新生児用おむつは何枚必要?

出典:マイナビおすすめナビ
赤ちゃんが生まれたらすぐすぐ必要になるおむつ。生後1~2カ月の間は「新生児用」おむつを使うのが一般的です。おむつはどれくらい必要で、何枚用意しておくべきなのでしょうか?
個人差はありますが、おむつ替えをするのは「1日10~12回程度」が目安。そうなると、1週間で70~84枚ほどのおむつが必要になります。
紙おむつの場合は1パック約90枚入りが多く、1パックで約1週間ほど使えるようになっています。出産前から準備する場合は、まず2週間分として2パックは用意しておくと安心でしょう。買い足しが面倒な場合は、大容量のおむつを購入するのもおすすめです。
新生児用おむつの選び方 サイズ・吸水性・かぶれにくさなどをチェック!
産まれたばかりで肌が敏感な赤ちゃんには、とくに「肌へのやさしさ」や「サイズ感」を注意して選んであげたいですよね。また毎日使うものなので、値段が安いかなど「コスパ面」も気になるはず。
まずは助産師の浅井貴子さんに、新生児用おむつを選ぶときのポイントを教えてもらいました。
「男の子用」か「女の子用」かで選ぶ
メーカーによっては、おむつの種類が「男の子用」と「女の子用」に分かれています。それぞれ吸収体の厚さと場所に違いがあり、前の部分が厚くなっているのが男の子用、真ん中の部分が厚めになっているのが女の子用になります。いつもおしっこが漏れて困っている場合は、性別に合ったおむつを使用することで改善できるかもしれません。
おむつのパッケージに記載があるので、購入前にしっかり確認を。性別によって柄やキャラクターのデザインが違うことも多いです。
「吸水力の高さ」で選ぶ
新生児期は2~3時間ごとに授乳があるので、1日10回以上のおしっこ、うんちをします。立て続けにおしっこをすることもあります。
そのためとくに「吸水力」を重視して選びましょう。2~3回分のおしっこも漏れなく吸水できるものがベスト。メーカーによっても吸水量やスピードは違うので、吸水できないと横漏れなどの原因になり、ベビー服や寝具を濡らして洗濯ものが増えてしまいます。
紙おむつには高分子吸収ポリマーが入っていて、おしっこやうんちの成分をゼリー状に固めてくれます。
「漏れにくさ」で選ぶ
新生児期の赤ちゃんは寝返りはしませんが、足をバタバタしたり身体を横に動かしたりと身体全体でよく動くものです。おしっこやうんちの回数も多いので、隙間から漏れてしまったり、ゆるゆるうんちがおならと一緒に勢いよく出ると背中から漏れることもしばしば……。
そこで、足の付け根から漏れないよう、しっかりと股ぐりのギャザーの高さがあるものや、背中漏れ予防のギャザーもあるものだと安心です。
パンツタイプのおむつは、広い範囲をカバーするので背中漏れにも対応できますよ。
「かぶれにくい」おむつで新生児の肌を守って
新生児期の肌は大人の約半分の薄さです。ちょっとしたこすれなどの摩擦やうんちやおしっこの成分で赤くなるなど、皮膚トラブルになりやすいもの。また一度おむつかぶれになるとなかなかなおりにくいのも、新生児期の肌の特徴です。
そんな新生児期のおむつには、オーガニックコットンなど肌に優しい素材が使われているものがおすすめ。メーカーごとに肌ざわりも若干違うので、赤ちゃんの肌との相性を見きわめましょう。
安い値段で買えるか、コスパもチェック
高級ラインのおむつとして販売されているのは『パンパースのはじめての肌への一番』『ナチュラルムーニーテープ 無添加オーガニックコットン』『グ~ン はじめての肌着 マシュマロ仕立て』の3種類。一方、定番ラインのおむつは種類も多く、メリーズ、パンパース、ムーニー、グ~ンのほかプライベートブランドなども入れると10社以上になります。
高級ラインは1枚あたりの単価が約25円~28円になりますが、定番ラインは20円以下の約16円~19円で推移。こまめにおむつを替えたい方やコスト重視の方は、まず定番ラインを使ってみて「かぶれ」や「漏れ」がなければそのまま継続して使用してもいいでしょう。
かさばる紙おむつの購入は、通販を利用するママさんパパさんが多いので、枚数や1枚あたりの価格も比較検討を。新生児は成長が早いので一度にたくさん購入するとサイズアウトしてしまうこともあるので、必要枚数を計算して買いすぎない工夫をしましょう。
先輩ママがおむつ選びで重視するポイントは?
アンケート調査にて、25~40歳のお子さんがいる女性182名を対象におむつ選びで重視するポイントについてお伺いしました。

