カシスリキュールの魅力とは? いろんなカクテルを楽しめる
カシスリキュールとは、カシス(和名:クロスグリ)を原料としたリキュールのこと。カシスにはビタミンやポリフェノール、ミネラルなどの栄養素が豊富なのが特徴です。
オレンジなど柑橘系のジュースやソーダなど、炭酸と割って飲まれることが多いカクテル。ほかにも牛乳やジンジャーエール、ビールなどさまざまなドリンクと割れるので、1本持っておくと重宝しますよ。
カシスリキュールの選び方 アルコール度数、「クレーム・ド・カシス」などをチェック
では、自分好みのカシスリキュールはどう選べばいいのでしょうか? カシスリキュールの選び方をおさえておきましょう!ポイントは下記。
【1】カシスリキュールの種類で選ぶ
【2】カシスエキスの含有量もチェック
【3】アルコール度数で選ぶ
【4】初心者は口コミの多い人気の銘柄で選ぶのもおすすめ
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】カシスリキュールの種類で選ぶ
カシスリキュールにもいくつか種類があります。それぞれ甘みや酸味などが異なるので、特徴をおさえておきましょう。
甘みと酸味のバランスがよい「カシスリキュール」
「クレーム・ド」などと表記がついていないカシスリキュールは、甘さが控えめでほどよい酸味を楽しめます。糖度やアルコール度数が低くつくられているため、軽めの口当たりのものが多いのが特徴です。
そのままストレートで飲むのはもちろん、ジュースなどで割るのもおすすめ。お肉料理との相性もよいので、ソースに使うのもよいでしょう。
品質と甘みを楽しめる「クレーム・ド・カシス」
カシスリキュールは、1リットルあたり400g以上の糖を含み、アルコール度数が15度以上のものだけを「クレーム・ド・カシス」と表記することができます。
通常のカシスリキュールよりも甘みが強いので、甘いお酒が好きな方におすすめ。お菓子の風味付けなどに使われることもありますよ。
香りが決め手の「ドメーヌ」
ドメーヌはボルドーなどのワインと同じく、特定の場所でカシス栽培からボトルに封をするところまで一貫して行ったカシスリキュールのみ与えられる名前です。由緒ある製品といえるでしょう。
ドメーヌのカシスリキュールは凝縮された果汁で品がよい味わいに仕上げられています。香りもよいので香りを選ぶポイントにしている人におすすめです。
【2】カシスエキスの含有量もチェック
カシスリキュールは、商品によってカシスエキスの含有量が異なります。さわやかな味わいがお好みの方は50%前後のものがおすすめ。色味も鮮やかで明るいものが多く、カクテルベースとして使用すると華やかな仕上がりになります。
カシスの濃厚さやフルーティーな香りを楽しみたい方は、カシスエキスの含有量が60%以上のものを選んでみてください。ストレートやロックで飲みたい方にも、高濃度のカシスリキュールがおすすめです。
【3】アルコール度数で選ぶ
カシスリキュールのアルコール度数は、一般的に16〜20度前後です。16度前後のカシスリキュールはさらりとした口当たりのものが多く、食前はもちろん食中にもいただけるさわやかな味わい。
20度前後のアルコール度数が高いカシスリキュールは、とろりと濃厚で芳醇な味わいのものが多く、食後酒としても楽しむことができます。 お好みの味わいや用途に合わせて、アルコール度数にも注目してみてくださいね。
【4】初心者は口コミの多い人気の銘柄で選ぶのもおすすめ
カシスリキュールはお酒のなかでも飲みやすく、ソーダやオレンジジュースなどで割って楽しむことができるので多くの人に愛されています。ただ、カシスリキュール初心者はどれを買うとよいのか迷ってしまうでしょう。
そんなときはネットなどで口コミの多い銘柄を見てください。味や香りの情報がわかるので買うときの参考にできます。
カシスリキュールのおすすめ12選 濃厚、甘さ控えめ商品など厳選しました!
ここからは、フードアナリストの平林玲美さんと編集部が厳選した、おすすめのカシスリキュールを紹介していきます!

