そもそもBluetoothスピーカーとは?
重低音を強化するモードを搭載しているので、迫力のある低音を楽しめる。IP67の粉塵・防水性をもっているので、様々な場所にもっていける。
Bluetoothスピーカーがどういうものか、実はあまりよく分かっていなくて、なんとなく便利なものというくらいに考えている方もいることでしょう。ここではBluetoothスピーカーとはどういったものであるかを選び方とともに解説します。
オーディオ・ビジュアル評論家
屋外やキッチン、バスルームでも使いやすいものを
屋外やキッチン、バスルームなど、防水Bluetoothスピーカーが活躍する場所では、思わぬ設置方法が必要だったりします。
たとえば、バスルームなどではどこかに吊り下げてしまったほうがよいので、フック付きの製品が大いに重宝します。また、水の中に落としてしまった場合などは、水に浮く製品がありがたかったりします。
製品選びの際は、どんな設置方法が可能か、水に浮くなどの機能性は持ち合わせているかなどもチェックしましょう。
防水Bluetoothスピーカーの選び方 IT・家電ジャーナリストに聞く
オーディオ・ビジュアル評論家の野村ケンジさんとIT・家電ジャーナリストの安蔵靖志さんに、防水Bluetoothスピーカーを選ぶときのポイントを教えてもらいました。プロの解説を参考にしながら、用途に合う防水Bluetoothスピーカーを見つけてみてください。
防水・防じん性能で選ぶ IPXXという4文字をチェック!
IPX7防水なら、バスルームでサウンドとLEDによるカラフルなイルミネーションを楽しむことができる。
オーディオ・ビジュアル評論家
防水Bluetoothスピーカーを選ぶ前に
防塵・防水性能を表記する規格はいくつかあり、社内で独自テストを行っているメーカーもありますが、現在はIP規格と呼ばれる、IEC(InterNational Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)が定めた規格を用いるのが主流となっています。
こちら、IPのあとの3文字目の数字が防塵性能、4文字目の数字が防水性能を表していて、「IPX5」などのようにXの文字が入ることもありますが、この場合は未テスト(テストをおこなっていないこと)を表しています。
このように、数字を見ればその製品の防塵・防水性能がひと目でわかるため、いまでは多くの製品がこの規格を利用するようになりました。とはいえ、全てのパターンを内容まで覚えるのは大変です。防水Bluetoothスピーカーでよく使われるタイプは限られていますので、それを覚えましょう。
よく使われる防水のタイプは4つ
Bluetoothスピーカーで使われる防塵・防水のタイプは、次の4つが大半です。自分の使用する環境はどれがベストなのかをチェックしましょう。
その1.IPX4
最大12時間の連続再生が可能なほか、Alexaにも対応。Amazon Echo Dotがあれば、話しかけて音楽を再生させることができる。
防塵:未テスト
防水:300〜500mmの高さより全方向に10L/分の放水を10分かけられても有害な影響を受けないもの→水没は厳しいが雨に濡れるくらいは大丈夫→多少の水しぶきや小雨にあたっても大丈夫。
その2.IPX5
3時間の充電で最長6時間の連続再生が可能。そしてなんといってもこの小ささが魅力的。
防塵:未テスト
防水:3mの距離から全方向に12.5L/分・30kpaの噴流水を3分間かけられても有害な影響を受けないもの→水没は厳しいが雨に濡れるくらいは大丈夫。
その3.IPX7
水筒ほどのサイズでIPX7相当の防水性能を有しているため、自転車のフレームに取り付けて快適なツーリングを楽しむことも可能。
防塵:未テスト
防水:15cm〜1mの深さに30分間水没させても浸水しない→風呂桶や浅いプールに沈めてしまってもすぐに取り出せば大丈夫。
その4.IP68(またはIP67)
防水・防じん性能をもつため、水場だけでなくちりやほこりっぽい環境にも強いモデル。
防塵:完全な防塵
防水:7以上メーカーの規定によるもの(どのくらいの水圧に耐えられるかはメーカー次第)→製品を傷つけたり壊したりしなければどんな場所で使っても大丈夫。
IT・家電ジャーナリスト
水回りやアウトドアで使用するなら防水性能が重要
キッチンや洗面所、バスルームなどの水回りや、アウトドアで使うことを考えた場合、「防滴」ではなく、「防水」性能を実現しているモデルがおすすめです。これらの性能はIP規格という形で統一されており、IP◯◯の1番目の数字が「防じん」性能、2番目の数字が「防水」性能の程度を示しています。
