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それでは、選び方やおすすめ商品を解説していきます。
面取りカッターとは
面取りとは、対象物に穴をあけたあとのバリ(材料を加工する際に発生する突起)を、ケガなどしないようにきれいに加工することです。また、ネジなどをきれいに差し込めるように側面を加工する皿とりなどを指します。

つまり面取りカッターとは、電動ドライバーやインパクトドライバーに取り付けて、穴をあけたあとの「面取り」「バリ取り」「皿とり」などをする工具のことを指しています。
加工する材質や穴径によって、適切な面取りカッターを使用する必要があり、仕上がりに大きく左右するので、面取りカッター選びは意外と迷ってしまいます。また、「30°」や「90°」というのは、刃の先端角度をあらわしており、用途に応じて使い分ける必要もあります。
面取りカッターの選び方
それでは、面取りカッターの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】ビットの軸形状(六角軸・ストレート軸)
【2】刃の材質
【3】皿取錐(さらとりきり)があるか
【4】セット商品かどうか
上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】ビットの軸形状(六角軸・ストレート軸)をチェック
面取りカッターの軸形状は六角軸とストレート軸があります。持っている工具に合ったものを選びます。こんなかんたんなことを間違えるはずはない、と思うでしょう。
あえて選び方のポイントの一番目に記載したのは、これがよくある話だからです。カミングアウトしてしまうと、私もやらかしたことがあります。こんな初歩的なことで間違えるなんて恥ずかしく、返品することもできませんでした。
性格にもよるかと思いますが、仲のいいベテラン大工さんは堂々と返品していました。なお、ドリルチャック式のドリルドライバーはどちらでも使用できます。
【2】刃の材質をチェック
面取りする材料に合わせて、刃を選びます。鋼製が安価ですが、耐久性に欠けます。木材から薄いアルミ金属まで使用できるハイス製が無難です。
ハイスとは「high-speed steel」の呼称で「高速度鋼」とも呼ばれHSSと略記されます。刃に比べて材料がかたすぎると、はじめは削れると思ってもすぐに刃こぼれして、しまいには破損してしまうでしょう。また、せっかく面取り加工をしても刃こぼれによって滑らかになるはずのところに変なキズが入り、残念な仕上がりになってしまいます。
金属やデッキ材などのかたい木材には超硬チップをすすめます。
【3】皿取錐(さらとりきり)があるかチェック
皿取錐は、下穴を開けるためのドリルの役目のほかに、ビスの皿頭も削り取ってくれるすぐれものです。面取りをするときは、一度錐(ドリル)で穿孔(せんこう)して、ビットを付け替えて面取りカッターを使う必要があるのですが、一体化されているので付け替えの必要がありません。
あまり聞きなじみのない工具かもしれませんが、ドリルの下穴を開ける役目と、面取りカッターで皿取をする役目の2つの機能が皿取錐1つの工具でできるのです。
【4】セット商品かどうかチェック
DIY初心者やはじめて面取りカッターを購入しようと考えている方には、サイズや角度違いのセット商品がおすすめです。その際気を付けたいのは品質です。比較的安価に手に入るものもありますが、長く愛用したいらそこはケチらずに、高価でも品質のよい面取りカッターを選ぶようにしましょう。
エキスパートのアドバイス
面取りカッターのひと手間がすごく重要!
面取りカッターは切ったり穴をあけたりなどの主作業をおこなうわけではないので、それほど重要視されないかもしれません。実際、使用するのはビス頭が平らなサラビスのときのみで、ビス頭が丸く出っ張ったナベビスでは使用しません。なので存在を知らない人も多くいます。
しかし、ビスが主張せず、飛び出て引っかかることなく仕上がることを体感すれば、このひと手間が決して無駄ではなかったと思うのです。
面取りカッターのおすすめ8選
ご紹介した面取りカッターの選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品を紹介します。面取りカッターは手持ちの工具に合わせて商品を選ぶ必要があるので、スペックをよく見比べて購入を検討してくださいね。

お試しするにはちょうどいい
まずは試してみたいだけ、そういった方におすすめします。木材・アルミ等の非鉄金属・樹脂・軽金属用と記載されていますが、やわらかい木材以外には使用しないほうがいいでしょう。炭素鋼製のこのタイプは出荷時にサビ止め目的にオイルがしっかりと塗られています。
そのため、使用前にしっかり拭き取りしないと白木などはオイル染みがついてしまいます。また、放っておくとサビついてしまいますので、保管時には再度オイルを塗ってくださいね。

