おすすめ商品の比較一覧表
アメリカワインの特徴
アメリカワインの特徴は、広く一般的に受け入れられる飲みやすさにあります。アメリカの広大な土地の中でも、アメリカワインの名産と知られるカリフォルニア地方は、温暖で雨が少ない気候が特徴的で、ブドウが完熟しやすく、クセや個性のない、ブドウ本来の味を感じられるワインを作ることができます。
また、価格も魅力。土地の広さを活かしたブドウ・ワインの大量生産が可能なため、全体と比べると低価格な値段で手軽に購入できます。もちろん、大規模なワイナリーで生産される低価格なワインや、小規模ワイナリーで生産される一級品まで、幅広い種類のアメリカワインが生産されています。
産地ごとの特徴
▼「カリフォルニア州」産の特徴
カリフォルニア州では、アメリカワインの90%を生産されており、数百円で購入できるものから、1本数十万円するものまで種類は幅広いです。
太平洋沿いの地域では、気温が低く、逆に内陸は暑く乾燥しています。風向きや地形条件によって、太平洋からの冷たい空気が内陸まで届く場合と届かない場合があり、また、山脈沿いや平地という地形によって、様々な種類のワインが生まれます。
【 代表的な地域 】
●ナパ・カウンティ ●ソノマ・カウンティ
●メンドシーノ ●サンタ・クルーズ・マウンテンズ
●モントレー ●サンタ・バーバラ・カウンティ
●セントラル・ヴァレー など
▼「オレゴン州」産の特徴
オレゴン州は、カリフォルニア州の北部の海岸沿いに位置しています。海岸山脈の地形であるため、冷たい空気を受け、綺麗なワインが多く作られる地域です。
【 代表的な地域 】
●ウィラメット・ヴァレー
●サザンオレゴン など
▼「ワシントン州」産の特徴
ワシントン州でもワインの製造は行われています。場所は、東側の乾燥した内陸部で、コロンビア側の先。夏は乾燥した猛暑が続く気候、冬はとても寒冷な気候です。そして、シラーやカベルネ・ソーヴィニヨン、リースリングをはじめとした各種のぶどうが栽培され、今後、新たな代表的なワイン産地になる可能性を秘めています。
▼「ニューヨーク」産の特徴
実は、ニューヨークもワインの産地として有名です。ニューヨークでは冬の寒冷地、暖流の流れる地域といった、寒さが和らぐ場所に産地があります。また、本来ワイン用ではないぶどうを使用した「ナイアガラ」などの商品も、独特の香りと甘さで人気があります。
(★)飲み慣れたら、「カルトワイン」も選択肢に
日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート
ワインに関心のある方は、一度は「カルトワイン」という言葉を見聞きしたことがあるのではないでしょうか? 「カルトワイン」とは、1990年頃にカリフォルニアで誕生した言葉で、生産量がきわめて少ない、高品質かつ高級なワインのことを指しています。また、著名なワイン評論家から高評価を得て、一挙に価格が高騰し、入手困難になったワインのことも含んでいます。
このようなワインは非常に希少なため、仮にオンラインショップで取り扱いがあったとしても、在庫がわずかであったり、数十万円もするようなのも珍しくありません。ですから本記事ではあえて紹介しておりませんが、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
アメリカワインおすすめ9選
それでは早速、アメリカワインのおすすめ商品をご紹介します。料理との相性や好みを思い浮かべながら、飲みやすい商品を探していきましょう。
ロバート・モンダヴィ『ウッドブリッジ カベルネ・ソーヴィニヨン 2015』
![【カリフォルニアワインの父】ロバート・モンダヴィウッドブリッジカベルネソーヴィニョン[赤ワインミディアムボディアメリカ合衆国750ml]](https://m.media-amazon.com/images/I/31YTL8qDplL._SL500_.jpg)
![【カリフォルニアワインの父】ロバート・モンダヴィウッドブリッジカベルネソーヴィニョン[赤ワインミディアムボディアメリカ合衆国750ml]](https://m.media-amazon.com/images/I/51utBPFVUWL._SL500_.jpg)
![【カリフォルニアワインの父】ロバート・モンダヴィウッドブリッジカベルネソーヴィニョン[赤ワインミディアムボディアメリカ合衆国750ml]](https://m.media-amazon.com/images/I/51BygT-shkL._SL500_.jpg)
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オー・ボン・クリマ『ピノ・ノワール ツバキ・ラベル サンタ・バーバラ・カウンティ 2017』
![オーボンクリマピノノワールツバキラベルサンタバーバラカウンティ750ml[NV赤ワインフルボディアメリカ]](/assets/loading-gif-ef97edf4d1acb90bd8ecfb171d4687ca923b13d386173426bfcb961097a710fe.gif)
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ナパ・セラーズ『ジンファンデル ナパ・ヴァレー』
![ナパ・セラーズジンファンデルナパヴァレー[常温便]](https://m.media-amazon.com/images/I/31BvQC0j3tL._SL500_.jpg)
![ナパ・セラーズジンファンデルナパヴァレー[常温便]](https://m.media-amazon.com/images/I/31qQdoNPy1L._SL500_.jpg)
![ナパ・セラーズジンファンデルナパヴァレー[常温便]](https://m.media-amazon.com/images/I/41dsWdX7tkL._SL500_.jpg)
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![ナパ・セラーズジンファンデルナパヴァレー[常温便]](https://m.media-amazon.com/images/I/41dsWdX7tkL._SL500_.jpg)
出典:Amazon
コスパにすぐれたナパ・ヴァレーの赤
「ジンファンデル ナパ・ヴァレー」は、カリフォルニアのナパ・ヴァレーのコスパのいい赤ワインです。
生産者のナパ・セラーズは、ナパ・ヴァレーの小さなワイナリーで、この地の「成熟・豊満・バランス」という伝統的なスタイルを守り続けています。ブドウ品種はジンファンデル主体。イタリアで「プリミティーヴォ」と呼ばれる品種と同一の品種です。
ダークチェリーやブラックベリーのような香りに、クミンやペッパーなどのスパイスの香りを合わせたような芳香と、果実味豊かな厚みのある味わいが特徴的。ポークソテーや熟成チーズなどとよく合います。コストパフォーマンスにすぐれたワインをお探しの方におすすめ。
シャトー・サン・ミッシェル『コロンビア・ヴァレー シャルドネ 2016』

