人気のFitbitとは? 何ができる? 毎日のアクティビティを計測!
Fitbit(フィットビット)社は、アメリカに本社をおく家電およびフィットネス会社。「Fitbit」はFitbit社から発売されている活動量計で、できることは歩数や心拍数、睡眠時間、消費カロリーなどさまざまなアクティビティのデータ計測です。トレーニングの効率化のほか、スマートフォンと連動したアプリで1日の生活習慣や健康状態を可視化することで、生活改善にも役立ちます。
さらに電話の着信はもちろん、メッセージの返信やLINEアプリの通知などを確認できる機種やsuica対応機種も。普段の生活もより便利にサポートしてくれるでしょう。
形状の違いや、搭載されている機能も機種によりさまざまなので、自分の使用目的にあったモデルを選ぶことが大切です。
Fitbitの選び方 トレーニング・エクササイズ・健康管理に!
Fitbitを選ぶときのポイントをご紹介します。ポイントは下記。
【1】Fitbitのスタイルで選ぶ
【2】使用シーンやトレーニング内容に合ったモデルを選ぶ
【3】ベルトのサイズも要チェック
【4】本体やベルトのデザインで選ぶ
【5】トレーニングに最適なスマホアプリを使いこなそう
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】Fitbitのスタイルで選ぶ
Fitbitの形状タイプは、「スマートウォッチタイプ」と「トラッカータイプ」の2種類。それぞれの特徴を紹介します。
スマートウォッチタイプ|多機能で画面が見やすい
画面が大きく、さまざまな機能を搭載した「スマートウォッチタイプ」。時計や各種データなどを大きなディスプレイで表示できるので、見やすく使い勝手がいいです。スマホと連動させることで、着信やメールの通知や天気などの情報をチェックすることも可能。
時計表示を変更したり、アプリを追加したりして自分好みにカスタマイズしたい方におすすめです。
トラッカータイプ|シンプル機能でコンパクト
「トラッカータイプ」は、薄く細身なデザインで、ブレスレットのような形状。軽量・コンパクトなので、運動や睡眠時の邪魔になりにくいです。スマートウォッチと比べて搭載機能もシンプルですが、リーズナブルに購入することができます。
付加機能は求めず、コストパフォーマンスやバッテリーの持ちがいいFitbitが欲しい方におすすめです。
【2】使用シーンやトレーニング内容に合ったモデルを選ぶ
歩数はどの機種でも取得できますが、階段を上った階数や睡眠のデータ、水泳のデータなどについては、取得できる機種が限られます。
どういったデータを取得したいのかによって、おすすめの機種が変わります。Fitbitを購入する際は、まず何のデータを取得したいのかから決めましょう。
トレーニングには「ワークアウト機能搭載モデル」
ジムや自宅などでトレーニングをする方には、筋トレの記録ができる「ワークアウト機能」が搭載されたモデルがおすすめ。
トレーニング中の心拍数や消費カロリー、運動時間を計測・記録してくれる機能で、日々の運動量を参考にしながらより効果的なトレーニングを行なえます。
トレーニング結果をもとに、個々の体力やスタミナ、フィットネスレベルに合ったワークアウトのコーチングが受けられる機能が搭載されたモデルもあります。
ランニングやウォーキングには「GPS搭載モデル」
ランニングやウォーキングには、ランニングコースや距離が計測できる「GPS機能」が搭載されたモデルがおすすめ。senseやCharge4、Versa3などが該当します。合わせて消費カロリーも把握することができますよ。
バッテリー持続時間が長いか、雨に濡れても大丈夫な防水タイプかも確認しておくといいでしょう。
水泳やトライアスロンなら「防水性能の高いモデル」
水泳で使うなら、泳いだ時間の長さを測定する機能が搭載されたものを選びましょう。
Fitbitは、基本的に防水機能が搭載されたモデルがほとんどですが、なかでも水泳で使用する場合は水深50mまで耐水性能があるモデルを選ぶと安心です。Charge4、Ace2(子ども用)などが該当します。
健康管理や日常使いには「多機能モデル」
Fitbitをトレーニング時だけでなく日常的に使いたいという方には、さまざまなアクティビティを計測でき、さらに機能も充実した多機能モデルを選びましょう。
