PC電源ユニットおすすめ4選と選び方【ケーブルすっきり、大容量、静音】

PC電源ユニットおすすめ4選と選び方【ケーブルすっきり、大容量、静音】
ITライター
海老原 昭

大学在学中よりパソコン総合誌、Windowsプログラミング誌、Mac専門誌の記者/編集者として活動し、その後輸入自動車やカーナビ等のマニュアル翻訳/制作などを経て、フリーランスとして現在に至る。 キャリアは25年目に突入。専門はアップル製品だが、WindowsもAndoridも周辺機器もソフトも等しく愛する何でも屋。

ITライターの海老原 昭さんへの取材をもとに、PC電源ユニットのおすすめ商品5選と失敗しない選び方を掲載しています。電力の変換効率を示す「80PLUS」認証がついているものや、電源容量、ケーブル類の取り回しやすさ、静寂性も選ぶ際のポイントです。SEASONIC、玄人志向などから発売されているPC電源ユニットの中から、厳選した商品をご紹介! さらには、各通販サイトのランキングもありますので、ぜひ購入の参考にしてください。


PC電源ユニットの選び方 ITライターに聞いた

ITライターの海老原 昭さんに、PC電源ユニットを選ぶときのポイントを4つ教えてもらいました。

PC内部の部品
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自作PCに欠かせないPC電源ユニット。商品の種類によってさまざまなスペックがあるので、違いを確認しましょう。

電力効率で選ぶ

ITライター

電源ユニットは交流の電流を取り入れ、直流に変換してパソコン内部の各パーツに供給します。この変換時にいくらかのロスが出ますが、変換ロスが少ないほど設計が優秀な電源ということになります。

通常、電源ユニットの変換効率は60〜70%ですが、80%以上の優秀な電源には「80PLUS」認証が与えられます。電源を選ぶときは必ず、この認証が付いた電源を選びましょう。

80PLUS認証には、変換効率に合わせて「STANDARD」から「BLONZE」「SILVER」「GOLD」「PLUTINUM」「TITANIUM」までの6段階あり、上位に行くに従って価格も高くなります。

コストパフォーマンス的には「BLONZE」が優秀ですが、「GOLD」認定品もだいぶ安くなっています。余裕があれば「GOLD」を選ぶといいでしょう。

玄人志向『KRPW-BK650W/85+』

80PLUS BLONZE認証を受けており、最大85%の変換効率を誇るPC電源ユニット。コストパフォーマンスが高い電源となっています。接続時に配線がきれいに仕上がるようなすっきりとしたプラグイン仕様です。

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電源容量で選ぶ

ITライター

電源には出力できる電力容量が決まっていて、製品には必ずその容量が記載されています。パソコンがどれくらいの電力を使うかは、使用するパーツによって決まります。ハイエンドのCPUやGPU、M.2 SSD、水冷ポンプなどを使えば、そのぶん電力消費量は跳ね上がります。

使用する各パーツの最大電力消費量を調べて合計し、その容量を賄うだけの電源を選ぶ必要がありますが、たとえばCPUが高負荷時にクロックアップすると、急に電力消費量が跳ね上がるため、ギリギリの容量では不安です。電源自体は50%負荷時の効率が最も高いので、高負荷時でも50%程度に収まるよう、余力を持っておくといいでしょう。

特にゲームや動画編集など高負荷な作業をする場合、ただ動かすだけなら300〜400W台の電源でも動きますが、安定動作を目指すなら、650〜800Wクラスの電源を選ぶといいでしょう。

SEASONIC『Focus Plus Gold SSR-FXシリーズ』

650W、750W、850Wの3つ電源タイプがあります。大容量ながら、奥行きが140mmとコンパクトなのも魅力的です。新品交換保証付きなので、10年間は万が一故障や不具合が発生しても無償で新品に交換してくれます。

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ケーブルの取り回しで選ぶ

ITライター

電源ユニットには出力する電圧や電流によって、さまざまな形状のプラグを備えたケーブルが多数生えています。このケーブルをマザーボード上、または各機器のコネクターに繋いで電源を供給しますが、シンプルな構成の場合はケーブルが余ってしまうこともしばしばです。

