ハイカットとはどんなスニーカー? おしゃれでかっこいい!
スニーカーには「ハイカットスニーカー」や「ローカットスニーカー」という種類があります。これは履き口の高さの違いで、くるぶしをおおうくらいの高さがあるスニーカーをハイカット、くるぶしよりも低い位置でカットされているスニーカーをローカットといいます。
もともとハイカットスニーカーは、バスケットボールなどの激しく動くスポーツ用として開発されたシューズ。足首をしっかりおおうので、衝撃から足首を守り、高いホールド力で動きや歩行が安定します。足元にボリュームが出るので存在感を発揮して、コーディネートのアクセントにもなります。
ナイキやコンバースなどスニーカーの人気ブランドから販売されていて、素材もキャンバス、レザー、エナメル、スエードなどさまざま。ハイカットとローカットの中間を「ミッドカット」といいますが、この記事ではミッドカットの商品も含めてご紹介していきます。
メンズハイカットスニーカーおすすめ10選 安いモデルからハイブランドまで
メンズハイカットスニーカーのおすすめ商品をご紹介。人気ハイカットスニーカーブランドも多数セレクトしています! ミッドカットの商品もご紹介していますので、チェックしてみてください。
シンプルな王道モデル
1917年に誕生したバスケットボールシューズ、「チャックテイラー」を起源としつつ、ディテールのアップデートによって進化したのがこちらの商品です。大枠のデザインは変わっていない王道中の王道モデルです。
今ではローテクスニーカーを象徴するデザインになっていて、シンプルな面持ちで汎用性も抜群。長く使えるスタンダードなハイカットスニーカーがほしい方は、まずこちらを試してみてください。
フレンチミリタリーアイテムでスマートに
こちらはミリタリー系のハイカットスニーカー。「パラディウム」はフレンチミリタリーをベースにしているフランスのブランドで、その代表モデルがこの「パンパ ハイ」です。
1947年にフランス軍からの要請で、快適性と耐久性にすぐれたシューズを開発し、誕生したブランド。1990年代に日本でも流行しています。近年もまた90年代テイストの人気が続いていますので、さりげなく取り入れてみてはいかがでしょうか。武骨な印象がなくコーディネートしやすいので、ミリタリーテイストが苦手な方にもおすすめです。
スケートボードにうれしい機能とファッション性
スケートボードのためにつくられた「VANS SKATE CLASSICS」を、プロスケート仕様にしたプロクラシックシリーズ。
クラシックモデルよりも少しボリュームがあり、アンクルパッドやULTRACUSHインソールがスケート時に受ける衝撃をやわらげます。オリジナルパターンですぐれたグリップ力のワッフルソールは、スケートボード時はもちろん、タウンユースにも歩きやすいですよ。
幻のシューズが現代風にアレンジされて登場
オニツカタイガーは、陸上日本代表選手のトレーニングシューズに採用されるなど、信頼と実績のあるスポーツシューズブランドです。
「MEXICO Mid Runner」は「MEXICO 66」に次ぐスタンダードモデル。1964年、東京オリンピックの日本代表選手のトレーニングシューズをベースに、現代風にアレンジしています。スタイリッシュなデザインと履き心地のよさで、注目のスニーカーです。
ブルズカラーが足元を彩る人気のエアジョーダン
「エアジョーダン」は、有名なNBAプレイヤーだったマイケル・ジョーダンのためにつくられたシューズで、1985年に発売。エアクッション技術を使ったソールや斬新なカラーリングで、圧倒的な人気を獲得し、現在も要注目のスニーカーです。
「エアジョーダン 1 レトロ ハイ OG」は、白・赤・黒のブルズカラーがかっこいいデザイン。メンズコーデにぜひ取り入れたい一足です。
テニススタイルのミッドカットスニーカー
テニスシューズをタウンユース用にリメイクした人気のスニーカー「グリップショット」のミッドカットバージョン。バスケットボールシューズとは違う、テニススタイルならではのエレガントなデザインです。
アッパーはソフトレザーで、切り替えやステッチを極力使わないミニマルルック。サイドに入ったおなじみのワニロゴ刺しゅうがポイントです。
軽量&防水でタウンでもアウトドアでも大活躍
高いデザイン性と機能性を兼ね備えた、キーンのミッドカットスニーカー。キーン独自の機能が満載で、タウンユースはもちろん、ハイキングやトレッキングなどのアウトドアにもおすすめの一足です。
軽量なので疲れにくく、足首を安定させるミッドカットと新開発のソールユニットで、快適な歩行を実現。アッパーは通気性のよいメッシュで、雨の日にも対応できる防水仕様です。
スポーティーでレトロな雰囲気を楽しめる一足
レトロなバスケシューズに着想を得て、懐かしさを感じるデザインに仕上げたフープスシリーズ。ミッドカットで足首をサポートし、クッション性のあるソールで快適な履き心地を実現したスニーカーです。
メッシュ、レザー、スエードといった異素材を組み合わせたアッパーや、サイドのスリーストライプスがおしゃれで、スポーティーで懐かしい雰囲気を楽しめます。
「メンズハイカットスニーカー」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする メンズハイカットスニーカーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのメンズハイカットスニーカーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