新生児用おむつを購入する際、先輩ママたちはどんなことに注目しているのでしょうか。
【第1位】漏れにくいもの 56.1%
【第2位】価格 55.6%
【第3位】通気性のいいもの 52.2%
【第4位】吸水性が高いもの 43.3%
【第5位】赤ちゃんが動きやすいもの 22.8%
【第6位】メーカー 20.6%
【第7位】国内産のもの 16.1%
【第8位】オーガニックコットン製など肌触りのいいもの 15.6%
【第9位】肌に直接触れないもの 9.4%
【第10位】持ち運びがしやすいもの(コンパクトなもの) 7.8%
第1位は「漏れにくいもの」となりました。寝返りが多い赤ちゃんは、おむつがフィットしていないと隙間からうんちが漏れてしまいます。そのため、しっかりフィットする漏れにくさはとても重要なポイントです!
第2位は「価格」。おむつは一日に何度も取り換えるものなので、コスパがいいものを選びたいですよね。使い勝手がいいかどうかに合わせて、口コミなども参考にしながらコスパのよさを確認しましょう。
第3位は「通気性のいいもの」。通気性が悪くおむつがムレると、赤ちゃんの肌がかぶれる可能性もあります。そのため、赤ちゃんの肌を守るためにできるだけ通気性のいいものを選んであげましょう。
新生児用おむつのおすすめ人気ランキング8選 助産師が厳選! 先輩ママの口コミ評価も!

赤ちゃんが心地よく過ごせるおむつ、ママ・パパにとって扱いやすいおむつのおすすめを紹介します!
ここからは、助産師・浅井貴子さんと先輩ママが選ぶおすすめの新生児用おむつをランキング形式でご紹介! 182名へのアンケート調査をもとに先輩ママの口コミも掲載しているので、ぜひおむつ選びの参考にしてくださいね。

3つの吸収体で横漏れ対策もバッチリ!
パンパースの定番ライン『パンパース さらさらケア』は、薄さを追求した紙おむつ。使用前の厚みが従来の製品より10%薄いのが特徴です。おむつは意外にかさばるものですが、このおむつなら外出のときにもコンパクトに持ち運べます。
吸収体は3つにわかれているので、赤ちゃんのおしっこを分散して吸収。おしっこが一部に固まるのを防ぎ、通気性をアップしています。
最長12時間もさらさら感が続くので赤ちゃんもごきげんです。
口コミ・体験談
・肌に合っていたようで、かぶれが出なかった。横漏れも少なく柔らかウンチもキャッチしてくれた(40歳)
・産院が使っていて、値段が安い(33歳)
・吸収力が高く横漏れがしない(40歳)
・1人目の時も使い比べて1番よかった。薄いのに吸収力が素晴らしい(29歳)

太ももが動きやすい!関節負担が少なく産院でも使用
多くの病産院で使用されている商品です。入院中に使用していた人には使い心地がわかっているので、退院してもそのまま継続して使用できるので安心ですね。
今までのパンパースの商品のなかでもとくに柔らかく、薄手の羽毛布団のような肌ざわり。「3D穴あきメッシュ機能」があり、ゆるゆるうんちも水分だけ下に行くので、赤ちゃんの肌にはりつきにくいのが特徴です。両サイドのテープも伸縮性があり、太ももが動きやすく股関節にもやさしいつくりになっています。
また、おしっこを分散させて吸収するので、最長12時間サラサラが続きます。高級ラインのなかでもコスパが秀逸。
口コミ・体験談
・産後NICUにいたのですが、そこで使っていたので品質は間違いないと思いました。実際に肌触りもよく、モレもないので今も使い続けています(33歳)
・産院で使っていたものなので、赤ちゃんのお肌によいものなのかと思いそのまま自宅でもそれを選びました(38歳)
・3人子供いますがみんな、パンパース派です! ほかのメーカーはうんちやおしっこがもれてしまい、ダメだったし、赤ちゃんの肌に1番やさしそう(33歳)
・産院が使っていて、出産前に調べていた口コミもよく、子供の肌もかぶれなかった。薄手でゴワゴワせず、長時間つけていても、さらさらでよかった! 他のおむつよりも一回り・サイズが大きく、肉付きのよい息子にはよかった!(31歳)
・色々な種類のオムツを試したのですが、厚みが1番薄いのに、吸収率にすぐれていました。フィット力も高くよく動く赤ちゃんでも漏れる心配がなかったです(34歳)

