メガネ拭きの選び方 素材・大きさ・デザイン・機能
家事ライター/暮らしのチームクレア・楠本知子さんに、メガネ拭きを選ぶときのポイントを教えてもらいました。ポイントは以下の4つです。
【1】素材
【2】大きさ
【3】デザイン
【4】機能
上記のポイントを押さえることで、あなたに合った商品を見つけることができます。ぜひ参考にしてみてください。
【1】素材で選ぶ
メガネ拭きの素材として一般的なのがマイクロファイバー。すぐれた吸水性と速乾性で、皮脂の汚れや汗などの水分をすばやく拭い去ります。ダイソーなどの100円ショップなど取扱店も多いので、手軽に入手可能です。
また、よく耳にするのが東レの「トレシー」。超極細繊維で油膜汚れを拭き取って再付着を防ぐ高性能な商品です。洗濯することで性能もよみがえるうえ、繊維としても丈夫なので、メガネをかける方はマイクロファイバークロスを1枚持っておくと重宝します。
ほかにも、不織布の使い捨てタイプは、荷物を減らしたい人、清潔志向の人におすすめ。メガネ磨き自体を楽しみたい人には、リッチな手触りのセーム革(鹿革)などもあります。
【2】目的に合わせて大きさで選ぶ
外出時にもメガネ拭きを持ち歩きたい人は、15cmから20cm前後のハンカチくらいのサイズがおすすめ。このくらいの大きさなら化粧ポーチや胸ポケットなどどこにでも入れておくことができます。
家に置いておく人には、30cm前後の大判のものでもいいでしょう。大きめのサイズなら、メガネ全体を包み込んでレンズの両眼やツル部分も一緒に拭くことができます。
また、メガネだけでなく、パソコンやスマホの画面、カメラのレンズを拭く場合も大判のほうが拭きやすくて便利です。
【3】おしゃれなデザインで選ぶ
一般的なメガネ拭きといえば、無地のものを思い浮かべるかもしれませんが、デザインの施されたものも多く見られます。
キャラクターやかわいいイラスト、名画や路線図をあしらったもの、デザイナーとコラボしたもの、メガネケースと同柄のものもあります。
メガネライフにこだわりたい人や、個性をチラ見せしたい人、メガネを拭くちょっとしたひとときに癒やされたい人におすすめです。
【4】機能で選ぶ
遠くを見るとき、書類を読むときなど、必要な場面だけメガネを取り出して使う人は、メガネケースを持ち歩いている場合が多いのでメガネ拭きもそこに収納できます。
しかし常時メガネを着用している人、とくに化粧ポーチなどを持ち歩かない男性は、収納場所に困るかもしれません。そういう人にはポーチやケース付きのものがおすすめ。ジャケットの内ポケットや、通勤バッグに入れておけるので安心です。
また、いつも清潔なメガネ拭きを使いたい人には、使い捨てシートがいいでしょう。ほかにもメガネケースと一体化したものや、ケースがメガネ拭きとなっているものもあるので、荷物を減らしたい人にはいいですね。
メガネ拭きおすすめ12選 シンプル・面白いデザインも
うえで紹介したメガネ拭きの選び方のポイントをふまえて、家事ライター・暮らしのチームクレア・楠本知子さんと編集部で選んだおすすめ商品を紹介します。どの商品も使いやすくて汚れを落とすのに便利ですが、すてきなデザインの商品もありますので、それぞれ比較して選んでみてくださいね。

メガネ拭きといえばコレ! 1枚は持っておきたい!
メガネ拭きとして、圧倒的な知名度を誇るブランド「トレシー」。メガネをかける人なら1枚は持っておきたい品です。
持ち歩き用に19cm四方のものもありますが、ここではあえて30cm四方の大き目サイズをおすすめ。大判なので、両眼のレンズに手を触れることなく拭くことができます。
皮脂や指紋、ファンデーションなどの汚れもすっきり落ちるうえ、布自体が薄いので、レンズとリムのすき間の汚れを取るのにも便利。
大判なのに、たたんで化粧ポーチに入れてもかさばりません。洗濯しても効果は落ちないとのことで、長く重宝しそうです。