メンズハイカットスニーカーの選び方 定番の白黒やおしゃれな赤などカラーもたくさん
ここからは、メンズハイカットスニーカーの選び方をご紹介します。
コーデに合う色を選ぶ
メンズハイカットスニーカーには、さまざまな色が展開されています。持っている服の色も考えて、コーディネートに使いやすい色のハイカットスニーカーを選びましょう。
黒や白など定番カラーは春夏秋冬履ける
シンプルな定番カラーのハイカットスニーカーは、一年中活躍してくれる便利なアイテム。どんなアイテムとも合わせやすくて、メンズのコーディネートで大活躍してくれます。
人気の定番カラーである白スニーカーは、清潔感のあるさわやかな印象のコーディネートに。また、黒はクールでかっこよく、ネイビーはカジュアル感を演出、茶色は落ち着いた大人の雰囲気、ベージュはやさしさやかわいさというように、シンプルカラーでも色の違いでさまざまな印象を楽しむことができます。
青や赤・ピンクなどはコーデのアクセントに
シンプルで色味が少なくなりがちなメンズのコーディネートには、ビビッドカラーのハイカットスニーカーで色味を取り入れるのがおすすめです。
白Tシャツと黒スキニーといったモノトーンコーデには、差し色として赤や青のハイカットスニーカーを。シンプルなジーンズスタイルも、黄色やピンクのハイカットスニーカーを合わせればおしゃれ度がぐっと増すでしょう。ワインレッドやパープル、カーキなどの色味なら、派手すぎず少し落ち着いた印象になります。
デザインで選ぶ
デザインも豊富なメンズハイカットスニーカー。デザインが違えば印象も変わり、似合うファッションも変わります。自分の好きなファッションに合わせて、ハイカットスニーカーのデザインを選びましょう。
ロゴが控えめで単色のシンプルなハイカットスニーカーは、ナチュラルなカジュアルスタイルに合います。逆にカラフルで派手めのハイカットスニーカーは、個性的なファッションが好きな方にぴったり。ストリート系なら、ごついハイカットスニーカーがおすすめです。
スニーカーの雰囲気も変わる足幅もチェック!
ハイカットスニーカーは、メーカーやモデルによって足幅もさまざまです。自分の足に合うかどうかだけでなく、印象も変わってくるのでなりたいイメージに合わせて選びましょう。
きれいめな着こなしならスリムな幅を
メンズのきれいめスタイルに合わせるなら、幅がせまいハイカットスニーカーがおすすめ。スリム幅のハイカットスニーカーはすっきりとしたシルエットで、スキニーパンツなどのきれいめな着こなしにもよく合い、上品な印象のコーディネートに仕上がります。
また、ジャケットなどのトップスとハイカットスニーカーの色味を合わせると、コーディネートに統一感を出せます。
ストリート系は幅広で存在感アップ
ゆったりとしたシルエットが特徴のストリート系メンズコーデに合わせるなら、ハイカットスニーカーもゆったりとした幅広タイプを選びましょう。幅が広くて大きさがあるハイカットスニーカーなら、ダボっとした着こなしのストリート系と相性がよく、存在感のある足元を演出します。
色や柄、デザインが派手めのハイカットスニーカーを選べば、より存在感を発揮して、個性的なコーディネートを楽しめます。
素材の違いもチェック
ハイカットスニーカーに使われる素材は、おもに「キャンバス」「レザー」「合成皮革」があります。それぞれの違いをチェックしましょう。
軽量で柔らかい、カジュアルな「キャンバス」
キャンバスは帆布(はんぷ)とも呼ばれる、綿や麻などで織られたとても丈夫な厚手の布。コンバースのオールスターなど、多くのスニーカーで使われている定番素材です。
軽くて柔軟性があるので足になじみやすく、履くほどにフィット感が増して履きやすくなります。高密度の織物なので水が浸透しにくく、耐久性にもすぐれているのが特徴。また、汚れても洗うことができ長く使えます。通気性のよい素材で、蒸れにくいのも魅力です。
高級感がありきれいめな印象の「レザー」
レザーは動物の革のこと。牛や豚、馬といった動物の違いだけでなく、加工の違いでスムースレザーやスエード、型押し革などさまざまな種類があります。
レザー素材のハイカットスニーカーは高級感があって、大人っぽい雰囲気。耐久性にすぐれた素材なので、革靴用クリームや防水スプレーなどでしっかりお手入れしていけば、一生もののスニーカーとして愛用していけるでしょう。
履きやすく手入れしやすい「合成皮革」
合成皮革は天然のレザーに似せてつくられた人工素材で、合皮と略されたりフェイクレザーと呼ばれたりすることもあります。
レザーよりも軽くて履きやすく、レザーのようなお手入れも不要。耐水性にすぐれた素材で雨や汚れに強く、染色しやすいので色味が豊富なのもメリットです。ただ、経年劣化でひび割れが起きることもあり、レザーのように長く愛用することはできません。
機能性もチェックして
メンズハイカットスニーカーは、おしゃれなデザインだけでなく機能性もチェックしましょう。
長い距離を歩くことが多い方は、ソールにエアクッションが入ったタイプなど、ひざや腰への負担をやわらげる衝撃吸収性が高いハイカットスニーカーがぴったり。疲れにくさを考えるなら、クッション性とともに重さにも注目し、軽量のハイカットスニーカーを選びましょう。
登山靴も履き口が高く、ハイカットスニーカーと形状が似ています。しかし登山靴は、ソールの形状やかたさといった機能が特殊であるため、登山にはマウンテンブーツなどの登山用を使うことをおすすめします。
メンズハイカットスニーカーのおすすめブランド
ここからは、メンズハイカットスニーカーのおすすめブランドをご紹介します。迷ったら人気ブランドから選ぶのもありです!
