Bluetoothスピーカーとは?
Bluetoothとは無線通信の規格のひとつ。BluetoothスピーカーはBluetoothの技術を使って無線でほかの機器と接続し、音楽を鳴らすことができるスピーカーです。スマートフォンやPCとペアリングする際にケーブルレスで接続できるのが特徴です。
Bluetoothスピーカーを選ぶ際は、「重量」「音質」「バッテリー駆動時間」のバランスをよく考えて選びましょう。たとえば、持ち運びを重視するのであればできるだけ軽量かつバッテリー駆動時間が長いスピーカー。室内用など据え置きで考えている場合は、重さやバッテリー駆動時間よりも音質重視で選ぶといいでしょう。
ちなみに、テレビに接続する場合は横に長いサウンドバータイプがおすすめです。
BluetoothとWi-Fiの違い
Bluetoothは、近距離無線通信の規格のひとつで、パソコンやスマホなど身近なデバイスとデータをやり取りするのに用いられます。
対して、Wi-Fiは、「IEEE802.11」を利用して接続する規格です。「IEEE802.11」には、次の7つの規格が存在します。
Wi-Fiスピーカーで代表されるものに、AmazonのアレクサやappleのSiriを搭載した「AIスピーカー」があげられます。
IEEE802.11b……周波数帯:2.4GHz/最大通信速度:11Mbps
IEEE802.11g……周波数帯:2.4GHz/最大通信速度:54Mbps
IEEE802.11a……周波数帯:5GHz/最大通信速度:54Mbps
IEEE802.11n……周波数帯:2.4GHz/最大通信速度:600Mbps
IEEE802.11ac……周波数帯:5GHz/最大通信速度:6.9Gbps
IEEE802.11ad……周波数帯:60GHz/最大通信速度:6.8Gbps
IEEE802.11ax……周波数帯:2.4GHz・5GHz/最大通信速度:9.6bps
Bluetoothスピーカー選びのポイント
スマホやPCなどとワイヤレス接続できて気軽に音楽を楽しめる「Bluetoothスピーカー」。高音質のモデルやコンパクトサイズのモデル、お手ごろ価格の製品など、さまざまなBluetoothスピーカーが販売されています。
この記事では、IT・家電ジャーナリストの安蔵靖志さんへの取材のもと、Bluetoothスピーカーを選ぶときのポイントをご紹介いたします。ぜひ本記事を参考にしてあなたにピッタリの製品を見つけて、自宅でも外出先でも音楽のある素敵な毎日を過ごしてくださいね。
ポイントは下記。
【1】音質で選ぶ
【2】利用シーンにあわせて欲しい機能をチェック
【3】駆動時間・充電方法を確認
【4】そのほかの便利機能で選ぶ
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】音質で選ぶ
まずは、音質で選ぶ際のチェックポイントについていくつかご紹介します。
重低音重視なら「パッシブラジエーター搭載」が吉
音質、とくに音の表現力や重低音を重視する方は、パッシブラジエーター搭載モデルを選びましょう。スピーカーには「スピーカーユニット」というものが搭載されており、パッシブラジエーターはスピーカー内で発生する空気振動を利用してこれらユニットを動作させます。これにより、重低音を増幅させる効果を得ることができます。
小~中型のモデルだとスピーカーも小さくなり、空気が揺れる空間が狭いことから低音域がイマイチなことも多々ありますので、購入前にチェックしておきましょう。
「W数」や「スピーカーユニット数」で音量を確認
スピーカーの出力を表すW(ワット)数によって、スピーカーの音量が分かります。一人で室内で楽しむなら10W前後、大人数で屋外で楽しむなら20W以上が目安。W数が大きいほど、より大きな音を出すことができます。
スピーカーユニットを搭載したモデルは、「定位感」と呼ばれる音像の配置関係を左右以外にも遠近方向に渡って表現するのに長けています。表現力も求めるなら、ぜひともチェックしておきたいポイントです。また、スピーカーユニットの数が多いほど、より迫力のあるサウンドを楽しむことができます。
スピーカーユニットを搭載したモデルには、スペック欄に「10W+10W」といった2基のスピーカーを搭載していることを意味する表記がありますので、参考にしてみてください。