木材も金属も任せて安心
ハイス製で六角軸のカッターです。どんな材料でも安心して面取りができます。もともと精密測定機器が得意な会社製ですから、製品の精度にはこだわっています。
サイズ展開は3種類と少ないのですが、それだけに自信を持って販売しているのでしょう。どんな荒っぽい使い方をしても大丈夫なプロ仕様。仕上がりの美しさはピカイチです。
コパルトハイス鋼で穴フチの面取りバリ取りに最適
鉄、ステンレス、非鉄金属等の穴フチの面取り、バリ取り、皿ネジ用面取りに最適な、コパルトハイス鋼素材の六角軸精密面取りカッターです。刃先がシャープな仕上りなので、切削粉のはけがよく、正確できれいな加工ができます。

仕上がりのきれいさに満足
品質がいいと評判のスターエム社製です。きれいな仕上がりを求める方には断然おすすめ。アルミ製品の皿ネジ用の面取りに最適です。
六角軸であるのもうれしい。サイズ展開も6mmから16mmとあるので、細いビス穴も対応できるサイズがそろっています。サイズはビスに合ったものを使いましょう。
節約のためか大きめを購入して、小さい穴の面取りに使用する人もいますが、微妙な力加減が要るので、やはり適正なサイズで使用するのが均一な穴形成にいいのです。

取り替えの手間いらずで作業効率よく!
下穴の穿孔と同時に面取りまでできる、いってみればオールインワンタイプです。いちいちビットを取り替える手間を省いてくれます。しかもカッターの中心にドリルがついているので、面取り穴がずれる心配はありません。
ビットは六角軸なので電動工具を選びません。丈夫なハイス製で、しかも摩耗しやすい中ドリルは、替えドリルも市販されているので経済的です。

材料を選ばず美しく仕上げる超硬カッター
超硬合金(Carbide)でつくられたカッターは見た目も美しく、芸術品といってもいいほどです。被削材は炭素鋼やステンレス鋼をはじめ、あらゆる金属にも対応します。しかも耐久性もあるので、どんなにハードな使い方をしても大丈夫。刃こぼれひとつしません。
金属などのかたい素材を扱う方、繰り返し使用する方に最適です。性能に見合った価格ですのでなくさないよう保管に留意しましょう。
※サイズ6mm/シャンク径6mm~サイズ16mm/シャンク径16mmが同じシリーズ(W-HSCT-P)にあります。
6種類の刃がセットになった面取りカッター
刃先形状を3枚刃の採用により切り粉の排出性がよく、綺麗な仕上がりになります。面取り、バリ取り、さら座ぐりに使用できます。6.3、8.3、10.4、12.4、16.5、20.5mmの6本セットで、はじめて購入する方にはおすすめです。チタンコーティングされたものも別途販売されていますので、そちらもチェックしてみてください。
穴あけと面取りが両方できるすぐれもの!
皿取錐と埋木錐のお得なセット商品です。ビスの下穴(3mm)、皿取(8mm)、木栓作り(8mm)用ドリルで、インパクトドライバ・電気ドリルで使用できます。皿取錐は、ビスの下穴と皿取、埋め込み用の下穴あけが同時にできるすぐれものです。埋木錐は、埋め込み穴の木栓(木ダボ)作りに使用してください。
※高速回転(3000回転/分以上)の電動工具では使用しないでください。
おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る 面取りカッターの売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでの面取りカッターの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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まとめ
これまで面取りカッターの選び方とおすすめの商品を紹介してきました。あなたにぴったりの1本は見つかったでしょうか?
面取りカッターはDIY初心者だとあまり重要性に気づきにくいアイテムかもしれませんが、正確かつ安全な品物をつくりあげるためには必要不可欠です。
出番が少ないからとあまりに安価な製品を購入してしまうと、耐久性や精度が心配になってしまいます。本記事や口コミなども踏まえ、しっかり検討したうえで選ぶようにしましょう。
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住宅メーカー、ゼネコン設計部、設計事務所等で約300棟の新築設計実績と現場代理人女性としては希少な現場監督経験を生かしリフォーム物件も約70棟手がける。 住宅や暮らし方、環境整備をテーマに、これまで一般企業研修・公的機関・学校等にて講師としてこれまで述べ5000人以上を指導。 整理収納アドバイザー、ルームスタイリスト資格認定講師として800名余の資格者を認定。また資格試験対策として二級建築士やインテリアコーディネーターの受験指導も行っている。手描き図面やイラストでのプレゼンにも定評があり、多くの文具を試してきた。 多趣味が高じて醗酵教室や手抜き家事教室を開催し好評を得ている。 子ども3人。A型・獅子座