例えば「IP67」と表示されている商品の場合、6という数字からは「粉じんが内部に侵入しない」性能、7という数字からは「一定の圧力、時間で水中に入れても有害な影響を受けない」という性能が備わっていることを読み取れます。
オーディオ・ビジュアル評論家
IPX7以上あれば防水性能はじゅうぶん
ちなみに、IPX7から上が「防水」性能が確保されている製品と言われています。
大半の人は、IPX5もしくはIPX7でじゅうぶん満足できると思います。
自分にとって必要な防水レベルを確認しよう
キッチンやお風呂でも安心なIPX7の防水性のスピーカー。丸い形状のスタイリッシュな見た目なので、インテリアとしても存在感を発揮。
防水Bluetoothスピーカーといっても、さまざまなデザインや機能性、防水性能のレベルがあります。なかでも防水性能に関しては、使用したい環境やシチュエーションによって必要となるレベルが異なってきます。
たとえば、屋外キャンプなどで使いたい人は、突然の雨などに対処できればOKなので、ほどほどの防滴性能をもっていればまず大丈夫ですし、バスルームで使いたい人は水没する可能性があるので、しっかりした防水性能が必要になります。さらに、浜辺で使いたい人などは、防水性能だけでなく防塵性能も強固なものが必要となってきます。
このように、使用する環境によって必要となる防水レベルは変わってきますので、どんな場所で使いたいか、その場合、どのレベルの防水性能が必要かを、購入前に確認するようにしましょう。
音質を決めるポイントを確認
防水Bluetoothスピーカーでも、よい音質を楽しみたい人も多いです。音質を決めるうえで確認しておきたいポイントを解説します。
対応音声コーデック(音声伝送形式)で選ぶ
Ultimate Ears(アルティメット・イヤーズ)『UE MEGABOOM WS900』
IT・家電ジャーナリスト
音声にこだわるなら対応音声コーデックは必ず確認!
Bluetoothスピーカーの音質は、実際に聴いてみて音を確かめるのが一番ですが、スペック面で重要なポイントの一つに「対応音声コーデック」があります。
音声コーデックとは音声をワイヤレスで伝送するための圧縮形式のこと。Bluetoothスピーカーはすべて「SBC」に対応していますが、より高音質な「AAC」にも対応しているモデルもあります。さらに「aptX」、それをさらに高音質化した「aptX HD」、そのほかにも「LDAC」といった音声コーデックがあります。aptX HDやLDACは対応する機器がまだ少ないのですが、対応するスマートフォンなどをお持ちの方はそのあたりもチェックしましょう。
ステレオ・360度など音の出方で選ぶ
充電なしで長時間サウンドを楽しみたいなら、最大12時間の連続再生ができる「BOSE SoundLink Revolve Bluetooth speaker」が適している。
IT・家電ジャーナリスト
ライフスタイルに合わせて「タイプ」を選択
Bluetoothスピーカーには次の3つのタイプがあります。
モノラルタイプ……スピーカーを1つだけ搭載。
ステレオタイプ……スピーカーを2つ搭載。
360度タイプ……スピーカーを1つ搭載し周囲に音を拡散させる。
お風呂に入るときにゆっくり音楽を楽しみたいという人ならステレオタイプがおすすめですし、キッチンやリビングなどさまざまな場所に置いて、家事などをしつつ動きながら楽しみたいという人は360度タイプがおすすめです。
使う場所に応じたW数を確認する
HNB(ホノベ電機)『Bluetoothスピーカー ”炎音”(HNB-RS1)』
Bluetoothスピーカーがどのくらいの音圧や音量を出せるかの目安が、W(ワット)数です。W数が大きければ大きいほど、大きな音が出せます。
テントや室内など、音が響きやすい場所ではW数が5~10Wの小さいものでも問題ありませんが、屋外やシャワー中などに使用するときには、20W以上のW数が大きなものを選びましょう。
バッテリー駆動時間の長さで選ぶ
防水(IPX7)・防塵(IP6X)対応でお風呂屋アウトドアでも活躍。
IT・家電ジャーナリスト
8時間以上楽しめるモデルを選ぼう!
外に持ち出してアウトドアで音楽を楽しんだり、出張先のホテルの部屋で仕事をしながら音楽を聴きたいといったニーズを満たすためには、バッテリー駆動時間の長さも重要です。
