IHクッキングヒーターの特徴・メリット
ガスコンロからIHクッキングヒーターに変えるだけで、さまざまなメリットがあります。ここではとくに大きい3つのメリットをご紹介! いつも手を焼いていたあのお悩みも解消されるかもしれません。
【メリット1】天板がフラットで掃除がラク
IHクッキングヒーターの大きなメリットのひとつは、お手入れがかんたんなことです。ガスコンロの掃除は、受け皿を外したり、バーナー周りの細かい部分を磨いたりしなければなりません、一方、IHクッキングヒーターは面がフラットなのでさっと拭くだけ。
ガラスコーティングされている場合が多いので、汚れがこびりつきにくく掃除がラクです。
【メリット2】火を使わないため火事になりにくい
ガスコンロの場合は、火を使うため、つねに燃え移りに注意する必要があります。また、油や酒などの燃えやすいものは火元からじゅうぶん離しておく必要があります。
その点、IHクッキングヒーターは、火を使わないので燃え移りの心配もなく安心。調理中の火事のリスクをぐっと減らせます。小さなお子さまがいる家庭にもぴったりです。
【メリット3】室内が暑くならず空気も汚れない
夏場にガスコンロで調理をしていて、暑苦しい思いをしたことはありませんか? 火を使うため、どうしても周辺の温度が上がってしまいます。ですが、IHクッキングヒーターは火を使わないため、夏場でもガスコンロと比べて、快適に調理が可能!
また、ガスコンロで火を使っている間はしっかり換気が必要ですが、IHは空気が汚れにくいため最低限の換気で大丈夫です。油が飛びにくいため、換気扇が汚れにくいのも嬉しいポイント。
電気代についての注意点
一般的な都市ガスと比べると、同じ調理時間であればIHクッキングヒーターの方が光熱費が高くなる場合があるため注意。ですが、プロパンガス(LPガス)よりはIHクッキングヒーターの電気代の方が割安になります。
電気代をなるべく節約するには、高火力で長時間使用することをなるべく避けるのがポイント。火が通りにくい食材は、電子レンジと併用することで加熱時間を短縮できます。
熱効率をより高めるために、落し蓋をするのも有効です。また、使用前に鍋底をきちんと拭いておくことも大切。鍋底が濡れていると、水分が蒸発するまでの間に余計な電力を消費してしまいます。
一人暮らし向けIHクッキングヒーターの選び方
それでは、一人暮らし向けIHクッキングヒーターの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】用途に合った機能
【2】本体サイズ
【3】調理時の便利機能
【4】火力
上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】用途に合った機能をチェック
IHクッキングヒーターに、たくさんの機能が絶対に必要かといえば決してそんなことはありません。たとえば揚げ物や煮込み料理をするつもりがなければ、高火力は不要です。保温が不要であれば、機能がないものを選んでもよい訳です。
自分の使い方を想像しつつ、必要な機能を搭載したモデルを選べば、購入時のコストを抑えられますし、シンプルな使い方ができるでしょう。
【2】本体サイズをチェック
一人暮らしだと、スペースの関係でIHクッキングヒーターを出したままにできないこともありますよね。また、卓上とキッチンの両方で使用することもあるはず。
そういうときに注目したいのは、持ち運びのしやすさと収納のしやすさ。小型や薄型のものであれば場所を取りませんし、持ち手つきやコードの着脱がしやすいものだと移動させるのもかんたんです。限られたスペースを活用するためにも、サイズ感はしっかり確認しましょう。
【3】調理時の便利機能をチェック
IHクッキングヒーターを毎日利用するのであれば、さまざまな調理に対応できるような製品を選びたいですよね。とくに調理シーンに基づいた、自動湯沸かし機能や、とろ火ボタンの火力調整などは非常に便利。
また、一人暮らしでブレーカーが心もとないというひとは、1000Wセーブなどの機能があるものがおすすめです。IHクッキングヒーター側で細やかな機能があるものを使えば、料理がもっと気軽になるのではないでしょうか。
【4】火力をチェック
IHクッキングヒーターで唐揚げや天ぷらなどの揚げ物料理を行いたい場合には高火力なものがおすすめ。ワット数の目安としては1400W以上のものが対応しています。
しかし、食卓で揚げ物の登場頻度が多いのであれば、電気フライヤーなど油を直接調理する調理家電の方がおすすめ。温度管理もらくで、蓋(フタ)つきのものも多くしっかり揚げてくれます。また、必要ワット数も1,000W程度のものが多いです。
エキスパートのアドバイス
モノレビュアー・家電コンシェルジュ
安全装置や自動湯沸かし機能つきがおすすめ
毎日の自炊に活用したい人から、ちょっとした料理や湯わかしを手軽に行ないたい人まで、IHクッキングヒーターは幅広い声に応えてくれます。
とくに、はじめて料理をする人は、ガスレンジやカセットコンロよりも火を使わない分だけ安全に調理が可能です。
とはいえ、空だきなどは事故のもと。安全装置や自動湯沸かし機能などがついている製品を選ぶのがおすすめです。安心して使えるものを選ぶことで、毎日の料理がよりたのしくなりますよ!
おすすめ6選|単体モデル
上で紹介した一人暮らし向けのIHクッキングヒーターの選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品をご紹介。まずはIHヒーターのみの単体モデルです。ぜひ参考にしてくださいね。
高火力でシンプルな使い方が可能!
ベーシックなIHクッキングヒーターの中でも、一人暮らし用として満足度の高い製品です。1,
400Wとハイパワーで、ガスコンロの強火に相当する火力を出すことが可能です。
急速加熱にも対応しているので、すぐに鍋やフライパンがあたたまり、素早く調理をすることができます。コンパクトな設計ですが、対応サイズの鍋やフライパンなら操作パネルを邪魔せずプレートに収まりますよ。