搭載機能は、歩数計、心拍計、消費カロリー計測、睡眠ステージ測定などのほか、スマホと連動することで、スケジュール管理や電話、メールの通知機能、アラームなど。ビジネスシーンでも便利に使えますよ。
また、音楽データを保存しておけば、Bluetoothイヤホンと接続して音楽を楽しめる機種も。音楽を聴きながらフィットネスを楽しむ方にはこういったモデルがおすすめです。
【3】ベルトのサイズも要チェック
心拍数など正しいデータが計測できるよう、腕の太さにピッタリあうベルト(リストバンド)を選ぶことも重要なポイント。
Fitbitには、おもにSサイズ(140~170mm)、Lサイズ(170~206mm)のベルトが用意されています。時計のようにある程度調整はできますが、腕の太さに合わせてあうものを選びましょう。
【4】本体やベルトのデザインで選ぶ
日常的につけるものだから、デザインのかっこよさももちろん見逃せないポイント。付け替え可能なベルトは、カラー、柄、素材ともに豊富なバリエーションがそろっており、同じ機種でも使う人によってはスポーティー寄りにもビジネス寄りにも見せることができます。
複数のベルトを用意して、シーンに合わせて付け替えてコーディネートするのもおすすめです!
【5】トレーニングに最適なスマホアプリを使いこなそう
活動量計を使うことで、運動やダイエットの結果がデータで「見える化」できるようになります。そのため、どういった運動や行動が結果に繋がったのか自分自身にフィードバックできるので、効果が上がり、定着しやすいのです。
Fitbitは、その日のアクティビティを振り返るのにとても便利なスマホアプリが提供されています。このスマホアプリは友だちや家族とデータを共有したり競い合ったりできるので、モチベーションの維持にも利用できます。
Fitbitのおすすめ15選 人気モデルも厳選!
ここからは、Fitbitのおすすめ機種を紹介します! 2021年に発売された『Fitbit Charge5』、女性向けの『Fitbit Luxe』、子供向けの『Fitbit Ace 3』のほか、型落ちだけど高機能でコスパの高い製品を厳選!
ぜひ、比較検討してお気に入りを見つけてくださいね。
バッテリーもちのよいFitbit
2ndモデルの軽量さや、睡眠、心拍、運動量の計測機能はそのままに、アクティビティリマインダーやワークアウトガイド、アドバイス機能、運動目標の設定などのコンテンツが実装されたFitbit Inspire 3。
耐水圧は水深50mで、プールでのスイミングにも対応。装着したままでシャワーを浴びることもできます。バッテリーは最長で10日間もち、長時間つけっぱなしでも問題ありません。
利用シーンが広い3rd Versa
2020年発売のFitbit Versa3はVersaシリーズの3rdモデルです。GPS機能を搭載し、スマートフォンを持ち歩かなくても屋外アクティビティの距離やペースを計測できます。エクササイズモードは20種類以上あり、目標を設定してリアルタイムのデータを取得し、運動や健康のアドバイスを受けられます。
会計アプリケーションのFitbit Payに対応しているので、買い物の際にも利用可能。時計デザインは数百種類から選べ、自分好みのビジュアルに設定できます。
おしゃれなレディース向け新製品
2021年発売となったLuxeは美しいデザインが特徴で、あらゆるファッションやシーンに合わせやすい最上位トラッカー。スポーティーなデザインのスマートウォッチが多いなか、女性も身に付けやすくなっています。さまざまなアクセサリーが用意されており、自分好みにカスタマイズすることも可能。
もちろん機能性も申し分なく、カラータッチスクリーンと最大5日間駆動するバッテリーで、ストレスフリーな操作が行なえます。
子ども向けに開発されたFitbitの最新作
6歳以上の子供が使うために開発されたFitbitが「Fitbit Ace」シリーズ。Ace2では最大5日だった駆動時間が、Ace3では最大8日にレベルアップ。より残量を気にせず使えます。水深50mまでの防水仕様なので、林間学校や海・川のキャンプなどヘビーな環境でも情報を取得し続けます。