もちろん室内なら電源に接続して聴くこともできますが、ちょっとした出張などにはACアダプターや充電器などを持ち出さなくても聴けるくらいの駆動時間がほしいところです。途中で充電せずに丸一日聴けることを考えると、8時間以上楽しめるモデルがおすすめです。
Bluetoothのバージョンを確認しておこう
Anker(アンカー)『Soundcore Icon Mini』
防水Bluetoothスピーカーが対応している、Bluetoothのバージョンもチェックしておきましょう。バージョンの数値が大きいほど、新しいバージョンになります。バージョンが新しいBluetoothには、省電力対応、自動再生可能など新しい機能がついています。
また、送信機器もスピーカーと同じBluetoothのバージョンに対応しているかもチェックしておきましょう。
耐衝撃性もチェックしておこう
防水Bluetoothスピーカーは、水回りやアウトドアシーンでの使用を前提として購入したい人も多いです。落としてしまったり、衝撃がかかったりするシーンも多いため、防水性と同時に耐衝撃性もチェックしておきましょう。
耐衝撃性は、1.5m以下で落とした衝撃に耐えられるものと1.5m以上で落とした衝撃に耐えられるものがあります。使用するシーンに応じた耐衝撃性のものを選びましょう。
NFCや通話機能などその他機能で選ぶ
IPX7の防水設計のため、プールや水の中に落としても大丈夫です。また、シリコン素材で傷やほこりからも守ります。
Bluetoothスピーカーは、iPod touchやウォークマンなどの携帯音楽プレーヤーやパソコンなどとペアリング(接続)して音楽を再生したり、スマートフォンと接続してハンズフリーで通話をしたりするためのものです。スピーカーと端末の両方にプロファイルという共通の通信規格が搭載されているとペアリングが可能です。
IT・家電ジャーナリスト
自分にぴったりの搭載機能から選ぼう
Bluetoothスピーカーとスマートフォンなどとのペアリングは決して難しいものではありませんが、NFC搭載モデルなら、NFC(近距離無線通信)規格に対応しているスマートフォンをタッチするだけで、かんたんにペアリングを済ませられます。
また、マイクを内蔵するモデルなら、ハンズフリー通話も可能です。スマートフォンの音楽を聴いている最中に電話がかかってきたらそのまま通話したいという人は、ハンズフリー通話機能を搭載しているモデルを選びましょう。
スピーカーの性能も気にしてみよう
高音質デジタルアンプ「S-Master」と、音声を圧縮する際に失われてしまう高音域補完技術「DSEE」を搭載。
オーディオ・ビジュアル評論家
防水性能の高い製品は音が悪い、という話は昔からありますが、これはあながち根拠のない噂話というわけではありません。
防水性能を重視するもののなかには、スピーカーユニットは音質よりも防水性能が優先される傾向があります。とりわけ水漏れを徹底排除した小型サイズのBluetoothスピーカーなどでは、低音域の音が出にくかったりします。
最新モデルのなかにはしっかりした防水性能を保ちつつも、良質なサウンドを楽しませてくれる製品も登場してきましたが、それらはまだまだ少数派になります。
音質のためにも、防水性能の確保は必要最低限にとどめましょう。
「音質」と「コスパ」に優れた製品を選ぼう! IT・家電ジャーナリストからアドバイス
IT・家電ジャーナリスト
スマートフォンなどの音楽を再生するスピーカーという観点だと重要なのは「音質」と「コストパフォーマンス」かと思います。しかし「防水Bluetoothスピーカー」となると、やはりまずは利用シーンを想定し、それに合う防水性能を選ぶのがポイントです。
積極的に海やプールなどアウトドアに持ち出して使ったり、お風呂の中で音楽を聴きたいといった場合には、IPX6やIPX7といった高い防水性能が必須になりますが、キッチンの近くに置いて聴くのが中心であれば、防滴性能でもじゅうぶんです。そのうえで、音質や機能などの面で絞り込んでいくといいでしょう。
防水Bluetoothスピーカーおすすめ9選 多機能モデルから高コスパモデルまで!
ここまで紹介した防水Bluetoothスピーカーの選び方をふまえて、IT・家電ジャーナリスト安蔵靖志選さんとオーディオ・ビジュアル評論家の野村ケンジさんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。さまざまなタイプの商品が並んでいますので、自分にとって使いやすい防水Bluetoothスピーカーを見つけてみてください。

