「活動量計」のおすすめ商品の比較一覧表
活動量計とは?
活動量計(ウェアラブル活動量計)は、クリップ型や手首や足首に着ける腕時計のようなリスト型の形状をしており、睡眠時間や心拍数、運動中の消費カロリーなどライフログを計測することができます。日常的に身に着けられるため、運動や健康管理をするのにとても便利なアイテムです。
また、なかにはスマートフォンと同期(ペアリング)することで、活動データを24時間記録し続けてくれます。ほかにも音楽プレーヤー機能や電話の着信、LINEの操作ができるものなど、スマートウォッチと同じ機能をもつものもあります。
活動量計の選び方 用途で選ぶ
活動量計は大きくクリップ式とリストバンド式に分けられます。クリップ式はいわゆる万歩計に近い形状のものが多く(例外あり)、消費カロリーや歩数、距離、時間などの測定ができます。
一方、リストバンド式はApple WatchやFitbit、GARMINなどが有名で、クリップ式の機能に加え、心拍数や睡眠サイクル、音楽を聴く、電話の着信、LINEの操作などを行うことが可能です。
今回は、マラソン完走請負人の牧野 仁さんに、活動量計を選ぶときのポイントを教えてもらいました。どんな商品を選べばいいのか悩んでいる方は、エキスパートの視点を商品選びに活かしてみましょう。
種類 装着場所で選ぶ
まずは、クリップ型やリストバンド型など装着場所の種類についてご紹介します。
クリップ型
クリップ型は、長さ7cm前後と小さく重さも30g以下なので、クリップでベルトにとめたり、ポケットに入れたりできるものはほとんど携帯している感覚がありません。
活動量計を使う目的の多くは、1日の歩数や消費カロリーを把握することにあります。1日の終わりに活動量を確認するだけでなく、朝・昼・夕方などに、自分が今どのくらい歩いているのか、今日はもうちょっと動いて消費カロリーを増やしてみようかなど、その都度画面で確認する際には、活動量がシンプルに表示されるものがいいでしょう。
そのため、クリップ型の活動量計なら画面表示の文字が大きく、見やすくてわかりやすいタイプを選ぶのがおすすめです。
リストバンド型
リストバンド型の活動量計には、腕時計と一体化した「スマートウォッチ」のようでありながら、コンパクトなデザインのものが多く、脈拍や睡眠の質、消費カロリーまで計測が可能です。なかには時計やGPS、LINEの通知機能など腕時計やスマホの代わりになるような多機能タイプもあります。
こういった商品の多くは、多機能さをセールスポイントにしているものが多くあります。計測できるデータが多く、自分自身のコンディションや運動をいろいろな角度から見られるのは魅力的です。
ただし、測れる項目には注意しましょう。たとえばランニング中の運動量や心拍数、移動距離が知りたいのに、睡眠の質の計測は不要ですし、操作が煩雑になり使いこなせないなんてことにもなります。
計測できる項目と自分が測りたい項目とを見比べつつ選びましょう。
目的に合わせて機能で選ぶ 走行記録・心拍・消費カロリー・睡眠
活動量計は、自分が何の項目を測りたいかによって選ぶモデルが変わってきます。心拍数と歩数だけを測れればよいのか、それともトレーニング中や1日の運動量、睡眠中の眠りの深さなども測りたいのか、といった具合に商品もその機能が備わっているものを選ぶ必要がでてきます。
走行記録
最も基本的な機能のひとつである歩数や自転車、ランニング、ウォーキングなどで走行記録を行うことができます。また、GPS内蔵のものなら、走行ルートや距離、速度なども測定することができます。
心拍
ランニングやサイクリングといった有酸素運動をトレーニングに取り入れたいのであれば、心拍数が測れるモデルがおすすめです。また、心拍数の測定が搭載されているものなら、心拍の変化を常に目視で確認できるため、自身の身体に異常がないかチェックすることができます。
消費カロリー
活動量計をダイエット目的に取り入れたいという方には、消費カロリーを測れるものがおすすめです。運動だけでなく、仕事中、家事など日常生活で消費したカロリーも常に確認できるので1日の総消費カロリーを把握するのにとても便利です。
睡眠
加速度センサーや心拍モニターを搭載していることで、睡眠時間だけでなくレム睡眠、ノンレム睡眠など眠りの深さや睡眠の質を測ることができる機能です。
安心な性能で選ぶ 防水防塵・バッテリーのもち
ここでは、防水防塵・バッテリーなど性能について見ていきます。
「防水防塵性能」があると安心
防塵性能は、最高ランクのIP6が「粉塵の侵入を完全に防ぐ」としており、また、防水性能はIP8が最高ランクで「水面下での使用が可能」となっています。
防水性能はIP5で生活防水とされていますので、目安として、IP65程度あるとよいでしょう。
「バッテリー」が長持ちすると安心
活動量計は、充電タイプと電池交換タイプの2種類あります。バッテリーは長く持続するにこしたことはありませんが、目安として最低1週間はもつものだと安心です。
また、スマートウォッチの場合は、音楽再生やGPSなどがバッテリーを消費します。それらをオフにした「心拍計+ペアリングON」の状態で1週間以上もつものを選びましょう。
素材で選ぶ シリコン素材がおすすめ
ベルトの素材はなるべくやわらかいタイプがおすすめです。シリコンのような水を弾き防水性のある素材だと見た目もきれいで清潔に使えます。
デザインはシーンに合わせて選ぶ 見た目がおしゃれなものを
活動量計は細身ディスプレイよりも大型ディスプレイのほうが見やすいです。また、ベルトが交換できるタイプであれば、仕事中は大人しめのカラー、オフの日は明るめのカラーといった具合に、その日の気分に応じてベルトのカラーを交換することもできます。
予算に合わせて選ぶ 安い・高コスパ
予算に応じて必要な機能をしぼりこんでいくのもひとつの手かもしれません。GPS搭載のスマートウォッチはどうしても価格が上がりがちなので、とくにこだわりがないようであれば、必要最小限の機能にしぼってみるのもよいでしょう。
【メーカー別】おすすめ活動量計11選 【Fitbit/オムロン/ガーミン/タニタ】
活動量計の選び方のポイントをふまえて、マラソン完走請負人の牧野 仁さんと編集部が選んだおすすめ商品をご紹介します。それぞれの特徴をよくチェックして、自分にあった活動量計探しに役立ててみてください。
Fitbit(フィットビット) フィットネス分野で急成長のGoogle系列企業
2007年に設立され、後にGoogleグループとなったフィットネス関連のウェアラブル機器メーカー。
健康管理を目的としたウェアラブル活動量計で多くの製品を展開しています。Fitbitの活動量計は、ランニングや水泳、筋トレやアウトドア、ビジネスなど、さまざまなシーンを想定したラインナップなのが特徴です。
Fitbit(フィットビット)『Charge4(FB417BKBK-JP)』