万能タイプで、はじめての方におすすめ!
はじめてカシスリキュールを購入される方におすすめしたいのがこちら。ブルゴーニュ地方のコートドール産のカシスのみを使っており、カシスエキスの含有量は60%を超えるので、フルーティーな香りをたっぷり楽しむことができます。
さわやかな酸味を残しつつも、エグミが少なく甘い味わいが特徴的。ストレートやロック、カクテルなどどんな飲み方でもおいしくいただける、万能タイプのカシスリキュールです。

甘さ控えめでストレートに飲むのもおすすめ
本格派のカシスリキュールとしておすすめしたいのがフィリップドブルゴーニュ社のクレームドカシス。濃厚ながら甘さは控えめ、癖のないコク深い味わいを堪能することができます。
香りはフルーティーなブランデーのようで、ロックやストレートで飲むとその差は歴然。カシス好きな方への贈りものとしても喜ばれるでしょう。
こんなの見たことない!シンデレラ気分
リボンが付いた見た目がとにかくかわいい、ガラスの靴をモチーフにした瓶。女性ウケがいいので、友人へのプレゼントや、男性から大切な人への特別な日の贈り物としても大変喜ばれますよ。
カシスのリキュールがスッキリとした飲みごたえで、王道のオレンジ系で割っても美味しいですし、バニラアイスにかけて食べてもまた一味変わって美味しく食べられます。大人のデザート感覚で、ちょっと贅沢をしたいときや日々の疲れを癒す一杯としていががでしょうか。
使い方いろいろ、お好みの飲み方で
こちらの商品は、バーやレストランなどでも使用されている、プロも認める品質のカシスリキュールです。添加物や保存料を全く使用していないので、体に優しく、甘さと香りが引き立ちます。
お酒で割って飲むのはもちろん、お好みのアイスクリームにかけて食べても美味しいリキュールです。アルコール度数は20%とやや高めなので、甘いアイスと交わることで風味が増してリッチなデザートになりますよ。ちょっとした自分へのご褒美にいかがですか。
青森産のぶどうが芳醇な香りと旨みを
青森産の完熟したぶどうを手摘みで収穫し、添加物を一切使用していない、100%青森産のカシスリキュール。低温で約2カ月以上熟成されたぶどうは、凝縮された旨みと芳醇な香りで贅沢な一杯を作り上げます。
甘めのお酒が好きな方に特におすすめします。国内産なので、安心して味わえますよ。アルコール度数は25度と高めなので、飲みすぎにご注意を。寒冷期に製造されているため、年に2回のみの数量限定出荷です。飲んでみたい方はお早めにどうぞ。

口当たりがよく軽やかで初心者でも飲みやすい
口当たりの軽いカシスリキュールをお探しの方にぴったりなのが、こちらの商品です。アルコール度数16度とリキュールのなかでは低めで、アルコール特有の香りを感じにくいところがポイント。
軽やかな風味とさわやかな甘酸っぱさで、食前から食中までさっぱりといただくことができます。カクテルのベースとして使用すれば色も鮮やかで、ふだんアルコールをあまり飲まない方でもおいしくいただけるのではないでしょうか。

カクテルはもちろんアイスに合わせてもおいしい!
こちらは、老舗リキュールメーカーがつくるカシスリキュール。アルコール度数は16度で、甘く濃厚な味わいはまるで濃いぶどうジュースのような味わいです。カシス独特のフルーティーな香りもしっかりと感じることができ、オレンジやミルクなど割りものとの相性を選ばないところもうれしい魅力です。
濃厚なカシスの味わいを楽しみたい方におすすめ。アイスやヨーグルトに垂らしてもおいしくいただけますよ。
SUNTORY(サントリー)『カクテルバー カシスソーダ コンク』
大容量サイズで大人数でも楽しめる
サントリーから販売されているカシスリキュール。フランス産の「ルジェ・カシス」を原料に使い、本格的な味を楽しめます。
ソーダで割るだけで簡単に美味しいカクテルを作ることができるのも魅力。1,800mlと大容量なので、パーティーなどでも重宝するでしょう。
高級カシスを使った品質の高いカシスリキュール
パリの一流ホテルなどのバーテンダーに愛用されているのが、マリーブリザールのリキュール。日本でも多くのバーで使われており、人気のメーカーです。
このカシスリキュールは、ブルゴーニュ地方ディジョン産の高級カシスを使用。濃厚な味わいと青みがかった赤紫色が特徴で、目でも舌でも楽しむことができます。