鹿革の最高級品。人工繊維にない感触が病みつきに
セーム革とは、鹿やヤギなどの革をなめしたものの総称。キョンセームは「キョン」という種の鹿皮のみを使用したもので、高級品として知られてます。
特徴は繊維が細くてやわらかいこと。天然の革だけあって、使えば使うほど味わいが出てくるうえ、やわらかな感触に育つといわれています。
私も父が使っているものを試させてもらいましたが、汚れの取れ加減は言うまでもなく、手なじみのよさは特筆もの。
使って洗うたびに風合いが増すという、まさに「育てるメガネ拭き」です。機能的にはもちろん、高級感を楽しみたい人におすすめです。

1回使い切りの個装タイプで、お財布やポーチに常備
使い捨てタイプのメガネ拭きには、不織布に薬剤をつけて濡れているウエットタイプと、乾いたティッシュのような状態のドライタイプがあります。
ウエットタイプは拭き跡が残ってしまうのでは、と不安な人もいるかもしれませんが、この商品はほどよいウエット感で速乾性もあるため、拭き跡が残りません。
個包装をピッと開けてメガネを拭き、湿っているうちにスマホクリーナーして使ってしまえば一石二鳥です。財布や定期入れに入れたり、ポーチにしのばせて持ち歩くことができるので、かさばらないものが好きな人にはおすすめ。
ローソンなどのコンビニでも販売されているため、忘れて外出中に急に必要になった場合にも買い求めやすい商品です。

メガネを拭きながら名画観賞? こっそり癒やされる
食事のあとにホッとひと息ついたときや、電車に座れたとき、なぜだか無性にメガネの汚れが気になります。そんなときにおすすめなのが「トレシー」の『名画シリーズ』。
お気に入りの名画をあしらったメガネ拭きなら、メガネを拭くひとときが癒やしタイムになりそうです。
名画シリーズのほかにも、源氏物語や葛飾北斎など様々な種類のシリーズがあります。好きな絵柄を選べばテンションが上がり、メガネのお手入れが楽しみになることでしょう。
こっそり癒やされたい人、メガネを拭きながら名画のうんちくを語りたい人におすすめ。ちょっとしたプレゼントにも喜ばれます。