音質にこだわるなら、「対応コーデック」を確認
できるだけ高音質で聴きたい人は、対応する「音声コーデック」(音声伝送形式)にも注目しましょう。Bluetoothスピーカーは、圧縮されて転送されたデータを受け取り、再生します。
一般的なBluetoothスピーカーで採用されているのは「SBC」といった標準的な規格になります。そのほか、より高音質な「AAC」、さらに高音質な「aptX」「aptX HD」「LDAC」に対応している機種もあります。コーデックの規格にはおもに次のような種類があり、それぞれ特徴が異なりますので、コーデックの規格にもぜひ注目してみてください。
SBC……Bluetoothオーディオの標準的な規格。
AAC……おもにiPhoneで採用されている高音質な規格。
aptX……SBCやAACよりも高音質で低遅延なのが特徴。
aptX LL……aptXと同等の音質かつ一番遅延が少ない規格。
aptX HD……24bit/48kHzに対応した高音質な規格。
aptX Adaptive……高音質・低遅延・接続安定性を実現した規格。
LDAC……SONYが開発した最大24bit/96kHzに対応した高音質な規格。
Samsung Scalable Codec……サムスン独自の規格で、高音質・接続安定性を実現。
HWA……Huaweiが開発した高音質・低遅延な規格。
UAT……Hiby Music独自のコーデックで24bit/192kHzの超高音質な規格。
ステレオ再生に対応したものを選ぶ
スピーカーには「ステレオ」と「モノラル」の2種類があります。
モノラル……1チャンネルのソースを1つのスピーカーで再生。
ステレオ……左右2チャンネルのソースを2つのスピーカーでそれぞれ個別に再生。
音質面では、モノラルよりステレオのほうが優れていますが、その分、モノラルのほうが価格がリーズナブルなのが特徴です。
臨場感のあるサウンドを体感したいのであれば、ステレオ再生できるモデルがおすすめです。
【2】利用シーンにあわせて欲しい機能をチェック
自宅でのくつろぎタイムにBluetoothスピーカーを使いたいのか、アウトドアで使いたいのかなど、利用シーンを考えて欲しい機能をチェックしましょう。
防水機能|海やプールなど水辺で使うなら
お風呂やキッチン、洗面所などでも安心して使いたいという方は、防水・防滴性能もチェックすることをおすすめします。防水性能は「IPX」という規格で表され、次の等級で分けられます。
IPX0……水の侵入に対してとくには保護されていない。
IPX1……垂直に落ちてくる水滴によって有害な影響を受けない。
IPX2……垂直より左右15°以内からの降雨によって有害な影響を受けない。
IPX3……垂直より左右60°以内からの降雨によって有害な影響を受けない。
IPX4……いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない。
IPX5……いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない。
IPX6……いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない。
IPX7……規定の圧力、時間で水中に没しても水が浸入しない。
IPX8……水面下での使用が可能。
プールやビーチといった水辺で安心して使用したいのであれば、防水等級はIPX4以上のものを選ぶとよいでしょう。
耐衝撃・防塵性能|キャンプなどアウトドアで使うなら
キャンプなどのアウトドアで音楽を楽しみたいなら、衝撃に強く、塵やホコリが入り込まないスピーカーがおすすめ。車から木製チェアや鉄製の鍋などを搬入搬出する際、多少ぶつかっても壊れる心配は少ないですよ。砂ぼこりも問題ないです。
360°タイプ|部屋のどこにいても音楽を楽しめる
スピーカーは、基本的に一方向に音を響かせる仕組みになっていて、自分がいる場所にあわせて設置する必要があります。そこで、部屋のどこにいても同じように音楽を楽しめるのが「360°タイプ」のBluetoothスピーカーです。