出典:楽天市場

Fitbit(フィットビット)『Inspire HR(FB413BKBK-FRCJK)』
















出典:Amazon
Fitbit(フィットビット)『Alta HR』












出典:Amazon
Fitbit(フィットビット)『Versa 2(ヴェルサ)』
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出典:Amazon
OMRON(オムロン) 「家庭用電子血圧計」で世界トップクラスのシェア
OMRON(オムロン)は1933年に創業された産業向け電子部品やヘルスケア製品を展開する電気機器メーカーです。
オムロンの活動量計といえば、「カロリスキャン」シリーズ。その名のとおり、「毎日の目標活動カロリーの達成度合い」や「1日の総消費カロリー表示」「階段上り歩数、早歩き歩数を個別表示」など、カロリー消費のためのデータを細かに計測できます。

OMRON(オムロン)『カロリスキャン(HJA-405T)』

出典:Amazon

OMRON(オムロン)『カロリスキャン(HJA-314)』






出典:Amazon
GARMIN(ガーミン) フィットネス分野も席捲するGPS機器メーカー
GARMIN(ガーミン)は1989年に設立されたGPS・GNSS機器メーカーです。
ガーミンといえば、ランニングやアウトドアといった分野におけるGPS付きのスマートウォッチのイメージが強いですが、活動量計をはじめとするフィットネスの分野でもシリーズを展開しています。