子供たちが歩いた歩数やアクティブな時間、睡眠時間を記録をし、家族の健康づくりを支援するFitbitです。ミニオンズ柄のベルトなど、子供が喜ぶアクセサリーも揃っています。
シンプルなフィットネストラッカー
運動や睡眠のデータ、消費カロリーを取得・測定するFitbit。歩数や距離、アクティブに活動した時間などを自動的に記録します。ランニングやウォーキングなど、さまざまなワークアウトを自動的に認識し、測定することができるのもポイント。
スマートフォンアプリの通知機能にも対応しているので、電話や通知も見逃しません。まずFitbitを試してみたいという方はこの機種から使ってみてください。
健康に特化したトラッカーモデル
多機能トラッカーモデルのFitbit Chargeシリーズの第4世代機がFitbit Charge4です。GPS機能が搭載されているので、フィールドでのスポーツやエクササイズを楽しみながら行えます。また、血中酸素濃度を計測できる「相対SpO2センサー」を導入し、ヘルスケアの機能も格段にアップしています。
バッテリーは最長で7日間の連続使用が可能。GPS使用時はバッテリーの減りが激しいので注意が必要ですが、充電スピードも速く、ひとたび充電モードに入ればあっという間にフル充電されます。
従来より10%スリムに! Suica対応モデル
Fitbitのなかでも人気の『Charge』シリーズ。2021年9月に発売されました。従来モデルより10%薄くスリムになり、明るさは2倍に。便利な機能はそのままに、より快適に使えるようになりました。
Charge4と同様にSuica決済にも対応。さらにトラッカータイプではじめて「EDAセンサー」を搭載。指にある細かい汗腺の変化を読み取り、ストレスに対する身体の反応を計測してくれます。
マインドフルな第5世代Fitbit
Fitbit Sense 2は、ハイエンドモデルのFitbitです。皮膚電気活動スキャンアプリと皮膚温度センサーを内蔵し、身体のストレス反応や気分の状態まで計測し記録ができます。これにより自分の心の動静をFitbitで把握できるようになります。
そのほかに、本体には多様なアプリケーションをダウンロードが可能。ヘルスケアやフィットネス以外に音楽やエンターテインメントも楽しめます。丸みのあるスクエアデザインはやさしい印象があり、女性が付けても丁度よい大きさです。
スリムだけど画面付きのトラッカー
Fitbit Alta HR はスリムデザインを追求したトラッカータイプのFitbitです。装着していることを忘れてしまうほどの軽量モデルですが、自動睡眠記録機能を搭載し、レム睡眠、ノンレム睡眠の時間帯を判別して記録が可能。サイレントアラームも内蔵しているので、やさしく快適な目覚めが体験できます。さらに心拍計を搭載し心拍の最適ゾーンを記録。
日々の健康管理以外に、トレーニングやダイエットの効率化にも役立ちます。そのほかに、自動運動記録やスマートフォン通知機能も備わっています。
フィットネストラッカーならCharge 3
フィットネスや睡眠データを測定するFitbit。水泳のデータを取得できるほか、心拍数を24時間測定可能。シンプルなデザインですが、活動量計としての機能も充実しています。
また、バッテリーの持ちがよく、最大7日間は充電する必要がありません。さらに女性の場合、Fitbitアプリを使って生理の情報を記録すれば、排卵日などの予測も可能。フィットネスに加え、体調管理でFitbitを使うならこの機種がおすすめ。
的確なアドバイスをするCoachワークアウト
スマートウォッチタイプのFitbit。音楽データを再生したり、「Fitbit Coach」というワークアウト機能も搭載。健康作りやフィットネスなど幅広い用途に利用できます。
画面をスワイプするだけでさまざまな機能にアクセスできるのも便利。デザイン性/操作性の高い活動量計がほしいならVersaがおすすめです。
必要な機能が揃ったコンパクトモデル
Fitbit Inspire は小型軽量のトラッカータイプ です。身に着けているだけで歩行数や睡眠時間、カロリー消費量など多様な身体データを取得できます。アプリでスマートフォンと連動させれば、LINE通知やメールメッセージを受信して表示できます。