置く場所を選ばないのがポイントで、リビングに置きながらキッチンで家事をしていても、ある程度の範囲内であれば一定の音質で聴くことができます。仲間や家族と車でドライブするときでも使えますよ。
ウェアラブルタイプ|ながら作業に便利
首にかけて使用する「ウェアラブルスピーカー(ネックスピーカー)」は、首から上に向かって再生されるため、臨場感あふれるサウンドが体験できるのが魅力。イヤホンのように耳をふさぐことなく、頭や耳への負担がかかりにくいのでPC作業や家事といった「ながら作業」をするときに便利です。スピーカーからの音だけでなく、周囲の音も聞けるため、ウォーキングなどにもおすすめですよ。
【3】駆動時間・充電方法を確認
外出先も含めて頻繁に持ち運びたいのであれば、バッテリー駆動時間や充電方法も重要になります。
出張先などで聴きたいなら、少なくともバッテリー駆動時間が8時間以上あるモデルを選びたいところ。
また、多くのBluetoothスピーカーには、充電式のバッテリーが内蔵されています。外出先にも持ち歩くのなら、充電式が便利。USBに対応しているモデルなら、パソコンやモバイルバッテリーからも給電できます。
【4】そのほかの便利機能で選ぶ
ここでは、ネットワーク再生機能やハンズフリー機能、ワンタッチ接続を可能にするNFC機能など、そのほかの便利機能についてご紹介します。
▼ハンズフリー通話機能|声でスマホ操作も
リスニング中に着信に出たいという方は、マイクを搭載していて通話に対応する「ハンズフリー通話機能」対応モデルがおすすめ。SiriやGoogleアシスタントなどに対応するモデルなら、声でスマホを操作するといった使い方も可能です。今日の天気を調べたり、ニュースをチェックできたりもしますよ。
▼NFC接続機能|ワンタッチでペアリングできる
Bluetoothスピーカーとスマホなどのプレーヤーとのペアリング(接続設定)は決して難しくはありませんが、もしNFC(近距離無線通信)に対応しているスマホなどをお持ちならば、NFC対応モデルを選ぶとワンタッチでペアリングができるようになります。
▼AirPlayなどのネットワーク再生機能|より高音質で聴ける
Bluetoothスピーカーといっても、一部の機種はアップルの「AirPlay」やグーグルの「Chromecast Built-in」、標準規格の「DLNA」など、Wi-Fi経由でネットワーク再生する機能に対応するモデルもあります。
Bluetoothのみに対応するモデルに比べて高価な場合が多いですが、Bluetoothに比べて高音質で再生できることもあるため、興味のある方はチェックするといいでしょう。定額制の音楽配信サービス「Spotify」に対応するモデルなどもあります。
Bluetoothスピーカーの人気メーカー
ご紹介してきたようにBluetoothスピーカーはさまざまなメーカーから発売されています。電化製品を選ぶときに、機能比較などで吟味しながらも最終的に「お気に入りのメーカーからチョイスした」という経験がある方も多いのではないでしょうか。
ここでは、注目のメーカーとして5社をピックアップし、それぞれから発売されているBluetoothスピーカーの特徴をご紹介します。
BOSE(ボーズ)
BOSEといえば、スピーカーやヘッドホン、ホームステレオなどで常に最先端の技術を追求している、プロミュージシャンにも愛用者が多い音響機器ブランドです。
Bluetoothスピーカーにおいてもその技術はいかんなく発揮され、コンパクトながらもトランスデューサー、デュアルパッシブラジエーターを搭載した機種などもあり高品質です。また、360度広域をカバーする円筒状のBluetoothスピーカーなど、デザインと機能性をあわせもった製品が多いのも特徴です。
アマゾンの音声アシスタント「Amazon Alexa」に対応しているモデルでは、声をかけるだけで定額制音楽配信サービスも楽しめます。
SONY(ソニー)
電化製品全般で高品質かつ個性的な製品をリリースし続けるSONYも、根強いファンが多いブランドです。
Bluetoothスピーカーでは、エントリーモデルでもフルレンジスピーカー2基、パッシブラジエーターを2基という構成の特徴的な製品や、ソニー独自の高音質化技術「DSEE」を採用し高音質を実現するなど、SONYならではの工夫が随所にみられます。
