おむつ替えシートはいる? いらない?
おむつ替えシートって必要なの?と思う方もいますよね。絶対に必要!とは言い切れないけどあると確実に便利なアイテムです。
特に新生児期から生後8か月くらいまでの赤ちゃんのうんちはゆるめなので、おむつからはみ出ちゃうこともしばしば。うんちの汚れって、布団やカーペットなどについてしまうと掃除がたいへんなんです…。でもおむつ替えシートがあれば周囲を汚さずにおむつ替えができるので便利。
自宅のシーツや床を汚したくないとき以外にも、帰省や友人の家にお邪魔するときや外出時に衛生面が気になる場面でおむつ替えシートが一枚あると安心感が違います。おむつ替えは、1日のなかで何度もするので、おむつ替えシートを出産前に準備おくことがおすすめ。少しでもストレスフリーにお世話していきましょう!
おむつ替えシートの選び方 タイプや素材をチェック!
ここからは、おむつ替えシートを選ぶときのポイントをチェックしましょう。
おむつ替えシートの「タイプ」で選ぶ
おむつ替えシートには、洗えるタイプと使い捨てタイプがあります。ここからはそれぞれの特徴を紹介していきます。
家用なら「洗えるタイプ」が便利
洗えるタイプのおむつ替えシートは、繰り返し使えるので経済的なのがメリットです。一方、汚れるたびに洗わなければいけないため、やや手間がかかります。
家なら汚れてもすぐに洗えるため、自宅用として使うのに適しているでしょう。また、商品ごとに大きさが異なるため、おむつ替えシートを選ぶときは、赤ちゃんの成長に合わせたサイズを選ぶようにしましょう。
外出用なら「使い捨てタイプ」が便利
洗うのが面倒な人や外出時は薄手のもので対応したいときに便利です。使い捨てタイプも、赤ちゃんの肌にふれるため、やわらかい紙素材でできています。
うんち汚れは洗って落とすのがたいへんなので、使い捨てタイプならもっと手軽。防水仕様になっているものが多く、おねしょシーツとしてもサッと敷いて使えたり汎用性抜群ですよ!
ただし、使い捨てシートのなかには小さいサイズがあり、おむつ替えのときによれて使いにくいものもあります。
おむつ替えシートの「素材」から選ぶ
素材にもこだわって選ぶのもポイントです。購入前に商品表記や商品情報などを確認してから購入しましょう。
赤ちゃんの肌に優しいのは「コットン・綿・パイル素材」
肌触りのよさを重視するなら、表面にオーガニックコットン・綿・パイル素材を使用したものを選びましょう。なめらかな風合いで、チクチク感・ザラザラ感が少ないのが特徴です。
また、吸水性や通気性に優れていて蒸れにくく、赤ちゃんの肌にやさしいでしょう。ただし、たたむとかさばりやすいため、外出シーンでの持ち運びにはやや不便な場合もあります。
洗いやすいものなら「ポリエステル・ナイロン素材」
合成繊維のポリエステルやナイロンは、軽量かつ耐久性にすぐれた素材です。また、カビや湿気に強いため、保管しやすい点も特徴として挙げられます。
一方、吸水性が低いため、使用時は蒸れやすいのがデメリットですが、そのぶん洗濯時は乾きやすいため、毎日洗濯しながら使用する場合にも便利でしょう。肌触りが気になる場合は、表地が綿・裏面がポリエステルなど、二重構造のものを選ぶのもひとつの選択です。
赤ちゃんの大きさに合わせて「サイズ」を選ぶ
おむつ替えシートのサイズも使い勝手を左右するポイントになります。
コンパクトサイズ
コンパクトなおむつ替えシートは、外出時にぴったりのサイズです。バッグのポケットにも収まりやすいため、必要なときにサッと取り出せるでしょう。
ただし、サイズが小さすぎると、赤ちゃんが動いて排泄物がはみ出てしまうこともあるため、注意してください。下半身をカバーできるくらいのサイズを目安に選びましょう。