SONY(ソニー)『SRS-XB32』

出典:Amazon
防水性能 | IP67 |
---|---|
コーデック | - |
ステレオ | - |
最大出力W数 | 30W(15W+15W) |
連続使用時間 | Standardモード:(約)24時間、EXTRABASSモード:(約)14時間 |
Bluetooth | Bluetooth4.2 |
耐衝撃性 | - |
大迫力の重低音を楽しめる
約48mm口径のフルレンジスピーカーユニットを2基搭載しつつ、低音を強化する「EXTRA BASS」モードを採用。サイズを超えた迫力の重低音サウンドが楽しめるモデル。
「従来機種に比べ開口率を約14%アップし中高域もよりクリアに」とメーカーがアピールするとおり、重低音だけでなく明朗快活なヴォーカルの歌声も楽しめます。
姉妹機としてサイズのひとまわり小柄な「SRS-XB22」もラインナップされていますが、低音の迫力に関してはこちらの方が一枚上手。重低音派にはこちらがおすすめです。
また、ヴォーカルの声の厚みや存在感の確かさも「SRS-XB32」のほうが良好で、よりパワフルな歌声が音楽を楽しく感じさせてくれます。

BOSE(ボーズ)『SoundLink Revolve Bluetooth speaker』

出典:Amazon
防水性能 | IPX4 |
---|---|
コーデック | SBC |
ステレオ | - |
最大出力W数 | - |
連続使用時間 | 12時間 |
Bluetooth | - |
耐衝撃性 | ○ |

ULTIMATE EARS(アルティメットイヤーズ)『MEGABOOM 3』

出典:Amazon
防水性能 | IP67 |
---|---|
コーデック | - |
ステレオ | - |
最大出力W数 | 90dBA |
連続使用時間 | 20時間 |
Bluetooth | - |
耐衝撃性 | - |
完全防水で水に浮くBluetoothスピーカー
円筒形ボディにファブリックカバーがあしらわれた、全方位Bluetoothスピーカーの元祖といえるULTIMATE EARS(アルティメットイヤーズ)「BOOM」シリーズの最新モデル。
標準サイズの「BOOM 3」と、大型の「MEGABOOM 3」の2タイプがラインナップされています。そのうち「MEGABOOM 3」は、フル充電で約20時間の連続再生が可能なほか、パーティスピーカーとしても活用できる大音量&迫力サウンドを持ち合わせています。
IP67相当の防塵・防水性能を確保し「最長30分間、水に完全に浸した状態でも問題なく動作する」とのこと。また、何千回ものボタン押下や転倒試験、複数回の落下テストなど、25種類以上の耐久テストもクリア。
開発者と会った際に目の前で製品を床にぶつけたり水槽に投げ込んだりしていたので、丈夫さについて大いに自信を持っているようです。
浜辺など屋外のパーティ用スピーカーとしてもおすすめ。

BOSE(ボーズ)『SOUNDWEAR COMPANION SPEAKER』

出典:Amazon
防水性能 | IPX4 |
---|---|
コーデック | SBC |
ステレオ | - |
最大出力W数 | - |
連続使用時間 | 12時間 |
Bluetooth | - |
耐衝撃性 | - |

