グリーンフェンスとは
グリーンフェンスとは、本物のような人口植物を使用したフェンスのこと。家の庭やベランダ、外壁などに設置することが多く、目隠し・日除け・ガーデニングといった役割があります。
一見、本物の植物のように見えますが、フェイクグリーンでできているものが多いため、手入れがしやすく、お水をかけるだけのものがほとんど。さらに、取りつけ方法もかんたんでシンプルなものが多いので、手軽に利用しやすいです。
グリーンフェンスの選び方
それでは、グリーンフェンスの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。
【1】好みのカラー
【2】UV加工かどうか
【3】葉の量
【4】取りつけやすさ
【5】植物を育てる楽しみがあるか
【6】お手入れのしやすさ
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】好みのカラーをチェック
グリーンフェンスには、商品ごとに微妙な色合いの違いがあります。基本のグリーンカラーのなかでも、色味の濃いグリーンと薄いライトグリーンの2種類に分けられます。それぞれ見た目の印象が異なりますので、好みのカラーを選んでください。
見た目以外にも、濃い色のグリーンフェンスは日光などにあたっても劣化しにくい傾向があります。カラーによって、使用する場所を変えてもいいでしょう。
【2】UV加工かどうかチェック
グリーンフェンスを日除けで使いたい場合は、事前にUV加工のものであるかどうかをチェックしましょう。確実に日除けをするためには、普通のグリーンフェンスよりもUV加工のもののほうが適しています。
またUV加工のグリーンフェンスは、色持ちがいいとも言われます。葉っぱの色落ちなどを気にする場合も、UV加工のものだと心強いですね。
【3】葉の量をチェック
グリーンフェンスは、ついている葉っぱの量によっても、その見た目の印象や適した役割が異なってきます。
目隠しや日除け用にグリーンフェンスをするならば、葉っぱがたくさんついているものがいいでしょう。中が見えなくなり、光をとおしづらくなります。しかしおしゃれな外観にしたくてグリーンフェンスを使用するときは、多少葉っぱが少ないほうがいい場合もあるかもしれません。
自分がどのような目的でグリーンフェンスを使うのかを想像しながら、葉っぱの密度を考えてみてくださいね。
(★)ポイント:目隠しやインテリアなどの用途に合わせよう!
グリーンフェンスを設置するにあたり、庭の雰囲気を変えたい、日よけがしたいなど、さまざまな期待すべき点があるかと思います。
たとえば、庭やベランダが外から丸見え状態だと、防犯上で不安に思う方もいるでしょう。そんな場合は、人工植物のグリーンフェンスなど、誰でもかんたんに設置しやすいものから選んでみてください。
最近は葉の種類もいろいろあるので、家のデザインにマッチしたものにするといいでしょう。
【4】取りつけやすさをチェック
グリーンフェンスの取りつけ方は、商品によって違います。もともとフェンスに葉っぱがついているグリーンフェンスや、自分でフェンスに葉っぱを取りつけるタイプがありますので、つけたい場所に沿って選びましょう。
しかし難易度は後者のほうが高く、葉っぱがうまくつけれないと、すぐに外れてしまうことも。自分でやるのが苦手な人は、フェンスにもともと葉っぱがついているグリーンフェンスのほうが、扱いやすい場合もあります。
【5】植物を育てる楽しみがあるかチェック
本物の緑を使ってグリーンフェンスを楽しみたいなら、コンテナとフェンスのセットを選ぶのがおすすめ。コンテナつきなら、お好みのツル性植物を植えて、植物の育成が楽しめます。
植物の種類は、夏の日差しをよけるなら「ゴーヤ」「オカワカメ」「ヘチマ」が適しています。1年を通して考えるなら「アイビー」などがいいでしょう。そのほか、個性的な植物を選びたいなら「サツマイモ」「パッションフルーツ」などを育ててみるのもおすすめです。選ぶ植物によって楽しみが広がるのも魅力です。
【6】お手入れのしやすさをチェック
1年中、緑を楽しみたいけれど、「水やりなどのお手入れはイヤ」「園芸植物は虫は来るから困る! 」という方は、人工植物を使ったグリーンフェンスを選ぶといいでしょう。
メーカーによっては、植物の種類を選べますし、本物のように見えるリアルなものもあります。ホコリがついてもサッと洗えばOK。お手入れがラクなので、とりえず目隠しにグリーンを使いたいという方なら、人工植物がおすすめです。
エキスパートのアドバイス
素材で選ぶことが大切!