なかには、音楽にあわせてライトがさまざまなパターンで光って雰囲気を盛り上げてくれる機種などもあり、個性的な製品がよいという方はまずSONYの製品を調べてみるのもよいでしょう。
JBL(ジェービーエル)
JBLも、BOSEと同じく世界のオーディオ愛好家から支持を得ている音響機器ブランドです。Bluetoothスピーカーの製品ラインナップも多く、ウェアラブル型や円筒型、カバンにかけられるようなフック付きのタイプなどさまざまな製品が展開されています。
携帯性にすぐれたBluetoothスピーカーを探している方や、防水性能・大容量バッテリー・耐久性など実用的な機能を求める方は、ぜひJBLの製品をチェックしてみてください。
Anker(アンカー)
モバイルバッテリー、ケーブル類などのスマートフォン関連製品や、スピーカー、イヤホンなどの音響機器でもたくさんの製品を展開しているブランドです。比較的低価格ながら、性能充分な製品が多く、リーズナブルさで人気を博しています。
Bluetoothスピーカーでも3,000円前後の入手しやすい価格で売られていることが多く、且つ入力端子や防水性能などの性能面でも魅力的な機種がリリースされています。デザインやカラーバリエーションの選択肢も多めで、お気に入りの機種が見つかりやすいでしょう。
Beats by Dr.Dre(ビーツバイドクタードレ)
Beats by Dr.Dreといえば、ヘッドフォンやイヤフォンなどでデザインの良さ、性能の良さに定評があるブランドです。
Bluetoothスピーカーでは『Beats(ビーツ)Pill+(ピルプラス)』という製品をリリースしています。シンプルな横置き型のスマートなデザインで、また操作インターフェースもすっきりしていますので、「あまりゴチャゴチャしたものではなくシンプルな製品がよい」という方はぜひチェックしてみてください。最長12時間使用可能なバッテリー、コンパクトながら高音質と、性能も充分です。
Bluetoothスピーカーおすすめ20選
ここからは選び方のポイントをふまえて、おすすめのBluetoothスピーカーをご紹介します。人気メーカーの商品も多数ピックアップしていますので、ぜひ最後まで見てみてくださいね。

部屋に広がるサウンドが魅力のフロア型スピーカー
2基のスピーカーを左右背中合わせに配置することで音を周囲に拡散し、部屋の至るところでサウンドを楽しめるモデルです。Wi-Fi機能も搭載し、アマゾンの音声アシスタント「Amazon Alexa」にも対応。
Bluetoothスピーカーとしてだけでなく、声をかけるだけで「Amazon Music Unlimited」や「Spotify」といった定額制音楽配信サービスも楽しめます。
FMラジオ受信など、コスパにすぐれた多機能モデル
コンパクトながら、5cmのオーディオドライバーとパッシブウーファーで迫力のあるサウンドを実現。長時間再生と直感的に操作できるシンプルさが魅力です。
マイクロSDカードやAUX端子など、さまざまな入力ソースに対応した、多機能なスピーカー。4色展開で、好みの色を選べるところもうれしいポイントですね。
低価格ながら耐環境性能にすぐれたBTスピーカー
スマートフォン関連製品などを多く手掛ける『Anker』から販売されているBluetoothスピーカーです。メーカー希望小売価格が2999円という低価格でありながらIP67相当の防塵・防水性能をそなえており、水や微細な砂ぼこりなど精密機器には過酷な環境である浜辺などでもまったく問題なく使用できます。
コンパクトな筐体からは想像できないほどパワフルなサウンドが生み出される実力派のスピーカーです。
広いリスニングエリアにクリアな高音質が届く
ソニー独自の新技術「Line-Shape Diffuser」により、コンパクトボディながら広いリスニングエリアを実現します。リスニングエリアが広いので、スピーカーの正面を離れても音量・音圧の減衰が少ないクリアなサウンドが楽しめるのが特徴です。
スマホの音楽を高音質化するさまざまな機能が搭載されており、圧縮された音源を原音により近い広がりのある音で再生します。聞き疲れしない音で楽しめるのも魅力。
どこでも楽しめる迫力の重低音!