凸凹構造で蒸れ安心!肌への負担を軽減&吸収力を両
この紙おむつは「さらさらエアスルー」という3層構造が特徴で、「まるで呼吸するおむつ」をキャッチコピーにしています。
表面のエアリーメッシュ(生地を凸凹にする加工で、これによって肌に触れる面積を減らし通気性をよくする)もふわふわなので、多くの方がさらっとした印象をもつようです。
ただ液戻りもあり、しっとり感も感じるので敏感肌の赤ちゃんは気をつけたほうがよいかもしれません。
口コミ・体験談
・お腹まわりを締め付けすぎず、エアスルーがよかった(35歳)
・おむつかぶれをしたのでいろいろ試してみて、これが柔らかくて肌触りがいいなと思った(32歳)
・産院で使っていて肌触りがよかった(38歳)
・吸収力がとても高い(33歳)
・上の子のときからメリーズを愛用。メリーズは通気性がよくおむつかぶれがない(30歳)

大きいサイズ&ギャザーで背中漏れ安心!
ムーニーの定番ラインで、特徴は背中と太もものギャザーです。新生児のうんちはゆるゆるなので、背中や太ももから漏れることがありますが、『ムーニー エアフィット』は漏れやすいすきまにギャザーがあるので体にしっかりフィット!
紙おむつはきつくしめつけたり、ムレたりしがちですが、『ムーニー エアフィット』は赤ちゃんに合わせたやさしいはき心地を追求しています。
肌ざわりのよい素材とやわらかいギャザーで赤ちゃんにとっても、お世話する人にとっても快適なおむつです。
口コミ・体験談
・触り心地がよかった(37歳)
・ウンチ漏れやおしっこ漏れがなく、フィット感があった(30歳)
・大きめで長く使えた(31歳)
・肌触りがよさそうだった。サイズが大きめで長く使えそうだった(37歳)
・価格がリーズナブルで、吸水力がある。子どもの体型にフィットし、おしっこやうんちの漏れがなく、安心して使用できた(39歳)

エンボス加工でさらさら感が続く
高級ライン『グ~ン はじめての肌着 マシュマロ仕立て』の標準ラインとなる『グーン まっさらさら通気』。
赤ちゃんの皮膚は大人に比べ薄いので、新生児は外部の刺激で皮膚にダメージを受けやすくおむつかぶれが起こりやすくなりますが、『グーン まっさらさら通気』は、おむつの表面に凹凸をつけたエンボス加工をほどこし、直接肌に触れる面積を少なくしています。
肌に触れない部分に給水スポットを設けているので、赤ちゃんの肌はいつもさらさら。肌トラブルから守ります。
口コミ・体験談
・長男の時もこの商品を使っていた。他の商品と比較して価格が安い(37歳)
・安価で、肌荒れも少なく、漏れることもなかった(30歳)
・肌にやさしい素材。あと、新生児のころはよくオムツを変えるから価格もうれしい(32歳)
・他製品に比べ価格も安く、おしりへのフィット感が好みだった(32歳)

オーガニック素材配合のコットンシートは日本初
オーガニックコットンが使用されている表面シートは、やわらかい肌ざわりでデリケート肌の赤ちゃんにも安心です。
また弱酸性・石油由来油剤無添加で赤ちゃんの肌質をよく研究した商品。弱酸性のものを使うと、おしっこやうんちによる肌への刺激を防ぎやすくなるというデータに基づきつくられています。
「ゆるうんち吸水ゾーン」という軟便のゆるうんちを広げにくいシートはまるでワッフル織のような四角になっていて、吸水スピードも早め。
誕生~3kg、誕生~5kgとあるので小さく生まれた赤ちゃんにも対応できるのが特徴です。また、ムーニーは背中に細かいギャザーがあるので多くの方から支持を得ています。
口コミ・体験談
・肌にやさしいのがうれしい(30歳)
・素材が赤ちゃんにやさしい、オムツかぶれが少なかった(34歳)