自作パソコンの場合、パソコン内部はさまざまなケーブルが行き交って、見栄えもよくなければ通気性やメンテナンス性も落ちてしまうことがありますが、ケーブルが外せるタイプの電源であれば、必要なものだけを使って、すっきりした内部を保つことができます。

また、ケーブルの長さはあまり長すぎても邪魔ですが、短いと必要な場所まで届かないということがあります。ある程度長さがあるもののほうがいいでしょう。

動作音が静かなものを選ぶ

ITライター

電源にはファンが内蔵されていて、電源内部で発生した熱を放熱します。このファンは電源を安定させる大事なパーツですが、回転数の高さや、ファンの羽の形状などで、製品による動作音はかなり異なります。

音がうるさい製品によっては、静かな部屋だとかなり耳障りに感じることもあるので、できるだけ音が静かなものを選ぶといいでしょう。

ショップによっては電源を展示してあって、実際の動作音を確認できる場合もあるので、ぜひ現物を試してみてください。

PC電源ユニット4選 ITライターのおすすめ

ここまで紹介した、PC電源ユニットの選び方のポイントをふまえて、ITライターの海老原 昭さんに選んでもらったおすすめ商品をご紹介します。

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SEASONIC『Focus Plus Gold SSR-FXシリーズ』

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出典:Amazon

本体サイズ 幅150×奥行140×高さ86mm
電源容量 650W、750W、850W
対応規格 ATX 12V Ver.2.4
電源ケーブル プラグイン
搭載ファン 120mmFDBファン

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ITライター

定番ブランドのGOLD認証電源

電源ユニットの品質では高い評価を受けているSEASONICブランドの、80PLUS GOLD認証を受けている電源ユニットです。電源の変換効率は実に90%(負荷50%時)にも達します。

大容量ながら、奥行きが140mmとコンパクトに収められており、出力ケーブルはすべて着脱式のプラグイン式なので、必要なケーブルだけに絞って取り付けることで、パソコン内部をすっきりとまとめられます。

出力は650W、750W、850Wの3タイプありますが、このクラスの電源を選ぶなら、余裕を持って大容量の850W製品を選んでおきたいところです。

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玄人志向『KRPW-BK650W/85+』

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出典:Amazon

本体サイズ 幅150×奥行140×高さ86mm
電源容量 650W
対応規格 ATX 12V Ver.2.4、EPS 12V Ver2.92準拠
電源ケーブル 直出し、プラグイン
搭載ファン 120mmファン

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ITライター

ケーブルすっきりの高コストパフォーマンス電源

取り回しやすいフラットケーブルを採用し、不要なケーブルは簡単に取り外せるプラグイン機構を採用した650Wの電源です。80PLUS BLONZE認証を受けており、最大85%の変換効率を誇ります。プラグインケーブルは合計4本で、ストレージ関連や拡張カードへの電源供給用のため、FDDや拡張カードなどは不要であれば抜いておけます。

電源内部には耐熱温度105度の日本製コンデンサーを採用するなど、安価な電源ながら安定性も重視しており、コストパフォーマンスが高い電源となっています。なお、姉妹品に550W、750Wの製品もあります。

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SEASONIC『PRIME Ultra Titanium SSR-TRシリーズ』

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出典:Amazon

本体サイズ 幅150×奥行170×高さ86mm
電源容量 650W、750W、850W
対応規格 ATX 12V Ver.2.4
電源ケーブル プラグイン
搭載ファン 135mmFDBファン

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ITライター

最高級電源の貫禄に満ちたTITANIUM認証電源

SEASONICブランドの最高級シリーズ「PRIME」シリーズの製品。負荷50%時で94%とひじょうに高い変換効率を実現した電源に与えられる「80PLUS TITANIUM認証」を受けた最高級電源です。

容量は650〜850Wの3モデル。全ケーブルがプラグイン式のモジュラー構造による扱いやすさはもちろん、出力電流の変動に対して出力電圧の変動が0.5%という、非常に高い安定性を実現。135mmの大型空冷ファンには流体動圧軸受を採用して、静音性と省エネも両立するなど、隙のない作りはさすがの一言。

電源としてはかなり高価ですが、12年の新品交換保証がついており、メーカーの自信のほどが伺えます。一般ユースにはオーバースペック気味ですが、安定性第一ならこれで決まりです。