おすすめ2選|専用鍋付きモデル
続いては、鍋がセットになっているモデルのおすすめ商品です。こちらもぜひ参考にしてくださいね。
極厚鍋付きでいろんな料理ができる
極厚鍋がセットになったIHクッキングヒーター。鍋はさまざまな料理に対応しており、加熱、揚げ物なども可能。料理好きな方にぴったりです。また、最大1000Wまでの高火力で調理も快適。軽い素材で収納や持ち運びにも便利です。
焼き肉プレートと鍋つきでホームパーティーにも!
こちらは、IHクッキングヒーターに加えて、なんと鍋と焼き肉プレートもついた3点セットになっています。この一式があれば、友達を家に招いて自宅焼き肉や鍋も可能! たまにはホームパーティーも楽しみたいという方にぴったりです。
鍋は3〜4人前用の大きめサイズなので、まとめて調理して作り置きするのにも使いやすいですよ。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 一人暮らしIHクッキングヒーターの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの一人暮らしIHクッキングヒーターの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
一人暮らし用IHクッキングヒーターのQ&A
電気代は高くないの?

継続的に使うものですから、気になるのが電気代。商品次第でかかる電気代はさまざまですが、カセットコンロと一般的なガスメーターと比べてみても割安です。
YAMAZEN(山善)の『IHクッキングヒーター(YEN-S140)』の商品の場合、水1Lを沸かすとすると、IHヒーター(1400W)は約1.9円、カセットコンロは約4.6円、ガスコンロは約2.7円となっております。目的が一緒なら、安いに越したことはありませんので、ぜひご参考に。
寿命はどのくらい?

IHクッキングヒーターの寿命の目安となるのが、耐用年数です。メーカーによって差がありますが、一般的なIHクッキングヒーターの耐用年数は10~15年です。
ガスコンロの寿命は7~10年のため、くらべてみるとIHクッキングヒーターのほうが寿命は長いことになります。
できるだけ長く使うためのコツや注意すべきポイントは下記の記事をチェックしてみてください。
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気軽に調理を楽しみましょう!
IHクッキングヒーターはガスコンロと比べて設置場所にとらわれません。自分でミニカウンターを作ってキッチンをレイアウトしたり、卓上に移してみんなで鍋パーティーをしたりすることもできます。
自動で火加減を調節してくれる機能のあるものなら、ガス調理ほどつきっきりになる必要もなく安心して調理できるのもメリット。IHクッキングヒーターがあれば、もっと気楽に料理を楽しめるようになりますよ!
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カルチャー誌や家電誌、モノ系雑誌にてライター・リサーチャーとして活躍。 大ヒットとなった家電のプロモーションや、ガジェット探しなど、仕事内容は多岐にわたる。 一般的な家電から、ちょっとマニアックなものまで「イイモノはとにかく買って試す!」がモットー。 現在子育て中で、キッズガジェットや知育玩具、花火などレジャーグッズは子どもと一緒に愉しんでレビューしています。