GARMIN(ガーミン)『vivosmart 4』


















出典:Amazon
GARMIN(ガーミン)『Venu』


















出典:Amazon
GARMIN(ガーミン)『vivoactive 3』


















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TANITA(タニタ) 「体脂肪計」「体組成計」のパイオニア
近年では「タニタ食堂」でも知られるようになったTANITA(タニタ)は、1923年に創業した体重計などの大手計測器メーカーです。
現在タニタが活動量計の分野で主や軸としている製品が「カロリズム」。タニタが長年培ったデータにより、1日の総消費エネルギー量など高精度な計測が可能となっています。

TANITA(タニタ)『カロリズム(AM-161)』














出典:Amazon

TANITA(タニタ)『カロリズムベーシック(AM-112)』

出典:楽天市場
【番外編】その他メーカーの活動量計7選 他社の特徴的なシリーズを紹介!
近年、健康管理がますます重要視される傾向に。フィットネスの記録を管理するだけではなく、心拍や睡眠サイクルなどふだんの生活を記録し健康管理にひと役かっているのが活動量計。
デザインや機能性の充実は目を見張るものがあります。活動量計を取り入れたワンランク上の健康管理をおこなってみてください。
Xiaomi『Mi スマートバンド5(XMSH10HM)』
















出典:Amazon

Panasonic(パナソニック)『デイカロリ(EW-NK63)』

出典:Amazon

Panasonic(パナソニック)『デイカロリ(EW-NK32)』

出典:Amazon

Xiaomi(シャオミ)『Mi Smart Band 4』














出典:Amazon
MISFIT(ミスフィット)『RAY(レイ)』








出典:Amazon
HUAWEI(ファーウェイ)『Band 4 pro』














出典:Amazon
Apple(アップル)『Apple Watch Series 5』
![【新品・送料無料】AppleWatchSeries5GPS+Cellularモデル44mmMWWD2J/A[ピンクサンドスポーツバンド]](/assets/loading-gif-ef97edf4d1acb90bd8ecfb171d4687ca923b13d386173426bfcb961097a710fe.gif)
出典:楽天市場
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 活動量計の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの活動量計の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
活動量計のおすすめに関するQ&A よくある質問
ウェアラブル活動量計とスマートウォッチの違いは?

活動量を計測することがメインの活動量計に対し、スマートウォッチは活動量だけでなく、ネット接続によってその他様々な機能を可能にしたデバイスになります。活動量計は低価格でスマートウォッチは活動量計と比べると高価格になります。
なぜ身に着けるだけで消費カロリーがわかるの?

「呼気分析法(関節熱量測定)」のデータと加速度センサーなどで得られる動きのデータに加えて、ユーザーが登録した体組成計の情報(身長・体重・性別・体脂肪率)などを組み合わせて推定しています。(出典:タニタ カロリズムFAQ)
そのほかの活動量計はこちら 【関連記事】
どこに携帯するのか・何を計測するのかがポイント マラソン完走請負人からのアドバイス
マラソン完走請負人
男性なら胸やズボンのポケットに入れやすいコンパクトなもの、女性であればスカートやズボンなどにつけやすいものなど、ふだんの服装で携帯しやすい場所を想定して選ぶのもポイントです。
さらに、取り出して途中で歩数などの数字を確認しやすい位置や、数字の大きさも確認して選びましょう。
「何を測りたいのか」「どのように使いたいのか」を考えてから選びましょう。健康維持や、ダイエットなど、ご自身のモチベーションの上がる活動量計を探してみてください。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
アスレティックトレーナー、ストレングス&コンディショニングトレーナーとして活躍。 アスリートのケガの復帰から、競技力向上まで、様々な知識と経験を駆使して、市民ランナーの指導を専門に行うJapanマラソンクラブを設立。 NHKBS「ラン×スマ」などで指導。著書「楽して走ろうフルマラソン」など多数執筆。(有)スポーツネットワークサービス代表