出典:Amazon
フォリス・ヴィンヤーズ・ワイナリー『スワロー リースリング 2018』






出典:Amazon
フランシス・コッポラ『ソフィア ロゼ モントレー カウンティ 2019』
![■お取寄せフランシスコッポラソフィアロゼモントレーカウンティ[2019]≪ロゼワインカリフォルニアワイン≫](/assets/loading-gif-ef97edf4d1acb90bd8ecfb171d4687ca923b13d386173426bfcb961097a710fe.gif)
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ロバート・モンダヴィ『プライヴェート・セレクション カベルネ・ソーヴィニヨン 2018』

出典:Amazon
サイクルズ・グラディエーター『プティシラー カリフォルニア』






出典:楽天市場
フィオール・ディ・ソル『フィオール・デイ・ソル フォー・スター ナパ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニヨン』
![フィオール・デイ・ソルフォー・スターナパ・ヴァレーカベルネ・ソーヴィニヨン[2018]750ml](/assets/loading-gif-ef97edf4d1acb90bd8ecfb171d4687ca923b13d386173426bfcb961097a710fe.gif)
出典:Amazon
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする アメリカワインの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのアメリカワインの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
アメリカワインの選び方
それでは、アメリカワインの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
・ブドウ品種
・合わせたい料理
・生産者のヒストリー
上記の3つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】ブドウ品種をチェック
アメリカではさまざまなブドウ品種が栽培されています。しっかりと渋みも感じられる濃厚な赤ワインがお好きなら、「カベルネ・ソーヴィニヨン」や「シラー」「ジンファンデル」といった品種のワインがおすすめ。一方、渋みの少ない赤ワインをお求めの方は、「メルロ」や「ピノ・ノワール」のワインを選ぶといいでしょう。
また、白ワイン用の品種としては、多彩な個性のワインを生み出す「シャルドネ」やハーブのような香りが爽やかな「ソーヴィニヨン・ブラン」、華やかな香りの「リースリング」などが栽培されています。このように、ブドウ品種ごとにワインの香りや味が大きく異なるので、お好みに合わせてブドウ品種から選ぶというのもいいでしょう。
【2】合わせたい料理をチェック
先述したように、アメリカではさまざまな個性をもつワインが生産されているため、相性のいい料理もそれぞれ変わってきます。たとえば、どっしりとした赤ワインは牛肉料理や濃厚な味つけの料理などとよく合い、軽やかな赤ワインは鶏肉料理や比較的あっさりとした味つけの料理とよく合います。
もちろんワインを購入してから料理を決めるという方法もありますが、すでにワインに合わせたい料理が決まっている場合は、その料理と相性のいいワインを選ぶというのもおすすめです。
【3】生産者のヒストリーをチェック
ヨーロッパほど法律の縛りが厳しくなく、比較的自由にワイン造りがおこなえるアメリカには、多彩な個性をもつ生産者が数多く存在します。そのような個性が生まれる背景には、それぞれの生産者のヒストリーがあるのです。
生産者のヒストリーは、ワインに付加価値を与え、ワインをいっそう味わい深いものにしてくれます。ある程度ワイン選びに慣れている方は、このような生産者のヒストリーに目を向けながら選ぶというのもいいでしょう。
エキスパートのアドバイス
日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート
アメリカワインは奥深い! 様々な種類を楽しもう
アメリカワインは、産地やブドウ品種、生産者などの違いにより、それぞれが実に多彩な個性を放っています。リーズナブルな価格帯のものも数多く存在するので、特別なときだけでなく、ふだんの生活で気軽にワインを楽しみたい、という方にも重宝するでしょう。
さまざまな産地やブドウ品種、生産者のワインを試し、ぜひアメリカワインの奥深い魅力に触れてみてください。
産地ごとの違いを把握しよう
本記事では、アメリカワインについて、産地ごとの特徴やおすすめ商品、そして選び方を解説いたしましたが、いかがでしたか?
商品を選ぶ際は、カリフォルニア州やオレゴン州といった産地ごとの違いをしっかり把握した上で、ブドウ品種、合わせたい料理、そして生産者のヒストリーなどをチェックし、どんな味のワインか想像を深めながら選ぶと、よりピッタリの商品を見つけられるはずです。
アメリカでは近年、ワインの生産地として徐々に有名になってきています。安価で飲みやすいものから、高級品まで幅広い商品がありますので、ぜひ本記事を参考に商品を選んでみてくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
埼玉県出身、高知県在住。一児の母。慶應義塾大学文学部仏文科卒。三越日本橋本店の洋酒担当を経てワインやビール、ウィスキーなどの洋酒全般の知識を培い、2016年、J.S.Aワインエキスパートの資格を取得。 現在はOffice Le Lionの代表として、高知県内のワイナリーのアドバイザーやワイン検定の講師を務める一方、ワインに関連する記事やコラム等の執筆も多数手がけています。2019年、日本ソムリエ協会高知支部副支部長に就任。