スマホを固定することで、きれいな写真や動画を撮影できるスマホ三脚。
固定して撮影するため、自分を含めた集合写真やブレない写真・動画、定点映像なども撮影できるなどメリットがあります。最近では、撮影スタイルに合わせて自撮り棒やハンドグリップでつかえるもの、Bluetoothを使って離れたところから撮影できるものまでさまざま。
本記事を参考に、撮影スタイルによって一番好きなタイプのスマホ三脚をぜひ選んでみてください!
それでは、スマホ三脚の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の2つ。
【1】固定方法を確認
【2】機能で選ぶ
上記の2つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
スマホ三脚のタイプは大きく分けて3種類あります。それぞれ解説していきます。
一番スタンダードな三脚です。3本の脚で支えることでスマホを固定するタイプ。平らな場所に設置に、安定した画角で撮影することができます。高さ調節も可能で、記念撮影や記録撮影などに向いています。
スマホを挟み込むタイプであれば、タブレットやデジカメなどを設置し、撮影することもできるメリットがあります。
三脚部分を自由に曲げることで、比較的どこでも設置し、撮影することができるタイプ。岩や木の枝、自転車のハンドルなどにも設置することが可能で、自由なアングルで撮影することが可能です。
屋外だけでなく屋内でも、デスクの角やキッチンの空きスペース、車内の後部座席周辺など、不安定な場所でも設置でき、撮影用だけでなく、スマホスタンドとしても使用できるメリットがあります。
自撮り棒兼用タイプは、三脚の脚を折りたたむことで、自撮り棒としても使えます。なかには、リモコンやシャッターボタンが搭載されているものもあり、使い勝手を考えたときにとても便利なタイプです。
スマホ三脚には、自由雲台や水平器、リモコンが付いているものもあります。使い勝手を左右する便利機能にもぜひ注目してみてください。
角度が水平になっているかどうかを確認する「水平器」が付いているものもあります。水平器が付いていれば、風景写真などがよりきれいに撮影できます。
スマホを取り付けて固定する台の部分を雲台(うんだい)と言います。この部分がないとそもそもスマホを取り付けることができません。また、「自由雲台」であれば、角度を自由に調節することができます。
スマホ三脚は、便利な機能を搭載したモデルもあります。とくに便利なのがリモコン操作ができるもの。
Bluetoothでスマホと接続すれば、離れた場所からシャッターを切ることができるようになります。スマホはとくにシャッターを押す際に、手ブレを起こしやすいのですが、リモコンを使えばそのような問題もありません。
スマホ三脚の選び方のポイントをふまえて、秋葉けんたさんと編集部が厳選したおすすめ商品をご紹介します。
さまざまな角度に調整してスマホを縦置きにも横置きにもできるものや、リモコンシャッターで遠隔操作できる便利なものもありますよ。
Bluetoothリモコンで全身撮影可能!
スマホと接続できるBluetoothリモコンが付いている三脚です。10mまで遠隔操作が可能なので背景や景色と一緒に家族写真や友達との集合写真など全身を写して撮影することができます。上下、左右、水平方向とそれぞれに動かせる3way雲台が付いているので角度も自由に調整できます。
さらに、スマホだけでなく、一眼レフやビデオカメラ、デジタルカメラなどさまざまな機種にも対応しています。収納後のサイズは45cm、重量0.65kgと軽量なので持ち運びにも便利です。
リングライト付きで写りを調整できる!