SONY(ソニー)『SRS-XB12』

出典:Amazon
防水性能 | IP67 |
---|---|
コーデック | - |
ステレオ | - |
最大出力W数 | 5W |
連続使用時間 | (約)16時間 |
Bluetooth | Bluetooth4.2 |
耐衝撃性 | - |
コンパクトボディながら約16時間の再生時間を確保
どんな場所でも手軽に持ち運べるコンパクトサイズを採用。同時に、IP67相当の防水性能を持ち合わせているため、キッチンやバスルーム、プールに海岸など、さまざまな場所で音楽を楽しむことができます。
また、ここまでの小柄さながらも、4.5時間の充電で約16時間音楽再生ができるバッテリーライフを確保していますので、キャンプや旅行などの際にも大いに活躍してくれそうです。
ちなみに、付属しているストラップを活用することで、「SRS-XB12」を木に引っ掛けるなど、なかなか便利な利用ができる点も魅力となっています。
いつでも何処でも使える小柄なBluetoothスピーカーが欲しい、という人に。

HNB(ホノベ電機)『Bluetoothスピーカー ”炎音”(HNB-RS1)』

出典:Amazon
防水性能 | IPX5 |
---|---|
コーデック | - |
ステレオ | - |
最大出力W数 | 6W |
連続使用時間 | スピーカーのみ:(約)7時間(音量60%時)、炎ライト+スピーカー:(約)5時間(音量60%時) |
Bluetooth | Bluetooth4.2 |
耐衝撃性 | - |
キャンプにピッタリのランプ形スピーカー
ランタンのような外観に、揺れる炎のランプがレイアウトされたBluetoothスピーカー。
スピーカーユニットは小型のものが採用されているため、大迫力のサウンドは望めないものの、ランプ然とした照明と合わせて、雰囲気の良いBGMサウンドが楽しめます。
バッテリー持続時間は、ランプだけだと約20時間持ちますが、音楽も一緒に聴くと約5時間(音量60%時)となってしまうため、メインはランプとして活用し、時々スピーカーをオンにして活用する、という楽しみ方がよさそうです。
IPX5の防滴性能を持ち合わせています。キャンプにピッタリの雰囲気良いスピーカーが欲しい、という人におすすめしたい製品です。
JAM Audio(ジャムオーディオ)『CHILL OUT』

出典:Amazon
防水性能 | IP67 |
---|---|
コーデック | SBC |
ステレオ | - |
最大出力W数 | 3W |
連続使用時間 | 約8時間 |
Bluetooth | 4.2 |
耐衝撃性 | - |
SONY(ソニー)『ワイヤレスポータブルスピーカー(SRS-XB01)』

出典:Amazon
防水性能 | IPX5 |
---|---|
コーデック | SBC |
ステレオ | - |
最大出力W数 | 3W |
連続使用時間 | 約6時間 |
Bluetooth | 4.2 |
耐衝撃性 | - |
Anker(アンカー)『Soundcore Icon Mini』

出典:Amazon
防水性能 | IP67 |
---|---|
コーデック | SBC |
ステレオ | - |
最大出力W数 | 3W |
連続使用時間 | 約8時間 |
Bluetooth | 4.2 |
耐衝撃性 | - |
防水Bluetoothスピーカー9選 防水性能IPX7相当! お風呂でも使用可能
湿度の高い浴室内は精密機器にとっては過酷な環境です。また、万が一の故障や感電事故などを防ぐためにも、お風呂内で使うBluetoothはできるだけ防水性能の高いものを選ぶ必要があります。ここではお風呂内で使っても支障がないほどのすぐれた防水性能を有するBluetoothスピーカーを紹介します。

JBL(ジェイビーエル)『CLIP 3』

出典:Amazon
防水性能 | IPX7 |
---|---|
コーデック | - |
ステレオ | - |
最大出力W数 | 3.3W |
連続使用時間 | (約)10時間 |
Bluetooth | Bluetooth4.1 |
耐衝撃性 | - |
カラビナ(クリップ)採用でどこでも音楽を楽しめる
40mm径フルレンジスピーカーとパッシブラジエーターを組み合わせることで、コンパクトなボディサイズながらメリハリのしっかりした良質なサウンドを楽しむことができるBluetoothスピーカーです。
本体にはビルトインカラビナ(クリップ)が付属し、デイパックやベルトストラップなど、さまざまな場所に取り付けて“移動しながら”音楽を楽しむことも可能となっています。
また、IPX7の防水性能も採用されているので、プールサイドなどでも大いに活躍させることができます。まさに、バカンスにピッタリの1台といえます。
また、約10時間のバッテリーライフも確保されていますので、キャンプや旅行、長時間ドライブなどで音楽を楽しみたい人におすすめです。

