「シチュールー」のおすすめ商品の比較一覧表
シチュールーの選び方
市販のシチュールーはどれも同じ? いえいえ違います! 種類も豊富ですし、原材料や値段、コクや味も商品によってさまざまなので、選び方をチェックしてお気に入りを見つけていきましょう。
ホワイト or ビーフ? 2つの「種類」から選ぶ
シチュールーは大きく分けて、「ホワイトシチュー(クリームシチュー)」と「ビーフシチュー」の2種類があります。
ホワイト(クリーム)|濃厚ほっこり、子供も大好き!
定番のホワイトシチュー(クリームシチュー)用のルーは種類が多く、同じメーカーから複数の商品が発売されていることもあります。野菜、お肉、魚介など具材を問わずなんでも合うので、アレンジもしやすいのが特徴です。かぼちゃを加えてパンプキンシチューにしたり、あさりを入れてクラムチャウダー風にしたりと、料理のレパートリーも増やしてくれます。
最近のホワイトシチュールーはとても進化していて、熟成チーズでコクを出していたり、生クリーム感もアップしていたり、味も本格的です。コーンやウインナーなど、子供が大好きな具材も入れて、家族みんなで楽しめます!
ビーフ|旨味とコクがポイント! 特別なディナーにも
クリームシチューに並ぶくらい定番といえるビーフシチュー用のルーは、デミグラスソースの風味が効いたものが多いのが特徴。ビーフシチューをいちから作ろうとすると、デミグラスソースや赤ワイン、フォンドボー(※)などさまざまな材料が必要です。ルーで手軽に美味しいビーフシチューが食べられるなんて、時間的にもお財布的にも主婦の味方ですよね。商品のなかには、旨味の決め手となるフォンドボーベースのものも販売されています。
お肉や野菜の旨味をたっぷり濃縮した深みのあるソースの商品がたくさん販売されていて、ご飯にかけて食べてもよし、パンにつけて食べてもよし、次の日はドリアにアレンジしてもOK!
※フォンドボーとは、仔牛のスジや骨から取っただし汁のこと。仔牛のスジや骨を炒め、ブイヨンや水でじっくり煮込み、玉ねぎやセロリなどの香味野菜やスパイスを加えてさらに煮込んで作ります。料理に加えることで、旨味やコクをプラスできます。
作りやすさを左右する3つの「形状」から選ぶ
シチュールーには、固形タイプ、フレークタイプ、ペーストタイプの3種類があります。作りやすさや保存のしやすさに注目して、用途にあったものを選んでいきましょう。
固形|分量がわかりやすい
固形タイプは、ルーの定番ともいえる形。ラインナップの多さもピカイチで、同じメーカーでも数種類の固形ルーが販売されています。小分けして使用できるように切れ目が入っていて、作る分量がわかりやすいのがポイントです。
一方、そのほかのタイプに比べると、溶け残りやすいのが注意点。固形タイプのなかにも、溶けにくいものと溶けやすいものがあるので、口コミも参考にするといいでしょう。
フレーク(顆粒・粉末)|サッと溶けて使いやすい
顆粒・粉末などのフレークタイプは、溶けやすく、微妙な量の調整ができるのがポイント。固形タイプのルーに比べると溶けるのが圧倒的に早く、すぐに具材に溶け込んでくれます。
ジッパー付きの商品が多いので、保存がしやすいのもうれしいです。保存の際もジッパーを閉めて冷蔵庫に入れればOK!
ペースト|味の濃厚さが魅力
ペーストタイプは、フレークタイプよりもさらに煮汁になじみやすく、スパイスや食材の風味がより強く出ます。時短ができて仕上がりも濃厚になるので、忙しい主婦にもぴったり!
ただし、残った分を取っておくことが難しいので、一度に使い切る必要があります。
「原材料」をチェック
原材料も確認しましょう。ネットで購入する場合は、裏面のパッケージ画像や原材料説明欄をチェックしてみてください。
旨みやコクのポイントになっている食材をチェック