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SCYTHE『CORE-SFX300』

SCYTHE『CORE-SFX300』 SCYTHE『CORE-SFX300』 SCYTHE『CORE-SFX300』 SCYTHE『CORE-SFX300』

出典:Amazon

本体サイズ 幅125×奥行100×高さ63mm
電源容量 300W
対応規格 SFX 12V
電源ケーブル 直出し
搭載ファン 80mmファン

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ITライター

スリムPCや旧製品のリフレッシュ用に

Mini-ITX規格やmicroATX規格などのコンパクト・スリムなPCでしばしば使われる「SFX」規格の電源です。小さいコンピュータ用の電源のため、ATX電源と比べると一回り以上小さくなっており、サイズ制限のある小さめのケースにも余裕をもって収納できます。

容量は300Wと控えめで、PCI Express用の電源も供給できないため、外部電源が必要な最近のグラフィックカードなどは利用できませんが、そもそもケースのほうが小さくて利用できないケースが多く、問題はないでしょう。

実売価格が3,000円台と非常に安価なので、最小構成の安価なPCを組みたい場合や、少し古いスリムPCの電源をリフレッシュするのにも最適です。

「PC電源ユニット」のおすすめ商品の比較一覧表

画像
SEASONIC『Focus Plus Gold SSR-FXシリーズ』
玄人志向『KRPW-BK650W/85+』
SEASONIC『PRIME Ultra Titanium SSR-TRシリーズ』
SCYTHE『CORE-SFX300』
商品名 SEASONIC『Focus Plus Gold SSR-FXシリーズ』 玄人志向『KRPW-BK650W/85+』 SEASONIC『PRIME Ultra Titanium SSR-TRシリーズ』 SCYTHE『CORE-SFX300』
商品情報
特徴 定番ブランドのGOLD認証電源 ケーブルすっきりの高コストパフォーマンス電源 最高級電源の貫禄に満ちたTITANIUM認証電源 スリムPCや旧製品のリフレッシュ用に
本体サイズ 幅150×奥行140×高さ86mm 幅150×奥行140×高さ86mm 幅150×奥行170×高さ86mm 幅125×奥行100×高さ63mm
電源容量 650W、750W、850W 650W 650W、750W、850W 300W
対応規格 ATX 12V Ver.2.4 ATX 12V Ver.2.4、EPS 12V Ver2.92準拠 ATX 12V Ver.2.4 SFX 12V
電源ケーブル プラグイン 直出し、プラグイン プラグイン 直出し
搭載ファン 120mmFDBファン 120mmファン 135mmFDBファン 80mmファン
商品リンク

※各社通販サイトの 2020年2月12日時点 での税込価格

※各社通販サイトの 2020年2月12日時点 での税込価格

※各社通販サイトの 2020年2月12日時点 での税込価格

※各社通販サイトの 2020年2月12日時点 での税込価格

通販サイトの最新人気ランキングを参考にする PC電源ユニットの売れ筋をチェック

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのPC電源ユニットの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

Amazon:パソコン用電源ユニットランキング
楽天市場:PCケース用電源ランキング
Yahoo!ショッピング:電源ユニットランキング

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

超大容量電源は自宅の電源強化が必要

ITライター

最近は1600W、2000Wといった超大容量の電源も販売されています。電源は容量に余裕がないと動作が不安定になるからと、できるだけ大容量の電源を買うのはいいのですが、これらは主にサーバーやハイエンドのマルチGPU構成などに使われる高スペックな製品です。

一般的に、家庭用電源は1回線につき20Aまで、プラグ1つにつき15Aまでと決まっているため、100Vx15A=1500Wまでしか出力できず、1600Wを超えた電源は通常の100Vのコンセントから電力を取ることができません。そのため、使用するにはエアコンなどに使う200Vの電源が必要ですし、エアコンから分岐させて給電するのは危険なので、200Vのコンセントを増設する工事が必要になります。

超ハイエンド製品なので買う人は少ないと思いますが、よく気をつけてください。

※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。

※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。

※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)

※2020/2/12 一部修正のため、記事を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 加藤佑一)

マイナビおすすめナビ編集部

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