Harman Kardon(ハーマンカードン)『Onyx Studio 6』

出典:Amazon
防水性能 | IPX7 |
---|---|
コーデック | - |
ステレオ | - |
最大出力W数 | 50W |
連続使用時間 | (約)8時間 |
Bluetooth | Bluetooth4.2 |
耐衝撃性 | - |

SONY(ソニー)『SRS-XB31』

出典:Amazon
防水性能 | IPX7 |
---|---|
コーデック | SBC/AAC/LDAC |
ステレオ | ○ |
最大出力W数 | 30W(15W+15W) |
連続使用時間 | 約24時間 |
Bluetooth | 4.2 |
耐衝撃性 | ○ |
パワフルな重低音が特徴のEXTRA BASS搭載
約48mm口径のフルレンジスピーカーユニット2基だけではなく、低音を増幅させるパッシブラジエーターを前後に2基搭載したデュアル・パッシブラジエーター方式で、パワフルな重低音を実現したモデルです。
独自の高音質デジタルアンプ「S-Master」を搭載。また、音声を圧縮する際に失われてしまう高音域を補完する「DSEE」などの高音質化技術も搭載しています。さらに、低音を強化する「EXTRA BASS」モードも搭載されています。
音声コーデックはSBC、AACに加えてソニーが開発したLDACにも対応。約24時間の連続再生に対応するバッテリー駆動時間の長さや、IP67の防水・防じん性能も魅力です。

JBL(ジェービーエル)『FLIP 4』

出典:Amazon
防水性能 | IPX7 |
---|---|
コーデック | SBC |
ステレオ | - |
最大出力W数 | 2×8W |
連続使用時間 | 12時間 |
Bluetooth | 4.2 |
耐衝撃性 | 〇 |
複数台接続などさまざまな機能を楽しめる
IPX7の防水性能を実現した、比較的コストパフォーマンスの高い防水Bluetoothスピーカーです。
約40mm口径のフルレンジスピーカーを2基とパッシブラジエーターを搭載しますが、モノラル再生タイプとなっています。ただし、JBL独自の「JBLコネクトプラス」機能を搭載しているので、2台以上を同時に接続して、家中で同じ音楽を楽しむといった使い方ができます。
2台のFLIP4を左チャンネル用と右チャンネル用に設定すれば、ステレオ再生することも可能です。バッテリー駆動時間も約12時間とじゅうぶん。ハンズフリー通話機能に加えて、SiriやGoogle Nowを利用した音声操作にも対応しています。

JBL(ジェイビーエル)『FLIP 5』

出典:Amazon
防水性能 | IPX7 |
---|---|
コーデック | - |
ステレオ | - |
最大出力W数 | - |
連続使用時間 | (約)12時間 |
Bluetooth | Bluetooth4.2 |
耐衝撃性 | - |
何処でも使える手頃なサイズと防水性能
IPX7の防水性能を持つ、JBLの定番Bluetoothスピーカー「FLIP」シリーズの最新モデル。
500mlのペットボトル相当のスマートな本体は置く場所を選ばず、それでいて約12時間の連続再生が可能となっています。
新モデルでは、Bluetoothワイヤレスの接続安定性を向上させたほか、豊富なカラーバリエーションも取り揃えています。特におすすめのポイントが、そのサウンドです。
それほど大きくはないサイズ感にもかかわらず、パワフルな低音を持った迫力のサウンドを楽しませてくれます。
さまざまな場所に持ち運びして楽しみたいので、手頃なサイズの製品が欲しい、でも音には妥協したくない、という人におすすめです。

