クリスマス絵本のおすすめ10選 1歳・2歳・3歳・4歳・5歳
それでは、絵本セラピスト・福井一恵さんと編集部でおすすめの作品をセレクト! かんたんなあらすじも説明していますので、お子さんがよろこびそうな絵本を選ぶ参考にしてくださいね。

お母さんにもプレゼントをあげたいけれど
お姉ちゃんも弟も、サンタさんにほしいものをお願いしたのに、お母ちゃんは何もお願いしないし、いらないという。だから、おこづかいをあわせてバッグを買ってあげようと近くの商店街にいく姉弟。
おこづかいで買えるバッグはなかったけど、お姉ちゃんのポケットの中にあったふくびきの券。ふくびきの3等はバッグ。お母ちゃんをよろこばせたい姉弟の気持ちと、ふくびきの列に並ぶ人たち、ふくびきのおっちゃん、そしてお母さん。
みんな気持ちがグッと心にしみるお話です。クリスマスの雰囲気も感じられ、「やさしさ」「正直さ」についても感じられるストーリー性のしっかりした絵本。自分で読むためにも、集団での読み聞かせにもぴったりです。



なぜクリスマスの絵本なのかわかってもひみつだよ
みみかきめいじんと弟子は、「みみかきして」と毎日やってくるお客さんのために大いそがし。畑でも耳かきを育て水やりをしています。お客さんたちは、みみかきをしてもらうと、みんなそれぞれ気持ちよさそう。
するとある日やってきたのは、姿の見えないお客さん。耳かきをしていると、姿の見えないお客さんは鼻がむずむずしてきたようで、びゃっくしょん! 「あっ! 」と秘密が見えてしまうお話です。
集団での読み聞かせでも、子どもたちは秘密を知って大喜び。クリスマスらしくないクリスマスに関係のあるお話です。クリスマスの読み聞かせでも「笑い」を求める方におすすめです。

「クリスマス絵本」のおすすめ商品の比較一覧表
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日中や就寝前などに読み聞かせることで、子供の感情や想像力が豊かになったり、親子のコミュニケーションツールとして欠かせない絵本。誕生日などのタイミングで子供にプレゼントする機会があるでしょう。
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クリスマス絵本の選び方 幼児向けや楽しいしかけ絵本など
ここからは、絵本セラピスト・福井一恵さんへの取材をもとに、クリスマス絵本を選ぶときのポイントをご紹介します。
月齢や年齢に合う絵本を選ぶ
絵本は赤ちゃん、子どもの月齢、年齢に合わせて選ぶことが大事です。月齢・年齢ごとに絵本を選ぶ際のポイントを簡単にご紹介します。
●0歳から1歳は、「色やかたちのはっきりとした絵本」「手で触って楽しめる絵本」がおすすめ
●1歳から2歳は、「身近なものが出てくる絵本」「自分で触る・引っ張る・叩くという動作ができる絵本」がおすすめ
●2歳から3歳は、「分かりやすいストーリーのある絵本」「ことばの響きがよく、リズムが楽しめる絵本」がおすすめ
●3歳から4歳は、「友だちとのやりとりやルールについて描いた絵本」「ことば・数などの関心に応える絵本」がおすすめ
ちょっと高価なしかけ絵本はプレゼントにおすすめ
クリスマス絵本は、自宅用や自分で読み聞かせるために選びたい方と、プレゼント用として選びたい方がいるでしょう。自宅用や自分で読み聞かせるために選ぶ場合は、ストーリー性や絵の好みなどのポイントで選ぶのをおすすめします。
一方プレゼント用の場合は、自分で買うのは少しハードルが高くなるちょっと高価なしかけ絵本はいかがでしょうか。クリスマスを題材にした絵本には、とくに芸術的な美しさを追求したものも多くあります。買ってもすぐに壊したらもったいないからと、自宅用には躊躇しがちなちょっと高価なしかけ絵本はプレゼントにぴったりです。
読む人数や場の雰囲気にあった内容を
絵本はひとりで読む楽しみはもちろん、読み聞かせてもらう楽しみ、読み聞かせる楽しみがあります。ひとりで読むためなのか、読み聞かせるものなのかも選ぶときに考えたいポイントです。
自分で読む場合は、ストーリー性がある長めのものや、絵がこまかく美しいものを。読み聞かせる場合は、遠くからでも絵がはっきりと見えるものを選びましょう。
また集団に読み聞かせる場合は、みんなで笑って楽しめるものも盛り上がります。また、心がジーンとなるようなストーリーのものを選ぶと、その場が感動に包まれてとてもいい空気になります。
絵本を通して感じてほしいことを意識して
クリスマスを題材にした絵本は数えられないほどたくさんあります。そして、種類もさまざまです。サンタクロースが主人公となるお話、サンタクロースからのプレゼントにまつわるお話。クリスマスの由来となるイエス・キリスト誕生のときの物語、クリスマスシーズンの街の様子や家族についてのお話などがあげられます。
クリスマスの絵本を選ぶとき、その絵本に求めるものは何ですか? クリスマスのことを知りたい、サンタクロースの夢を感じてほしい、クリスマスに楽しい気持ちになってほしい、クリスマスの雰囲気を感じてほしいなど、クリスマス絵本に求めるものを意識してみるといいでしょう。
絵本セラピストからのメッセージ
アナウンサー・ライター・絵本セラピスト
一冊の絵本から、やさしさや思いやりを学ぶことも
クリスマスのように季節感のある絵本は、その絵本を読んだ思い出、読んでもらった思い出とともに、子どもの心にしっかり残ります。その子にとって「クリスマスといえばこの絵本」と思える絵本との出会いは、周りの人へのやさしさや思いやりにつながっていくはず。
クリスマスの絵本を選ぶときも、心にあたたかいものが残るような、読後感のいい絵本を選んでいただけたらと思います。
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クリスマス気分を盛り上げる絵本を選ぼう
この記事では、クリスマス絵本の選び方とおすすめ商品をご紹介しました。年に一度のクリスマスを思い切り楽しめるように、子供の年齢に合う絵本を選んで楽しく過ごしましょう。
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元NHK松山放送局キャスター。 現在は、アナウンサーとして司会やナレーションの他、コラムや記事のライティング、音声や映像コンテンツの製作や編集などを行っている。また、絵本セラピスト協会認定絵本セラピストとしても活動中。