「かに缶」のおすすめ商品の比較一覧表
かに缶の選び方 メインにもおかずにも!
ここからは、かに缶の選び方をご紹介します。ひと口にかに缶といっても選ぶポイントによって味わいや使い道はさまざまなので、欲しい商品を手に入れる参考にしてくださいね。
かにの種類に注目
かに缶で使われているカニには、タラバガニ、ズワイガニ、花咲ガニなどさまざまな種類があります。
食べごたえのある「タラバガニ」
大型で肉づきのいいタラバガニ。身が大ぶりで、しっかりとした食べごたえがあります。身に弾力があり、プリプリした食感が楽しめるのも魅力です。
タラバガニのかに缶は、食べごたえや食感を生かしたものが多く、脚の棒肉やカニ爪肉がそのままごろっと使われているものがメインとなっています。ちなみに、名称は「タラバガニ」ですが、生物学的にはヤドカリの一種です。
あまり出回らない希少な「花咲ガニ」
花咲ガニは、タラバガニと同じくヤドカリの一種で、トゲトゲした外観が特徴的です。味は濃厚で、身はプリッと弾けるような食感。エビに近い味わいと、よくたとえられます。
花咲ガニの水揚げ量はほかのカニより少なく、市場にあまり出回りません。とくに花咲ガニの缶詰は珍しいので、贈りものとしてもよろこばれるでしょう。
上品な味わいの「紅ズワイガニ」
ズワイガニは水揚げされる場所によって名称が異なります。なかでも、紅ズワイガニは手が届きやすい価格帯で味もおいしいので、贈答用のかに缶にも多く使用されています。
紅ズワイガニの身は水分量が多く、味は淡白。カニらしい上品な旨みが味わえます。クセのないあっさりした味なので、そのまま食べるのはもちろん、さまざまな料理に使いやすいでしょう。
甘みと香りが強い「マルズワイガニ」
リーズナブルな価格にもかかわらず美味なのが、マルズワイガニの魅力です。かに缶をはじめ、さまざまな加工品の原料として使用されています。
マルズワイガニの身の繊維は短めで、弾力のある歯ざわりです。旨みと香りが強いのも特徴といえます。また、身の色は赤味が強く、サラダなどに入れると彩りが鮮やかになるでしょう。
リーズナブルな「ワタリガニ」
かに缶のなかでもとくに手ごろな価格なのが、ワタリガニを使った缶詰です。業務スーパーや100円ショップなどでも入手しやすく、かに缶を使った料理を気軽に楽しみたい方にぴったりです。
ワタリガニの身はこまかく、繊細な食感と味わいが特徴的。ほとんどがほぐし身タイプの缶詰で、チャーハンやサラダ、カニクリームコロッケなどの材料に向いています。
使用するレシピに合わせてタイプを選ぶ
かに缶には、脚などの肉がそのまま入った「棒肉」タイプ、脚の部分をきれいにむいて詰めた「脚肉」タイプ、脚肉とほぐし身の両方を1缶で楽しめる「脚肉ほぐし身」タイプ、身をこまかくほぐした「ほぐし身」タイプなどがあります。
カニらしさを堪能できる棒肉タイプ
カニの脚に詰まった身を丸ごと缶詰にした、棒肉タイプ。プリッとした食感や、ジューシーな旨みといった、カニ本来の味わいを堪能できるのが魅力です。贈答用の高級な商品も多く販売されています。
棒肉タイプのかに缶は、火を通さずにそのまま味わうのがおすすめです。ポン酢や醤油、かぼすなどのつけだれでいただくのもいいでしょう。
リーズナブルな赤身脚肉
赤身脚肉のかに缶には、製造過程で割れてしまった脚肉が使用されています。身の形がくずれているぶん、ややリーズナブルな価格になっているのが魅力です。
少し身がくずれているというだけで、カニの風味や旨みはもちろん変わらず。そのまま食べても美味ですが、お寿司やサラダ、サンドイッチなどの料理に贅沢に使うのもいいでしょう。
使い勝手のいい脚肉ほぐし身タイプ
脚肉とほぐし身の両方が入ったかに缶は、2通りの食感を楽しめます。カニの旨みが詰まったジューシーな味わいで、そのまま食べるのはもちろん、料理のトッピングにもぴったり。脚肉とほぐし身をそれぞれ別の料理に利用することもできます。
料理に利用する場合は、ボリュームのある脚肉を飾りにすると見た目が豪華になるでしょう。
料理に使うならほぐし身タイプが便利
カニの身を繊維状にこまかくほぐした、ほぐし身タイプ。はじめから身がほぐれているので、手軽に料理に取り入れられます。チャーハンやサラダ、カニクリームコロッケなど、幅広く活用できて便利です。
ほぐし身タイプのかに缶はリーズナブルなものが多いので、ふだん使いにも向いています。ストック用にもぴったりなタイプです。
ツメ肉だけで作られた缶詰も!
