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それでは、選び方やおすすめ商品を解説していきます。
ケーブルカッターとは
ケーブルカッターは、電線・銅線を切断するための工具のこと。
主に電気工事士が行う電設作業で使用される工具で、細い線から太い線まで幅広く対応しています。配線の切断がスピーディーに行えるため、作業を行う方にとってはなくてはならないアイテムと言えるでしょう。
■ニッパー・ワイヤーカッターとの違い
ケーブルを切断する工具で、ニッパーやワイヤーカッターも存在します。
ニッパーは、一般家庭でも馴染みのある工具ですが、主な用途としては細い配線コードの切断です。電線や銅線も切断できなくはないですが、その際、刃が欠けてしまったり、切断面がバラけてしまう恐れがあります。
一方、ワイヤーカッターは、ワイヤーなどの太い“金属線”を切断するための工具。太いケーブルでも軽い力でしっかり切断でき、切断面もきれいに仕上がるのが特徴です。
ケーブルカッターの選び方
それでは、ケーブルカッターの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】ケーブルカッターの種類
【2】切断能力
【3】機能
上記の3つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】ケーブルカッターの種類をチェック
ケーブルカッターは、ハンディタイプ・ラチェットタイプ・電動タイプ・油圧式タイプと大きく分けて4つの種類があります。それぞれの特徴を知っておきましょう。
▼手動タイプ
一般的にケーブルカッターと聞いて、私たちが想像するタイプはハンディタイプです。見た目はペンチに似ており、刃先はケーブルを挟んで切断するようなつくりになっています。メーカーごとに刃の形に工夫が施されているので、比較してみるのもおもしろいかもしれません。
ハンディタイプは片手で扱うことができて、細いケーブルを切るのに向いています。ただし、ケーブルが太くなるにつれて、かける力も強くしなくてはいけないので、力が弱い方は注意が必要です。
▼ラチェットタイプ
ラチェットタイプのケーブルカッターは、「ラチェット機構」を利用しており、ハンディタイプよりもらくに太いケーブルを切断できます。「ラチェット機構」とは、爪車とも呼ばれているもので、一方向のみに回転する歯車のこと。
この機構が使われている工具は、ケーブルカッターに限らず「ラチェット」の名称が付いています。商品によっては手動でも直径30mmを超えるケーブルが切れることから、とくにプロの方が利用するタイプです。
▼電動タイプ
電動式のケーブルカッターは、ケーブルカッターのなかでも、もっともパワーがあります。ケーブルを大量に切るときなどに重宝しますが、商品によっては10万円を超えるものも。
プロの方で頻繁にケーブルの切断をおこなうのであれば、ひとつ持っていれば作業もスムーズになるでしょう。なお、切断能力や充電時間などは商品によって異なるため、購入前に確認してくださいね。
▼油圧式タイプ
油圧式ケーブルカッターとは、パスカルの原理を応用した駆動系のケーブルカッターのことです。小さな力でも、とても大きなパワーを発揮する特徴があり、大きく分けると手動と電動の2種類があります。
太いケーブルや芯線のかたいケーブルなどのかたいケーブルも、油圧式ケーブルカッターがあればかんたんに切断することができるでしょう。
【2】切断能力をチェック
ケーブルカッターを選ぶときは、切断能力もしっかりとチェックしましょう。切断能力は、φ(直径=ミリ)、またはsq(面積=ミリ平方メートル)で表示されています。IV線〇φmmと書かれていれば、「直径〇mmまでのIV線を切断できる」という意味であり、sqの場合は「断面の面積」をあらわしています。
どれくらいの太さのケーブルをカットしたいのかを考えて、切断能力を確認するようにしましょう。
【3】機能をチェック
ケーブルカッターは、感電を防ぐ機能・ストリップ機能・オートリバース機能と商品によってさまざまな機能があります。
▼感電を防ぐ絶縁タイプ
絶縁タイプのケーブルカッターは、万が一電気が通っている状態のケーブルを切ってしまったときのために、感電しないように作られています。ケーブルの切断は、電気が通っていない状態を確認してから切断するのが通常ですが、もしもの事故を防いでくれるのでとても便利な機能のひとつ。
ハンドルやグリップ部分にビニールやゴム素材が使われており、家庭で使う場合には、絶縁タイプのものを選んでおくといいでしょう。
▼ケーブルの被覆がかんたんに剥がせるストリップ機能
ストリップ機能とは、先端部の刃に丸い空間があるタイプのことです。空間部分にケーブルを差し込んで切断すれば、ケーブルの被覆のみを切ることができるのでとても便利。
ただケーブルを切断するのではなく、被覆のみを切りたいという方は、ストリップ機能が付いているものを選びましょう。ただし、商品によって空間の大きさが異なるため、小さすぎる空間のものを選ぶとなかの線まで切断してしまいますよ。
▼繰り返しの切断に便利なオートリバース機能
オートリバース機能は、電動式のケーブルカッターに付いている機能です。従来のケーブルカッターは、一度切断したあとに、手動でカッターをもとの位置に戻さなくてはいけません。
しかし、オートリバース機能があれば、切断したあとに自動でもとの位置にカッターが戻ってくれるので、連続して切断をおこなうときに役立つ便利な機能です。
エキスパートのアドバイス
目的外の使用は厳禁
ケーブルカッターは銅線などのケーブル・電線類を切るための専用の工具です。ニッパーなどで切断しようと思えばそれも可能ですが、切り口がつぶれている、汚いなどの欠点があります。やはり適材適所はあるんですね。
ケーブルカッターでは太さが範囲内であってもピアノ線やワイヤーロープなどを切断することはできません。無理に使用すると、ワイヤーが切れないばかりか、カッターの刃こぼれやゆがみなどを発生させる原因ともなります。
ケーブルカッターおすすめ10選
それでは、ケーブルカッターのおすすめ商品をご紹介いたします。
▼「手動タイプ」はこちら
▼「ラチェットタイプ」はこちら
▼「電動タイプ」はこちら
すぐに各商品が見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼「手動タイプ」はこちら
片手でかんたんに切断できるケーブルカッター
IV線22mm2の太さでも、片手でかんたん・きれいに切断可能なハンディタイプのケーブルカッターです。平たいタイプのVVF線でも、直径2mmまで切断できるので用途はさまざま。
全長が161mmと小ぶりサイズなので、保管をするときも邪魔になりにくいのがうれしいポイントです。ただし、ハンドルカバーは絶縁タイプではないため、使用時は電気に気をつけてください。