シチュールーは原材料に油脂や乳製品、卵、香辛料など、非常にさまざまな材料が使われており、それにより誰でも手軽においしいシチューを作ることができます。原材料のなかでも、味のベースやコクとなる材料が入っているかチェックしていきましょう。
●ホワイト(クリーム)シチュー:チーズや生クリームが入っているかチェックしてみてください。コクがあって濃厚な味わいを楽しめます。
●ビーフシチュー:ブイヨン、玉ねぎ、トマトが入っているかチェック! 具材の旨味を引き出してくれます。
値段は高めですが、厳選した国産の材料のみを使用して作られたものもあります。気になる方はぜひチェックしてみてください!
気になる方は「香料・化学調味料」の有無を確認して
市販のシチュールーには、香料や化学調味料などが使われていることも多いです。気になる方は、パッケージの裏面やHPをみて、香料や化学調味料が使われていないかもチェックしてみてくださいね。
ダイエット中の方は「カロリー」も気にして
シチューは、種類にかかわらず意外と高カロリー。ダイエット中の方やカロリー制限をしている方は、シチュールーのカロリーも比べてみるとよいかもしれません。
とくに、小麦粉たっぷりで固めたルータイプは糖質制限ダイエットをしている方にとってはあまり摂りたくないものかもしれません。少しでも糖質を抑えたい方は、固形タイプをさけてみたり、その分ご飯の量を調整したり、入れる食材に気をつけてみましょう。
アレルギーがある場合は「アレルギー対応」の商品を
乳製品や小麦粉などにアレルギーがある方は、アレルギー対応の商品を選ぶようにしましょう。アレルギー特定原材料不使用のシチュールーも販売されています。
原材料の表記をしっかり確認して選ぶようにしてください。
1歳から食べられるシチュールーも
離乳食が完了に近づいている赤ちゃんは、1歳からでも食べられるシチュールーを選んであげてみましょう。大人と同じルーを使うと味の濃さを調整しなければならないですが、子どもでも食べられるルーを選べば手間もかかりません。
「コスパ」で選ぶ|人気メーカーコスパ徹底比較! コスパ1位の商品は?
この記事でも紹介している全10商品の1皿あたりの値段を比較! コスパが高い商品は、家計の味方。味はもちろん、価格で選ぶのもひとつの手です。ぜひ参考にしてみてください。
【クリームシチュー部門】
第1位|ハウス『北海道シチュー』 1皿あたり35円(参照:公式HP)
第2位|S&B『栗原はるみのクリームシチュー』1皿あたり41円(参照:公式HP)
第3位|ハウス 『特定原材料7品目不使用 シチューミクス クリーム』1皿あたり55円(参照:Amazon)
第4位|創健社 『コーンクリームシチューフレーク』1皿あたり57円(参照:公式HP)
第5位|コスモ『直火焼 銀のクリームシチュー・ルー』1皿あたり63円(参照:楽天市場)
【ビーフシチュー部門】
第1位|ハウス 『コクの贅沢シチュービーフ用』 1皿あたり22円(参照:公式HP)
第2位|S&B 『濃いシチュー ビーフ』1皿あたり25円(参照:公式HP)
第3位|江崎グリコ 『クレアおばさんのビーフシチュー』1皿あたり27円(参照:楽天市場)
第4位|ハウス 『北海道シチュー ビーフ』1皿あたり33円(参照:公式HP)
第5位|ハウス 『ふらんす厨房 ビーフシチュー』1皿あたり78円(参照:公式HP)
※価格は、2021/03/01時点での税込価格を参照。
シチュールーのおすすめ12選|ホワイトシチュー 赤ちゃんから大人まで楽しめる!アレルギー対応商品も!
選び方をふまえて、おすすめのシチュールーをご紹介! ホワイトシチューとビーフシチューにわけて紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
ハウス食品『北海道シチュー<クリーム>』


















