コーヒーリキュールとは? カクテルだけでなくお菓子作りにも!
コーヒーリキュールとは、コーヒー豆を主原料のひとつとして作られたリキュールを指します。コーヒーリキュールと牛乳を割って作るカルーアミルクをはじめ、カクテル作りに活用されるほか、チョコレートなどのお菓子作りにももちいられます。
お家に1本あればいろいろなアレンジができる便利なリキュールです。コーヒーやお酒が好きな方へのちょっとしたプレゼントにもおすすめですよ。
また、コーヒー豆のほろ苦さに甘みを加えているので、口当たりがよく飲みやすいのが特徴です。甘めのカクテルが好きな人や、強いお酒が苦手な人にも向いています。
コーヒーリキュールにカフェインは含まれている?
通常のコーヒー飲料のように、コーヒーリキュールにもカフェインが含まれています。一般的に100g中26mg程度と、含有量は多くありません。
しかし、カフェインは、体内に入るとアルコールより早く分解される傾向があるため、コーヒーリキュールを飲んだときに酔いにくいと感じてしまう場合もあります。また、人によっては、吐き気が強くなってしまうことも。そのため、適度な量を楽しむことが大切です。
コーヒーリキュールの選び方 使い道いろいろ!
ここからは、コーヒーリキュールの選び方をご紹介します。ポイントは下記。
【1】ベースとなるお酒
【2】コーヒー豆の種類や焙煎
【3】アルコール度数
【4】味わい
【5】フレーバー
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】リキュールのベースとなるお酒の種類をチェックする
コーヒーリキュールを購入する際は、まずベースとなるお酒の種類を確認しましょう。一般的なスピリッツやウイスキーに加えて、最近では泡盛や日本酒など一風変わったお酒を使ったリキュールも多数登場しています。
アルコール感をしっかりと感じたい方はスピリッツやウイスキーベースを、コーヒーの風味や香りを楽しみたい方は泡盛や日本酒ベースを選ぶのがおすすめです。
【2】使われているコーヒー豆の種類や焙煎を確認する
コーヒーリキュールの醍醐味(だいごみ)は、なんといってもコーヒーの香りと味わい。これは使用するコーヒー豆の種類や焙煎(ばいせん)具合によって異なりますので、お好きなコーヒー豆がある方はぜひ詳しくチェックしてみましょう。
上質な香りを楽しみたいなら「ブルーマウンテン」、エキゾチックなテイストを味わいたいなら「マンデリン」などの品種がおすすめです。さらに、焙煎具合も確認しておくと失敗しづらいですよ。
【3】飲み方にあわせてアルコール度数を選ぶ
コーヒーリキュールのアルコール度数は12%〜35%と幅が広いのが特徴。ベースとなるお酒や製造方法によって度数はさまざまなので、使いみちや好みに合わせて選ぶようにしてください。
【4】味わいを選ぶ
コーヒーリキュールを選ぶときは「甘さ」も大切なチェックポイントです。カクテルで楽しみたい方は比較的甘みのあるものがおすすめですが、健康志向の強い方や、甘みが苦手な方は無糖タイプもチェックしてみましょう。
そもそもコーヒーリキュールは甘みを感じやすいリキュールです。お酒が苦手な人や、苦みが苦手な人は甘さのあるコーヒーリキュールだと飲みやすいですよ。
また、甘みは体温と近い温度でもっとも強く感じ、体温から離れて温度が低くなればなるほど感じにくくなります。冷たいカクテルで楽しみたいときにも、甘さが強いものを選ぶとよいでしょう。
【5】いろいろなフレーバーのあるコーヒーリキュールも
コーヒーリキュールは、コーヒー以外にいろいろなフレーバーがついたものもあります。バニラやキャラメルなどの甘さを強調するフレーバーのものは、スイーツ感覚で楽しめるカクテル作りや、お菓子作りに向いています。
柑橘系のフレーバーのものは、さっぱりさわやかな口当たりが楽しめます。重い甘さが苦手な人でも飲みやすいです。
フードアナリストからのアドバイス
香り高く、苦味と甘みの両方を楽しめるコーヒーリキュール。購入の際には、ベースとなるお酒やコーヒー豆の種類を確認し、お好みのテイストに近いものを選ぶようにしましょう。
また、使い方に合わせてアルコール度数や糖度をチェックするのも大切なポイント。原材料をしっかりと確認し、お気に入りのコーヒーリキュールを見つけてくださいね。
市販のコーヒーリキュールおすすめ12選 リキュール初心者にもおすすめ! 美味しい銘柄を紹介
ここからは、ご紹介した選び方をふまえてコーヒーリキュールのおすすめ商品をご紹介します。
新潟の日本酒がベース。スイーツとも相性抜群
日本の米処、新潟の日本酒をベースにした一本。新潟の人気コーヒー店である、鈴木コーヒーの「雪室珈琲」を使用しています。挽きたてコーヒーの香りを感じることができますよ。
飲み方は、ストレートやロックとして飲むのが合います。ケーキやピザなどどんな食べ物とも相性が良いので、ぜひ試してみてください。バニラアイスを入れて、大人の珈琲フロートとして頂くのもオススメです。