濃厚で本格的な味を求めている方にぴったり
お店で味わうような本格派のカシスリキュールをお探しの方には、こちらの商品がおすすめ。フランス・ブルゴーニュ地方のワイン生産者がつくった、香料や着色料を使用していないクレーム・ド・カシスです。
濃厚なカシスエキスは香りこそ芳醇ながら口当たりはなめらか。ストレートでいただくのはもちろん、炭酸で割ってもカシスならではの甘酸っぱさを存分に堪能することができます。料理の隠し味としても活躍しますよ。
サトネイ『ドメーヌ・サトネイ・クレーム・ド・カシス』
ちょっと贅沢をしたい時にぴったり
カシス栽培で有名なフランス・ドメーヌで作られたカシスリキュール。100%ドメーヌ産のカシスを使用しているので、凝縮された果汁と芳醇な香りが魅力的ですよ。価格的にもちょっと贅沢なリキュールなので、自分へのご褒美や、友人や大切な人への贈り物としてもいかがですか。
アルコール度数が20%と少々高めなので、お酒好きの方にはたまらないですね。お好みのお酒で割るのはもちろん、炭酸水で割っても爽やかな風味が楽しめて美味しく飲めますよ。
ぶどう果汁がおいしいカシスリキュール
人気のビール会社、アサヒビールから出ているカシスリキュール。干しぶどうの風味が存分に出ている、甘酸っぱくもあり、甘さもある飲みやすいカシスです。ぶどうの果汁で色が黒色ですが、見た目より渋さはないので、何で割っても美味しく飲めます。
700mlと重量感もあって、お酒好きの方も満足できるでしょう。コスパもいいので、毎日お酒を飲む方はストックするのにもおすすめですし、家族や友人へのプレゼントとしても喜ばれますよ。
「カシスリキュール」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする カシスリキュールの売れ筋をチェック
楽天市場でのカシスリキュールの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
カシスリキュールを使ったカクテルの作り方レシピ 美味しいレシピが豊富!
カシスリキュールは、さまざまな飲み物と割って楽しめるのが魅力。ここからは、カシスリキュールを使ったおすすめの割り方レシピを紹介していきます!
炭酸水で割って楽しむ「カシスソーダ」
グラスに氷を入れて、カシスリキュールと炭酸水を1:1の割合で混ぜて完成! 好みでカシスリキュールや炭酸水の割合を変えるのもおすすめですよ。
女性でも飲みやすい「カシスオレンジ」や「カシスグレープフルーツ」
「カシオレ」と呼ばれ人気のカシスオレンジ。カシスリキュールとオレンジジュースを混ぜるだけで完成です。割合は1:4程度。甘くて飲みやすいので女性にもおすすめです。
また、グレープフルーツジュースと割るとカシスグレープフルーツの出来上がり。こちらはほどよい酸味とフルーティーな味わいを楽しめます。
大人な味を楽しめる「キール」
カシスリキュールと白ワインを割ったものを「キール」と呼びます。アルコール度数が高めになるので、大人な味を楽しめます。
また、白ワインをシャンパンやスパークリングワインに変えて割ると、「キールロワイヤル」と呼ばれるカクテルに。炭酸が含まれているのでさわやかな味を楽しめますよ。
まろやかな味が魅力の「カシスミルク」
牛乳と割ると濃厚な味わいのカシスミルクの完成。甘くて飲みやすい「カルーアミルク」と似た味なので、女性でもおいしく飲むことができますよ。
ビールで割ってもおいしい「カシスビア」
カシスリキュールはビールと割っても美味しく飲めるんです! ビールの苦みがおさえられ、飲みやすくさわやかな味わいを楽しむことができます。
カシスリキュールのQ&A
カシスリキュールの賞味期限は?

アルコール度数や糖分の多いカシスリキュールは、リキュールの中でも賞味期限は比較的長め。未開封であれば数年後でも使用できるものも。ただし、風味は失われていきます。また、開封後は酸化、痛みやすくなっているのでなるべく早く飲みましょう。
カシスリキュールの保存方法は?

飲みきってしまうのがベストですが、保存するときは次の点に注意。空気による酸化を避けるためフタをしっかりしめる、直射日光や高温多湿を避ける、冷蔵庫で保管する、といったことが重要です。
カクテルに向くほかのリキュールはこちらもチェック! 【関連記事】
カシスリキュールでいろいろな飲み方を楽しもう
カシスリキュールの選び方とおすすめ商品を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
ビタミンやポリフェノール、ミネラルなどの栄養素が豊富なカシスで作られたリキュール。炭酸や牛乳、ジンジャーエール、ビールなどさまざまなドリンクで割って飲めるので、1本持っておくのがおすすめです。この記事を参考にして、自分に合ったものを見つけてくださいね!
◆Amazonや楽天を始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しており、当記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されます。◆記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆アンケートや外部サイトから提供を受けるコメントは、一部内容を編集して掲載しています。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。