2つのフルレンジドライバーと、スピーカー筐体内の空気振動を利用したパッシブラジエーターにより、小さなボディサイズながら重低音の再現が可能。
大容量バッテリーや防水・防塵機能もあるので、アウトドアでも安心して使用できます。2台ペアリングすることにより、ステレオサウンドも楽しめるモデルです。
IP67対応! JBLサウンドがこのサイズに
ピュアオーディオファンの間では人気の高いJBL。JBLのスピーカーというだけで胸がときめく方も少なくないでしょう。Flip 6は低価格でJBLの音を再現した商品です。
2ウェイスピーカーシステムで、大音量でも透明感かつパワフルサウンドが実現しています。独自のアルゴリズムを使用して、細かくチューニングされたデュアルパッシブラジエーターを装備しているので、深みのある重低音再生に最適化されています。
IP67(日本工業規格が定める防水性能)と高い防水性能を実現。長時間再生にも対応していますので、アウトドアで活躍するモデルです。
初心者にもやさしい、かんたんペアリング
コンパクトながら、高音質を追求したモデルです。40mmのフルレンジドライバーと低音域用のパッシブラジエーターでさまざまな音色を再現しています。
Bluetoothのほか、USBやAUX入力にも対応しています。NFC対応のスマートフォンであれば、タッチするだけでかんたんに接続可能。本商品を2台購入して、ステレオサウンドを楽しむこともできます。
美しいデザインと耐久性が魅力
数々のデザイン賞を受賞しているセシリエ・マンツ氏による、美しいデザインが特徴のコンパクトスピーカー。忙しい方でも安心の24時間連続再生が可能です。
独自のサウンドシステムによって、全方向にパワフルな音を響かせます。ドーム型のアルミニウムカバーが、美しさと耐久性を両立。アウトドアでも気軽に使えるところがうれしいポイントですね。

スタイリッシュなデザインも魅力
5色のカラーバリエーションをそろえており、シンプルながらスタイリッシュなデザインも魅力のモデルです。
口径約35mmのフルレンジスピーカーに加えて、低域を増幅するパッシブラジエーターを2基搭載する「デュアル・パッシブラジエーター方式」を採用。コンパクトながらパワフルなサウンドを楽しめます。
ソニー独自の高音質化技術「DSEE HX」を搭載しており、圧縮時に失われた高域などを補完し、CDを超える「ハイレゾ」相当まで高音質化する機能も。SBCやAACに加えて、LDACにも対応しています。

Olasonic(オラソニック)『IA-BT7』
高級感のある見た目以上に流麗なサウンド
木製のキャビネットとアルミパネルによる、高級感のあるデザインが魅力のモデル。
口径約57mmコーン型フルレンジスピーカー2基と、口径約110mmコーン型サブウーファー1基に加えて、120×80mmの大型パッシブラジエーターを搭載しており、パワフルかつ流麗なサウンドを実現しています。
音声入力端子からのアナログ音声をハイレゾ相当に高音質化する機能を備えており、ハイレゾ相当の音質を実現するaptX HDやLDACといったコーデックにも対応しています。
Bang & Olufsen 『Beoplay P6』
「Bluetoothスピーカー」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする クチコミや評価、Bluetoothスピーカー・ポータブルスピーカーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのクチコミや評価、Bluetoothスピーカー・ポータブルスピーカーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
家電のプロからのアドバイス
Bluetoothスピーカーというと、バッテリーを内蔵していてどこにでも持ち出せるコンパクトなモデルが中心でしたが、最近では据え置きタイプのモデルや、独自の高音質化技術でハイレゾ相当に高音質化する「ハイレゾモデル」など、スタイルが広がってきました。
バッテリー内蔵モデルには防水性能を備えているモデルも多く、選択肢はたくさんあります。とことん音質にこだわるならば試聴して気に入ったモデルを、アウトドアで楽しみたいならばバッテリー駆動時間や防水性能を、音声アシスタントにも興味があるという方はスマートスピーカータイプといったように、目的に合わせて選ぶといいでしょう。
Bluetoothスピーカーに関するQ&A
ペアリング、接続ができません。

スピーカーを初期化し、工場出荷時の設定に戻すことで、改善されることがあります。
1. スピーカーの電源を入れます。
2. 音量ボタンの「-」(メーカーによっては+の場合があります)を押しながら電源ボタンを5秒間長押しします。
3. スピーカーが初期化されます。
※メーカーによっては、初期化方法が異なる場合がありますので、説明書を参照してください。
2台同時にBluetooth接続できますか?

基本はできませんが、「完全ワイヤレスペアリング」に対応したモデルであれば、同じ機種に限り2台同時接続して音楽を再生することができます。
Bluetoothスピーカーに関するそのほかのおすすめ記事
使用シーンを考えて選びましょう
本記事は、Bluetoothスピーカーの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。いかがでしたか?
音の質は誰でも重視するポイントだと思いますが、海や川辺で使用することもあるなら、防水機能のあるものを選びたいところです。また、ホームパーティーをする機会が多いなら、全方位に音が広がる360°のスピーカーがおすすめです。
利用するシーンをイメージしながら、購入するようにしましょう。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
一般財団法人 家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout オーディオプレーヤー、スピーカーなどのガイドを務める。 日経BP社『日経ネットナビ』『日経ネットブレーン』『デジタルARENA』『日経トレンディネット』などを経てフリーに。 デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。 KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」に出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの構成などにも携わっている。