出典:Amazon
ハウス食品『特定原材料7品目不使用 シチューミクス<クリーム>』

出典:楽天市場
S&B『栗原はるみのクリームシチュー』




出典:楽天市場
コスモ食品『コスモ直火焼 銀のクリームシチュー・ルー』






出典:Amazon
S&B『シチューの王子さま顆粒』

出典:Amazon

オーサワジャパン『まろやかシチュールウ』








出典:Amazon
創健社『コーンクリームシチューフレーク』

出典:Amazon

創健社『お米と大豆のコーンシチュールウ』

出典:Amazon

キャニオンスパイス『こどものためのクリームルウ。』

出典:Amazon

S&B『おいしさギューッととけ込むシチュークリーム』








出典:Amazon
野菜と乳製品のまろやかなコクを味わえる
固形タイプのクリームシチューのルーです。かぼちゃやトマト、ブロッコリーなど野菜の旨みにチキンブイヨンがプラスされ、その名のとおり、食材の旨みがギューッと溶け込んでいるのが感じられます。
ミルクからバターを作るときに出るバターミルクを加えて、コクをアップしているのもポイント。野菜と乳製品の風味がしっかりと感じられて、柔らかで優しい味わいが魅力です。
しっかりと煮込むことでとろみやクリーミーさがアップし、具材にもスープがよくからんで、よりおいしく食べられます。余計なしつこさを感じない、ホッと和らぐ味のクリームシチューができあがります。

江崎グリコ『クレアおばさんのクリームシチュー』










出典:Amazon

S&B『とろけるシチュー 豆乳コーン』








出典:Amazon
シチュールーのおすすめ7選|ビーフシチュー フォンドボー仕立ての本格的な味わいも!

ハウス食品『ふらんす厨房<ビーフシチュー>』






出典:Amazon
骨付き牛肉のだし汁がベースの高級ビーフシチュー
フォンブルンという骨付き牛肉のだし汁をベースにした、ちょっと高級なビーフシチューのルーです。安めの牛肉を使ってビーフシチューを作っても、ルーに含まれるフォンブルンがお肉の味をしっかりカバー。値段はやや高め。その分コクが深く、香りも豊かな本格的な味わいが楽しめます。
ペーストタイプのルーが2袋入っており、全部で4~5人分のシチューができますが、人数によって調整できるのが便利。また、ペーストタイプのルーはスープにさっとなじみ、溶け残りの心配もなく、香りの広がりもよいです。デミグラスソースや赤ワインを使ったお店のビーフシチューのような味わいを、おうちで手軽に楽しみたい方におすすめの商品です。
江崎グリコ 『クレアおばさんのビーフシチュー』










出典:Amazon
S&B『濃いシチュー ビーフ』


















出典:Amazon
ハウス食品『北海道シチュー<ビーフ>』






出典:楽天市場
ハウス食品『コクの贅沢シチュー<ビーフ用>』

出典:Amazon

コスモ食品『コスモ直火焼 ビーフシチュー・ルー』






出典:Amazon
完熟トマトと赤ワインベースのさっぱり系シチュー
完熟トマトと赤ワインがベースとなったビーフシチューのルー。フレークタイプで溶けやすく、使いたい分量を調整しやすいのが便利です。シチュールーは化学調味料が使われているイメージがあるかもしれませんが、この商品は化学調味料も香料も不使用。余計なものが加えられていない安心感があります。
味はトマトの風味が強いのが特徴。こっくりとした濃厚なビーフシチューのルーが多いなか、ほのかな酸味がさっぱりとした口当たりを生んでいます。軽めのビーフシチューが好みの方におすすめ。トマト感が強いので、トマトケチャップやトマトの水煮などを入れて作られることが多いハヤシライスの味つけにも使えます。

