、まわりを汚してしまうこともあります。そんなときに便利なのがおむつ替えシート。助産師の浅井貴子さんにおむつ替えシートの選び方とおすすめの商品を教えてもらいました。
おむつ用ゴミ箱
助産師の浅井貴子さんへの取材をもとに、臭わないおむつ用ゴミ箱の選び方とおすすめ商品をご紹介します。ふたが閉められればよいと思っている方も、個包装に密閉してにおいが漏れないようにしたい方も、もっと強力な消臭機能を求める方も、ぜひ参考になさってください。
おむつが臭わない袋
育児グッズライターのSATOさんへの取材のもと、おむつが臭わない袋を選ぶポイントやおすすめの商品、あると便利なグッズを紹介します。
おむつ交換は親子の信頼関係を深める大切なスキンシップ
助産師である浅井貴子さんへの取材のもと、新生児用おむつの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。
おむつの使い勝手の違いや吸水性、おむつのかぶれにくさなど、おむつ選びの際の参考にしてみてください。
新生児赤ちゃんの肌はとても薄く敏感なので、吸水性やかぶれにくさ、漏れたりしないかなどをよくチェックして、赤ちゃんにとって快適なおむつを選んであげてください。
面倒に感じることも多いおむつ替えですが、後から思い返すと、赤ちゃんとの大切なスキンシップ、コミュニケーションとして、強烈に懐かしく思い出されることも多いもの。赤ちゃんの体型や体質に合ったおむつと便利グッズを駆使して、今しかできない赤ちゃんのお世話を楽しんでくださいね。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。記事中に掲載しているクチコミはアンケート調査時の回答データを使用しております。回答者個人の意見に基づくものになりますので、商品選びのご参考にされる場合には、ご注意ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2020/12/22 商品情報の修正のため、記事を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 西原みなみ)
※2021/1/18 本文修正のため、記事を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 西原みなみ)
大学病院、未熟児センター勤務後、自身の結婚、出産後地域に出て年間250~300件の赤ちゃん訪問を行いながら健診業務や母親学級などを行う。 アロマセラピストの知識を生かしながら母と子のナチュラルケアブランドAMOMAの商品開発、WELEDAのプレママセミナーなどを行う。 妊娠中~乳幼児の育児相談が得意。ベビーマッサージ教室カモマイル主宰。