大判サイズ
赤ちゃんの全身をすっぽりカバーするくらいの大きいサイズなら、新生児はもちろん、赤ちゃんが少し大きくなってからも、じゅうぶんなスペースが確保できて長く使いやすいでしょう。
また大きめのサイズでも、小さく折りたためるようにボタンやマジックテープが付けられた商品もあります。かさばらないため、外出時も持ち運びながら使えます。
付属品もチェックして選ぶ
便利な付属品もついているものを選べば持ち運びしやすいのでチェックしてみましょう。
外出時に便利な「おむつ替えシート付マザーズバッグ」
ママグッズのひとつである、マザーズバッグ。現在では、このマザーズバッグに、おむつ替えシートが付属している商品が多数販売されています。
バッグの底ポケットに、シートを収められる商品や、バッグと統一感のあるおしゃれなデザインのものなど、見た目や使い勝手に工夫が凝らされているのが特徴。
マザーズバッグを購入する予定があるなら、おむつ替えシート付きのものを選んでおくと便利でしょう。
持ち運びしやすい「ポーチ付きおむつ替えシート」
おむつ替えシートとポーチがセット、または一体型になった商品もあります。ポーチ付きなら、シートやおむつ、おしりふきも一緒に入れておけるため、おむつ替えの際はポーチを出すだけで必要なものがそろいます。
一体型タイプなら、片手でもサッと広げやすいため、手早く済ませたいときにも使い勝手がいいのが特徴です。
おむつ替えシートの「デザイン」で選ぶ おしゃれな柄やキャラクターものなど
使い勝手のみならず、デザイン面にもこだわって作られたおしゃれなおむつ替えシートも多いです。好きなブランドから選んでもいいですね。
ハートや星、北欧風、絵本のキャラクターをモチーフにした柄など、ブランドごとにバラエティ豊富なデザインがあるため、男の子も女の子もぴったりのものが見つかります。
遊び心のあるデザインを選ぶことで、おむつ替えがより楽しくなるでしょう。
おむつ替えシートおすすめ14選 洗える布製、使い捨てタイプを厳選
ここからは、おすすめのおむつ替えシートをご紹介します。

持ち運びOK! かわいいデザインが人気
アメリカの絵本作家エリック・カールの代表作「はらぺこあおむし」がデザインされたおむつ替えシート。同じデザインでスタイやベビー布団があるので、シリーズでそろえられるとママやパパからも評判のよい商品です。
表面のダブルガーゼには柄がプリントされ、裏面はパイル生地でラミネート加工が施されています。どちらも赤ちゃんの肌に優しい綿100%。洗濯機で洗えるのもうれしいですね。
こちらの商品は45×70cmと大きいサイズですが、くるくる巻いてマジックテープで止めるとコンパクトになるのが特徴。持ち運びに便利なサイズになるので、外出時に使いたいママやパパにぴったりです。
北欧ブランドのおしゃれなシート
おしゃれなパープル系花柄の、おむつ替えシートです。落ち着いた配色なので、派手になりすぎずマザーズバッグなど、ほかのアイテムにもなじみやすいでしょう。
スナップボタンを外して、片手でサッと設置しやすいです。また、ポケットがふたつついており、おむつ交換に必要なグッズを収納できるのも便利。撥水コーティングを施したオーガニックコットン製で、デリケートな赤ちゃんの肌にもやさしいでしょう。
3層の防水構造で漏れを防ぐ
3層構造によって浸水をガードする、防水タイプのおむつ替えシートです。赤ちゃんが不意におしっこをしてしまった場合でも、ベッドや床への漏れを防ぎやすいのが特徴。
汗の水分を受け止められるタイプの、防水素材を採用しています。肌に触れる面には、やさしいコットン素材を使っているため、赤ちゃんも快適でしょう。

防水仕様の使い捨てシートは外出時に便利!