製紙メーカーならではの技術が詰まった紙おむつ
紙おむつは通常高温のプレスで密着させるのですが、この紙おむつは低温でプレスするので空気層がたくさん含まれており繊維が固くなりにくく、まさにマシュマロのような肌ざわりが特徴。
肌に触れる部分もエンボス加工で吸水スピードが速く、同じグ~ンの「お肌まっさらさら通気」よりも1回分多く吸水できるので、長時間寝てしまう赤ちゃんや外出時の利用に便利です。

生後間も新生児にぴったりの短時間用で赤ちゃん快適
『Whito』は、ティッシュなどの紙製品で有名なネピアが開発した紙おむつ。
製紙メーカーならではのこだわりで、環境にやさしいFSC認証紙を使用しているのが特徴です。やわらかい肌ざわりと動きやすい薄さで赤ちゃんの成長をサポートします。
キルティングテクノロジーの発達により吸水性と通気性が2倍(同社従来品に比べ)にアップ。ムレやかぶれを防ぎます。
サイズによって3時間用と12時間用がありますが、新生児サイズは3時間用のみとなっています。おむつ交換の回数が多い新生児向けの紙おむつです。
「新生児用おむつ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 新生児用おむつの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの新生児用おむつの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
新生児用おむつに関するQ&A 新生児のおむつ替えタイミングや交換頻度は?
新生児おむつは何カ月頃まで使えて、何枚用意すればいいのでしょうか? ここでは新生児用おむつに関する疑問にお答えします! 育児がはじめてのママさんパパさんは、おむつの交換方法やおむつ替えのタイミングもチェックしておきましょう。
新生児用おむつは何枚用意すべき? 何カ月まで使える?

新生児用おむつは「体重5kgまで」を対象にした商品が多く、一般的に生後1~2カ月の間に使用します。各商品に使用目安の体重が記載されているのでチェックしてみてください。
また枚数は、紙おむつの場合「1パック約90枚入り」が多いです。目安として、1週間で70~84枚ほどのおむつが必要になるので、1パックで約1週間ほど使えるようになっています。したがって、1カ月分まとめて購入するなら4パック購入するといいでしょう。
おむつ替えのタイミングや頻度は?

おむつ替えのタイミングは、おむつのおしっこサインの色が変わっていたらすぐ。新生児では1日10~12回、Sサイズおむつの赤ちゃんは1日8~10回のおむつ替えが目安になります。
赤ちゃんのおしっこやうんちを放置しておくと、尿や便の刺激で肌がかぶれてしまいます。赤ちゃんは自分で言葉で伝えることができないので、こまめにチェックして気をつけてあげましょう。
チェックのタイミングは、授乳の前後やお昼寝から起きたときです。とくに月齢が低い時期はおしっこの回数も多くなっています。赤ちゃんの体調や機嫌が悪い時はおむつのサインの有無にかかわらずいつもよりこまめにチェックしてあげましょう。
おむつは何歳まで必要なの?

赤ちゃんから幼児へと成長していくなかで、おむつを卒業するためにトイレトレーニングを開始します。一般的に、トイトレを終えておむつを卒業する時期は2歳半~3歳ころといわれています。
しかし、赤ちゃんや子どもによって成長が異なり、発達や体格、体重など個人差が大きいため、あくまでも目安として参考にましょう。早いからいいのではなく、おねしょやおもらしをしなくなり自分でトイレにいけるようになることが重要です。
トレーニング用のパンツや携帯補助便座など便利なアイテムがたくさんあるので、上手く活用し、赤ちゃんや子どものペースに合わせて見守ってあげましょう。
布おむつの特徴と紙おむつとの違いは?
「布おむつ」という選択肢もあり?