音声通話の着信もお知らせが可能で、着信中はFitbit本体が振動を続けます。これはマナーモードでは着信に気付かないことが多い方に好評な機能です。バッテリーセーブモードがあるので、無駄な表示を消せて、使い心地もすっきりします。
画面操作ができるトラッカー
Fitbit Charge2 はインタラクティブOLEDディスプレイをもつトラッカータイプの Fitbitです。ディスプレイに表示される時計のデザインを好みにカスタマイズでき、さらにタップすることでアプリケーションや情報に素早くアクセスできます。
本体は画面の大きさにあわせてスリムモデルよりやや太めですが、それでもコンパクトであることにかわりはありません。バッテリーも強力でもちがよく、連続使用可能時間は最長5日間となっています。
懐かしさも感じるスマートウオッチ
Fitbit Blazeは時計型のFitbitとして最初に開発されたモデルです。それまでのリストバンド型にはなかった大型のディスプレイを配置しながらも、ワークアウトに対応したフィットネス時計としての機能はしっかりと備わっています。心拍数の計測や、特定の運動・エクササイズに対応する記録機能のほかにも、呼吸をガイドできるリラグゼーションモードなども搭載されています。
文字盤はスマホと同期すれば同じ言語設定になり、日本語のマニュアルもウェブからダウンロードができます。
GPS機能を搭載したモデル
Fitbit Surgeはワイドなリストバンド風のデザインが特徴です。Fitbit Blazeではスマホとの接続のみ可能だったGPS機能が、こちらのFitbit Surgeでは本体に搭載されています。GPS追跡機能を使えば距離ペースや標高ルートなどが計測され、スマートフォンなしで屋外アクティビティを存分に楽しめます。
そのほかにも心拍数計測や睡眠制御、トラックワークアウトなどの基本機能はそのままに、ディスプレイにはタッチスクリーンも搭載しています。
「Fitbit」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする Fitbitの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのFitbitの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
Fitbitに関するQ&A
Fitbitの人気シリーズは?

Fitbitではさまざまなウェアラブル活動量計を販売していますが、なかでも人気があるのは、おもに『Versaシリーズ』『Chargeシリーズ』『Inspireシリーズ』『Senceシリーズ』『Aceシリーズ』の5種類。定期的に新製品が発売されています。
それぞれスマートウォッチタイプ、トラッカータイプなど形状が異なるほか、搭載機能もさまざま。自分の使い方に合わせて選ぶことが大切です。
心拍数測定の精度を上げるには?

心拍測定の精度は、個人の生理学や腕の装着場所、運動の種類によっても影響を受けます。そのため正確な心拍測定をしたい方は、次の3点に注意して装着してみてください。
・Fitbitデバイスを腕の上部に着用し、デバイスの背部が肌に接する状態にする。
・運動をしていないときは、手首の骨より指一本幅分上(腕の方)に着用する。
・リストバンドは、あまり強く締めすぎないようにする。
スマートウォッチ関連のおすすめ記事はこちら
充電はバスタイム中がおすすめ
活動量計で意外と困るのが充電中のデータが取得できないこと。スマートウォッチの場合は睡眠中に充電できますが、睡眠のデータをとるFitbitでは、深夜の充電は現実的ではありません。
充電するタイミングでおすすめなのがお風呂の時間。ゆっくりとお風呂に入っていれば、その間にFitbitの充電が終わります。Fitbitをいつ充電したらいいのか困っている方は、バスタイムの充電を試してください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
主に「食品」「ドリンク・お酒」「スポーツ・自転車」を担当する40代編集者。好奇心旺盛で「何事にもまずは試してみる」をモットーにしてる。最近は格闘技好きが高じて、ボクシングや柔術を習っている。休日はスーパーでお買い得品を探すのも趣味。新商品には目がないので、ついつい買いすぎてしまうのが悩み。