エバラ食品『横濱舶来亭ビーフシチュー』






出典:楽天市場
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする シチュールーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのシチュールーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
シチュールーのおすすめをエキスパートに聞いてみた
暮らしスタイリスト・料理家
子どもから大人まで幅広く愛されるシチュー。肉も野菜も一度に摂れて栄養も満点。ルーは長期保存もできるので、好みの味をぜひ備えておきたいものです。
ただ商品の種類が多いので、どれがいいのか迷ってしまうことがあるかもしれません。そんなときは、旨みやコクのベースとなっている食材(野菜や鶏肉、牛肉、赤ワインなど)をチェックすると、好みの味が見つけやすいです。
気になる!シチュールーのQ&A
シチュールーを購入する際に、こんなことも気になる!こまかな疑問をここで解決。
市販のルーがもっとおいしくなる、おすすめの隠し味は?
<クリームシチューにおすすめの隠し味>
●角チーズ
●みそ
●昆布茶
●鶏ガラスープ
●白ワイン
<ビーフシチューにおすすめの隠し味>
●生クリーム(仕上げに少量かけると味がグッとまろやかに!)
●はちみつ(ルーを投入する前に入れましょう)
●ウスターソース
●インスタントコーヒー
●赤ワイン
いつもの具材じゃ飽きる!定番意外で入れたらおいしい具材は?
シチュールーの箱裏に書いてある定番の具材ではなく、入れたらおいしいおすすめの具材を紹介します!
●ベーコン
●セロリ
●骨付きチキン
●白菜
●レンコン
●ほうれん草
牛乳なしでもホワイト(クリーム)シチューは作れる?代用品は?
シチュールーを使ってホワイトシチューを作るとき、先後の工程に「牛乳」を加えて混ぜますよね。しかし、最後の仕上げであるがゆえに、直前になって「牛乳がなかった!」ということも。また、牛乳が苦手で、できれば牛乳を使わずにホワイトシチューを仕上げたい方もいると思います。
そんなとき、牛乳なしでもホワイトシチューを作ることができます。代用品は、「水」と「クリームパウダー」。牛乳の分量をすべて水に置き換えてしまうと水っぽく仕上がってしまうので、ちょっとずつ水を足していくようにしましょう。また、水だけだとコクが足りないので、おすすめなのはコーヒー用のミルクポーションやクリームパウダー。これを少量加えることで、美味しく仕上がります。
ただし、ホワイトシチューの風味を一番楽しめるのは、牛乳でレシピ通り作ること。うっかり忘れてしまったときのために覚えておきましょう!
赤ちゃんが大人と一緒に市販のルーを食べられるのはいつから?
決定的にいつからならOKと決まっているわけではありませんが、離乳食が完了した赤ちゃん(目安は1歳半ごろ)は、大人と同じ市販のルーを少しずつ与えて問題ありません。
しかし、このときに注意したいのが、味の濃さです。いきなり大人がおいしいと感じる塩味の料理をあげてしまうのは、この時期の赤ちゃんにとっては塩分過多でしょっぱいです。牛乳やお水で薄めてあげるとよいでしょう。
味の濃さ以外に、小麦粉や牛乳など市販ルーに使用している原材料にアレルギーを示す可能性がある場合は、少量ずつ様子を見ながらあげていきましょう!
お手軽アレンジレシピをご紹介!
お手軽グラタン
【材料】
・お好みのグラタンの具材(鶏肉・玉ねぎ・マカロニ・マッシュルームなど)
・シチュールー(1人分ひとかけ)
・牛乳(1人分50ml)
・バター
【作り方】
1.具材をカットする。マカロニは少しアルデンテにゆでておく。
2.フライパンにバターを熱し、具材を炒める。
3.牛乳を加えて沸騰したら火を止めて、シチュールーを投入!
4.とろみがついてきたらマカロニを入れてからめ、味を見て塩コショウを加える。
5.グラタン皿にうつしてチーズをのせ、オーブンで10分弱焼く。
とろみがつきすぎていたら牛乳をすこし足して調節してください。小麦粉とバター、牛乳で作るホワイトソースを作らなくていいなんてとっても時短ですよね!
お手軽クリームパスタ
【材料】
・パスタ
・お好きな具材(ベーコン・きのこ・ブロッコリーなど)
・ホワイトシチューのルー(1人分ひとかけ)
【作り方】
1.フライパンにオリーブオイルをしいて具材を炒めます。
2.パスタは別の鍋で茹でましょう。ゆで汁をお玉一杯分フライパンに入れます。
3.シチュールーを投入し、とろみがついたらおアスタソースの出来上がり!
4.あとはゆであがったパスタにソースを絡めるだけ!
完成したパスタを卵黄と絡めれば、カルボナーラに。ぜひ試してみてくださいね。
江崎グリコ『クレアおばさんのクリームシチュー』
パスタソースにおすすめなのは、濃厚でうまみたっぷりのシチュールー!
>> Amazonで詳細を見るそのほかおすすめのルーやソースもチェック
まとめ|人気商品を比較して本当においしいルーを見つけよう!
料理家の河野真希さんへの取材をもとに、市販されているシチュールーの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。市販のルーはいつも同じ商品を購入しがちかもしれませんが、せっかくですから、気になるルーをいろいろ試して食べ比べを楽しんでみてくださいね!
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
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料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。 流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な自分らしい暮らしづくりを応援。 簡単&時短料理が学べる『料理教室つづくらす食堂』主宰。