一般的にはフェイク素材でできた葉がついたものをグリーンフェンスと呼んでいますが、植栽して作ることも可能です。商品を選ぶときは、目隠しや紫外線防止に使うのか、植物が持つ空気清浄化作用を取り入れたいのか、栽培や収穫を楽しみたいのかによって、グリーンフェンスを決めるといいでしょう。
ただし、とくに集合住宅では、いずれの場合もしっかりと固定することも忘れないでください。
グリーンフェンスおすすめ6選
ご紹介したグリーンフェンスの選び方のポイントを把握したうえで、おすすめの商品を紹介します。どれがいいのか迷ってしまいがちなグリーンフェンス選びのヒントにしてください。
自然の風合いを大切にできるラティス
家の雰囲気を損ねず人工のグリーンを使いたいなら、ネットではなくラティス式になっているものがいいでしょう。天然木のラティスは、フェイクリーフであっても、どこかナチュラルに見えます。ネットではないので安定感があり、伸縮性なのでどこにでも設置しやすいです。
自然な感じは欲しいけれど、虫はイヤという人にもぴったりです。
タイプ | リーフラティス(人工植物) |
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本体サイズ | 約100×200cm |
材質 | 葉:ポリエステル、茎:ポリエチレン、フェンス:天然木 |
付属品 | 伸縮式ネット |
タイプ | リーフラティス(人工植物) |
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本体サイズ | 約100×200cm |
材質 | 葉:ポリエステル、茎:ポリエチレン、フェンス:天然木 |
付属品 | 伸縮式ネット |
設置もお手入れもかんたん!
こちらは、樹脂製のネットに人工葉をつけたものです。そのため、季節にかかわらずいつでも緑を見ることができます。人工葉なので、水やりなどの手間は一切不要。ネット状になっているので、誰でもかんたんに取りつけることができ、外からの目隠しに、また夏の日よけ対策など、使い道はいろいろ。
設置や手入れに時間をかけたくない人におすすめの商品です。
タイプ | アイビー(人工植物) |
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本体サイズ | 約200×100×5cm |
材質 | ポリエステル・PE |
付属品 | 取り付けバンド16個 |
タイプ | アイビー(人工植物) |
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本体サイズ | 約200×100×5cm |
材質 | ポリエステル・PE |
付属品 | 取り付けバンド16個 |
人とは違う植物から選びたい人に
アイビーやツタなどの定番植物だと人と一緒になってしまう……。そんな心配をお持ちなら、アカメガシやツゲなどの個性的なグリーンフェンスはいかがでしょうか。こちらの商品なら、和風建築であっても景観を損ねることはないはずです。
また、人工なので一度設置すれば植木のお手入れはいりません。汚れたら水をかけて洗うだけ。もちろん、目隠しとして使うこともできます。
タイプ | レッドロビン/ボックスウッド(人工植物) |
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本体サイズ | 100×100cm |
材質 | ‐ |
付属品 | 結束バンド |
タイプ | レッドロビン/ボックスウッド(人工植物) |
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本体サイズ | 100×100cm |
材質 | ‐ |
付属品 | 結束バンド |
自然で鮮やかなグリーンフェンスならこれ!