リングライトが付いているのでSNSに投稿する写真の撮影や動画配信、オンライン飲み会などにぴったりの三脚です。ライトは10段階で調光可能でリングライトとスマホアームが調整できるので好きな角度に光を当てて撮影できます。
また、スマホ2台同時に撮影も可能です。カメラ写りが気になる方は、ぜひ、チェックしてみてください。
折りたためるのでバッグに携帯しやすい三脚
コンパクトに折りたためるミニ三脚です。重量が80gとおおよそみかん1個と同じ重さなので持ち運びやすく手軽に使えます。ホルダーを外せば一般的なカメラも設置でき、360度カメラやアクションカメラなどにも対応しています。
テレワークやオンライン会議などのビジネスシーンから動画鑑賞や撮影、料理のレシピ確認などさまざまなシーンに使えます。
Trackbee『スマホ三脚 Bluetoothリモコン付き 3WAY雲台』
多彩な機能搭載の高コスパ三脚
持ち運びに便利な軽量設計の3way三脚です。3自由雲台なのえ、360度のパノラマ撮影が可能なほか、リモコン付きで約10メートル離れた場所からでも遠隔でシャッターが切れます。伸縮段数は4段(中央エレベーター/レバーロック3か所)。技適マーク認証済み商品です。
撮影はもちろん、生配信や集合写真など、あらゆるシーンでの撮影に対応できます。この価格でこれだけの機能が搭載されているのはかなりの高コスパ製品と言えます。
JOBY『スマートフォン三脚 グリップタイトONE GPスタンド(JB01491-0WW)』
軽量で価格も安いフレキシブル
スマホやコンデジなど軽量カメラに対応したフレキシブルタイプの三脚。木やハンドルなど好きな角度で固定することができます。互換性も高く、キヤノン、ソニー、富士フイルム、パナソニック、オリンパス、ニコンなど様々なメーカーに対応。
また、とてもコンパクトに折りたたむことができるので、持ち運びに便利です。三脚自体が軽いため、自重よりも重いスマホやカメラなどを取り付ける場合は、三脚の脚を広げて支えるようにすると固定できます。
軽量コンパクトなスマホ三脚
アルミ合金を採用することによって軽量に仕上げられたスマホ三脚です。さらに、伸縮タイプでコンパクトになりますので持ち運ぶ機会が多いという方にもおすすめです。スマホのみでなくカメラにも対応しており、1.5kgまでのデバイスを装着可能となっています。さらに、雲台も搭載していますので上下左右のみでなく水平移動も可能です。
JOBY『グリップタイトPRO2 ゴリラポッド(SKU JB01551-BWW)』
さまざまな用途で使えるフレキシブルアーム
スマホを取り付けてさまざまな角度でに調整して使用できるフレキシブルアームタイプのスマホ三脚です。三脚としてはもちろんのこと、スマホスタンドとしても使用可能です。足の部分は大きめサイズで安定感がありますので、少し大きめのスマホにもしっかり対応できます。幅広い用途で使えるスマホ三脚を求める方におすすめです。
コンパクトな卓上タイプ
気軽に使える卓上タイプのスマホ三脚です。デスクの上などで使用するスマホスタンドとしても使いやすいタイプです。折りたたむととてもコンパクトになりますので、ポケットに入れて持ち運ぶことも可能です。サイズはコンパクトですが、Bluetoothのリモコンも付属していますので自撮りも自由自在。バッグなどに常に入れておきたいミニ三脚です。
いろんな用途で使えるくねくね三脚
足部分を自由に変形させることができるくねくね三脚です。もちろん通常の三脚としても使用できますが、足の形を変形させることによってさまざまな場所に設置、取り付けすることができます。取り付け部は雲台にもなっていますので、さまざまな角度での撮影にも対応可能です。Bluetoothリモコンも付属していますので、自撮り中心の方にもおすすめ。
便利なスタンド付き自撮り棒
スタイルとしてはシンプルな伸縮式の自撮り棒ですが、グリップ部が3つに別れてスタンドになりますので、スマホ三脚としても使用できます。収納時はとてもコンパクトになりますし、軽量なので普段から持ち歩けるスマホスタンド、スマホ三脚が欲しいという方にもおすすめです。取り外し可能なBluetoothリモコンも付属しています。
JOBY『テレポッド モバイル(SKU JB01550-BWW)』
画像 |
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商品名 |
XXZU『三脚 リモコン付き』
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トレモジャパン『リングライトLED 三脚』
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サンワダイレクト『ミニ三脚』
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Trackbee『スマホ三脚 Bluetoothリモコン付き 3WAY雲台』
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JOBY『スマートフォン三脚 グリップタイトONE GPスタンド(JB01491-0WW)』
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エレコム『P-STWBK』
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Vastmoonful『スマホ三脚』
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JOBY『グリップタイトPRO2 ゴリラポッド(SKU JB01551-BWW)』
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desk-it『スマホ スタンド』
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SLIK『スマホ三脚』
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Talent Star『スマホ三脚』
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USTINE『伸縮式自撮り棒』
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エレコム『P-STSRBK』
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Manfrotto『PIXI Smart』
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JOBY『テレポッド モバイル(SKU JB01550-BWW)』
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商品情報 |
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特徴 |
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タイプ |
3WAY
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2way
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2way
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3WAY
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スマホ三脚
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2Way
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スマホ三脚
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スマホ三脚
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スマホアーム
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スマホ三脚
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スマホ三脚
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2WAY
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2Way
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スマホ三脚
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2Way
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本体サイズ |
最高身長125cm、最低身長45cm
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71cm~150cmまで伸縮可能
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収縮後長さ:450mm、最大地上高:1250mm
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4×3.4×16.5cm
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約幅34×奥行16×高さ169mm(突起部、スマートフォンホルダー除く)