JBL(ジェービーエル)『PULSE3』

出典:Amazon
防水性能 | IPX7 |
---|---|
コーデック | SBC |
ステレオ | - |
最大出力W数 | 20W |
連続使用時間 | 12時間 |
Bluetooth | 4.2 |
耐衝撃性 | - |
音楽とともにイルミネーションを楽しめる
本体上部にマルチカラーLEDを搭載し、カラフルなイルミネーションを楽しめるIPX7対応の360度スピーカーです。お風呂に入りながらスピーカーの光だけで幻想的な空間を演出したり、プールサイドに置いて音と光を味わったりするのも楽しそうです。
ウェーブ、ジェット、エクスプロージョン、イコライザー、レイブ、レインボー、ファイアーという7種類のイルミネーションテーマを内蔵していますが、スマートフォンアプリを使って明かりをカスタマイズすることも可能です。
約12時間の連続再生が可能で、ハンズフリー通話に加えて、SiriやGoogle Nowを利用した音声操作にも対応しています。
JBL(ジェービーエル)『ポータブルBluetoothスピーカーBOOMBOX(JBLBOOMBOXBLKJN)』

出典:Amazon
防水性能 | IPX7 |
---|---|
コーデック | SBC |
ステレオ | ○ |
最大出力W数 | 30W×2(AC 電源で動作時)、20W×2(内蔵電池で動作時) |
連続使用時間 | 24時間 |
Bluetooth | 4.2 |
耐衝撃性 | - |
Ultimate Ears(アルティメット・イヤーズ)『UE MEGABOOM WS900』

出典:Amazon
防水性能 | IPX7 |
---|---|
コーデック | SBC |
ステレオ | ○ |
最大出力W数 | 18W×2 |
連続使用時間 | 最大20時間 |
Bluetooth | - |
耐衝撃性 | - |
Bose(ボーズ)『SoundLink Micro Bluetooth speaker』

出典:Amazon
防水性能 | IPX7 |
---|---|
コーデック | SBC |
ステレオ | ○ |
最大出力W数 | - |
連続使用時間 | 約6時間 |
Bluetooth | - |
耐衝撃性 | ○ |
防水Bluetoothスピーカーおすすめ5選 ネットの口コミ・評判をもとに編集部が厳選!
Tribit(トリビット)『XSound Go Bluetooth ワイヤレス スピーカー』
















出典:Amazon
防水性能 | IPX7 |
---|---|
コーデック | - |
ステレオ | 有 |
最大出力W数 | 12W(6W×6W) |
連続使用時間 | 24時間 |
Bluetooth | Bluetooth5.0 |
耐衝撃性 | - |
どこでも高音質ステレオサウンドが楽しめる
海外で人気の高い「Tribit」というブランドの商品です。最大の特徴は音質の高さ。大音量で聴いても音割れすることなく、低音から高音までクリアに再生します。また、低音を強化する先端技術を採用しているため、ライブ会場のような臨場感を味わえます。
IPX7の完全防水で、1mの水中に30分間入れても影響なし。キッチンやお風呂はもちろん、海やプールなど、水がある環境で音楽を聴くのに最適です。汚れたら水洗いできるというメリットもあります。ほかにも、24時間再生可能な4,400mAhの大容量バッテリー、Bluetooth5.0に対応するなど、3,000円台とは思えないクオリティです。
サンワダイレクト『ウェアラブルネックスピーカー(400-SP090)』


















出典:Amazon
防水性能 | IPX5 |
---|---|
コーデック | SBC/apt-X /apt-X HD/apt-X Low Latency |
ステレオ | 有 |
最大出力W数 | 5W(2.5W×2.5W) |
連続使用時間 | 約11時間 |
Bluetooth | Bluetooth5.0 |
耐衝撃性 | - |
イヤホンなしでストレスフリー!肩のせが新しい
イヤホンで長時間音楽を聴いていていて耳が痛くなる、そんなイヤホンの圧迫から解放してくれるのが、肩にのせるだけのウェアラブルスピーカー。ネック部はやわらかいシリコン製で175gと軽量なので、長時間の装着でも首に負担がかからず快適です。スピーカーユニットは、音声が適切に耳に届くように位置と角度にこだわっており、小音量でも迫力たっぷりのサウンドが楽しめます。
IPX5防滴仕様なので、運動中やキッチンでの料理中に使うぶんには濡れてダメになる心配はありません。低遅延apt-X Low Latency対応の新機能が加わって、テレビなどに接続したときに音ズレが起きにくいのも魅力です。
JBL(ジェイビーエル)『JBL GO 3 Bluetooth スピーカー(JBLGO3)』
