お庭を目隠ししたいけど、おしゃれにしたい場合におすすめなのが、このグリーンフェンスになります。設置するだけで、自然で爽やかな緑でおしゃれになります。もちろん、本物の緑ではないので、1年中枯れることはありませんし、虫が寄ってくることもありません。通気性もよく、風を通しながら熱を吸収してくれる作りとなっています。
タイプ | 人口植物 |
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本体サイズ | 100×300cm |
材質 | ポリエステル・コットン混紡 |
付属品 | 留め具8個 |
タイプ | 人口植物 |
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本体サイズ | 100×300cm |
材質 | ポリエステル・コットン混紡 |
付属品 | 留め具8個 |
予備が付いてくる!補修可能なグリーンフェンス
お庭やベランダの目隠しや日よけとして使える緑のカーテン。程よい密度で、通気性と目隠しを両立しています。この商品には。予備の葉が10枚ついてきます。近年、台風などが激しく、葉が欠けてしまうことも珍しくありません。しかしこの商品であれば、そんな時もすぐに修復できるます。カラーもダークグリーン、ライトグリーン、ローズリーフの3種類の中から、選ぶことができます。
タイプ | 人口植物 |
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本体サイズ | 約100×200cm |
材質 | ポリエステル・ポリエチレンなど |
付属品 | 予備葉10個・コード1本・結束バンド12本 |
タイプ | 人口植物 |
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本体サイズ | 約100×200cm |
材質 | ポリエステル・ポリエチレンなど |
付属品 | 予備葉10個・コード1本・結束バンド12本 |
しっかりと目隠しができる!コーナンのフェンス
ホームセンターでおなじみのコーナンから販売されている、オリジナルのグリーンフェンスです。この商品は、特に平面に設置したい方に、おすすめの商品となっています。ダークグリーンとライトグリーンがあるので、季節や家の雰囲気に合わせて選ぶことができます。密度が高い商品となっているので、しっかりと目隠しをしてくれます。
タイプ | 人口植物 |
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本体サイズ | 約100×200cm |
材質 | ー |
付属品 | 結束バンド |
タイプ | 人口植物 |
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本体サイズ | 約100×200cm |
材質 | ー |
付属品 | 結束バンド |
おすすめ商品の比較一覧表
商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | タイプ | 本体サイズ | 材質 | 付属品 |
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YAMAZEN(山善)『グリーンフェンス(LLE-12H FG)』 |
※各社通販サイトの 2024年10月03日時点 での税込価格 |
自然の風合いを大切にできるラティス | リーフラティス(人工植物) | 約100×200cm | 葉:ポリエステル、茎:ポリエチレン、フェンス:天然木 | 伸縮式ネット | |
武田コーポレーション『グリーンフェンス 200×100 GF-02』 |
※各社通販サイトの 2024年10月03日時点 での税込価格 |
設置もお手入れもかんたん! | アイビー(人工植物) | 約200×100×5cm | ポリエステル・PE | 取り付けバンド16個 | |
谷村実業『タスコム リアルグリーンフェンス(TAN-747)』 |
※各社通販サイトの 2024年10月03日時点 での税込価格 |
人とは違う植物から選びたい人に | レッドロビン/ボックスウッド(人工植物) | 100×100cm | ‐ | 結束バンド | |
谷村実業『目隠しグリーンフェンス』 |
※各社通販サイトの 2024年10月03日時点 での税込価格 |
自然で鮮やかなグリーンフェンスならこれ! | 人口植物 | 100×300cm | ポリエステル・コットン混紡 | 留め具8個 | |
ottostyle.jp『グリーンフェンス 緑のカーテン』 |
※各社通販サイトの 2024年10月03日時点 での税込価格 |
予備が付いてくる!補修可能なグリーンフェンス | 人口植物 | 約100×200cm | ポリエステル・ポリエチレンなど | 予備葉10個・コード1本・結束バンド12本 | |
コーナン『ガーデンフェンス』 |
※各社通販サイトの 2024年10月03日時点 での税込価格 |
しっかりと目隠しができる!コーナンのフェンス | 人口植物 | 約100×200cm | ー | 結束バンド |
各通販サイトのランキングを見る グリーンフェンスの売れ筋をチェック
Amazonでのグリーンフェンスの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【関連記事】そのほかの関連アイテムもチェック
まとめ
グリーンフェンスのおすすめ商品をご紹介しましたが、いかがでしたか?
日よけ機能を持ち合わせながら、涼しげな雰囲気が演出ができるグリーンフェンスは家の目隠しにもなる便利なアイテムです。実際に取り付けるシーンをイメージしてみると選びやすいかもしれません。
この記事を参考にして、あなたに合ったグリーンフェンスを選んでくださいね。
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