NIKE(ナイキ)
エアジョーダンシリーズをはじめ世界中で人気かつもっとも有名といっても過言ではないスニーカーブランドです。
ギリシャ神話に登場する勝利の女神「ニケ」が由来といわれています。バスケットボールのバッシュをはじめ、サッカーや野球などあらゆるスポーツのトップランカー的存在です。
衝撃を吸収するエアバッグの「エア」と呼ばれるソールなど、ナイキの最新技術を活かした機能性、豊富なラインナップなどが魅力。また、奇抜なデザインやファッション性にすぐれているのも支持される理由です。
ほかにも、高級ブランドとのコラボレーションスニーカーなど、プレミアがつくようなものも人気で、多くのコレクターがいるほどです。
CONVERSE(コンバース)
昔も今も変わらないシンプルなデザインとカラーバリエーションが人気のCONVERSE(コンバース)。幅広い年代から指示される定番モデルの「オールスター」は、スニーカーの名作です。
このオールスターは、キャンバス素材をおもに利用していますが、レザー素材を使用したモデルも非常に人気です。また、リーズナブルな価格で購入できるのも、長年愛される理由でしょう。
VANS(ヴァンズ)
VANS(ヴァンズ)は、カリフォルニア州コスタメサに本拠を置く、VFコーポレーションが所有するスケートボードの靴および関連アパレルのアメリカメーカーです。
サーフィン、スノーボード、BMX、モトクロスチームのスポンサーにもなっているほど、アウトドアスポーツに力を入れています。そのため、サーファーやスケーターといったストリートファッションン好きの人たちから圧倒的な支持を得ています。
エラやオールドスクールなどは、スニーカーの定番ともいえるバンズの代表作です。ナイキ同様、ブランドや企業とコラボする限定モデルも多いのが特徴。
バランスが重要! エキスパートからのアドバイス
ハイカットスニーカーは丈が長い分、足首部分にボリュームが出ます。細身のパンツを合わせた場合、スニーカーの外側にパンツの裾を重ねることは不可能です。裾はクシャッとたるませたり、スニーカーに入れたりすることになります。もちろん、パンツの丈が短めなら裾の処理を気にする必要はありません。いずれにしてもスニーカーとパンツの相性やバランスが重要なので、試着などで確認できるとなおよいでしょう。
また、ハイカットスニーカーは全体の体積が大きく存在感が抜群。あまりにも主張が強すぎないよう注意しましょう。モノトーンの定番モデルをさり気なく取り入れるくらいの感覚だと、好バランスなアクセントとして活躍してくれます。
ハイカットスニーカーを使ったコーディネートのコツ
パンツのすそをロールアップしたり、スキニーパンツをインしたり、短め丈のパンツに合わせたりすれば、ハイカットスニーカーをアピールできます。また、パンツのすそでスニーカーをおおい隠せば、ローカットスニーカーのようにも履けます。
いろいろな履きこなしができるので、カジュアルなコーディネートはもちろん、きれいめコーディネートのはずしアイテムにもおすすめです。
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ハイカットスニーカーはデザインと機能で選ぼう
もともと激しく動くスポーツのためにつくられているので、安定性にすぐれていたり疲れにくい設計だったりと、機能面が充実しているものが多いハイカットスニーカー。さまざまなブランドが取り扱っていて、機能性を追求するだけでなくデザイン性も多様で、メンズコーディネートの重要アイテムでもあります。
好みのファッションに合わせて選んだり、使い方に合わせて選んだりして、自分にぴったりのハイカットスニーカーを選びましょう。
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メンズファッションがメインのライター/編集者/コラムニスト。 AllAbout「メンズファッション」ガイド。[着こなし工学]提唱者。 また、メンサ (JAPAN MENSA) 会員。野菜ソムリエの資格も保有。 出版社から独立後、70ほどのメディアに関わり、客観的、横断的、俯瞰的なファッション分析を得意とする。そんな視点を活かした[着こなし工学]を構築中。 また、ライター向けのコミュニティを「DMMオンラインサロン」で運営中。 最近の「マイナビおすすめナビ」の記事においては、商品選びのアドバイスなど、監修者として携わる。