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35〜110cm
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幅13.46×奥行16.76×高さ34.29cm
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約幅36×奥行38×高さ202mm(突起部、スマートフォンホルダー除く)
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24.7cm(全伸高)
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幅6.1×奥行3.81×高さ19.05cm
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対応機種 |
一眼レフ、ビデオカメラ、デジタルカメラ、スマホなど
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スマホ
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カメラ/スマホ
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一眼レフ/ビデオカメラ/デジタルカメラ/スマホ/タブレット
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スマートフォン/カメラ
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4.0~6.5インチ
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幅56~91mmのスマートフォン
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最大6.5インチ
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重量 |
0.65kg
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約80g
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耐荷重:1.5kg 重量:0.65kg
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71g
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三脚:約58g、スマートフォンホルダー:約24g
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390g
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約282g
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660g
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約100g
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約150g
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三脚:約178g、スマートフォンホルダー:約24g、リモコン:8g(電池含む)
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約215g
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約189g
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ハンドグリップ |
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〇
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〇
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〇
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有
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〇
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〇
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〇
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自撮り棒 |
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〇
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×
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〇
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有
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〇
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〇
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リモコン |
〇
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〇
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×
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〇
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〇
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有
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有
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有
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〇
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〇
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商品リンク |
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Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのスマホ三脚の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
三脚とは、本来ブレをなくすためのものです。重量があるほど安定はしますが、フレキシブルタイプのようにしっかり三脚と設置面とを固定できる状態であれば、軽量タイプでも問題ありません。
スマホ用の三脚は、ビックカメラやヨドバシカメラなどの家電量販店やお手頃なものだとセリアやダイソーなどの100均で購入することができます。また、Amazonや楽天などのECサイトであれば店舗に行かなくても購入することができます。値段や口コミを比較したりランキングから選ぶこともできるのでネットショッピングの活用はおすすめです。
きれいな写真を撮るためには、「明るいこと」「手ブレをおこさないこと」この2点が重要です。カメラを三脚でしっかり固定したら、次に必要なのは明るさです。ちなみに、一部スマホを除き、iPhoneなどほとんどのスマホカメラでは、ホワイトバランスや感度をマニュアルで調節することはできません。なので、リングライトが一体化した三脚などを使って明るさを補うとよいでしょう。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
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編集プロダクション「マイカ」所属のIT&家電専門ライター。 スマホやパソコン、ストレージ、ネットワークなどIT全般のみならず、家電についての執筆実績が多い。書籍、雑誌、新聞、業界誌やWebコンテンツなど、様々な媒体に記事を提供している。 また、広告やカタログ、導入事例といったB2Bの営業支援ツール制作にも携わる。IT系、家電を中心にコンセントにささるいいモノをおすすめしていきます。 略歴 1973年生まれ。 高等学校の教職員勤務経験を経て、マイカに勤務。雑誌や専門誌のライターとして活躍する。 その後、IT流通の専門誌の記事制作を担当し、B2BからB2Cまで幅広い専門知識を獲得。 最近では、Webメディアやオウンドメディアの編集企画制作も担当。 著書歴 ・iCloud&iTunes超使いこなしガイド 2019最新版 (三才ムック) ・今すぐ使えるかんたん はじめる&使える MacBook入門(技術評論社) ・スマホの困ったを解決する本 (三才ムック) ・iPhone超活用ガイド (三才ムックvol.988) ・今すぐ使えるかんたんEx iPhone プロ技BESTセレクション(技術評論社)