ポーチと一体だから、持ち歩きやすくてなくしにくい
常時メガネをかけていると、メガネが汚れているのにメガネ拭きが見当たらない……ということはよくあります。
この商品は収納ポーチとクロスが一体型になっているので、ポーチとクロスがバラバラになりません。ポーチについたカラビナをバッグなどにひっかけておけば、いつでもメガネ拭きが使えます。
クロスは23cm四方マイクロファイバー製。やや大きめサイズなので使い勝手も問題なしです。もちろん汚れたら洗うことも可能。これでバッグをゴソゴソ探す必要もありません。
一度拭くと24時間効果が持続
「幸せなくもらないメガネふき」は、レンズの両面を5~10回拭いて使用します。親水性被膜効果があるので、一度拭くだけで24時間効果が持続。コーティング剤でギラつくことがないので、いつでもクリアな視界が保てます。約300回、最大で1年間使用が可能です。
汚れが付きにくくなるため、曇りだけでなく花粉症やホコリなどのアレルギー対策としてもおすすめです。メガネだけでなく、ゴーグルやカメラのレンズなどにも使えます。保管する際には専用のジッパーパックを利用しましょう。
静電気をシャットアウトし何度も繰り返し洗濯可能
ジュエリーブランドがプロデュースしている商品で、品質にこだわって作られています。ポリエステル100%の素材で、静電気を完全にシャットアウトする加工が施されています。強い皮膜を使用しているので、頑固な油汚れなども簡単に拭きとれます。繰り返し洗濯をしても性能や品質に変化はなく、問題はありません。
メガネのみならず、スマホやカメラ、腕時計、パソコン画面などさまざまなものに対応できます。高級感ある見た目で、ギフトにもおすすめです。
コンパクトに収納できる機能性抜群のメガネ拭き
メガネのレンズに軽く息を吹きかけてからクロスで綺麗に拭くと、レンズの表面に親水性被膜ができ、曇りにくくなります。1枚で約300回の使用が可能です。
何度拭いてもメガネの曇りがとれず気になるときには、メガネに汚れが付着している可能性があるので、汚れを完全に落とすことを意識するとよいでしょう。
専用の缶に入っていてコンパクトに収納できるのも嬉しいですね。シンプルなデザインなので、そのまま置いておいてもインテリアの邪魔になりません。
ビジネスシーンに似合う大人の一枚
22AW カルバン・クラインシーズンデザインの幾何柄をジャカードで表現したマイクロファイバー ハンカチ。クールな表面とは打って変わって、裏側はシンプルな眼鏡拭き。ブランドを前面に押し出さず、さりげなくかっこいいので、父の日や誕生日、新たな門出のプレゼントとしておすすめです。
シックな印象なので、ビジネスシーンにもぴったりですね。
汚れが簡単に落とせるマイクロファイバー仕様
大きなアニエスベーのロゴ入りの眼鏡拭き。ハンカチとしてはもちろん、マイクロファイバーを一部に使用しているので、しっかりと眼鏡拭きとしての機能も持ち合わせています。
シンプルなデザインながら、ブランドロゴが目に留まる一枚。普段よりもちょっといいものをプレゼントにおすすめです。
メガネだけじゃなく、スマホも拭けるので一枚あるととても便利ですよ。
スマホもタブレットも徹底的に
ニューヨーク在住の画家、久下貴史のマンハッタナーズシリーズの眼鏡拭き。個性的なデザインで愛らしい猫たちのハートウォーミングなコレクションが印象的。どれも可愛くて迷ってしまうほど。プレゼントにも適したプチプライス。
油膜もこの一枚で完璧に取れるので、眼鏡やスマホ、双眼鏡などあらゆるレンズ・画面はおまかせです。
まるで折り紙。形状記憶する布
「えっ、これが眼鏡拭き?」と驚いて思わず手に取って確認したくなる眼鏡拭き。ポリエステル素材にプリーツ加工を施すと、形状記憶するという特性を生かし、世にも珍しい眼鏡拭きができました。スマートフォンやパソコンなどの液晶を拭くこともできるので、メガネをかけてない方にもおすすめです。
折り紙が日本的な印象を醸し出しているので、海外の方へのお土産にもぴったりですね。
「メガネ拭き」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする メガネ拭きの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのメガネ拭きの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかのメガネ関連の記事はこちら 【関連記事】
メガネ拭きは定期的に洗って清潔に保ちましょう いかがでしたか?
一見すると汚れていないように見えるメガネ拭きも、実は繊維と繊維の間に汚れが溜まっています。
汚れたメガネ拭きをそのまま使い続けると、その汚れがかえってレンズをキズつける原因になってしまうこともあるので、洗濯表示をよく見て洗えるものは定期的に洗う習慣をつけましょう。
きれいなメガネはきれいなメガネ拭きから。すっきりした視界ですっきりな毎日を過ごしましょう。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
料理、家事全般、収納、修繕に関する書籍と、家電関係のフリーペーパーのほか、自己啓発本のライティング・編集も行う。 温泉ソムリエ、整理収納アドバイザー2級。編集・ライティング協力した書籍に、『お金をかけずにおうちでごはん宣言』(幻冬舎)、『転ばぬ先の玉手箱-こんな工夫、あんな知恵』(万来舎)、『自分で直す・繕う・手入れする 暮らしの修繕術』(万来舎)など。 趣味は温泉と読書とビール。