ケーブルカッターといえばフジ矢
老舗企業のフジ矢は古くから愛用者が多く、それだけに信用がおけるメーカーです。電気工事士が真っ先にすすめるものが「フジ矢」ですので、多くの職人さんが所持しています。ハンドグリップタイプのこのモデルは使いやすく、長年の実績が製品のよさをものがたっています。
力が入りやすく、力に自信がない人でも使えますので、迷ったらこれをおすすめします。切れ味もよく、ゴム・ウレタンもかんたんに切断できます。

人間工学を駆使した軽いカッター
人間工学を採用することでハンドル荷重を35%も軽減させています。このモデルは38mm2まで切断可能ですが、全長160mm、重さは155gと超軽量です。小型なので腰袋に入れても邪魔にはならず、持ち運びしやすいのは助かります。
小型で軽く持ち運びを重視する方におすすめです。切れ味もよく、持っていて損はありません。
切断面を潰さずにきれいにカットできる
三角切断法の改良により、切れ味もバッチリなマーベルのケーブルカッター。刃物専用特殊鋼を使用した刃により、太い電線もらくに切断することができて、ケーブルの丸みをほとんど変化させないのが特徴的です。
また、全長455mmと大きめサイズでありながらも、1,100gと軽めに作られているので、高所作業もかんたんにおこなえるでしょう。
切れ味・耐久性にすぐれたケーブルカッター
特殊工具鋼が使われており、切れ味・耐久性にすぐれている藤原産業のハンディタイプのケーブルカッター。棒状のゴムやウレタンなどもらくらくに切断することができます。グリップ部分がつるつるとしているので掴みやすく、力を入れやすいので電気工事士技能試験などでも使いやすいです。
しかし、手の小さい方には持ちにくいかもしれないので、購入前によく確認しましょう。

てこの力を利用したロングサイズ
全長50センチと、とにかく長いです。てこの原理を利用した長いハンドルは、軽い力でもφ27mmの太いケーブルも切断可能です。普通のハンドグリップタイプでもφ27mm超えのケーブル切断が可能なものもありますが、その場合、非常に強い握力を必要とします。この商品は動力を使わずに、そして軽い力で一気に太いケーブル切断したい方におすすめです。
これほどの能力を持ったカッターですが、アルミニウムパイプなのでこれだけ長くても約1,090gと軽量です。
▼「ラチェットタイプ」はこちら

ラチェットタイプで連続作業も疲れない
こちらもフジ矢の製品ですが、ラチェット式のタイプです。ラチェットといえばボルトやネジなどを締めるときに使うイメージがありますが、ハンドルを動かすことでラチェット機構を取り入れています。強い力を使わなくてもラチェット機構により、じわりじわりとカッターヘッドを閉じてケーブルをカットします。
太いケーブルを切断面よく処理したい方におすすめです。

小型軽量のラチェットタイプ
鍛造刃を採用しているので、小型軽量ながらも鋭い切れ味が自慢のケーブルカッターです。ラチェットタイプは力を入れずとも、じわじわと確実な仕事をしてくれます。軽量なのにしっかりとした作りで、φ30mm超えのケーブル切断もできます。
現場などで場所移動の多い方におすすめです。本体も大きくないので腰袋にもラクラク収納でき、頼りになる工具です。
※2019年4月 株式会社泉精器製作所からマクセルイズミ株式会社へ社名を変更
▼「電動タイプ」はこちら
充電式でも5万円以下で購入できる!
充電式のケーブルカッターは、商品によっては10万円を超える機種が多いなか、5万円以下で購入できるパナソニックの「EZ3591X」。CV線200mm2を約5秒で切断できるなど、家庭用として使う分には、申し分のない切断能力を備えているのが魅力的です。
ただし、充電器とバッテリーは別売りとなっていますので、購入される際には買い忘れのないように気をつけてください。

充電式で太いケーブルも一発切断
パワフルな充電式モデルです。φ55mmのCVT線まで切断可能。一般家庭ではそこまで必要としないと思われますのでプロ用です。
カッター刃は自由に回転できるので狭い場所でもケーブルに合わせて作業ができます。先端のアタッチメントを替えるだけで、切断のほかに圧着も可能です。幹線ケーブルなどの太いケーブルの切断や連続作業を行なう方におすすめです。
商品特徴・価格の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る ケーブルカッターの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのケーブルカッターの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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まとめ
ケーブルカッターは、ハンディタイプ・ラチェットタイプ・電動式タイプなどさまざまな種類があります。ご自宅用に1本持っておけば、太いケーブルを切るときにとても役立つでしょう。
ニッパーやペンチを持っていれば、ケーブルカッターは要らないと思われがちですが、専用のものを使わないとケーブルの切り口が汚くなります。作業をよりスムーズにおこなうためにも、ぜひ今回紹介したケーブルカッターの選び方や、おすすめ商品を参考にしてみてくださいね。
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