出典:Amazon
防水性能 | IP67 |
---|---|
コーデック | - |
ステレオ | - |
最大出力W数 | 4.2W |
連続使用時間 | 最大5時間 |
Bluetooth | Bluetooth5.1 |
耐衝撃性 | - |
ファッションにマッチするファブリック仕様
2015年の発売以来、世界各国で愛用されている大人気モデルの「JBL GO」シリーズ。特徴であるコンパクトサイズはそのままに、音質から外観までフルリニューアルしたのがこの「JBL GO 3」です。ボディの全周がファブリック素材で、サイドにはストラップが付いています。
カラーバリエーションが豊富なので、好きな色を選んで、カラビナなどでバッグに付けてファッションの一部として取り入れてもおしゃれです。防水機能に加え、防塵機能も搭載しているので、砂埃が気になる屋外などでも安心して使えます。Bluetooth5.1にバージョンアップ。約2.5時間の充電で、最大約5時間の連続再生が可能です。
40s(フォーティーズ)『Bluetooth スピーカー(HW1)』


















出典:Amazon
防水性能 | IPX7 |
---|---|
コーデック | - |
ステレオ | 有 |
最大出力W数 | 16W(8W×8W) |
連続使用時間 | 最大24時間 |
Bluetooth | Bluetooth4.2 |
耐衝撃性 | 有 |
DENON(デノン)『Envaya Pocket(DSB50BT)』












出典:Amazon
防水性能 | IP67 |
---|---|
コーデック | SBC/AAC/aptX Low Latency |
ステレオ | 有 |
最大出力W数 | 11W(5.5W+5.5W) |
連続使用時間 | 10時間 |
Bluetooth | Bluetooth4.2 |
耐衝撃性 | - |
ボディサイズを超えたパワフルサウンド
コンパクトボディと高音質を両立させたDENONの「Envaya」シリーズ中、最小最軽量モデルです。IP67の防水・防塵機能、高音質・低遅延のBluetoothコーデック aptX Low Latency対応など、あったらいいなと思う機能は各モデル共通となっています。
バッテリーのもちは同シリーズの2モデルに劣りますが、それでも最大10時間再生可能なので、持ち運びを考えるなら断然おすすめ。Bluetoothペアリング機能により、初めて電源を入れたときに自動でスマホと接続できる手軽さも嬉しいですね。カラーはシンプルなブラックのほかに、縞模様が個性的なブラック/グレーもあります。
「防水Bluetoothスピーカー」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 防水Bluetoothスピーカーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの防水Bluetoothスピーカーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【関連記事】防水Bluetoothスピーカーに関するその他商品
大きめの製品ほど低音が出る! オーディオ・ビジュアル評論家からアドバイス
IP67の粉塵・防水性をもつ、30分は水に浸しても大丈夫な水に浮くスピーカー。全方位スピーカなので、屋内や屋外にもピッタリ。
オーディオ・ビジュアル評論家
屋外メインの場合は本体が大型の製品を選ぼう
防水Bluetoothスピーカーにとってメインの活用場所といえば、キッチンやバスルームもありますが、ほとんどの人が屋外での使用を想定していることでしょう。そういった、広い空間でBluetoothスピーカーを活用したい場合は、本体サイズがやや大きめの製品を選びましょう。
というのも、屋外では低音の響きが弱まるため、思っていた以上に迫力の無いサウンドになってしまうからです。これは、周りの騒音にスピーカーの低音が消されてしまうためですが、常に屋外ではこういった状況が想像できるため、アルティメットイヤーズであれば「BOOM 3」よりも「MEGABOOM 3」を推薦しているように、多少大きな本体サイズの製品を選びましょう。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(制作協力:山岡光、掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2020/10/15 コンテンツ追加・修正のため記事を更新しました。(制作協力:tsuge-line、掲載:マイナビおすすめナビ編集部 名原広雄)
一般財団法人 家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout オーディオプレーヤー、スピーカーなどのガイドを務める。 日経BP社『日経ネットナビ』『日経ネットブレーン』『デジタルARENA』『日経トレンディネット』などを経てフリーに。 デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。 KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」に出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの構成などにも携わっている。