カニのツメ肉のみを詰めた、贅沢なかに缶もあります。カニのツメ部分は筋肉がよく発達しており、身締まりがいいのが特徴。ほかの部位では味わえない弾力のある歯ごたえと、濃い旨みを堪能できます。
ツメ肉のかに缶は、火を通したりくずしたりせずに、そのまま味わうといいでしょう。高級感と食べごたえがあるので、贈答用にも適しています。
複数パック入りの商品に注目!
かに缶を贈りものにする場合は、箱に入った詰め合わせの商品が適しています。大ぶりの身が詰まった高級なものや、なかなか手に入りにくい珍しいものなど、特別感のあるかに缶を選ぶとよろこばれるでしょう。
また、かに缶をいろいろな食べ方で楽しみたい方には、24缶入りなどのセット商品がおすすめです。1缶ずつバラで買うよりもコストが抑えられます。
かに缶のおすすめ15選 炊き込みご飯やパスタ、チャーハンなど食べ方は無限大!
ここからは、おすすめのかに缶をご紹介します。トータルフードアドバイザーの内藤まりこさんおすすめの商品もあるのでチェックしてみてください。





ハマダセイ『かに身缶詰』
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする かに缶の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのかに缶の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
エキスパートからのアドバイス 価格も種類もバリエーション豊か!
トータルフードアドバイザー
さまざまなメーカーから販売されているかに缶ですが、金額は数百円という安価なものから一万円を超えるような高級品まであります。しっかり身の詰まった脚肉が入っていたり、ほぐし身でも缶にいっぱい入っていたりするものなど、タイプのバリエーションも豊かです。価格が低いものの、なかにはとろみのついた調味液にカニの身肉が溶け込んでいるようなものも。どのような用途で使いたいのかを考えて購入するといいでしょう。
メーカーのホームページなどに中身のイメージが載っているものもあるので、確認してみてもいいですね。
かに缶のおすすめレシピを紹介! カニ缶を使った料理を楽しもう
ここからは、かに缶を使った簡単レシピをいくつかご紹介。ぜひ試してみてくださいね!
定番のかに玉
中華料理の定番、かに玉もかに缶で手軽に作れます。まず長ねぎを薄切りにしたら、溶き卵にかに缶と切った長ねぎを混ぜます。フライパンに油をしいて卵液を流したら、軽く混ぜながら焼いてお皿にうつしておきましょう。
あんは、しょう油、酒、水、砂糖、酢で作ります。調味料を火にかけて沸騰したら、水溶き片栗粉でとろみをつければOKです。
キャンプにも! かにみそ缶でアヒージョ
オイルサーディンなどを使った缶詰アヒージョは、キャンプ飯などでも人気ですね。かにみそ缶で、同様にアヒージョも作れます!
小鍋に缶の中身を出し、オリーブオイルやにんにくなどと一緒に温めるだけ。手軽に贅沢な一品が完成しますよ。
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かに缶で手軽にかにを味わおう!
安い値段で手に入るものから、高級缶詰まで、たくさんの種類があるかに缶。サラダやチャーハン、パスタなどアレンジも豊富で、常備しておくと便利です。
この記事では、かに缶の選び方とおすすめ商品をご紹介しました。かにの種類やかに缶のタイプに注目して、食卓に使いやすいかに缶を選んでくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
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埼玉県出身。4人の子育て中のワーキングママ。 学生のころから美味しいものに目覚め、管理栄養士と料理講師の二足のわらじで、栄養相談・メニュー開発、講演会活動、フードコーディネートまで様々なジャンルで活動中。 趣味は家庭菜園と子どもが喜ぶ満足度の高い公園探し。