おむつには紙おむつと布おむつの2種類があります。新生児のおむつ交換は1日10回以上。毎日大量のおむつを洗濯するのはたいへんです。
紙おむつは1回で使い捨てできるので衛生的に使えます。ただし、おむつ交換の回数が多いからといって大量にまとめ買いしてしまうと、1カ月程度ですぐにサイズアウトしてしまうので、購入の際は注意が必要。
一方で、布おむつは肌にやさしいのが特徴。また、「輪おむつ」と「成形」の二種類あります。輪おむつは、一枚布から輪のように縫い合わせて、二枚重なった長方形の布地の状態をつくり、それを折りたたんで吸収帯にしたもの。成形おむつは赤ちゃんの股に当てやすいように、すでに形ができた吸収帯の布地です。
洗濯して繰り返し使えるので経済的で、ゴミも出ませんが、紙おむつに比べて吸水性が低いのでおむつの交換回数が多く手間がかかります。
赤ちゃんの体質や、お世話をする人の好み、ライフスタイルに合わせておむつを選びましょう。
布おむつのおすすめ2選 繰り返し使える!
イサム商会『ドビー織おむつ』
赤ちゃんの肌にやさしい昔ながらの輪おむつ
布おむつには輪おむつと成形おむつの2種類があります。イサム商会のドビー織仕立て上り布おむつは、1枚の布を輪っか状に縫い合わせた輪おむつ。折りたたんだおむつをカバーに敷いて使います。洗濯して繰り返し使えるので環境によく経済的です。
ドビー織とは布の織り方の一種で、高い吸水性と通気性が特徴です。綿100%なので肌が弱い赤ちゃんでも安心。折りたたみ方を変えれば、新生児からおむつを卒業するまで長く使えます。
エンゼルプラス『ラッキーオムツ(4枚入り)』
驚きの吸水性! 3枚重ねの成形おむつ
エンゼルプラス社の『ラッキーオムツ』は成形タイプの布おむつ。輪おむつに比べてコンパクトなので持ち運びに便利です。また、折りたたむ手間がないので急いでいるときにも素早くおむつ交換ができます。
成形おむつは吸水性が低いのがデメリットですが、ラッキーオムツは不織布を綿ウェーブではさんだ3枚重ねにすることで、輪おむつ以上の吸水性を実現しています。かさばらないので、おしっこの量が多くなっても枚数を増やしての使用が可能です。
おむつの人気ブランドランキングTOP8 赤ちゃんの成長に合わせてサイズアップ!
最後に、アンケート調査をもとにおむつの人気ブランドランキングを紹介します!
新生児期を過ぎると使うおむつは変わるのでしょうか? 先輩ママたちに、子育て期を通じて一番よく使用したおむつブランドについて教えてもらいました。