こちらの商品は、50枚入りのペーパーシート。赤ちゃんのお肌に接する表面はやわらかい紙でできていて、裏面は水分をガードする防水仕様です。
サイズは45×66cmと大きく、おねしょシーツ替わりや離乳食を食べるときのマットなど、さまざまなシーンで重宝します。使い終わったら、紙おむつと一緒に捨てることができます。
使い捨てシートは、外出時はもちろん、小旅行にもとても便利! 赤ちゃんを連れてよくお出かけをするママやパパにおすすめのシートです。

よく動く活発な赤ちゃんも快適におむつ替え
寝返りをしたり活発に動きまわったり、おむつ替えをさせてくれない赤ちゃんのママやパパから信頼のあるおむつ替えシート。
使い方は赤ちゃんの上半身をサイドの布で包んであげます。布にはおもちゃをつけられるリングがあるので、お気に入りのおもちゃをつけてあげれば、赤ちゃんもご機嫌! 遊んでいる間に、ササっとおむつを替えることができるというすぐれもののシートです。
64×68cmと大きめで折りたたむことができますが、少し厚みがあるので、サイズが気になる人はお家専用としてもいいですね。歩きはじめた1歳ごろの赤ちゃんは脱走することもあるので、やんちゃなお子さんを持つママやパパにおすすめです。

デリケートな肌に優しいガーゼ素材
国内工場製造にこだわったベビー寝具店のおむつ替えマットです。パイル地で肌ざわりがとても優しく、デリケートな肌の赤ちゃんや低体重児の赤ちゃんにおすすめです。
もちろん、裏面はウレタン樹脂ラミネート加工が施されており、完全防水になっています。ごわごわした感触はなく、くたっとやわらかな肌ざわりなので、寝ている赤ちゃんを起こさずにおむつ替えできるでしょう。
周囲にていねいに施されたパイピングは柄や色が選べます。コスパもいいので、洗い替え用に2~3枚購入してもいいですし、お家用・外出用と使いわけてもいいですね。
「おむつ替えシート」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする おむつ替えシートの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのおむつ替えシートの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
おむつ替えシートはどんなもので代用できる? ペットシーツ・ブランケット・おくるみでも!
赤ちゃんのお世話グッズには、おむつやおしりふき、着替えやガーゼハンカチ、お菓子やおもちゃなどいろいろな種類があり大荷物になりがち……用意するものが多すぎてうっかりおむつ替えシートを用意し忘れてしまったときや、少しでも持ち歩く荷物を減らしたいときは、ブランケット、おくるみガーゼやペットシーツをおむつ替えシートとして代用するのもおすすめです。
実家や友人の家に遊びに行くときや、衛生面が気になる場所でのおむつ替えの際はおむつ替えシートとして使用できるアイテムを1つ持っておくと安心ですよ。
しかし、汚れてしまった場合は洗濯するまでブランケットやおくるみとして使用できなくなってしまいますよね。そんなときはペットシーツが大活躍しますよ!使い捨ておむつ替えシートとして使うことができ、汚れてしまっても替えがきくので便利! とママ達の口コミも多いのだとか。気になる方はおむつ替えシートの代用品もチェックしてみてください!
出産前に準備しておきたいおむつグッズ
おむつやおしりふきは、新生児期から毎日使うアイテムです。商品バリエーションが幅広いため、出産前にチェックしておけば、スムーズに赤ちゃんのお世話がはじめられるでしょう。
おむつには、使い捨ての紙おむつと洗濯して繰り返し使う布おむつがあります。おしりふきは、通常のタイプのほか、外出時に便利な流せるタイプも。
さらに詳しく知りたい人は、以下の関連記事も参考にしてください。
肌ざわりや大きさ、使うシーンにあわせて選ぼう
おむつ替えシートは産院から退院後、すぐにお家で使うものなので、妊娠中から用意しておく人も多いようです。ペットがいるご家庭では、防水性のあるペットシーツで代用している人も。
おむつ替えシートがなくてもおむつ交換はできますが、おしっこやうんちで汚れてしまうと、シーツやバスタオルを洗う手間もかかります。おむつ替えシートがあれば、こうした手間が省けるメリットがあるため、最近では出産前にそろえておきたいベビー用品として、マストアイテムになってきています。
使い捨てのペーパーシーツ、そして便利なコンパクトになる外出用と2種類用意しておけば最強です。
おむつ替えシートを使って快適スムーズに!
持ち歩きに便利な使い捨てや小さめサイズなどのおすすめのおむつ替えシートを紹介しました。
赤ちゃんのおむつ替えで大活躍するおむつ替えシート。床やカーペット、敷布団を汚さないでおむつを替えることができますし、外出先のトイレなどでも衛生的に替えてあげられます。好きな布で手作りするママもいるようですよ。
使う頻度が高いグッズだからこそ、使い勝手やデザインなどをよく検討して選んでくださいね。
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大学病院、未熟児センター勤務後、自身の結婚、出産後地域に出て年間250~300件の赤ちゃん訪問を行いながら健診業務や母親学級などを行う。 アロマセラピストの知識を生かしながら母と子のナチュラルケアブランドAMOMAの商品開発、WELEDAのプレママセミナーなどを行う。 妊娠中~乳幼児の育児相談が得意。ベビーマッサージ教室カモマイル主宰。