泡盛ベースの珍しいコーヒーリキュール
健康志向の方には、泡盛をベースにしたこちらのコーヒーリキュールがおすすめ。リキュールには珍しくノンシュガーなので、糖分を気にせずに楽しむことができます。
原料となるインドネシア産のマンデリン種コーヒー豆は、エキゾチックなテイストと深みのある濃い味わいが特徴。甘みが少ない分コーヒーの香りや味わいをたっぷりと感じられるので、ホットカクテルにしていただくのもおすすめです。
ブルーマウンテンの苦みを活かしたリキュール
ジャマイカに移り住んだヨーロッパの名家が、代々受け継いできた特別なレシピで作っているイタリア産のコーヒーリキュールです。
ジャマイカ産のブルーマウンテンコーヒーを使用しており、さわやかな苦味が感じられます。エスプレッソマティーニをはじめ、ハイボールやモヒートなど、多彩なカクテルメニューに活用できるでしょう。

コーヒーリキュールの定番「カルーア」
はじめてコーヒーリキュールを購入する方におすすめしたいのが、こちらの商品。アラビカ種100%のコーヒー豆を使用しているので、香ばしくローストされた香りを存分に堪能(たんのう)することができます。
バニラのような風味や甘さもしっかりと感じられるので、苦味が得意でない方や、ふだんあまりお酒を飲みなれていない方でも飲みやすいでしょう。
銀座生まれのレトロな雰囲気。ほんのり甘い
レトロなデザインのガラスボトルでおしゃれなコーヒーリキュール。銀座の老舗クラブでのレシピを再現したという、歴史のある商品です。
丁寧に焙煎されたコーヒー豆を麦焼酎に漬け込んで作られています。ほどよい甘さで食後の一杯としても美味しく楽しめますよ。珈琲の優しい香りとほんのり甘い飲み口は、女性にも親しみやすく飲みやすいでしょう。

日本酒ベースでコクがあるコーヒーリキュール
日本酒がお好きな方におすすめしたいのは、こちらのコーヒーリキュール。コーヒーのほろ苦い香り高さに加えて、お米のコクをしっかりと堪能することができます。
口に含んだときはコーヒーの味わいが目立ちますが、余韻(よいん)は日本酒ならではの旨みを感じるのがポイント。晩酌や食後の一杯としても活躍するコーヒーリキュールです。
ブランデーとラムでまろやかな口当たりに
ブラジル産のコーヒー豆を凍結させた後に粉砕して作られています。この製法により、コーヒー本来のコクを楽しむことができます。
ベースにはブランデーとラムのブレンド酒を使用しており、それらのハーモニーは絶妙です。飲み方としては、ロックや牛乳割りとして飲むのがおすすめ。冬の寒い時期にはホットで飲んでも美味しいです。

「コーヒーリキュール」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする コーヒーリキュールの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのコーヒーリキュールの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
コーヒーリキュールのおいしい飲み方 いろいろなレシピ・割り方がある!
ここからはコーヒーリキュールのおいしい飲み方について解説していきます。コーヒーリキュール初心者の方や、新しい飲み方を知りたい方はぜひチェックしてみてください。
コーヒーリキュールのレシピ・割り方は?
コーヒーリキュールで作るカクテルといえば、カルーアミルクが代表的。メキシコ原産のコーヒーリキュール「カルーア」を牛乳で割って作ります。
ほかにも、ウォッカにコーヒーリキュールをあわせる「ブラックルシアン」というカクテルは、アルコール度数は高いもののまろやかで口当たりが良いです。ブラックルシアンに生クリームを足せば「ホワイトルシアン」というカクテルになり、さらにまろやかで飲みやすいですよ。
お酒に強い方は、テキーラとコーヒーリキュールを2対1であわせた「ピカドール」という飲み方もおすすめです。
コーヒーリキュールの賞味期限は?
リキュールにははっきりとした賞味期限はなく、アルコール度数や糖分の量などによって、保存できる期間が変わります。
また開封後は、リキュールが空気に触れるため酸化が進みやすいです。とくに、アルコール度数が低めのものや糖分が少ないもの、加熱処理をしていないクリーム系リキュールなどの商品は、品質が劣化しやすいため注意しましょう。
最後までおいしく飲むためにも、基本的には、どの商品もできるだけ早く飲み切るようにすることが大切です。
コーヒーリキュールはお菓子作りでも活躍! カクテルだけじゃやない!
コーヒーリキュールは、チョコレートやケーキなどのお菓子作りにも活躍します。いつものお菓子も、コーヒーリキュールを入れるだけでビターで大人な味わいになりますよ。コーヒー好きの方はぜひ試してみてください。
コーヒーリキュールはアルコールなので、子供やアルコールが苦手な方に食べさせる場合は酔う可能性もあるのでしっかりアルコールを飛ばすようにしてくださいね。
ほかのリキュールもチェック! 【関連記事】
本格コーヒーリキュールを自宅で楽しもう 好みの味を見つけて
コーヒーの苦みや豊かなアロマを活かしたコーヒーリキュール。ふだんとはひと味違うカクテルを楽しみたいときなどに、ふさわしいお酒です。
また、製菓材料としても活用できるため、家庭に1本あるとさまざまなシーンで役立つでしょう。ベースに使われているアルコールやコーヒー豆の種類によって味わいが変化するため、いろいろと試しながら自分好みの1本を見つけてみるのも楽しいです。
今回ご紹介した選び方とおすすめ商品も参考にしながら、ぜひあなたもおいしいコーヒーリキュールを味わいましょう。
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個々の体質を根本から改善し、内側から美しくなれる食事法を普及すべく「日本体質改善協会(JPCIA)」を設立。 オンラインによる個別指導の他、パーソナルジムやエステサロンと提携し、体質改善を目的とする食事指導を行う。 また、各種メディアにて食にまつわる美容・健康情報や今日から取り入れられる簡単ダイエット・体質改善メソッドを発信している。 フードアナリスト協会主催・食の親善大使「第4回食のなでしこ」グランプリ受賞。