子育て期間中に使っていたおむつブランド。
圧倒的に人気なのは、新生児用おむつと同じ、『パンパース』となりました! なんと、36.1%の約3人に1人が『パンパース』を一番多く使用していたことになります。
しかし、2位には新生児用はなく、Mサイズ以上からラインナップする『マミーポコ』が18.3%でランクイン。新生児期をすぎ、赤ちゃんの肌が強くなってきたら、コスパブランドに乗り換える人も多いようです。
その後、『メリーズ』14.4%、『ムーニー』12.8%、『グ~ン』10.0%が、それぞれランクインしてくるという結果になりました。
ブランドを選んだ理由、新生児期から使用するおむつのブランドを変えた人にはその理由も聞いてみました。
【第1位】P&G『パンパース』 「漏れない」「かぶれない」圧倒的なブランド力!
【口コミ(アンケート回答より)】
・新生児のころから変わらず使用しているが、オムツかぶれもほとんどせず、漏れることも少ない。近所のスーパーでよく特売をするので、コスパもいい(35歳)
・フィット感が他より良く、漏れにくかった(40歳)
・いろいろ試した中で一番使い勝手がよかったです!(30歳)
・漏れが少なく、子どもの肌荒れもなかった(37歳)
・太もものサイズがぴったりでもれなかった(34歳)
・何よりもかさ張らない薄さが魅力的でした。他の商品より少しお高めなのですが、吸収率はダントツに良く尿量が多くなってからの夜も漏れる事が少なかったため、愛用してました(34歳)
・安心感と、うちの子どもの体型にフィットして、動いてもあまりずれることなく使用できたし、箱買いすれば、わりとコスパもよかった(40歳)
【第2位】ユニ・チャーム『マミーポコ』 Mサイズ以上からラインナップするコスパブランド
【口コミ(アンケート回答より)】
・パンツタイプのオムツの中では1番安い(37歳)
・サイズが大きくなるにつれて価格重視になり、お手ごろなのがこのブランドだった(30歳)
・様々なブランドを使ったが価格が他の製品よりリーズナブルであったため一番多く使用していた(40歳)
・パンツタイプに切り替えるタイミングで、コスパの良いに切り替えた(31歳)
・一歳を過ぎた辺りでコスパのいいものに変えた(29歳)
【第3位】花王『メリーズ』 値段と品質の絶妙なバランス!
【口コミ(アンケート回答より)】
・病院で使っていた(39歳)
・サイズ感がいいし、肌にあっている(39歳)
・新生児のときは値段が高めなものを使っていたが、やや安めなので試して、肌荒れもなくよかった(38歳)
・『パンパースのはじめての肌へのいちばん』が使いやすくてよかったが、少し割高だったので、少し安いものとしてメインで使用し、夜だけの『肌へのいちばん』を使用している(27歳)
・大きめなのか、ぽっちゃりな息子達にはぴったりでした(32歳)
・通気性がよくおむつかぶれがない。少し大きめで履かせやすい(30歳)
【第4位】ユニ・チャーム『ムーニー』 サイズやタイプが細かく選べる!
【口コミ(アンケート回答より)】
・上の子たちの時から使っていて、デザインも好きだった(35歳)
・うんちの背中もれが少ない(34歳)
・値段もあまり高くなく、材質もよかった(30歳)
・サイズが大きくなり、コスパがよいものに替えた(39歳)
・価格がリーズナブルで、吸水力があり、子どもの体型にフィットした(39歳)
・タッチ用とハイハイ用に分かれていてとても使い勝手がよかった(33歳)
【第5位】エリエール『グ~ン』 枚数多い&安いコスパ型! 吸収力もよし
【口コミ(アンケート回答より)】
・コスパがいいし品質も高い(37歳)
・オシッコとうんちが漏れない(39歳)
・ゆったりめに作られており、太ももが太めの我が子も楽に履くことが出来る。肌触りが良い(38歳)
・枚数が大きく肌荒れなどを起こしにくいかった(32歳)
・近くのドラッグストアで安く売っていること、お得パックが売っていること、オムツのフィット感が好みで、今のところかぶれることがない(32歳)
【第6位】ネピア『Whito(ホワイト)』 肌にやさしいふんわり仕上げ
【口コミ(アンケート回答より)】
・肌にやさしいと思って購入(25歳)
・肌にあっていていまでも愛用しています(32歳)
【第7位】『ネピア Genki!』 パンツタイプのみをラインナップ!
【口コミ(アンケート回答より)】
・ハイハイ、タッチして歩き回るようになってから横漏れが増え、体形に合ったものに変えました。前は肌にやさしいものじゃないとかぶれたけど1歳ごろから大体大丈夫になったので、その時々で安売りしていて惜しみなく交換できるものを選んでいます(40歳)
【第8位】Mama Bear パンツタイプのみのAmazonブランド
【口コミ(アンケート回答より)】
・機能が一番いいと思っています(32歳)
助産師からおむつ選びのアドバイス
最初はいろいろな種類の紙おむつを試してみて!
新生児期の肌やうんちの回数には個体差があり、生まれた体重や太ももの太さによっても紙おむつの相性があります。まずは少ない枚数のものやサンプルなどで各種製品を試してみて、自分のお子さんに合う紙おむつを決めましょう。
日本のメーカーならば標準でも高品質なので、どれを選んでも大きな失敗がないのがうれしいところです。海外に旅行に行くときも多くのパパママたちは日本製の慣れた紙おむつを持参することが多いようです。
先輩ママから子育てのアドバイス
アンケートの最後では、子育ての先輩として、これから子育てする人にアドバイス・メッセージをお願いしてみたところ、本当にたくさんのコメントをいただくことができました。
はじめての子育てで不安がある人、悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね!
・新生児の赤ちゃんは成長が早いので、まとめて買わずに小まめに買った方がよいですよ(40歳)
・肌の弱い子は、メーカーによって 合う合わないがあるので、色々と試してあげるといいかも(38歳)
・布オムツもおやこ時間があってよいですよ!(31歳)
・おむつの出費を抑えるために安いものを買うようにした方がよい(30歳)
・意外とすぐにサイズアップする。しかも、sサイズになったらテープよりもパンツタイプの方が便利。パンツタイプのサイドが破れることを最初知らなくて、脱がしにくそうと思ってた(30歳)
・吸収力が高いと肌荒れしないし、子供も泣かなくなるので重視してください。病院でくれる試供品を色々試すのもよいです(40歳)
・コンビのおむつポットを使用していますが、部屋が匂うことが全く無くてよいです!(33歳)
・おむつでゴミ箱がすぐパンパンになってしまうので、1回ごと極力小さく丸めるようにした方いいと思います(37歳)
・こどもの肌は荒れやすいので、こどもの肌に合うものや、うんちの状態でオムツを使い分けるといい(30歳)
・うんちは背中から漏れます。ウタマロ石けんは必須です(34歳)
・肌が敏感な子は頻繁にオムツ替えをしないとすぐかぶれてしまうので、もったいぶらずじゃんじゃん使いましょう(33歳)
初めての子育ては、わからないことがたくさんあるもの。新生児はすぐ大きくなってしまうので、「新生児用はそんなに使わないのに、たくさん購入しちゃった!」という声もあがっていました。いっぽう、新生児用のおむつは、日に何回も変えなければいけないので、一日あたりの使用枚数が多いことに驚いたという声も。ぜひ、新生児用おむつを選ぶ際の参考にしてくださいね。
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助産師である浅井貴子さんへの取材のもと、新生児用おむつの選び方とおすすめ商品を紹介しました。おむつの使い勝手の違いや吸水性、おむつのかぶれにくさなど、ぜひおむつ選びの際の参考にしてみてください。
新生児赤ちゃんの肌はとても薄く敏感なので、吸水性やかぶれにくさ、漏れたりしないかなどをよくチェックして、赤ちゃんにとって快適なおむつを選んであげましょう。
面倒に感じることも多いおむつ替えですが、あとから思い返すと、赤ちゃんとの大切なスキンシップ、コミュニケーションとして、強烈に懐かしく思い出されることも多いもの。赤ちゃんの体型や体質に合ったおむつと便利グッズを駆使して、今しかできない赤ちゃんのお世話を楽しんでくださいね。
◆アンケート情報
調査時期:2020年4月25日~5月14日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:180名(25~40歳のお子さまがいる女性)
調査方法:インターネットログイン式アンケート
※各商品のランキングの順位は、次のアンケート項目への結果をランキング化したものです。
Q.お子さまが新生児期に一番多く使用したおむつはどれですか?
※回答数:182名
※各商品の【クチコミ】は、次のアンケート項目への回答を抜粋したものです。
Q.お子さまが新生児期に一番多く使用したおむつについて、一番多く使用した理由をお答えください(自由回答)
※回答数:182名
Q.子育て期間中に一番多く使っていたおむつのブランドをお選びください
※回答数:180名
Q.ブランドを選んだ理由をお答えください※新生児用おむつで使用していたものから替えた場合は、その理由もお答えください
※回答数:182名
※「コスパ比較 一枚単価」について
2020年10月時点のAmazonなどの通販サイトの最安値をもとに記載しております。価格は変化しますので、あくまで参考としてご参照ください。
※マイナビニュース会員とは、Tポイントが貯まるアンケートやキャンペーンの参加、メールマガジンの購読などができる「マイナビニュース」の会員サービスです。(https://news.mynavi.jp/lp/2018/present/present/register_campaign/)
※記事中に掲載しているクチコミはアンケート調査時の回答データを使用しております。回答者個人の意見に基づくものになりますので、商品選びのご参考にされる場合には、ご注意ください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
大学病院、未熟児センター勤務後、自身の結婚、出産後地域に出て年間250~300件の赤ちゃん訪問を行いながら健診業務や母親学級などを行う。 アロマセラピストの知識を生かしながら母と子のナチュラルケアブランドAMOMAの商品開発、WELEDAのプレママセミナーなどを行う。 妊娠中~乳幼児の育児相談が得意。ベビーマッサージ教室カモマイル主宰。